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2009年11月29日 (日)

おろしの幻

 今日もK's プロジェクトのキャンプでした。天気は曇り。夕方遅くなって、小雪でした。今日のASAMAは比較的気温が高く雪が緩みました。そのため、午後はけっこうボコボコになり、夕方はコブ斜面でした。

 そんな中、レッスンの方は順調。朝、バーン状況の良い時間にかなりの量を滑り込んだため、滑りたがりの内弟子Yも満足した模様。

 キャンプ終了後、当然のごとく、内弟子Yはリフト終了時まで滑ると宣言。スラ板をはいていたワタシは、本来コブ斜面は滑りたくなかったのですが、仕方ありません。なるべく平らな所を選んで滑ったんですが、平らな所なんてほとんどないよ~。~o~;;;

 そんな中、珍しい方とお会いしてしまいました。昔の八海山SSのイントラのF木さんです。F木さんは、90年代半ば頃、八海山SSに在籍していた方で、バツグンの身体能力を武器に当時の技術選で活躍し、デモ一歩手前まで行った人です。

 当時の八海山SSには、そんなレベルの先生がたくさん在籍していて、リフト終了時には、残っているお客さんに帰ってもらうために、「おろし」というものを行いました。練習を兼ねて、山頂部から先生方が滑り下り、お客さん達に「早く下りてくださーい」と言って帰ってもらうんです。

 当時、「おろし」の先生方の滑りはそりゃあ、物凄かったモンです。「おろし」ファンの常連客が何人もいたくらいに。先生方もそこで競うようにワザを見せてくれたものでした。ワタシも、そんな「おろし」を毎日見て、あこがれたモンです。ワタシのスキーの原点の一つかもしれません。

 今日のF木さんのコブ滑りは、まさに「おろし」の頃、そのままでした。一瞬、あの頃の幻を見た思いがして胸が熱くなりました。あの豪快なコブパラは、ほとんど人間の身体能力を越えてると思うんですが・・・。~o~;;

 実は、F木さんは、昨年、埼玉県から技術選に復帰さなったんだそうです。応援したいスキーヤーがまた一人。~o~

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2009年11月28日 (土)

低速こわい

 ASAMA2000に木村公宣さんのキャンプで来ています。実は、木村さんが新型インフルに発症して富良野を出られなくなったため、急遽、大瀧徹也さんが代役なんですが。

 ASAMAは晴れたり曇ったり。ASAMAにしてはそれほど寒くなかったのですが、とにかく人が多いです。午前中は10分ほどのリフト待ち。硬いはずのASAMAの斜面なのですが、上部にコブ、下部に小回り道がどんどん出来ていきます。

 そんな中、レッスンは、男性班と女性班に分かれ、男性班は大瀧さん担当で、一日、ひたすらターン後半の股関節のタメと上体のふところの深さを作るトレーニング。混んでいたしシーズン初めなので低速が多かったのですが、この低速ってヤツがワタシゃ大の苦手で・・・。

 自分では言われた通りに滑ったつもりだったのですが、ビデオを見たら・・・。うわー、ヤダー、見たくねー。~o~;;;;

 左ターンでどうしても股関節のタメが出来ません。切り替えでは立ち上がってしまうし、なんでこうなるんでしょう。

 内弟子Yも、ほとんど滑ったことのないほどの硬いバーンに苦戦していました。うーん、今回のキャンプは師弟ともに、実りあるものになりそう・・・。~o~;;;;;;

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2009年11月27日 (金)

ピュアよろし

 昨日は、横浜での仕事の後、いつもの居酒屋「坐久丸」さんで食事でした。一杯目は、広島県竹鶴酒造さんの「竹鶴 合鴨農法」。合鴨農法の雄町で仕込んだ16BYの古酒でした。16BYだけあって、薄い琥珀色に色づいていました。まず冷やでいただきました。軽い熟成香がありますが、含むと意外なほどにキレイな酒で、シッカリしたキレイな酸がドッシリした旨味を支えています。喉の奥に香ばしい含み香があって、消えていきます。うーーん。

 ワタシは古酒が好きではないのですが、コレはスゴイ!古酒でしばしば感じられる不純な味わい、ヒネた香りがありません。このピュアな感じは、合鴨農法だからなんでしょうか。

 オーガニックな原料で作った酒って、ワインなんかでも時々とてもピュアな感じを受けることがあります。もちろん、オーガニックが全てそうではなく、オーガニックを上手く利用できた時に起こることだと思うので、作り手のウデなんでしょうけど。

