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2009年3月30日 (月)

昔の人はすごかった

 昨日は仕事の後、夕方になって八海山にもどりました。なにしろ、八海山は今シーズン最終日だったので、恒例の打ち上げ宴会があったんです。ペンションYの常連さん達は、何を置いてもこの日には集結します。例え昼間仕事があって滑れなかったとしても、夜の宴会のためにやってきます。

 今年もこの宴会で八海山のシーズンを締めくくることが出来ました。今シーズンは雪が少ないのにケガ人が多い変な年でした。お互いの無事を確認してちょっとしみじみしたりして。まあ、最後は、わけの判らないほど酔っ払ってドンチャン騒ぎだったんですが。~o~;;

 宴会明けの今日は、ゆっくり起き出してかぐらへ滑りに行きました。かぐらは、この二、三日寒くなって雪が降ったこともあって真冬の眺めでした。田代湖なんて、まだほとんど凍ってます。積雪量も去年ほどではありませんが、十分にあります。

 まだそれほどコブはついていないだろうと思い、F社の180cmのGS板を持っていったのですが、やっぱ、オールラウンドに使うということになると、R=21の競技板はイマイチですかねえ。硬い整地なら良いのですが、新雪の半ばクサッた荒地ではエッジがもぐってどうにもならなかったし、わずかについていたコブでも長さを持て余してしまいました。

 板がこれじゃあしょうがないかなあと思う一方、昔の八海山のイントラさん達なんて、2mの競技板履いて、八海山のコブ斜面や新雪を自由自在に滑ってたんですからねえ・・・。うーむ、昔の人はエラかったってことですか。~o~;;;;

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2009年3月28日 (土)

夢のあと、ノギク

 今日は久しぶりに苗場に行ってきました。六日町のスキーショップ「クレブ」さんが試乗会を催していたので。

 土曜の苗場ということで、大混雑を予想していたのですが、それほどでもありませんでした。湯沢から登る途中で見たみつまたかぐらの駐車場は満車だったので、雪不足の心配から人がかぐらへ流れたのかもしれません。

 しかし、にもかかわらず、苗場のコンディションは悪くありませんでした。ホテル前ゲレンデの一部にちょっと雪の薄い所はあったけど、筍山にパウダー残ってたし、男子リーゼン女子リーゼンも全く問題ありませんでした。

 試乗会自体は、皆川賢太郎キャンプを同時開催していたため、レーシングモデルに人気が集中して、普通の試乗会とはちょっと違う雰囲気。オガサカよりAtomicやFischerに人気が集中する試乗会も珍しいかな。~o~

 そんな中、菅平の試乗会で好感触だったAtomic選手用GSを試してみたのですが、うーーーむ。丁度、試乗したのが、雪が緩みキョロ雪になるタイミングだったこともあって、ちょっと微妙でした。やはり、菅平の硬い雪のようにはいかないってことでしょうかねえ。それに対して、Fischerの選手用GSがドッシリ安定してなかなか好感触。トップに穴の開いた新構造が、ゲレンデの荒れによる振動を上手く吸収したのかもしれません。

 新雪が残っていたのでファットもちょっとだけ試乗したのですが、VolklのGotamaってなかなか良いです。センター106のクセに整地でもグリップ感あって元気なので。まあ、ファットとしてはちょっと元気過ぎるかも知れないけど。

 などなど、昼飯も食わずに試乗して、夢のように浮世離れした時間を過ごしました。八海山に帰ってみると、八海山はクローズド前夜。常連さん達が名残を惜しんで集まってきていました。その常連さん達とも別れを告げて、浦佐へ。明日の午前中は東京で仕事です。今夜のうちに帰京せねばなりません。新幹線の時間まで、浦佐の名居酒屋「ノギク」で夕食でした。

 浦佐スキー場が三月の早い時期にクローズドしてしまったため、ノギクはジモティオンリーでした。この時期ならではのふきのとうの天ぷらをいただきました。熱燗を二合、締めにノギクのオーソドックスタイプの醤油ラーメンをいただいて、駅へ。

 春の雪舞う浦佐の夜道は、真っ暗で人通りもありません。雪のある年なら、この時期の浦佐の土曜夜はスキー客でもっと賑わっているでしょうにと思うと、「♪兵どもが夢のあと」とつい口をついて出てきます。ここでは、地球温暖化は町の存亡に関わる問題なんですが、都会の人にはピンと来ないでしょうねえ。

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2009年3月27日 (金)

八海山堪能

 昨日に続いて八海山は冬でした。昨夜はそれほど降らなかったのですが、朝方から降り続き、ゲレンデ上部は15~20cmほどの新雪。昨日の積雪と合わせて、チャンピオンコースのコブはほぼ埋まっていたし、エキスパートコースのコブも、ちょうど滑りごろに埋まっていました。

 そんな中、なにしろお客さんが少なかったので、新雪の八海山を堪能しちゃいました。ノートラック食いまくりです。八海山のノートラックをこんなに食ったのは、何年ぶりだろうってくらい。なにしろ、ロープウェイ下なんて、我々の行った時は、まだ誰一人入ってない状態でしたからねえ。

 ペンションYの常連さん数人で第三リフトをグルグル回ったのですが、一日掛かってノートラックを食い尽くしました。さすがにこの時期の新雪なのでそれほど軽くはありませんが、まあ贅沢は言えません。

 コブ好きK嬢も来ていました。K嬢はこういう重い新雪には無類に強い・・・はずだったのですが、今日、驚くべき弱点が明らかになりました。なんと、K嬢は新雪の中での小回りがまるで出来なかったんです。

 もともとあまり小回りは上手くないのですが、それでも整地小回りはかなり上達しました。コブの小回りもイイ線いってます。でも、なぜか新雪の中で小回りしようとするとコケまくり。今まで、新雪では大回りしかしていなかったって言うんです。でも、林の中にも喜んで入ってたはずなんですけど・・・。~o~;;;;

 林の中を大回りだけで滑るって・・・、どうやってやるんでしょう。全く理解不能です。さすがにK嬢は人間の規格から外れてるなぁー。~o~ ~O~ 

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2009年3月26日 (木)

