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2009年10月29日 (木)

歯ごたえを感じる日々

 最近、水曜と木曜は、ちょっと歯ごたえを感じています。某T京学芸大の国語の先生を養成する学科を受験する生徒さんが、過去問を持って質問に来るためです。このT京学芸大の問題というのは、大学入試問題としては日本一難しい古文の問題なんです。

 某東大や某京大なんてメじゃありません。設問の種類も多岐にわたっており、文法・文学史・現代語訳・説明とあらゆる古文の学力が試されます。ことに、字数制限をつけた説明問題は、赤本の説明程度ではどうにもならず、ここを受ける受験生には講師が答案の添削をしてあげるしかありません。でも、我々がやってもそうとうシンドイんですよねー。~o~;;;

 つーわけで、毎週、歯ごたえを感じています。しかも、今年は、そんな生徒さんが三人もいて、水曜、木曜と立て続けに添削指導をするはめになってしまいました。まあ、過去問やったら持って来いと言っちまったのは、ワタシの方なので仕方ありませんが・・・。あー、歯が丈夫になっちゃう。~o~;;;

 しかも、木曜のあざみ野の生徒さん達、みんなやる気を出してきて、質問はほとんど途切れないし、訳しづらい所を適当に訳すと、的確に突っ込みをいれる子なども現れて・・・、いやー、仕事のやり甲斐があること。~o~;;;;;

 そんな歯ごたえのある日々なのですが、昨日は仕事場とは別の所で歯ごたえを感じる話を聞きました。町田のいつもの居酒屋「伊吹」さんに行ったら、妙にメニューの日本酒が少ないので、大将に訊ねてみたところ、なんと、仕入先の小売店さんの抱き合わせ販売と高飛車な態度に堪忍袋の緒が切れて、仕入先を替えるのだとか。

 「十四代を売ってもらいたかったら、コレ買え、アレ買え」という態度があからさまだったんだそうです。しかし、今まで上手く行っている商売に大きな変更を加えるのは冒険のはず。歯ごたえというか、今時ホネのある人です。まあ、こういう人、個人的には好きですけどね。~o~

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2009年10月28日 (水)

最後の秘境

 昨日は、吉祥寺の仕事の後、いつもの居酒屋「わらう月」で夕食でした。おなじみの女性店員の方が、待ち構えていたように一杯目を出してくれました。群馬県島岡酒造さんの「群馬泉 山廃純米 生熟一号」。

 群馬若水という米を50%まで精白した上での生熟。どうなることかというスペックですが、コレが美味い。まず、線の細いキレイな酸が来て、生らしい米の甘さがほのかに香り、ジワッとした旨味が沸きます。酸が米米しさをわずかに上回っている加減が絶妙です。

 続いて、二杯目は、茨城県来福酒造さんの「来福 純米吟醸 ひやおろし」。来福さんらしく、東農短大分離の花酵母を使って、非常に華やかで軽やかな甘さのお酒でした。白ワインのような風味があります。チーズに合うそうです。

 実際、「わらう月」では、最近、チーズを用意しています。合わせてみたのですが、合わないことはないです。今まで自分でも、ミモレットなどの特殊なチーズを日本酒と合わせたことはありますが、こんなにいろいろなチーズを日本酒に合わせたのは初めてでした。

 チーズは、日本酒にとってほとんど「最後の秘境」です。なんとなく合わないのではないかと敬遠してきたけど、もしかして・・・、というツマミです。しかも、チーズは奥が深いので、探っていけばいくらでも可能性がありそうな「ラストフロンティア」。ただし、合わない日本酒もあるんでしょうが・・・。

 でもどんなのが合わないのか、言えと言われるとイマイチ判んないんだよねー、というのがこの日のワタシと店員さんの結論でした。~o~

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2009年10月26日 (月)

哀愁の家具センター

 昨日は、所用で千葉に行ってきました。東京駅で京葉線に乗り換えたのですが、もうすでに駅の通路を歩いている時点から、タイムトンネルの中を歩いているような錯覚に陥りました。京葉線に乗り込んで、舞浜を過ぎると、車窓の風景は一気にあの頃へと飛んでいきます。ゴミゴミした海辺の倉庫と工場続く風景の向こうに、あの銀色の恐竜の背中が・・・。

 見えて・・・きません。あの頃、胸を高鳴らせて車窓から見ていた銀色の屋根は。ザウスはもうないんだなぁ、と改めて実感させられました。

 ワタシゃザウスで上手くなったスキーヤーです。ザウスに通い始めて、色々な技術を覚えました。それまで、新潟の柔らかい雪でしか滑ったことがなかったワタシは、ザウスで硬い雪の滑り方を覚え、ザウスでスタンスのコントロールを覚え、ザウスでしっかりしたエッジングを覚えました。ザウスで初めてカービングスキーに乗り、様々なニューモデルを試しました。

