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2009年8月21日 (金)

嫉ましいのでキウイが転ばない理由

 今日は再びMt.Huttへ向かいました。今日もHuttは快晴。下界には雲が掛かっていて、雲海になっていました。午後、少し雲が掛かったり、日が翳ってから寒くなったりしましたが、ほぼ一日中良い天気でした。

 そんな中、雪の状態も良く、今日はタワーズだけでなく、なんと、サウス・フェイスも開きました。ワタシでさえ、NZに10年通ってようやく滑れたあのサウス・フェイス。しかも、2006年にワタシが初めて滑った時よりも、はるかに良いコンディションでした。柔らかい新雪がたくさん残っていて大変滑りやすく、楽勝で制覇しやがりましたよ、内弟子Yは。~o~;;

 おまけに、面白いからもう一度行きましょうと二度も制覇した上に、二度目はワタシも行ったことのなかったサウス・フェイスの奥の斜面まで滑っちゃいました。いったい、どこまでNZの神様に愛されているやら。なんだか、我が弟子ながら、だんだん嫉ましくなってきました。というわけで、こんな女のことはちょっと放っておいて、今日は、キウイの滑りの話をちょっと。~o~;;;;

 ワタシも気づいていたし、今年、内弟子Yもさかんに言うのですが、キウイ達はオフピステでほとんど転びません。あんなレベルの人がこんな所に行って・・・、という人でも、決してオフピステで転びません。どうも子供の時からどんどんオフピステに連れて行かれる結果、オフピステ用の滑りを身に着けてしまうらしいんです。

 彼らを観察すると共通しているのは、とにかく広いスタンスで腰高。内傾角は最小限しか取らず、荷重と抜重のメリハリをはっきりさせます。そのあたりが転ばない秘訣かも。

 結局、子供の時からどんどん「冒険」させる指導方針の賜物なんでしょう。まあ、これに関しては日本のような方針とどちらが良いのか一概には言えません。ただ、ちょっと新雪が降ったり、ゲレンデが荒れたりするとコロコロとたわいもなくコケてしまう日本の指導員様達より、見てくれは汚くても転ばないNZの初心者に心惹かれてしまう今日のワタシなのでした。

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