冬の勝利

 今日の八海山は、雪という予報に反して朝のうち晴れました。しかも、昨夜降った軽い雪が10cmほど積もり、かなり良いコンディションでした。まあ、昨日ほどゲレンデ整備が良くなかったし、少し雪が柔らか過ぎたので、林間コースの快感度はそれほど高くなかったのですが、なんせお客さん少なく、ノートラックが何時までも残っています。かなり楽しめました。天気は良いし~。

 と思っていたら、昼少し前から真っ黒い雲が広がり風が冷たくなって、いかにも降りそう。これはもしかして来るかと期待しながら昼食に入ったら、昼飯を食っている間に、本当に来ました、冬!それもかなり強烈な真冬です。

 どうも、春と冬の綱引きは、今日に関しては冬の圧勝。午後のゲレンデの寒さときたら、本当に真冬でした。雪もドカドカ降り、昼食の間に午前中のシュプールがどんどん消えていきます。午後は、林間コースでさえもノートラック状態でした。チャンピオンもロープウェイ下も、深くはないけれど、バフバフのノートラックを楽しめました。

 おまけにお客さんが極端に少ないので、ロープウェイ下など、一本滑って上ってきても、自分達のシュプール以外ついてなかったりして。あはははは。パウダー独占!~o~ ~O~

 こんな日があるから八海山の常連は止められません。雪は現在、小降りながら降り続いています。明日はさて、どうなっていることか。冬、頑張れ~~~。~o~

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2009年3月25日 (水)

春は名のみか雪の痛さよ

 昨日はマンションの配水管清掃の日だったため東京に戻っていました。清掃の人に入室してもらうため、少し部屋を掃除。台所まわりだけとりあえずキレイになりましたが、清掃してもらうために掃除ってのも、なんだかな~。~o~;;;

 昨夜のうちに八海山へ帰ってきましたが、八海山は寒さが続いていてくれました。今朝、ロープウェイで上ってみると、林間コースは雪が硬く締まっています。しかも、八海山にしては驚くほどキレイにピステンが掛かっていて(つまり普通の圧雪されたゲレンデで)、滑り易い!朝の八海山で、段差も凸凹もゴロゴロ雪も心配せずに大回り出きるなんて!~o~;;;;;;

 気温も上がらず、お客さんも少なかったため、昼過ぎまでずっと最高のバーンコンディションでした。この時期にこんなに滑り易い八海山はちょっと信じられません。真冬でもなかなかこうはならないのに・・・。ほぼ一日中、気持ち良ーく大回り出来ました。

 今日は、三年ほど前まで使っていたF社のR=21のGS板を持ち出してみたのですが、驚いたことにまだ使えます。三年前ほどではありませんが、まだまだビンビン走ってくれます。さらに驚いたのは、使いやすいと感じたこと。やっぱ、この二年ほどR=23でトレーニングしているからですかねえ。二年前には、R=21以上は扱い難いって悩んでたんですけどね。~o~;;

 いろんなタイプの板を履くことでテクニックの幅が広がるというのは、前々からの持論だったんですが、図らずも自分の身体で実証しちゃったのかもしれません。

 午後三時頃からガスが出て、雪が降り出しました。雪というよりアラレです。滑っていると顔がイタイイタイ。とても、我慢出来たもんじゃありません。早々に退散することにして、ロープウェイを下りてみると、セパレートコースの下までは完全に雪でしたが、下界はミゾレ交じりの雨でした。今もペンションYの周辺は雨が降り続いています。ゲレンデ上部はきっと現在も雪でしょう。

 さて、明日のゲレンデは「春」なのやら「冬」なのやら。~o~

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2009年3月23日 (月)

終わりつつある日々終わりを拒む日

 ナビスコの後、八海山に帰って来ると、雪がまた無くなってます。一昨日はセパレートAが閉鎖になったもののまだ滑って下まで下りてこられたのですが、昨日一日、ロープウェイが止まるほど暖かい強風が吹いて、とうとう今日は第一リフトも営業終了。ロープウェイで上がって上だけ営業ということになりました。

 シーズンはどんどん終わりつつあります。ワタシ自身、今週予定されていた八方尾根のスーパーG大会が中止になったので、ナビスコの終了をもって今シーズンの大会は終了。残されたイベントはいくつかの試乗会だけです。

 検定等も終わりつつあります。八海山SSも土曜に今シーズン最後の検定がありました。コブ好きK嬢、今シーズン二度目の一級挑戦だったのですが・・・うーむ、一級ってこんなに難しかったかぁ~。~o~;;;;

 今回はK嬢の実力のだいたい八割ほどは出せたので、まあ、楽に受かるだろうと高をくくっていたのですが・・・、どういうわけなのか今度ばかりは理解できません。どうも、今シーズンの八海山SSの一級検定は、異常に厳しくなっているという噂です。

 何かの事情があるのかもしれませんが、検定の難度が一定しないのでは、顧客の信頼を失いかねないんですが・・・。超難しいなら難しいで一定していれば、八方尾根のようにソレを目当てに来るお客さんもいるんですけど、八海山SSはこのところやや簡単になっていたんで。今更、急にむやみに難度を上げても・・・。土曜に八海山で落ちた受験生が日曜に他へ行って取ってきたなどという話も耳にしました。うーーむ。

 結果が出た後、ウサ晴らしにエキスパートのコブをK嬢と一緒に大回りしました。K嬢はリフトから歓声が上がるような大爆裂もやりますが、だんだん滑りが安定してきています。これだけ安定してコブパラの出来るスキーヤーに対して、「ポジションが悪い」というのは筋が通らない話です。一体何のためのポジションなのか説明がつきません。

 まあ、K嬢の上達のためには、ここで壁に当たっとくのが良いと思うので、師匠としては落ちること自体は却って好都合なんですけどね。~o~;;

 今日は、ロープウェイで上がって上だけの営業でした。しかし・・・寒い。小雪もチラつくし、一日中、全くの冬。バーンもこの時期の八海山にしては異常に硬く締まって悪くない雪でした。そんな中、ペンションY常連さん達とかっ飛ばしの一日を過ごしました。今週は、雪が降るという天気予報です。シーズンの終わりを拒否するかのような最後の冬型です。さて、どこまで頑張ってくれるのやら。

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2009年3月20日 (金)