 自分で言うのもナンですが、ザウスに通い始めて一年は、本当にスキー技術が見る見る進歩しました。本当に、朝、目が覚めると上手くなっているというぐらいのスピードで上手くなったのは、後にも先にもあの時だけでしょう。

 日曜祭日だけでなく、仕事の合間にも通いました。夜の仕事がない日は、夕方からザウスに行きました。二時間以上滑れる余裕があったら必ずザウスに通いました。土曜の午前中ザウスで滑り、御茶ノ水で午後の高校生の授業をしたこともしばしばあります。二日以上続けて通える場合は、船橋のビジネスホテルに泊まって、ザウスに通ったりしました。

 そこまで通い詰めても、超常連さん達の間では、せいぜい常連番付の前頭筆頭程度。横綱と三役がいたんです。東西の横綱なんて、ザウスの営業日は全部通ってたと思います。

 いま、ザウスの跡地は、「IKEYA」という家具センターとマンションです。斜面のあった場所に家具センターがあり、リフト乗り場やレストランのあったあたりがマンションです。今は、跡形もありません。でも・・・、アレがそびえ立っている姿は、まだ脳裏に浮かんできます。消えてしまった我が永遠のホームゲレンデ、ザウスよ。

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2009年10月24日 (土)

耳は足りていますか?~内弟子Yのこと

 今日は、内弟子Yと写真を撮りに行きました。内弟子入門記念の写真を撮っておこうというわけです。

 内弟子Yは写真が嫌いで晴れがましいことが嫌いで、おまけに極端な小心者なので、以前からこの日の撮影を嫌がっていたのですが、ようやく終わりました。ワタシもホッとしました。内弟子Yには、大変な苦行だったようです。でも、多分、とてもキレイな写真が撮れたと思うんですけどねへ・・・。~o~;;

 以前から、内弟子Yは「のだめ」に似ていると思っていたのですが、この間、ペンションYの「きのこフェス」で常連さんと話をしていて、その人も同意見だったので、意を強くし、「アンタに似ているって言われてるんだから、読んで御覧」と「のだめ」を読ませてみたのですが、最初の三巻を読んでの感想。「アタシに似ているってのは、先輩の彼女ですかぁ?」

 ダレが多賀谷彩子に似てるんってんだヨッつ?! ~o~;;;;

 内弟子Yは以前から寝起きが悪く、しばしば起きてるのかと思わされるようなハッキリした寝言を言うのですが、この三ヶ月の中で、印象的な寝言。忘れてしまうとあまりに惜しいので、記録しておきます。

 朝、起きながら、「二つで良いですか?」と聞くので、すっかり目覚めてるのかと思い、マジメに「何が?」と答えたら・・・、「耳が」。(て、哲学的ですねー。~o~)

 「『ぺ』を食べにロバが来るから、ウチがロバで一杯になっちゃうの」。(何だよ、「ぺ」って?! ~o~)

 「チャーシューに乗って、隣の駅まで行ってきます。トンネルがウドンで出来てるので、それを食べなきゃつ!」(よっぽどお腹減ってたんだね ・・・。~o~)

 コレをほとんど起きてる時と同じ口調で言うので、聞いてる方は、毎度混乱してしまいます。でも、プラムの種の時と同様、よくこんなファンタスティックなことを思いつきますねえ。~o~ 

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2009年10月23日 (金)

アンチ商売な人々

 昨日は、仕事の後、いつもの居酒屋「坐久丸」さんで夕食でした。一杯目は、岩手県川村酒造さんの「よ右衛門 吟ぎんが 特別純米」。久々の「よ右衛門」でしたが、アレ、「よ右衛門」って、こんなに甘いんだっけ?!

 酸度1.8だそうですが、やや甘く入ってきます。その甘さを酸がまとめて切れていく感じ。少し、酸がアタるかもしれません。今まで飲んだ「よ右衛門」のイメージと、この「吟ぎんが」は少し違っているかも。

 二杯目は、大分県浜嶋酒造さんの「鷹来屋 ひやおろし特別純米」。非常に軽い甘味、軽い酸。軽やかな中に旨味があります。これはかなり食中酒として良いかも。

 三杯目は、本日のメインイベンターって感じで、広島県竹鶴酒造さんの「竹鶴杜氏 石川達也 山田錦純米吟醸」でした。最初、冷やで飲んだのですが、香りも味もフリーズしている感じで、含むと口中の温度で融け出すのが判ります。これほど、酒自体がぬる燗を求めている酒も他にないでしょう。

