アンチ商売な人々
昨日は、仕事の後、いつもの居酒屋「坐久丸」さんで夕食でした。一杯目は、岩手県川村酒造さんの「よ右衛門 吟ぎんが 特別純米」。久々の「よ右衛門」でしたが、アレ、「よ右衛門」って、こんなに甘いんだっけ?!
酸度1.8だそうですが、やや甘く入ってきます。その甘さを酸がまとめて切れていく感じ。少し、酸がアタるかもしれません。今まで飲んだ「よ右衛門」のイメージと、この「吟ぎんが」は少し違っているかも。
二杯目は、大分県浜嶋酒造さんの「鷹来屋 ひやおろし特別純米」。非常に軽い甘味、軽い酸。軽やかな中に旨味があります。これはかなり食中酒として良いかも。
三杯目は、本日のメインイベンターって感じで、広島県竹鶴酒造さんの「竹鶴杜氏 石川達也 山田錦純米吟醸」でした。最初、冷やで飲んだのですが、香りも味もフリーズしている感じで、含むと口中の温度で融け出すのが判ります。これほど、酒自体がぬる燗を求めている酒も他にないでしょう。
と思ったんで、残りを店主にお願いしてぬる燗にしてもらいました。うーーん、やっぱりこの方が、んまい!つか、冷酒で飲んじゃいかんでしょう、コレ。つか、もしかすると三杯目じゃイカンのかもしれません。細かいことよく覚えてないから。~o~;;;
んでも、旨味十分の良い酒であることは判りました。精米歩合40%の兵庫県産山田錦だそうです。ゼイタクな酒です。しかし、このスペックの酒を一杯900円で出しちゃルール違反でしょう。スペックから言えばどの居酒屋さんで出したとしても、一杯最低1000~1200円は取るはず。それでなきゃ採算は取れません。
店主にうかがうと、そんな値段ではウチじゃ売れませんからとのことでした。でも、それなら、お店に置かなきゃ良いんじゃないかな・・・。まー、自分が飲みたいからってことですねっ。~o~
こういうアンチ商売な居酒屋さんて時々います。つか、ワタシが現在出入りしている所は多かれ少なかれ、そんな人達です。例えば、町田の「伊吹」の大将なんかも、商売にならないような仕入れ値の魚ばっかり仕入れてきちゃうらしいです。しょっちゅうグチってます。
まー、利用客としては、是非、潰れないでネと願うばかり。~o~
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