タイムトンネルの向こう、幻のコザック

 万座温泉に行ってきました。万座に行ったのは、実に22~3年ぶりです。

 万座温泉に続く有料道路を走りながら、この間来た時のことを思い出していました。この間来た時、ワタシゃ確か20代です。初代シティターボの中古車に乗っていました。泊まった記憶がないので、日帰りのはずです。しっかし、万座に日帰りかよ。当時は出来たんだよなぁ、そんなコト。

 ホイチョイプロダクションの当時の名著『ゲレンデミシュラン』には、万座は、有料道路を走って行くと徐々にスキー場が近づいてくるのが判り、ああスキーに来たんだという気分が高まってきてイイ、などという意味のことが書いてあったと思います。あの「わたスキ」前夜の頃の話です。

 そんなことを思い出しながら、有料道路のワインディングロードを登っていくと、なんだか、タイムトンネルの向こうの自分に会いに来たような錯覚に陥ります。最後の坂を下って日帰り駐車場のカーブを曲がると、ぷーんと硫黄の匂い。ああ、こうだったこうだった。

 宿は万座プリンスに取りました。昔は、ココ、憧れの宿だったんです。泊まれなかったんですよねえ。当時、お金なかったし、混んでて予約取りにくかったし。それにしても良い宿です、万座プリンス。プリンス系の中でも接客態度良いし、品があるし。あー、贅沢させてもらってるなぁって気になります。~o~

 今日は、ナビスコカップという草技術選でした。ナビスコカップは今年で三回目という歴史の浅い大会です。ワタシも初出場でした。プリンス前のゲレンデに大きなウェーブを四つ作ったコートはまるで全日本技術選さながらです。仮装で滑る人もいたりしてちょっとお祭り的なノリもありますが、ずいぶんレベルの高い人も参加している模様。

 最初の種目はコブでした。大会のお祭り的なノリに誘われて、このコブ種目は、チャンスがあったら得意技コザックを決めてやろうと意気込んで臨んだのですが、エア出来るようなコブがなく、普通に真面目に滑っちゃいましたー。得点は良かったんだけど、それだけが心残り。~o~;;

 二種目目はウェーブ中回り。今度こそウェーブでコザック!などと良からぬことを考えていたのですが、中回りをしながらエアに入るのはどう考えても難度が高すぎます。アレコレ迷った末、えーい真面目に滑っちゃおうとスタートしたら、最後のウェーブでコケちゃいました。うわー、みっともねー。

 最終種目、ウェーブ大回り。もう一回コケてるし、開き直ってコザックしちゃおうと心に決め、スタート直前までそのつもりだったのですが、大回りしながらエアに入るのは、どう考えても無理があります。ギリギリまでエアの出来るコブ板を履いてウェーブを飛ぶタイミングを計ったのですが、ダメだなぁ、こりゃ。

 仕方なくエアを断念。板を大回り板に履き替えて、気持ちも真面目な滑りに切り替えたら、今度は何故だか上手く滑れちゃいました。自分でも考えていなかったほどの高得点。結局、年齢別のクラスでは、自分で言うのもナンですが、ブッチギって優勝しちゃいました。全クラス通しても四位。上にいるのは20代の若者三人だけでした。

 表彰式の後、ジャッジに来ていた飲み友達のSデモに、「大回りはウェーブにピタリと板を張り付かせてきて、出場者の中でも一番良かった」とのお言葉をいただきました。表彰状よりもメダルよりも、この言葉は嬉しかったなぁ。いただいた賞金の次くらいに嬉しかった。~o~;;

 あー、コザックしなくて良かったっ!~o~;;;;;

 でも、来年出る時は、是非、コブでコザック!と心に決めて万座を後にしたのでした。~o~ 

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2009年3月19日 (木)

ボーイズ、トリコに火を放ってくれ

 一昨日は結局、あのままの雪質だったとか。ゲレンデに出ているスキーヤー全員が、悪戦苦闘する中、今年も全日本に出場した某アルペンのカリスマ店員かつ八海山SSの(もう若くない)若大将、Yさんだけは、普段と変わらない(ように見える)滑りをしていたそうです。さすがっ!

 イヤハヤ、全日本もああいう雪質だったらねえ・・・。~o~

 昨日の八海山は、快晴。暖かくなって、すっかり春雪でした。午前中だけ滑って帰京。夜は町田で仕事だったんですが、いやー、東京はとんでもない花粉ヂゴク。鼻がつまってしまってマトモにしゃべれません。

 以前も書いたけど、この花粉症ってヤツは本当に人災です。政治の無策です。確か某都知事は、選挙の時「花粉症対策」って言ってたような気がするんですが、忘れてるんでしょうかねえ、都民にとっちゃあどーでも良いオリンピック招致とかに夢中でっ。

 都民の健康なんかより、自分が目立つ、名を残す方を選ぶというのは、まあ、あの人らしい選択なんで、仕方ないと言えばそれまでですが、誰か行動を起こしてくれませんかねえ。本当に杉林に火を放つ人がいてもおかしくないんじゃないだろうか、とこんな日は思ってしまいます。まあ、そこまで考えるのは、年間に、二日か三日なんですけどね。~o~;;

 そんな思いをしてようやく授業終了。今年度の仕事は全て終わりました。今日、新年度教材の校正を出したら、後は、春期講習まで仕事はありません。さあ、出掛けるぞー。明日は万座温泉でナビスコカップという草技術選です。

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2009年3月17日 (火)

本物の田舎のスキーの顛末

 今朝、雷鳴で目覚めました。何事かと思ってペンションYの部屋のカーテンを開けると、ドカドカと雪が降っています。昨夜は月が出ていたのに・・・、信じられない。

 水道の蛇口をフルオープンにしたようなドカ雪は食事の間降り続きました。うわー、今日はどうなることかと思ったのですが、一時間経たないうちに・・・、誰か蛇口を閉めたんでしょうねえ。ピタッと降り止んでしまいましたぁー。~o~;;;;

 ゲレンデへ上がってみると、下部はうっすら積もっているだけなのですが、ロープウェイを上がった上部は約10cmほどの積雪。朝降ったものなのでしょう。しかし、これがお、重ひぃ~~。おまけにメインコースの林間コースはほとんど踏み荒らされていて、片栗粉かベーキングパウダーを捏ねそこなったような状態。重い雪には慣れているはずの八海山常連達も、苦笑いするしかない惨状でした。