 と思ったんで、残りを店主にお願いしてぬる燗にしてもらいました。うーーん、やっぱりこの方が、んまい!つか、冷酒で飲んじゃいかんでしょう、コレ。つか、もしかすると三杯目じゃイカンのかもしれません。細かいことよく覚えてないから。~o~;;;

 んでも、旨味十分の良い酒であることは判りました。精米歩合40%の兵庫県産山田錦だそうです。ゼイタクな酒です。しかし、このスペックの酒を一杯900円で出しちゃルール違反でしょう。スペックから言えばどの居酒屋さんで出したとしても、一杯最低1000~1200円は取るはず。それでなきゃ採算は取れません。

 店主にうかがうと、そんな値段ではウチじゃ売れませんからとのことでした。でも、それなら、お店に置かなきゃ良いんじゃないかな・・・。まー、自分が飲みたいからってことですねっ。~o~

 こういうアンチ商売な居酒屋さんて時々います。つか、ワタシが現在出入りしている所は多かれ少なかれ、そんな人達です。例えば、町田の「伊吹」の大将なんかも、商売にならないような仕入れ値の魚ばっかり仕入れてきちゃうらしいです。しょっちゅうグチってます。

 まー、利用客としては、是非、潰れないでネと願うばかり。~o~

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2009年10月22日 (木)

夢の中の秋

 今日は、午前中からあざみ野、夜、横浜の日でした。授業の一つ一つは順調。生徒さんもやる気を出してきて、充実した様子で授業を受けています。

 でも、なんとなく、授業をやってる方はいろんな区別があやふやになる頃でもあります。先週と今週の区別、水曜と木曜の区別、テキストの区別、クラスの区別、年度の区別・・・。

 「アレ、この話は、このクラスでしたっけ?!」なんてデジャブーが頻繁に起こってくるわけで・・・まー、疲れが蓄積してくる頃ってことですかねえ。~o~;;;

 それでも無我夢中で仕事するうちに、秋は確実に進行しているらしく、日々、涼しくなってきました。丸沼ではゲレンデの周辺の山に天然雪がちょっと降ったそうですし、人工雪ゲレンデの準備が進んでいます。さしもの今年のNZMt.Huttも先週末をもってクローズドしたようです。いよいよ、北半球に冬が来ます。

 つか、早く来てくれーーー!~o~

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2009年10月20日 (火)

遠ざかる足音

 昨日は横浜で授業だったのですが、その休み時間のこと。さきほど授業したクラスの女の子が三人、質問に来ました。「さっきの訳で判らないところがあるんですが、この『面目をほどこす』って何なんですか?」

 最初、質問の意味がよく判らなかったのですが、どうも、「面目」という言葉自体を全く知らないようなんです。三人とも。

 このクラスは、ウチの予備校では真ん中くらいのレベルの文系クラスですが、マジメな子が揃っていて、授業していて反応の良いクラスです。決して出来ない子ではないばすなんですが。全く聞いたことも見たこともないらしいんですよ、「面目」。~o~;;;

 仕方なく、目の前で国語辞典を引いて確認してみせました。うーーん、とうとう「面目」もダメなのかぁ。

 以前から、子供達の国語のボキャブラリーの急激な減少について書いてきました。決して難解な言葉ではなく、我々にとって日常的な言葉を今の若い世代は知りません。それが「ゆとり」のせいなのか、あるいはこのブログで何度も書いてきたように、携帯電話のせいなのか、それはハッキリ判りませんが、判っているのは、授業がとてもやりにくくなっているということ。

 しかも、単に授業がやりにくいというだけでは済みません。「面目」は古文にもよく出てくる単語なので、この子達、「面目」を古文単語として暗記しなきゃならないんですよね。以前、「いきどほり」を古文単語として覚えなきゃいけない受験生のことを書いたことがあるけど、その時はまだ、そういう子は少数派だったような気がします。今回質問に来た子達は、決して少数派の困ったちゃん達には見えなかったんですよねー。~o~;;;

 古文の時代がどんどん遠ざかって、判らないことだらけになっていくというのは、言ってみれば当然のことなのですが、この数年、遠ざかるスピードに異常な加速がついているように思います。いったいどうなっちゃうんでしょうねへ・・・。~_~;;;;;;;;;;

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2009年10月18日 (日)

魚沼の里を訪れるもの~付09八海山紅葉情報

 八海山ペンションYの恒例「きのこフェスティバル」から、さきほど帰ってきました。

 最初に、昨年に続き、最新紅葉情報を書きます。魚沼の里はここ何日かで急に秋めいてきたらしく、黄葉が里の方まで下りてきて、八海山は色づき始めています。しかし、鮮やかな紅葉ということになると、ロープウェイ山頂駅のちょっと上くらいまでのようです。従って、八海山ロープウェイの紅葉の見ごろは、来週か再来週ではないでしょうか。ちなみに、ロープウェイを訪れるお客さんは、早くも増えてきている模様。ペンションY近くの道路もかなり交通量が増えてきました。

