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2009年5月 1日 (金)

美酒と労働の日々

 世間様はゴールデンな一週間らしく、町を歩いていても、なんとなくのほほんとしていますが、我々は全く休みになりません。それどころか、土曜日に出来ない子のための特別授業が入っているため、今週は普段より余計に仕事してます。

 そんな労働強化な一週間を生きる中で、夕食は居酒屋さんで簡単に取ることが多くなります。すると、当然、美酒もついてくるわけで・・・。~o~;;;;

 一昨日は、夜、町田での仕事終了後、町田の居酒屋「伊吹」さんでした。一杯目は秋田県秋田醸造さんの「ゆきの美人 純米吟醸 無濾過生」、二杯目は同じく秋田県木村酒造さんの「福小町 純米吟醸無濾過生原酒」でした。どういうわけか秋田シリーズ。

 しかも、どういうわけか二つとも金沢酵母でした。秋田というと秋田酵母という印象があるので、華やかな上立香のお酒を予想していたのですが、ちょっと肩透かしでした。「ゆきの美人」の方がキレイな酸の味ギレの良い酒。福小町の方は原酒ということもあって、キレイな酸にやや厚みのある旨味。どちらもキレイな酒でした。

 このブログでは、「伊吹」さんの大将は面白い人という文脈でしか登場しないのですが、実は、板さんとしてはかなりの実力派で、毎回、刺身盛りには感心させられています。この日もケンケン鰹のタタキは肉がシッカリして爽やかでありながら深い味わいがエクセレント。ケンケン漁で獲っただけあって鰹が良いんでしょう。マグロの頬肉のニンニクバター焼きも柔らかくてなんともグッド。贅沢させてもらっちゃいました。

 昨日は、あざみ野の仕事の後、夜は横浜で仕事。横浜では、いつもの居酒屋「坐久丸」さんで夕食でした。坐久丸さんの一杯目は福岡県井上合名会社さんの「三井の寿 穀良都 山廃純米」。

 「穀良都」というのは、昔、山口県で作られていた酒造好適米で、栽培の難しさから途絶えていたものを、12粒残った種籾から復活させたという米。「亀の尾」以来の、「渡船」、「強力」などと同じ路線です。まんさくの花で30粒から復活させた「日の丸」などとも同じストーリー。

 んで、肝心の味なのですが、飲み始めはやや冷え過ぎていました。最初含んだ時には、遠くで米の香りがしてサラっと切れるだけの酒に思えたのですが、室温に馴染むにつれて、上品な酸と甘みが出てきました。もしかすると、ぬる燗にするのが正解かもしれません。

 二杯目は福井県一本義久保本店さんの「一本義」。三杯目は岐阜県中島醸造さんの「小左衛門」でした。この日、実は三杯目が一番美味かったはずなのですが、その三杯目が災いしてか、細かいスペックと感想が記憶から飛んでしまいました~。イカンなぁ。ちと疲れているかも・・・。~o~;;

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