 しかし、八海山SSのイントラさん達は、何事もないかのようにレッスンしています。イントラさんってこういう時、気の毒です。どんな雪でも必要なバリエーショントレーニングはせざるを得ないし、バランスを崩したりして生徒さんに醜態を見せるわけにはいかないし。

 まあ、そんな雪でも午前中は雪だまりを跳ね飛ばしながらなんとか滑りました。昼食時、たまにはレストランアリエスカに入ろうかとセパレートコースを下りました。本当は巻き道のらくらくコースを行っても良かったのですが、セパレートはあまり人が入っていなくてノートラック残ってるみたいだし、えーい行っちゃえーい。~o~

 ノートラック斜面を滑り出して、最初の1ターンで早くも死ぬほど後悔しました。やはり10cmほどの新雪なのですが、く、く、くそ重~~~。一旦乗り込んだ外足は全くピクリとも動いてくれず、足踏みしてようやくターン。ここまで重いのは久しぶりだなー。

 ところが、ペンションY常連でバックカントリースキーヤーのAさんは、「こういうのバックカントリーじゃよくあるよ」と言って、すいすい滑って行きます。ナルホドねぇ。慣れるってことはすごい!

 ところで、バックカントリースキーで思い出したのですが、NZの某へリスキーの日本語のパンフレットには、「○○ヘリスキーでは本物の田舎のスキーを楽しんでいただけます」なんて書いてあります。どうやら、Backcountryをそのまま「田舎」って直訳しちゃったらしひ。~o~ ~O~

 いや、まあ、確かにBackcountry は、辞書を引けば「辺境、辺鄙な土地、山奥」なんて乗ってますけどねえ。訳しちゃダメな言葉もあるってことでしょうねえ。

 閑話休題。クソ重い「田舎のスキー」もどきをどうにかこなして、昼食。午後、「少しは雪も良くなってるだろー。アレ以上悪くなるって考えられないモン」なんて言いながら、ロープウェイを上がってみたのですが・・・。午後はもー考えられないほど最悪の雪でした。~o~;;

 今朝降った雪が中途半端に融けて滑らない雪になる一方、他人の滑ったシュプールの上はやたらに滑走性が良く、1mごとに板が止まったり走ったり。怖くてターンになりません。こんな林間コースは、長いこと八海山を滑っているワタシも記憶がありません。本当におっかなびっくり一本下りて、急いで「出稼ぎ」に行きました。後はどうなったことやら・・・。~o~;;;;;

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2009年3月15日 (日)

そこそこ天国ぼちぼち地獄

 一昨日は夜の仕事が終わってから八海山に車を走らせたのですが、六日町につくとどうも様子が変です。夜目にも道路脇に雪のないのが判ります。変だなあと車の温度計を見たら、14.5度ですとぉー。夜中の12時ですヨ。

 どうやら、八海山は猛烈な南風が吹いた模様。一気に雪が融けたのでした。おまけに昨日は朝起きると、ペンションの周りは雨。ヂ、ヂゴクじゃー。

 しぶしぶ昼前にゲレンデに行ってみると、ゲレンデ上部は雪でした。なんでも、朝一番はそこそこ新雪天国だった模様。天国と地獄が、標高差数百メートルほどで分かれてたんですね。

 まあ、「天国」とは言っても、10cmほどだったようで、それも午前中にはボコボコ。視界も悪く、あまり良いコンディションとは言えませんでした。それでも、午後いっぱい、一級受験を控えたコブ好きK嬢、ペンションY常連のHさんと一緒にコブ小回りの練習でした。

 昨夜は一晩中、雪が降り続き、今朝はペンション駐車場で30cm以上の積雪でした。パウダーに期待して朝一番にロープウェイを上がったのですが、すでにエキスパートコースはただの荒地。パウダージャンキー君達が大挙して押しかけ、食い荒らした模様。仕方なく、ロープウェイ下や林の中のマイナースポットへ行ってみたのですが、さすがにいくらかノートラック。そこそこのパウダー天国でした。しかし、天国は午前中のほんの数本。

 昼近くから暖かくなった上に、日曜の新雪でお客さんが多く、緩んだ雪はたちまちコブコブです。朝のうちコブが埋まっていたはずのエキスパートコースもチャンピオンコースも、午後には元通りの深いコブ斜面になりました。しかも、整地の雪はキョロってきて滑り難いこと。 

 そんな中、昨日に続いて、K嬢、Hさんの練習に付き合いました。K嬢はもともとコブ好きなので、かなりコブ小回りが上達しているのですが、後先考えない性格が災いしてか、ちょっと目を離すと縦に行き過ぎて暴走したがります。暴走一歩手前のスリルが楽しくて仕方ないらしいんですナー。仕方ないので、少し長めの距離をノンストップで滑らせるように心がけました。さすがにチャンピオンコースノンストップなんてスピードコントロールしなくては続かないですから。さしものK嬢も暴走することが出来ず、一本終わった後、ボソっと一言、「今のチャンピオンはツマラなかったデス」~o~

 でも、このトレーニングは、練習させてるこちらも一本終わるとヂゴクなんですよね。チャンピオンコースってやたら長いんです。こんなんワタシの体力が持ちまっしぇーん。

 というわけで今日はちょっとヘロヘロになり、つい早い時間にうたたねしてしまいました。夜中に目を覚ましてブログ更新しているんですが、うわー、こんなことやってたら、明日の体調が・・・。おまけに、ペンションYの中は今日の天気で花粉ヂゴク。~o~;;;

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2009年3月13日 (金)

幸せは灯台の足元かい

 一昨日、「明日の朝こそ」などと書いておきながら、昨日の朝は朝食の時間に起きられませんでした。疲れが溜まってるってことですかねへ。もうこうなっちゃったら、慌てても仕方ないので、ゆっくり朝食を取り、小雪の降る中、のーんびりとゲレンデに出てみると、予想通り、ノートラックはほとんど残っていません。チャンピオンもエキスパートもパウダージャンキー君達に踏み荒らされていて、踏み荒らしたパウダージャンキー達もほとんど帰ってしまった模様。