 さて、そんなどーでも良い葉っぱの話はこれぐらいにして(~o~;;)、「きのこフェス」の話ですが、ペンションYは、相変わらず、常連さんたちの笑いに満ちています。来シーズンの板の話なども出ました。いろいろ雑誌のインプレッション読んでアレコレ購入候補を考えている人たちと、板の話をするのは楽しいモンです。年末年始の宿泊予約なども済ませて、シーズンよ、いつでも来いって感じです。~o~

 でも、さすがに雪はまだまだ。ここ数日、やや涼しくなってきたのだそうですが、それでも昨日は雨が降った後、ちょっと暖かかったみたいです。今日は、曇って少し涼しくなったかと思えば、雨が降ったりして、落ち着かないお天気でした。

 そんな気候のせいなのか、野生動物が里近くを訪れます。昨夜は道路を狸が横切るのを見ました。今日は、浦佐のアイスクリーム屋さん近くの道路上にマムシとおぼしき蛇が出てきました。

 いずれも内弟子Yが車を運転中に発見したのですが、こういう動物の発見は何故か早い内弟子Yなのでした。もしかして野生に近いのかなぁ。助手席のこちらは驚いてしまいます。なにしろ、突然、急停止したかと思うと、道路上に横たわる体長1mはありそうなマムシに、「こんな所に出てきちゃ危ないヨ」なんて、運転席から話しかけちゃったりするんだから・・・。~o~;;;;;

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2009年10月17日 (土)

あの素晴らしい愛は去ったけれど

 今日は、朝から横浜で、某W大志望クラスのための特別授業でした。土曜とあって出席率はイマイチ。まあ、普段教えてないクラスで、しかも、過去問解くだけの授業ですからねえ。

 それにしても、生徒さんの出来なさかげんが気になります。半分ほどの子は大変良く出来るのですが、残り半分の子は、こちらの思ってもみないところで思ってもみない間違え方をします。もしかして、いろいろテクニカルなことを教わって考えすぎてるかも。テクニックは力があって初めて操れるんですが・・・。

 例えば、単語の意味や文脈をろくに考えずに、助動詞の意味と「已然形+ば」の訳だけで選択肢を選ぶ子が何人もいます。某W大の問題って、選択肢の作り方が雑だから、そういう選び方は危険なんですけどね。

 一日授業を終えて、東京駅へ回り、上越新幹線に乗りました。今日は、八海山のペンションYで恒例「きのこフェスティバル」です。内弟子Yは、一足先に車で八海山に入っており、浦佐駅まで迎えに来てくれることになっています。

 あの七月の記念日に始まった内弟子Yとの同居生活も、今日でとうとう三ヶ月になりました。その間、いろんなイベントもあり、まずは楽しい毎日と言って良いでしょう。部屋は恐ろしいほどキレイになったし、規則正しく睡眠取ってる(取らされている)し、仕事も順調だし。

 三ヶ月の間、師匠のワタシが言うのもナンですが、内弟子Yはよくやってくれています。内弟子の務めとは言え、毎日、掃除洗濯は欠かさないし、料理も目に見えて上手くなったし。

 最初の頃は、「得意料理、焼きソバっ!」と言ってはばからなかった人が、今や、得意料理は「刺身のコブ〆カルパッチョ」ですからねえ。昨日だって、「サンマと牛蒡のハンバーグ」はなかなかの力作でした。

 そんな個人的にはオメデタイ今日この頃、ちょっと暗いニュースをネットでみつけてしまいました。加藤和彦さんが亡くなったそうです。フォーククルセイダース以来、好きなミュージシャンの一人だったんですが・・・。あの素晴らしいハーモニーも聞けなくなりました。ご冥福をお祈りいたします。合掌。

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2009年10月16日 (金)

穏やかで豊か二題

 昨日は、横浜の居酒屋「坐久丸」さんで夕食でした。一杯目は千葉県「木戸泉 山廃純米 秋あがり」、二杯目は島根県若林酒造さんの「開春」。二杯とも美味しかったんだけど、それがほとんど記憶から消えちゃうくらい良かったのが、三杯目にいただいた栃木県渡邊酒造さんの「旭興 特別純米生原酒 二段式酸基醴もと仕込み」のぬる燗でした。今まで飲んできた燗酒とはまるで違う味わいです。

