なぜか楽しい
昨日は一学期の仕事の初日でした。朝、出かける前に今年度の資料を整理して契約書を良く見て気づいたのですが、なんと、ワタシゃ今年度時給が100円上がっています。わあ感激。
実は、今まで、十年以上、時給据え置きだったんです。もう上がらないものだと思ってました。ワタシみたいな者の時給が上がるなんて、近頃ウチは、業績良いんでしょうねえ。何だか明るい気分です。
まあ、しかし、そんなことに仕事の初日になって気づくというのも、ちょっとマヌケてますが、何はともあれ、やる気が出てきます。たった100円なんですけどね。~o~;;;;
初日の昼間は新校舎のあざみ野でした。真新しい校舎、真新しい机、真新しい黒板、真新しいテキスト、新鮮な顔ぶれの生徒達。ちょっと緊張するけど、なかなか良いものです。なぜか授業も楽しく出来ました。なにしろ、この日は朝からやる気満々だしネ。~o~
夜は横浜に移動して高校生の授業でしたが、あざみ野→横浜は移動も楽チン。昨年の移動ヂゴクを考えると夢のようです。今年のスケジュールは楽だぁ。
例によって、初日は、各クラス「買ってはいけない」話でした。京○書房の文法副教材を使っていた人には、NGのプリントをコピーしてあげたのですが、今やずいぶん多くの高校で使ってるんですねえ。
単によく見ないで使用を決めた学校もあったんでしょうが、中には、某有名講師Aの信者のような高校の先生もいるという話で、高校の先生に参考書を強く薦められたという生徒さんが相談に来ました。うーーーん。あんなやり方で、古文が読めて、入試問題が解けるとホンキで思ってるのかぁ・・・。ちょっと憂鬱になるような話ですが、なにしろこの日のワタシは明るい気分なので、笑って済ませました。あははは。~o~
仕事の後、例の坐久丸さんに行って夕食。一杯目に店主の勧めで島根県王禄酒造さんの「王禄 にごり」の、なんとBY15。「王禄」で「にごり」で「BY15」ってなんかスゴい組み合わせなんですが、とにかく飲んでみると・・・、わお!!
これは日本酒とよぶべきなのかどうか・・・。にごりの中に閉じ込められた炭酸が口中で小さく弾けていきます。うわー、シャンパンよりスッキリ。炭酸飲料に近いなあ。難しいこと抜きでとにかく飲みやすい楽しい酒です。
アッという間に飲み終わり、二杯目は栃木県渡辺酒造さんの「旭興 純米 火入れ」。すっきり入ってくるのですが、舌の底に酸がからみ微かなバナナ香と旨味が花開いて消えていきます。うーーん。「旭興」って聞いたことなかったんですが、独特の美味さ。こんな酒があったのかあ。ほぼ完全に県内で消費される地酒らしいです。
んで、三杯目はまた、店主の勧めで「旭興 特別純米生原酒 二段式酸基醴もと仕込み」。
「醴もと」というのは、「あまざけもと」と読むのですが、なんでも、明治時代の酒母の製造法なのだそうです。細かいことはともかく、こいつぁスゴい!!含むとフルーティーで甘いのですが、その甘さが蜂蜜系のコクのある甘さでしかもサラリと切れます。甘いんですが、切れが良いため、食事とも合わせやすいです。うーーーむ、こんな酒があるなんて。
こんな素晴らしい酒に新学期早々巡り会えちゃうなんて、なんだか今年度は、楽しい予感がします。
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