 しかし、ワタシがゲレンデに出た頃から小雪が止んで快晴。こんな日の八海山は本当に素晴らしい眺めです。しかも、パウダージャンキー君達も、ロープウェイ下や林の中に少しノートラックを残してくれていました。まあ、気温が上がり、雪が重くなって食う気がしなくなったってことなのか。

 でも、この重いノートラックが、妙にファットスキーには快いんです。足首を緩めず荷重を踵気味にしてノートラックに入っていくと、表面を砂糖で固めたカステラのような雪面にテールが食い込んでいって・・・。あはははは。変に気持ち良いです。雪は全然舞い上がらず、足元の操作はしにくいんですが、テールの食い込むに任せて体を預けていくのは何だか倒錯的な快感。~o~

 まあ、スキーの楽しみ方もいろいろあるってことですね。人間が幸せになる材料なんてどこにでも転がってるっ・・・てそこまで大げさな話でもないかい。~o~;;;

 午前中で八海山を上がって帰京。夜は横浜で授業でした。授業後、校舎のそばに今まで入ったことのない「坐久丸」という居酒屋さんを発見。試しに寄ってみたのですが、これが大当たり。見たことない酒ばかりメニューに並んでいます。まだ、こんなに知らない酒があったのかぁー。

 一杯目は大分県浜嶋酒造さんの「鷹来屋 特別純米 おりがらみ」。含むと生酒らしい爽やかな香り。すっきりと入ってくるのですが、意外に酸の刺激があります。酸度自体は1.5と高くないのですが、多分、「おり」の風味との相乗効果なのでしょう。十分な旨味と「おり」のホロ苦さがかすか~にあってサラっとキレます。

 二杯目は栃木県相澤酒造さんの「愛の澤 特別純米 山田錦」。これも、サラっと入ってきます。やや線の細いキレイな酸。まだ若い女性杜氏さんの酒なんだそうですが、そう言われれば、ちょっと女性的な味わいなのかも。食中酒としてかなりのクォリティ。

 三杯目は石川県白藤酒造さんの「奥能登の白菊 純米」。「坐久丸」さんでは、この酒だけは常温で出します。飲んでみてその理由がハッキリ判りました。美味い!口当たり柔らかく優しい酸、穏やかな旨味。これは常温かぬる燗がベストかも。この日一番のオドロキでした。

 「坐久丸」は目立たない小さな居酒屋ですが、料理も美味かったし珍しい美味しい酒ばかり置いてあるし、何より酒の温度に対する気配りが素晴らしいです。校舎のすぐ近くにこんな店があったとは・・・。東大元暮らし、じゃなくて灯台下暗し。ついつい掟破りの三杯目まで飲んでしまい、ヘロヘロになって夜中に帰宅。これじゃブログ更新なんて出来るわけないですね。~o~;;;;;

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2009年3月11日 (水)

突然の目覚め

 突然冬が目覚めました。八海山は今朝から雪。朝のうちはペンションの駐車場で10cmほどの積雪で、なーんだこんなモンかよと思っていました。朝、滑り出した頃の山頂部は積雪25cmほど。チャンピオンやエキスパートは凍ったコブの上に新雪が乗ってゴツゴツと当たるため、滑りにくい日だと思ってました。

 ところが、徐々に本気の降りになっていきます。昨日の大魔王の嘆きが聞こえたかのように冬が目覚めちゃいました。ドカドカと音のするような八海山の本気の降りです。昼前に、これは大変だとファットスキーに板を代えたのですが、午後はソレが大当たり。

 午後滑り出してみると、もう午前中のシュプールなんて埋まっています。凍ったコブもほとんど埋まりました。しかも、お客さん少ないのでそこら中がノートラック。ゲレンデ全てバフバフです。どこを滑ってもパウダーが舞い上がって体にまとわりつきます。ひゃっほー!~o~ ~O~

 午後三時頃には、多分、積雪50cmくらいあったのではないでしょうか。しかもまだまだ激しく降り続いて、さっき滑ったシュプールがどんどん埋まっていきます。でも・・・、ワタシの方が「出稼ぎ」の時間になっちゃったは。後ろ髪引くなんてもんじゃありませんヨ。~o~;;;

 今、「出稼ぎ」から越後へ帰る新幹線の車中です。多分、越後は今夜一杯降り続くんじゃないかと思います。明日の朝こそ・・・。~o~ ~O~

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2009年3月10日 (火)

大魔王の嘆き、出稼ぎ人の戸惑い

 今日の八海山は朝から雨でした。疲れが溜まっているところへ、この天候ではやる気がスポイルされてしまいます。ところが何となくマッタリとしているうちに雨は上がって晴れ間が出てきました。こうなると、行かなくちゃっ。

 とゲレンデに出たところでまたまた曇り始め、山頂から滑り出しす頃にはみぞれ交じりの雪。滑っていると湿雪がゴーグルレンズに溜まってきて視界を妨げます。ガスが掛かってくるし、顔も痛いしぃ・・・。

 数本滑ってゲレンデ中腹のダウンヒルレストランに避難していたところ、悪雪大魔王S氏が現れました。さすがの大魔王もこの天気、この小雪では何も出来ません。レストランでグチを言い合うハメになりました。

 大魔王は、今年、新しいファットスキーを購入したのですが、新しい板をほとんど使う機会がないらしく、嘆くことしきりでした。この人、ほとんど毎年のようにファットスキーを購入しています。

 ワタシは、自他ともに認める試乗マニアなのですが、ファットは専門外。なにしろ、ファットは試乗させてくれませんから。ファットなんてセンター幅広けりゃ何でも同じだろと思っていました。

 というわけで、大魔王からファットスキーのレクチャーを受けました。ファットも最近は「逆反り」という新しい構造のものが出てきているのだそうで、これも、トップだけ逆反りのもの、全体が逆反りのもの、逆反りなのにセンターはアーチベントのあるものなどいろんなタイプがあるのだとか。

 ただ、ファットは試乗をさせることがほとんどないので、どれが自分に合うのか、大魔王でも判らないのだそうです。ファットの試乗って試乗会じゃ無理ですからねえ。なにしろ、何時雪が降るかなんて判らないもの。本当は、八海山みたいな豪雪のスキー場のレンタルにでも置いてもらえると、雪が降った時に試乗できるんですが・・・。