 燗はどんなぬる燗でも、アルコールが揮発しやすくなるので、多少アルコールの刺激が立つと思うのですが、「醴もと」のぬる燗は、良い香がして不思議なほどに穏やかで柔らかな口当たりでした。冷やで飲む「醴もと」は独特の甘味があるのですが、燗にすると、それが穏やかで豊かな味わいに変化するようです。うーん、こんな燗上がりがあるんだ。新しい不思議な感覚です。おおげさに言うと、なんだか、人生生きていく上で、一つ得しちゃったような気分でした。

 今日は、昼間町田で授業、夜八王子で授業だったのですが、八王子で、以前このブログで話題にした空気清浄機のような学者さん、N先生とご一緒しました。休み時間に少しお話をさせていただいて感心したのですが、最近、N先生は、古本屋で『平家物語』の注釈本を購入なさり、寝る前にお読みになっているとか。

 「睡眠薬がわりですよ」なんておっしゃってましたが、本当に楽しそうでした。こういうの良いですねえ。もう、ある程度、ご自分の専門分野で成功なさった方が、余暇に興味を持って古典文学作品を読むのって、なんだかとても豊かな気がします。穏やかで豊かな人生ってこういうことなんだよなぁ。あやかりたいモンだと思いつつ、まあ、ワタシのようなスキー馬鹿にはまだちと無理かなぁ。~o~;;;;

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2009年10月15日 (木)

さまざまな蓄積とさまざまな救い

 昨日、今日とハードな仕事の日でした。二学期が始まって一月半、二学期も半ばにさしかかるこの時期は、どうも疲れの溜まる時期のようで、なんとなくしゃべりに切れがありません。朝のうちは元気なんでけど、三時間目、四時間目ともなると・・・・。

 ワタシゃもともと淡々と話すクセがあるのですが、疲れてくるとモロにそれが出てしまいます。おまけに、そういう時に限って、教材的にも難しい箇所に差し掛かってたりして・・・・。今日の三時間目、四時間目は、大分生徒さんを寝かせてしまいました。~o~;;;;;

 今、ちょうど授業アンケートをとっている時期なんですがねへ・・・・。~o~;;;;

 こんな時の救いは、仕事の後の日本酒です。この季節、ちょうどひやおろしの味が乗ってきます。一昨日は、吉祥寺の居酒屋「わらう月」で、山口県永山本家酒造場さんの「貴 特別純米 ひやおろし」をいただきましたが、こりゃ美味い。糖はそれほど感じないのでサラッと入ってくるのですが、舌の奥に濃厚な旨味が湧き上がります。

 今年飲んだひやおろしの中では、「開運」や「松の壽」や「姿」も良かったけど、この「貴」も甲乙つけがたい、つか、ひやおろしとして考えたら、コレが一番ひやおろしらしいかも。

 日本酒と並んで救いになりそうなのは、昨日のサッカー日本代表vsトーゴ戦。森本君、見事でした。相手のトーゴは来日したばかりで、しかも、報酬の支払い等でモメるという例のアフリカ病のチームなので、モチベーションの点でかなり問題はあったのですが、それを割り引いても、あの反転してのシュートは見事でした。能力の高さを見せつけました。

 チームとしても今までの蓄積が花開いた感じで、見ていて気持ちの良いゲームでした。やる気のない相手でもあれだけブッ飛ばしてくれればスカッとするかなと。 

 岡崎のハットトリックも見事だったけど、コンビネーションのゴールは相手がキチンと組織されたチームだと再現が難しくなります。その点、森本のは完全に個人の能力。どんなチームが相手でも、アレは再現されるはず。

 ウチへ帰って、録画見直して、癒されたいプレーでした。~o~

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2009年10月13日 (火)

冬の交錯する季節

 先日の日曜日、八王子の我が家から富士山が見えました。快晴の空の下、くっきりと浮かび上がった富士山は、白く雪化粧していました。今年は、富士山の雪が遅かったので、これが初冠雪だったかもしれません。

 昨日は、丸沼高原のサイトに、日光白根山の初冠雪がアップされてました。いよいよ、きたーーーっ!って感じ。~o~

 ところが、そうかと思うと、NZのMt.Huttのサイトは未だにシーズンまっさかりです。どういうわけか、今年のNZは大変良いシーズンで、10月10日に降雪があり、Mt.Huttはまだまだ積雪170cm!我々が行った八月と積雪量、変わってなひ・・・。~o~;;;

 というわけで、南半球の冬と北半球の冬がこの数日、交錯していました。ほんの束の間・・・。

 今日になってみると、ナント、富士山の雪はほとんど消えています。丸沼のサイトから見る白根山も土肌にもどっちゃいました。まだ、日本の冬は先ってことっすか。Mt.Huttはまだまだ170cmだってのに、ヤレヤレ。

