本物の田舎のスキーの顛末
今朝、雷鳴で目覚めました。何事かと思ってペンションYの部屋のカーテンを開けると、ドカドカと雪が降っています。昨夜は月が出ていたのに・・・、信じられない。
水道の蛇口をフルオープンにしたようなドカ雪は食事の間降り続きました。うわー、今日はどうなることかと思ったのですが、一時間経たないうちに・・・、誰か蛇口を閉めたんでしょうねえ。ピタッと降り止んでしまいましたぁー。~o~;;;;
ゲレンデへ上がってみると、下部はうっすら積もっているだけなのですが、ロープウェイを上がった上部は約10cmほどの積雪。朝降ったものなのでしょう。しかし、これがお、重ひぃ~~。おまけにメインコースの林間コースはほとんど踏み荒らされていて、片栗粉かベーキングパウダーを捏ねそこなったような状態。重い雪には慣れているはずの八海山常連達も、苦笑いするしかない惨状でした。
しかし、八海山SSのイントラさん達は、何事もないかのようにレッスンしています。イントラさんってこういう時、気の毒です。どんな雪でも必要なバリエーショントレーニングはせざるを得ないし、バランスを崩したりして生徒さんに醜態を見せるわけにはいかないし。
まあ、そんな雪でも午前中は雪だまりを跳ね飛ばしながらなんとか滑りました。昼食時、たまにはレストランアリエスカに入ろうかとセパレートコースを下りました。本当は巻き道のらくらくコースを行っても良かったのですが、セパレートはあまり人が入っていなくてノートラック残ってるみたいだし、えーい行っちゃえーい。~o~
ノートラック斜面を滑り出して、最初の1ターンで早くも死ぬほど後悔しました。やはり10cmほどの新雪なのですが、く、く、くそ重~~~。一旦乗り込んだ外足は全くピクリとも動いてくれず、足踏みしてようやくターン。ここまで重いのは久しぶりだなー。
ところが、ペンションY常連でバックカントリースキーヤーのAさんは、「こういうのバックカントリーじゃよくあるよ」と言って、すいすい滑って行きます。ナルホドねぇ。慣れるってことはすごい!
ところで、バックカントリースキーで思い出したのですが、NZの某へリスキーの日本語のパンフレットには、「○○ヘリスキーでは本物の田舎のスキーを楽しんでいただけます」なんて書いてあります。どうやら、Backcountryをそのまま「田舎」って直訳しちゃったらしひ。~o~ ~O~
いや、まあ、確かにBackcountry は、辞書を引けば「辺境、辺鄙な土地、山奥」なんて乗ってますけどねえ。訳しちゃダメな言葉もあるってことでしょうねえ。
閑話休題。クソ重い「田舎のスキー」もどきをどうにかこなして、昼食。午後、「少しは雪も良くなってるだろー。アレ以上悪くなるって考えられないモン」なんて言いながら、ロープウェイを上がってみたのですが・・・。午後はもー考えられないほど最悪の雪でした。~o~;;
今朝降った雪が中途半端に融けて滑らない雪になる一方、他人の滑ったシュプールの上はやたらに滑走性が良く、1mごとに板が止まったり走ったり。怖くてターンになりません。こんな林間コースは、長いこと八海山を滑っているワタシも記憶がありません。本当におっかなびっくり一本下りて、急いで「出稼ぎ」に行きました。後はどうなったことやら・・・。~o~;;;;;
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