 そんな大魔王の嘆きを聞くうちに、「出稼ぎ」の時間になってしまいました。新幹線で東京へ。今日は吉祥寺の仕事でした。高一高二の授業です。ところが、この日は合格者の祝賀会が催されていて、ワタシも授業の合間に挨拶を求められました。うーん、こういう場での挨拶は、ニガ手です。

 何だかんだ言っても、合格は君達自身の努力で勝ち取ったものなのだから、合格したことを誇りに思ってください。それと同時に、折角自分の努力で入った大学なのだから、何故大学に来たのかということを見失わないようにしてください。

 という意味のことを話したかったのですが、どーも、うまくいかね。自分の努力で勝ち取ったものだという話しをするつもりが、「90%は君達自身の努力の賜物です。我々講師の力なんてせいぜい5%くらいのもんです。その5%もほとんど英語とか数学の先生がもってっちゃいますから、古文の教師なんてもー、0.00数パーセントですヨ。居所がなくって、こんな所にいるのは恥ずかしい限りで・・・」なんてどんどん脱線しちゃったりして・・・。~o~;;;;

 次の機会にはもうちょっと何とかしたいもんだと心に決めたのでした。

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2009年3月 8日 (日)

ワインディングロードの充実度と疲労度

 一昨昨日、八海山でビデオ撮りした後、午後は帰京して夜は横浜で仕事、一昨日は八王子でデスクワークの後、八王子で授業し、夜、八海山に移動して宿泊、昨日は八海山を一日滑り、夜は菅平に移動して宿泊、今日は菅平で毎年参加している某Alpenのスキー試乗会で、午後は八海山に移動。ここんとこ長距離移動のない日がありません。しかも、全部車の移動。つ、疲れまひた・・・。~o~;;;;

 八海山-八王子-横浜-八王子-八海山-菅平-八海山の曲がりくねった移動を四日でこなし、その間滑りまくり仕事しまくりです。でも、こういう時の方が不思議にスキーライフも充実、仕事も充実します。スキーの方は楽しく滑れたってこともあるけど、試乗が充実してました。

 今日の菅平は薄曇りで雪は硬くしまり、絶好の試乗会日和。朝九時過ぎから乗り始めて、昼飯も食わずに午後二時まで、GS板ばかり七本乗りました。もう満腹じゃー。~o~

 試乗会に来ていた主なGS板は全て乗りましたが、ピカ一はAtomic選手用です。186cmのR>27ですが、186cmという長さもR27というアールの大きさも全く感じさせない扱いやすさで、しかもアイスバーンにも食い付いてよくたわみよく走ります。ダブルデッキという新機構が、上手く機能している模様。この板は、是非、あと何度か試乗してみなければ。

 仕事の方もかなり充実してました。新年度の高二教材、かなり良いものが出来ました。自分の考えをかなり形にすることが出来ました。満足です。

 んで、今夜の八海山、ペンションYは宿泊者は常連さんばっかり。これからのーんびりしみじみ飲み会です。とにかく疲れて眠いです。今夜は良く寝られそ。~o~

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2009年3月 7日 (土)

感動のレッスンベスト3

 一昨日の八海山は快晴。おまけにゲレンデガラ空き、雪質まあまあ、ゲレンデ整備も八海山にしては悪くありませんでした。こんな日はビデオ撮り日和です。ペンションY常連さん達と滑りのビデオを撮り合ってチェックし合いました。二月頭の車山から課題だったロングターンをなんとかしたかったので。

 新バージョンを試してみたのですが、うーーーん、ビデオを見ないうちは、上手くいってると思っていられたんですがねへ・・・。~o~;;;;

 ペンションY常連で還暦テクニカルを目指すKさんも一緒でした。先日の八海山で行われたテクニカル検定に惨敗したKさんは、一念発起してスクールのレッスンを三日連続で受け、その成果をビデオチェックしたのですが・・・。うーん、まあ成果がなくはないかな。~o~;;

 なかなか、レッスンの成果って簡単には出ないもんですね。

 ワタシ自身が今まで受けてきたレッスンを振り返っても、すぐに成果の出たレッスンなんて指で折って数えるほどです。でも、時々、あるんですよね。その時の自分に欠けているものをピンポイントで補ってくれる奇跡のようなレッスンが。

 今まで、一番即効性があって感動し感謝しているレッスンは、一級を取るちょっと前に受けた八海山SSのレッスンです。もう15年くらい前かな。

 今でも名前を覚えていますが、Oさんという若手のイントラさんでした。一般的には無名の人です。当時のワタシは小回りが上手く出来ずに苦しんでいました。足元でこねくり回すような小回りしか出来なくて浅い弧しか描けなかったんです。後から考えれば抜重が全く出来なかったってことだったんですが、それを見抜いてくれるイントラさんがいなかったんですね。

 その時に、このOさんが、「最近じゃあ、こんな練習はあんまり流行じゃないけど」と言ってやってくれたのが、所謂「小回りB」。これがハマりました。この直後から突然小回り出来るようになったのを鮮明に覚えています。この人のおかげでワタシゃ一級が取れました。

 多分、他の要素が全部足りていたんでしょう。その時にピンポイントで足りない要素を補うエクソサイズをしてくれたんです。もしかしてマグレ当たりなのかもしれないけどOさんには今でも感謝しています。

 二番目に感謝しているレッスンは、基礎デビューした頃の柏木デモのザウスでのレッスン。足首を緩めない強いエッジングの基本をこの時覚えました。三番目は同じくザウスでの我満元デモのレッスン。この時、トップから入るコブ滑りを覚えました。いずれも目から鱗の感動がありました。

 四番目以下はいろいろあり過ぎてワカンナイなぁ・・・。最近だと、去年のデモクリニックの松田富士人デモのレッスンですかねえ。あの時、確かに谷回りを作る小回りのキッカケをつかんだから。

 いずれにしろ、感動するほど効果的だったレッスンて、その時自分に欠けていることをピンポイントで指摘し、シンプルなエクソサイズで補ってくれるものだと思います。アレコレ理屈を教え過ぎるのは、たいていダメです。

 例えば、横滑りから板を回旋させて反対側の横滑りに移る動作を説明するのに、「ストックを突いて抜重し谷側のエッジを抜いて板をフラットな状態にし、谷足の膝を返して外反させ板に上下軸の回転運動を起こさせると、山足の回旋が遅れるので山側の股関節を回して山側の板を回しこみ、反対側の外向傾を作って荷重し次の横滑りに入る」なんて説明をすると、そりゃ確かに正確に動作を説明しているかもしれないが、生徒さん、出来るわけありませんやね。~o~

