おもかげに花のすがたを
昨日は午前中、横浜で授業、夜は吉祥寺で授業でした。例によって、一学期の最初は「買ってはいけない」話なんですが、神奈川県では非常に多くの高校に京○書房さんが食い込んでいる模様。どうも困ったモンです。
高校の先生方、某有名講師Aをずいぶん信用しているみたいなんですが、「有名な予備校の先生だから」という信用の仕方は大変危ないんですけどねえ。まあ、ワタシがこういうことを書くのもナンですが・・・。~o~;;;
仕事が終わって、久しぶりに吉祥寺の居酒屋「蔵」へ。広島県金光酒造さんの「桜吹雪 出品もろみ 大吟醸生」をいただきました。「桜吹雪」は、金光酒造が鑑評会用に仕込んだお酒だそうで、山田錦をあえて使わず、県内産千本錦で金賞取りに挑んでいるのだとか。
まず、杯に酒を満たすと華やかな上立香が鼻腔をくすぐります。しばし口をつけずに香りを楽しんだ後、おもむろに含むと、口中一杯に甘い含み香が湧き上がります。これはまさに満開の桜。どこまでも続く花盛りの千本桜です。満開の桜がどこまでも続いて、やがて峰の白雲に融けていくようなそんな幻を一瞬見てしまいました。
おもかげに花のすがたを先立てて
いくへ越え来ぬ 峰の白雲
藤原俊成
こいつぁ、本当にスゴイ。贅沢をさせてもらいました。~o~
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