 そういう意味で、この「合鴨農法」素晴らしい。冷やの後、燗も試してみたのですが、燗は、香ばしい含み香が全て旨味に変換された感じで、どーんと判りやすく美味いです。杜氏さんは燗酒のつもりで仕込んだらしいのですが、ワタシ的には、冷やの玄妙な感じが捨てがたいかも。

 ワタシゃ滅多に同じ酒を二杯飲むことないのですが、これは二杯飲む価値がありました。また、良い酒に出会っちゃったなぁ。~o~

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2009年11月25日 (水)

それぞれの事情

 この季節、ウィークデイはいろんなことがありすぎて、バタバタです。頭の中が整理できず、プログ更新どころじゃないよ、と言い訳してみたりして。

 火曜は、模試の採点会議でした。採点の先生方と採点基準を決めたのですが、んまあ、なんとかなりました。でも、自分で想定していなかった問題が意外な難問だと判明。具体的にしてしまうと誤答になってしまうという珍しい問題で、採点の先生には、「高校じゃ全て具体化しろって教えてますよ」と呆れられてしまいましたが、まあ、問題それぞれに事情はあるわけで・・・。

 模試の仕事をしながら、北海道スキーの予約と国体予選および都技選の申し込みもしなくてはなりません。ところが、模試の採点会議前、麹町の某都連に出かけてみたところ、「月曜が祝日の場合、翌火曜はお休みです」だと・・・。祝祭日もキッチリ休んで、火曜も休みかい?!

 ここにもなんかそれなりの事情があるんですかねえ。謎の組織です。「そんなにお休みのある事務所で働いてみたい」とは、この春までOLやってた内弟子Yのお言葉でした。~o~

 その火曜日に恒例授業アンケートが送られてきました。んーーー、また、教科平均に届かなかったか・・・。前期同様、高校生が好調で、浪人がイマイチ。でも、前期より上がってるし、特に悲惨なクラスもなくなったし、昨年度より上がってるからヨシとしましょう。この辺の数字が普通の人間の限界なのかなぁ。

 アンケートに対する講師の受け取り方は様々なのですが、「自分の授業に不満をいう生徒は気の毒だ」なんてコメントを聞くと、ちょうど今、教材に乗っている『源氏物語』の末摘花の叔母さん、大弐の北の方の「御心おごりの、いとほしきこと」という言葉を思い出してしまいます。まあ、それぞれ事情はあるんでしょうけど。~o~;;;;;;

 ところで、今日のタイトルは、内弟子Y作曲作詞の歌のタイトルです。

 ♪ゴリラの場合はえっほっほー。

  魚の場合はにょろにょろ。

  トラさんの場合は・・・、また、太っちゃったかなぁ♪

 バッハの「トッカータとフーガ」をバックに流して歌うんですが、名曲です。~o~~O~

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2009年11月23日 (月)

ハシゴの顛末

 昨日は丸沼二日目でした。午前中からバイオレットコースも開きました。それなりに混んだけど、やっぱバイオレットは滑り応えがあります。バーンも、昼ごろ少し気温高くなり若干緩みましたが、ほぼ一日中、良い状態でした。お客さんは、一昨日より増えてかなり混雑しましたが、それでも、まあ、この時期の例年並みでしょう。

 昨日の朝、ネットでかぐら月曜オープンの発表があり、昨日のうちにかぐらに移動。スキー場のハシゴです。今日はかぐらでした。かぐらは、和田小屋前のペアリフトだけの営業でした。天気もよく、それほど寒くならなかったせいもあって、午前中はコース内にゴロゴロが散乱し、午後はちょっとボコボコが育ったりして、けっこう難易度の高い状況でした。でも、こういうの個人的には好きです。~o~;;

 リフト待ちは一番混んだ時で10分ほど。三時頃からはリフト待ちもなくなりました。

 そんな中、内弟子Yとともに、一日滑り続けました。八海山の常連さん達何人かともお会いしました。かぐらからは遥かに八海山が望めます。八海山スキー場は、上半分が白くなっているのみでしたが、周囲の越後の山々は白く輝いていました。シーズン券も購入したし、いよいよ我々のシーズンが始まる!と感無量の一日でした。

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2009年11月21日 (土)

丸沼冬景色・・・かも

 昨夜遅く丸沼に入って、今日は丸沼スキー場でした。

 丸沼は朝から小雪。寒いです。朝、ゲレンデに出てみると、すでにリフト待ちの行列。リフト待ちに慣れていない内弟子Yは驚いた様子でした。でも、毎年来ているワタシから言わせれぱ、まあ、例年並みですかねえ。バス輸送も午前中だけでした。