 そんなに一度に全ての運動要素を意識して滑れるのは、完成されたイントラさんだけです。出来ない生徒さんは大混乱を起こしてハチャメチャになり、七転八倒。~o~ ~O~

 こういうオーバーコーチングによる失敗って、実は我々予備校屋の世界にもよくあることです。文章を全て品詞分解して全ての助詞助動詞の職能を説明し、文章構造を分析し、そこで起こっている全ての文法現象を解説してから解釈を始めると、生徒さんはたいていパニックを起こして頭を抱えるか、スヤスヤ寝息を立て始めるかです。そりゃそうだよネ。

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2009年3月 4日 (水)

祭りのあと、霞のむこう

 昨日は天下の奇祭「浦佐毘沙門堂はだか押し合い祭り」の日でした。毎年のことですが、ペンションYでは夕食後、希望者を連れて祭り見物に出かけます。

 駅の反対側の駐車スペースから毘沙門堂へ、真っ暗な田舎の夜道を歩いていくと、遠く幽かに「♪さーんよ、さんよ」の歌声と人のさざめきが聞こえてきます。駅前の通りを曲がると、突然、屋台の灯りが立ち並ぶ祭りの空間が出現します。

 毘沙門堂へと登る参道と境内は意外に雪が残っていました。もしかして、何処からか運び込んだかもしれません。やはり、「はだか押し合い祭り」は雪がないと感じ出ませんからねえ。折しもこの日は少し寒くなり、小雪舞う中、裸の男達の吐く息も白く見えます。

 昔に比べて、裸の男達の数は減りましたが、熱気と気合はそのまま。もしかして、昔よりもやや見物客に優しくなったかもしれないなぁ、あちらこちらで巨大ロウソクを抱えた男達が、見物客に携帯で写メールを撮らせています。昔はもっと緊迫感があったかもね。これもご時世でしょうか。

 昔と変わらず緊迫感があるのは「一般福物撒与」。屋根から撒かれる提灯をめぐっての格闘系争奪戦です。お堂の屋根へ上がって提灯を構えた裸の男達が、「まっくぞ~まっくぞ」と煽り立て、下で待つ我々は「まっけよ~まっけよ」と応えること十数分。全部で十ほどの提灯が夜空を舞い、境内ではプロレス系の争奪戦が展開されたのでした。~o~

 んでワタシは、今年もかなり大きなかけらをゲットしてしまいました。ゲットした瞬間に近くにいた裸の男から、「くれ~~!」と迫力出してせがまれ、仕方なく半分に折って分け与えましたが、それでも5cmほどの木のかけらが残りました。ご利益を期待しましょう。

 今日の八海山は、期待された夜の雪も積もらず、おまけにガスが垂れ込めました。ゲレンデの上半分は、一日中、乳白色の霞の中。それでも、午前中は我慢して林間コースを滑ったのですが、午後はもう何が何やら判らない真っ白な世界。前倉ゲレンデでまったりしてました。

 夜、ニュースで、例の「地方の高速道路最大1000円」が決まったのを知りました。土日、普通車限定で二年間だけこんなことをやっても、何になるんでしょう。地方の観光スポットは一時的に少し潤うのかもしれませんが、流通は無視されているんですから地場産業の振興にはならず、長期的に見て地方経済のためになる政策ではありません。土日の渋滞がひどくなるだけのこと。「給付金」と同じ、一時的な人気取りのばら撒き政策です。

 屋根から撒かれた提灯ほどのご利益も期待できません。こちらの霞のむこうには一体何が待っているのやら・・・。~_~;;;;

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2009年3月 2日 (月)

オーラを持つ人達と野沢の思ひ出

 野沢スーパーG三連戦を終えて、八海山に帰ってきています。今朝の八海山は新雪が20cmほど降りました。フラットな所は良いんだけど、チャンピオンコースのコブは凍っていて、その上に丁度コブが見えにくくなる程度に積雪があって、けっこうスリリングでした。

 そんな中、ペンションY常連の皆さんにモーグラータクヤを加えて、の~んびり、ま~ったりと一日滑りました。八海山の平日にしてはそこそこお客さんがいたのですが、そんな中、パッと見た瞬間にタダモノではない人がお一人、滑っていました。ナニモノだろうと近づいたら、ヤッパリ。中里の小林平康先生でした。八海山スキースクールの平川仁彦代表に会いにいらっしゃった模様。

 それにしても、こういうタダモノではない人って、どうしてパッと見ただけで判るんでしょう。今日の平康先生なんて、本当に気を抜いてリラックスして滑っていらっしゃったのに、見た瞬間にタダモノではないと伝わってきます。厳密に言えば、多分、乗っている姿勢やポジションが抜群に良いということなんでしょうけど、アバウトに言えば、オーラが出ているって感じなんです。これはモーグラータクヤなどにも同様のことを感じます。

 それで思い出したのですが、野沢スーパーGでも、トップクラスの速い人達って、パッと見た瞬間に速さが判ります。例え失敗してある旗門で落とされたとしても次の瞬間に、うわっ速いっ!って思わせる人達は、本当にタイムもメチャ良いです。例えば、一樹さんは、どの瞬間を切り取っても速いと判ります。「速い者は美しい」とは、小林平康先生の名言ですが、野沢の速い人達は、本当に瞬間が美しいんです。まあ、アバウトに言えば、滑りからオーラが出てるってことですか。

 一樹さんと言えば、野沢ではワタシと同期でした。ワタシが野沢デビューした五年前に、やはり一樹さんもデビューしたんです。野沢は前年度までの実績がポイントになって初日の滑走順が決まるため、最初の年は、一樹さんもワタシの前後を滑りました。確か、すぐ後ろだったと思います。

 初めてスタートリストで自分名前の直後に「渡辺一樹」という名前を見付けた時は、「まさかねえ・・・。まあ、こういう同姓同名の人は気の毒だよなあ」などと思ったもんでした。当日スタートに行ってみたら・・・げげっ!!~o~;;;