 そんな今日この頃ですが、こっちは勝手に冬の支度を始めました。11月の丸沼のキャンプの予約をして、12月の北海道スキーのための準備をいろいろ始めています。なにしろ、我々の秋のメインイベントは一昨日終わっちゃったもんでね。

 でも、そんなことしてると、早く原稿出せー、って怒りのメールが来そふ・・・。~o~;;;

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2009年10月11日 (日)

今宵あふ人みなうつくしき

 今日は、銀座の料亭で食事会でした。というと大げさですが、内弟子Yのご親戚の方たちとの顔合わせの会で、まあ、内弟子入門のご披露ってことなんですが。

 三連休の銀座はすごい人出で驚いてしまいました。銀座のど真ん中のビルに入っている料亭「O志満」さんは、料理が一流なのは当然として、心遣いが素晴らしく、我々のために様々な特別料理を作ってくれました。大根と椎茸で鶴と亀を象ったお吸い物は細工もお味も最高でしたし、鶴と亀をあしらったお作りの大皿が出てきた時には驚きました。

 しかし、なぜか鶴と亀づくしでしたねえ・・・。~o~;;;

 ご挨拶に見えた板長さんは、大変ににこやかな方で、こういう料理人の笑顔って料理を一層美味しくしてくれます。ご親戚の方たちもみんな陽気な良い人たちで、宴会は大盛況でした。ワタシゃご親戚の方たちの前で挨拶をせねばならず、ドキドキだったのですが、明るい雰囲気の中、無難に挨拶出来ました。いやー、大人相手にしゃべるのは疲れるわー。

 しかし、なぜか皆さん、おめでとうおめでとうと言ってくれます。ワタシと内弟子Yはこれから厳しいスキー修行をせにゃならんのですが・・・。~o~;;;;;

 でも、まあ、ワタシも何故かとっても嬉しい気分になりました。まあ、お目出度いってことは、お目出度くないよりもお目出度いですからねえ。~o~

 食事会が終わって、銀座の町に出て行くと、銀座は歩行者天国でごった返していました。何故か、今日会う人はみんな幸せそうに見えました。やっぱ、大人相手の挨拶が無事に済んでホッとしていたからでしょう。

 つい先ほど、内弟子Yと近所の居酒屋さんに夕食を取りに行きました。そこでも、皆さんにおめでとうおめでとうと言われました。うーん、そんなにおめでたい顔だったでしょうか。まあ、ワタシも内弟子Yも見るからにホッとした顔をしてたかもしれません。

 それにしても、今日会った人は皆良い人でした。まるで与謝野晶子の桜月夜の歌のように。

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2009年10月 9日 (金)

乞う結果オーライ

 昨夜は、いつもの居酒屋「坐久丸」さんで夕食でした。一杯目は福島県鈴木酒造店さんの「磐城壽 土耕ん醸 山廃純米」。名前の通り、なかなか根性のある味です。ちょっと土臭いのかと思われるほどの酸とアミノ酸。でも、含むと雑味の奥に酢酸イソアミルのバナナ香が眠っています。面白い酒です。濃厚で幅のある旨味。

 二杯目は栃木県渡邊酒造さんの「旭興 特別純米生原酒 二段式酸基醴もと仕込み」。三杯目は同じく渡邊酒造さんの「旭興 玄米仕込み 生酛純米」でした。「醴もと」も相変わらず美味いけど、「玄米仕込み」がまた美味いっす。

 なんでも、渡邊酒造さんは、この「玄米仕込み」を失敗作だと言っているとか。来年以降、もう作らないと言っているらしいんだけど、惜しいですねえ。多分、杜氏さんのイメージとは違う物が出来ちゃったんだろうけど、これだけ美味けりゃ結果オーライで良いと思うんですけどねえ。~o~

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2009年10月 8日 (木)

薄く濃き野分の跡の狂想曲

 昨日から今日にかけて、台風が日本を直撃しました。こういう日の予備校屋は大変です。

 もちろん、普通のお勤めの方も大変なんでしょうけど、我々には独特の大変さがあります。予備校は生徒さんの入学時に、何時間の授業をすると契約してしまうため、その時間数を絶対にこなさなければなりません。そうすると、よほどのことがない限り、学校を休みにするということが出来なくなります。

 もちろん、台風直撃で交通が全て止まってしまえば、休校にせざるを得ないのですが、その場合、何時かその分の補講をやらなければなりません。ところが、補講なんて入れる余裕は、予備校の年間スケジュールにはほとんどないんです。だから、予備校には滅多なことでは休校なんてありません。

 というわけで、今日もキッチリ授業がありました。まあ、もっとも、朝はそれもどうってことないと思ってたんです。朝のニュースでは横浜線は間引き運転ながら、動いているという話だったので。普段より少し家を早く出れば済むことだと思ってました。

