季節のお楽しみ
一昨夜は、町田の居酒屋「伊吹」さんで夕食。この秋二度目の「ひやおろし」をいただきました。一度目は、相沢さんの会で飲んでいたので。まーでも、売り物として初めてか。
神奈川県泉橋酒造さんの「いづみ橋 サンマラベル」と山形県水戸部酒造さんの「山形正宗 ひやおろし純米吟醸」でした。「いづみ橋」は、ちよっと期待していたので、うーーん、どうだろーという感じでした。
含んだ瞬間、口中にポッカリ穴が開いたように味覚の空洞が広がり、次第にジワッと旨味が湧き出しますが、ややジワッと強く来過ぎるんじゃないでしょうか。やや角が立っているというか。ひやおろしってもっとこなれてるモンじゃないのかな。
その点では「山形正宗」の方が良かったたな。でも、考えてみると、まだ九月の初旬なのに、もうひやおろしが店に出ているということは、蔵元で出荷したのは八月中ってことでしょう。ちょっと早過ぎませんかねえ。
こういう季節モノってどうしても先を争うことになっちゃうけど、製品としてキチンとしてないと意味無いような気もします。まして、今年は夏がそれほど暑くならず、ひやおろしの熟成が不足気味だなんて話も聞くし。
話変わって、最近のワタシの季節のお楽しみと言えば、赤本の間違え探しです。今年は早くも某R教大と某J智大をチェックしたのですが、やっぱありますねえ。某J智大の法学部のなんて、完全に選択肢読み間違えてるし。
「誰だか思い出せなんて」を「誰だか思い出せないなんて」だと思ったらしく、豪快に間違えてました。締め切りに追われて慌ててたんでしょうね。
生徒さんに五年分のNGのプリントを渡すと、「こんなにあるんですか~」と感心します。今年は特に、そういう子が多かったかな。よほど、赤本を信じてたんでしょうね。そりゃ五年分も調べりゃたくさんあるよ。
だいたい、赤本の解答解説でワタシの目から見て製品として合格するのは、半分ほどしかありません。今年のR教大とJ智大では、六冊のうち三冊はまあまあ許容範囲だけど、三冊は訂正したい間違えを含んでいました。これでも、精一杯許容範囲を広めに取ってるんだけどなあ。~o~;;
まあ、ウチで出してる傾向と対策本だってけっこう苦労して書いてるんだから、あんなに何百冊も出したら、そりゃいろいろ大変ですよ。それに、やっぱあれだけ何百冊も出してたら、いろんなスタッフに書かせているはずだし、締め切りもキツいっていうしねえ。間違えや手抜きが多少あってもそりゃ仕方ないんじゃないですかね。
それにしても古文だけのチェックで製品としての歩留まり五割ってことは、全教科チェックしたら・・・。まー、言わんとこ。~o~
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