瀕死の龍は雨と霧を呼び
今日はかぐらファイナルの日でした。ところが天気は朝から雨。おまけに、かぐら公式サイトのライブカメラは真っ白なガスで何も見えません。うわー、やる気スポイルされるなー。
こんな日はきっと空いてるサ、と無理やり元気を出してみつまたの駐車場に行ってみると、やはり空いてました。昨日よりも車が二、三割少ないかな。でも、雨はまだ降り続いていました。
ゲレンデまで上がってみると、ガスはそれほど酷くなく、まあ、なんとか滑れます。雪も昨日、営業終了後、取っておきの雪を山から出して貼り付けてくれたらしく、昨日よりもコースコンディションはかなり改善されていました。おかげで、五月の終わりだってのに、かなり気持ち良く大回り出来ました。いやー、素晴らしい!~o~
ところが、白い龍の背のような長細いコースの一箇所だけ、10mほどの幅で雪の薄い部分がありました。かなり土が露出しています。どうやらここだけは雪出しが間に合わなかった模様。滑っているみんな、ここは苦労していました。板を外して歩く人も。
我々は、かまわず滑っちゃったんですが、終了一時間前くらいから雨がひどくなり、それとともに、この雪の薄い部分の融雪が進んで、ホントに土でドロドロになってしまいました。端っこの50cmほどがどうにか滑って通れるという程度。ここまで酷い状態のコースを滑った経験は、ワタシもあまり記憶にありません。ここを通るたびに、今シーズンのかぐらの終わりを痛感させられました。まさに、瀕死の龍。
それでも、そこさえ通り過ぎれば、ホントに快適な大回りバーンでした。弟子のK嬢とともに、ひたすら大回りし続け。シーズン最後のかぐらを堪能させてもらいました。今年は、雪不足で条件の悪い中、よくぞこのコースを維持してくれたものです。本当に最後の一握りの雪まで楽しませてもらったという満足感で一杯でした。
ゲレンデから下山途中、スキー場職員の一人一人にお礼を言って帰って来ました。ありがとう、かぐら。また、半年後に会いましょう!
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