 ところが、八王子駅に行ってみると、横浜線が止まっているという話。今日はあざみ野出講の日なので、こういう場合、中央線で立川に出て南武線に乗れば良いはずなのですが、中央線も完全にストップしてるって言うんです。

 仕方なく、JRを諦めて、京王線に乗り、分倍河原から南武線に乗ろうとしました。ところが、京王線に乗ってしばらくして車内放送がありました。「強風のため、南武線はただ今運転を見合わせております」だと・・・・。~o~;;;

 頭の中に私鉄路線図を思い浮かべてみるのですが、良い知恵も浮かばず、仕方なく明大前まで行って、井の頭線で渋谷へ出て、そこから田園都市線に乗ることにしました。しかし、これだけ電車が止まりまくる状況で、それだけ遠回りしたら、授業の定刻までに行けるわけねーや。大遅刻だー。

 と思ったのですが、どういうわけか乗った京王線の電車は快調に進み、乗り換えもほぼロスなく済んで、定刻よりも三十分遅れで校舎に到着しました。

 しっかし、こういう時に、私鉄って強いですねえ。つか、JRは弱いってことですかねえ。~o~

 閑話休題。それでも遅刻は遅刻なので、恐縮して校舎に入ったのですが、校舎の職員さんは意外と好意的な対応をしてくれて、授業時間を遅らせ即座にワタシのためのタイムテーブルを組んでくれました。聞けば、他の先生方も影響を被って遅れたりしているとのこと。なーんだワタシだけじゃなかったのね。~o~;;

 結局、授業に穴を開けることなく、無事に仕事をこなすことが出来ました。後で聞いたところ、先生の中には、横浜線を利用していて途中の駅で電車が止まって足止めを食った人もいたとか。ワタシだって、うっかりすりゃそうなっていても不思議ではありません。それを思うと、今回の野分の個人的影響は、案外、薄かったのかも。ま、ラッキーだったってことっすネ。~o~

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2009年10月 7日 (水)

追加悲喜こもごも

 今日は、立川で仕事の後、町田で仕事でした。立川で仕事を終えた後、家へ帰ってPCを開いてみて、うれしい発見。

 やっぱ、国体予選に出られる~~。~o~

 東京都スキー連盟さんがポイント計算をやり直してくれてました。いやー、菅平の宿の予約が無駄にならなくて良かったっす。まー、その前後がキツいスケジュールなので、ハッキリ言って出るだけになりますが、でも、一生に一辺くらい国体というものと関わりをもってみたかったデス。

 昨日は、夜、吉祥寺で授業だったのですが、そこで、あまり嬉しくない「追加」の話がありました。一回で終わったと思っていた模試、ナント、二回目もワタシが作成担当なんだそうです。うーーーーーむ、あんまり、つか、かなり嬉しくない追加でした。しょーがねーなー。

 模試作成は、予備校屋の仕事の中で採点に続いて割に合わない仕事なのですが、仕方ありません。まー、今年は、スキーの費用が二人分必要なわけだし、働けるだけ働きましょふ・・・。~o~;;;;;

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2009年10月 4日 (日)

秋色さまざま

 昨日は、久々に何もない土曜日だったので、のんびりと買い物に出かけました。御茶ノ水のスキー街は、かなり人出があって、いかにもシーズン近しという感じ。内弟子Yと連れ立ってスキー街を巡りました。

 実は、内弟子Yのウェアもワタシの遊びウェアも、年代物と言って良いウェアで、ボロボロ。特にワタシのウェアはこの間のNZでアチコチ壊れまくり、もう限界をとっくに過ぎていました。秋に入ってから、何度か御茶ノ水を物色していたのですが、どうもピンと来る物がなく、二人ともそろそろどうにかしようと言っていたのですが、今回は、最初に行ったパタゴニアショップでアッサリ決まってしまいました。

 内弟子Yのジャケットとは色違いです。まるで、新婚夫婦みたいだけど、なんせ我々は、師弟ですからねえ。~o~;;;

 いやー、ウェアが決まるのって良いですねえ。~o~

 その他、内弟子Yのヘルメットやらグラブやらを購入。自宅へ帰って、ちょっとファッションショーをやってしまいました。なんだか、気分、盛り上がりますねえ。

 帰宅後、近くの酒屋「加枡屋」さんで、栃木県飯沼銘醸さんの「姿 純米吟醸 火入れ」の白ラベル「山田錦」バージョンと赤ラベル「雄町」バージョンを購入。いやー、んまい!!