 二日目からは前の日の成績で滑走順が決まるため、一樹さんがワタシの後を滑ったのは、五年前の初日だけでした。その前年、技術選でパッとしなかった一樹さんは、スピードトレーニングのために野沢スーパーGにエントリーなさったとか。それが、全くの一般申し込みであったため、ワタシの後ろを滑るというようなことになったというわけです。

 野沢スーパーGは、レーサーにしか滑らせないカンダハーコースをアップバーンとして提供してくれるのですが、その年の一樹さんは、カンダハーコースをクローチング組んだまま、どこまでも直滑降する練習を繰り返していました。カンダハーコースって、けっこう急斜面も含まれているんですけどねえ・・・。ちょっと真似してみたんですが、死ぬほど怖かったデス。~o~;;

 後から振り返ってみれば、きっとそういうトレーニングを全日本技術選の前にやっておきたかったんだと思います。だって、一般客の入り込む普通のゲレンデで、デモがそんな危険なトレーニングをやっちゃあマズいでしょうからねえ。

 その年、トレーニングの甲斐あってか、一樹さんは野沢の後の全日本技術選で一桁台の順位にカンバックしたのでした。

 そう考えると、車山の地区予選に出る人達なんかも、野沢スーパーGのような場でのトレーニングってきっとかなり効果的だと思います。普段ゲレンデでは絶対出せないスピードを出せますから。

 一昨日の土曜日、レース後に一般開放されたチャレンジコースのバーンを滑ってみたのですが、一般客の入り込んだ状態では、さっきレースの最中に滑ったコースをトレースすることは出来ませんでした。レースの最中って、普通にゲレンデを滑っている時には絶対あり得ないような高速ターンをしていたんですね。だから、レースに参加するだけでも、相当なスピードトレーニングになると思います。

 もっとも、その野沢スーパーGも、今のところ今年限りってことになっているんですけどね。~_~;;;;

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2009年3月 1日 (日)

世界の終わりみたいに悲しむ必要なんてないわ

 野沢スーパーG大会最終日は昨日に続き快晴でした。野沢最後の日のセッターは、河野博明野沢スキークラブ名誉会長。最強のお方の登場です。

 期待と不安でドキドキのインスペだったのですが、意外に普通の高速セットでした。名物カスミのコーナーも昨日より回りやすそう。ただし、カスミと並ぶ名物大半径ターンがややイヤらしい感じで外へ膨れそうに作ってあります。大半径の直後のウェーブも微妙に大きいかなぁ・・・。

 と思っていたら、これがやはりクセ者でした。最初に滑った女子選手達に話を聞くと、ウェーブでかなり飛ばされるとのこと。しかも、一般男子の頃には、大半径の雪面が荒れてしまい、かなり怖い状況らしいんですよね。DF続出で競技はしばしば中断されました。

 そんな中、ワタシの滑走順になり、気合を入れてスタート。緩斜面を抜けて最初のウェーブで大きく飛ばされ、みっともない格好で着地。もっとも、ここは毎度こうなるので今更慌てることなく、再度クローチングに入ったところで突然旗門員がコースに出てきてイエローフラッグを振りました!ゲゲッ!わけも判らないまま急停止。

 何が起こったのかと思ったのですが、聞けば、ワタシの前の選手が転倒したとのこと。再スタートということになりました。

 雪上バイクでスタート地点に上げてもらい再スタートでした。こういうことはモチロン初めてだったのですが、意外に落ち着いて対処できました。スタートしてまだ六旗門しか滑ってなかったのがラッキーだったってことでしょう。ゆっくり呼吸を整えてから再スタート。今度は最初のウェーブを上手く抱え込んで飛べました。やっぱ、一回練習させてもらったから。~o~

 カスミのコーナーもスムーズに抜けて、一番スピードの乗る廊下のクローチングから大半径・・・うわわわ、予想以上にガタガタです。何がなんだか判らなくなって、ウェーブに突っ込んでいくと、あわわわわ、飛ばされぇーーーー・・・。

 なんとか着地。後は振ってある旗門に必死に食らいついてゴーーール!!いやー、楽しかったぁーー!~o~ ~O~

 結局、最終的には大半径でターンが膨れて、網に突っ込む人が全体で5人ほど、二つ目のウェーブで飛ばされて転倒する人が15人ほど出たようです。特に、一般男子の最後の方は、大半径の荒れがひどくなったらしく、完走する人の方が少ないような状況でした。やっぱ博明さんのセットはスゴいわぁー。

 全ての競技が終わって、みんなニッコニコで恒例の記念写真となりました。毎年のスーパーG大会で一番ホッとする和気藹々の時です。ここに来ている選手は、速い人も速くない人も、完走者も転倒者も、みんなが勇者でみんなが勝利者。そう思える時です。

 結局、ワタシの第三戦の結果は56番スタートの51位でした。まあ、こんなものでしょう。恒例の一樹さんとの勝負もなんとか勝たせてもらいました。はっはっは!一樹君、まだまだ甘いネ。~o~

 野沢SG最後の閉会式。もっと寂しい式になるのかと思っていたのですが、意外なほど和気藹々でした。主管の野沢スキークラブ側も主催のスキージャーナル側も、野沢高速レース三十年の歴史を振り返って、互いにただ感謝感謝。

 多分、互いに様々な都合があってのことなのでしょうが、どちらの都合でこのレースの歴史に幕を引くことになったのか、最後まで我々参加者には判りませんでした。もちろん、レース参加者の減少が直接の原因なのでしょう。スキー人口の減少によるスキー界全体の不景気感、雪不足による大会運営の困難さなども背景にあるでしょう。

 でも、閉会式での大会関係者の様子を見ていると、何らかの形で野沢高速レースは蘇りそうな気がします。競技委員長森晃さんの、「スーパーGの板を持った皆さんと、また野沢で再会したい!」という熱い言葉を信じたい気持ちです。

 ♪そんなふうに責めないで。

  世界の終わりみたいに悲しむ必要なんてないわ。

  確かに一大事件の度合いなんてソレゾレで、それがまたやんなっちゃうけれど。

  それでも失くした分だけ手に入れた物があるからまだマシで  

  それでもサヨナラした分は、出会うこともあります、君にとか。・・・

  まだまだ世界は終わりがないわ♪ 

  (たむらぱん『責めないディ』)

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