 特に、「山田錦」は、甘い上立香、含むと甘い含み香、軽い甘味の中に適度な酸の刺激があり旨味があって、爽やかに切れるところも絶品。バランスが良く、完成度高いです。この白の火入れも美味いし、「雄町」の赤の火入れもなかなか。色とりどりに良い酒でした。

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2009年10月 2日 (金)

イヤな噂

 最近、赤本の間違え探しをしていて、時々、イヤになることがあります。赤本に対してではなく、一部の私立大学に対して。

 もうちょっと志を持った作問が出来ないモンかね~。

 この数年、単なる単語や文学史の暗記、たまたまの思い付きを問うだけの問題が多くなっています。こういう問題に対する対策も教えなければならないのかと思うと、ちょっとガッカリです。別に特に難しくしなくても良いから、ちゃんと読解系中心にしてほしいんですがねえ、国語の試験なんだから。

 おまけに、近年、学問的にアヤシイ内容の物もしはしば目に付きます。明らかに二つの学説があって、専門的にはどちらとも決めきれないようなことを、平気で選択肢にしたりしているのを見ると、いったいどういうヤツが作問しているのか、顔を見てみたくなります。下二段活用の「給ふ」が謙譲語か丁寧語か聞くなんて・・・・。

 実はそのことに関して、ちょっとイヤな噂を耳にしました。以前から、外注で入試問題を作る大学が増えているというのは聞いていました。ウチ以外の某大手予備校や某教育産業の業者さんなどが、委託を受けて大学に代わって入試問題を作っているというのは、今や、よく知られているところですが、その作問の際、現場で教えている講師はいくらなんでも使えないので、アルバイト的な人にやらせているっていうんですが・・・。

 アルバイト的な人と言っても、ピンキリでしょうから、一概には言えないけど、あんまり入試問題を作るのに相応しくないレベルの方も入っていそうな気がします。少なくとも、そんなふうに勘ぐりたくなる問題が目に付くんですよね~、近年。

 中堅私立には、少子化で受験生が集まりにくく、受験生が集まらないと受験料という経営の柱になる収入が入らず、経営を圧迫するという事情があるようです。そのため、受験機会を増やし、同じ学部でも様々なタイプの受験パターンを作って、出来るだけ受験料を集めようとします。その結果、自分の所の先生だけでは試験問題を作りきれないほど試験問題を作らねばならず、外部委託に頼らざるをえなくなるというのは、まあ、判らないではありません。

 しかし、だからって、外部作成の問題をノーチェックで出題するようなことをしていたら、大学の信用がなくなるのは明らかなんですがねえ。少なくとも、我々予備校屋は、そういう入試問題の大学は、生徒さんにオススメしませんゼ。

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2009年10月 1日 (木)

紅葉とつばなれの境界

 今日は、仕事が休みの日だったので、丸沼にプラスノーに行ってきました。昨夜遅くまで仕事があったため、今朝は当然のごとく寝坊し、丸沼に着いたのは、午後一時過ぎ。三時間券2000円を購入してゲレンデに向かったのですが、ゲレンデ、人、いません・・・・。~o~;;

 いや、まあ、ちょっと待ってると滑ってくる人がいるのですが、とにかく空いてます。リフトで上に上がるまでの間、人数を数えてみたのですが、ゲレンデ中の客を合わせて「つばなれ」してませんヨ。~o~;;;;

 「つばなれ」というのは寄席の符丁で、「一つ、二つ、三つ」と数えて「つ」があるのが「ここのつ」までであることから、客が十人未満のことを「つばなれしない」というふうに使うんです。この時、丸沼プラスノーゲレンデには、ワタシを合わせても九人しか客がいませんでした。あはは。~o~

 こうなると、滑り放題です。三時間券で終了まで滑り続けて、リフト二十本近く乗ったと思います。多分、日曜に一日滑り続けるよりもたくさん滑っているはず。そんな中で、何故かワタシの知り合いがご夫婦で、内弟子Yの知り合いが友人同士でいらしていました。つまり、九人のうち五人まで仲間ってワケですね。もう、笑うしかありません。あははははははは。~o~ ~O~

 結局、三時近くになって休んでいた人達が三人出てきて、瞬間、「つばなれ」したはずですが、他の人が帰っちゃったりして、また一桁に逆戻りしました。~o~

 天候は晴れのち曇り。丸沼のイエローコース周辺は、そろそろ木の葉が色づきかけています。でも、リフト一本上がって見る眺めは、また格別です。バイオレットコースの上部は、鮮やかな紅。明らかに先日の日曜よりも紅葉は下りてきています。今日は、バイオレットコースのあたりに紅葉の境界線が来てたけど、今度の日曜あたりは、イエローコースまで下りてくるでしょうし、次の週末にはペンション街あたりまで来ているに違いありません。いよいよ、丸沼は秋ですねえ。

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