 コースは先週の三割増しくらい広くなってました。バーンは一日硬いまま。コース下部に若干のボコボコは出来たけど、まあまあ良い状態でした。そんな中、内弟子Yとともに一日、滑り続けました。さすがに今日は昼食休憩を取ってもらいましたが・・・。~o~;;

 天候は、結局、一日雪でした。コース外も夕方には雪景色。かなり白くなりました。現在ペンションの外も真っ白の冬景色です。イエローコース上部のバイオレットコースも真っ白で、人工雪降らせてコース整備していたので、明日にはオープンしそうです。まあ、希望的観測かも・・・。

 宿に帰って、ネットを見ると、かぐらにも降雪があり、月曜にはオープンする可能性ありだとか。なんとか、このままスキーシーズン・・・に入って欲しいんですけどねえ。~o~;;;;;

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2009年11月20日 (金)

パタパタと冬

 いやー、ここ、二、三日急に寒くなってきました。冬の足音が確実に聞こえてきて、スキー場のライブカメラを見るのが楽しみな毎日です。ニセコなんか早くも真っ白です。明日にはひらふだけオープン決定。12月の北海道行きが楽しみになってきました。長野も降ったらしく、志賀高原は真っ白。でも、人工降雪機のないゲレンデは、まだちょっと怖いかも。

 かぐらも真っ白ですが、ヤキモキさせておいて21日のオープンは見送りでした。積雪20cmじゃ仕様が無いか。でも、明日は雪の予報なので連休中に開くかもしれません。丸沼は気温が下がっているらしく、雪を作ってコースを広げようとしています。連休中にバイオレットコースオープンが期待できるかもしれません。

 そんな中、こちらもパタパタと忙しくなってきました。ライブカメラを睨みながら週末のスキーのための予約をして、今シーズンのレースの申し込みをして、12月の北海道のための飛行機と宿の予約をして、板をチューンナップに出して・・・。全部並行してやってるので、何がなんだか判らなくなりそうですが、これで一人前に仕事もやってるんですからねえ・・・。@@~

 というわけで目が回りそうに忙しいのですが、これから夜の仕事に行き、帰ってきたら、丸沼に出発だ~~~い!~o~

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2009年11月18日 (水)

番外のホコリ

 昨日は夜の仕事だったので、昼に、頼んでいた板を受け取りに御茶ノ水に行ってきました。AtomicのGS板186cmとVolklのファットスキー「マントラ」の184cmです。両方ともかなりマニアックな板ですが、それでも片方ならたくさんの人が買ったことでしょう。でも、この二本を同時に持っている人は、日本のスキーヤー多しと言えども、そんなにいないはず。GS板買う人は、ファットなんて乗りたがらないし、ファット買う人は本格的GSは乗らないから。

 特に、「マントラ」184cmは、カタログ外の番外品なので、持ってる人自体が少ないはず。「マントラ」はカタログでは177cmまでなのですが、試乗会でVolklの人に「こういうのがあるよ」と聞いて、注文して取り寄せた板です。

 持ち帰る間の電車の中も、なんだか自慢したい気持ちでした。今、部屋の壁に立てかけてありますが、見るだけで、嬉しくなります。えっへっへ。~o~ ~O~

 板を自宅まで運んで、すぐに夜の仕事に出ました。仕事終わって、いつもの居酒屋「わらう月」へ。夕食の一杯目は、宮城県新澤酒造さんの「伯楽星 番外酒」。伯楽星さんが小売店の要望で作った限定品です。

 新澤さんは、フレッシュな酒を好み、熟成貯蔵のようなことを嫌う酒蔵さんなのですが、この「番外酒」だけは、小売店の要望で出している熟成酒です。これがまた、んまい!~o~

 レギュラーの「伯楽星」のように、フレッシュさが強調されているわけではありませんが、フレッシュな香りを残しながら、爽やかな酸と成熟した旨味が味わえ、サラリと切れてくれます。

 二杯目は、福島県高橋庄作酒造さんの「つるし」。ただし、「わらう月」で二年常温熟成させた特別バージョン。こりゃまた、強烈です。番外の極みです。うーーん。美味いけど、キョーレツ!紹興酒の香りと深い旨味が口内に広がります。これ、ラベルの「つるし」という字だけ見て飲んだら、怒るでしょうねえ。全然別物ですから。

 いずれもホコリ高き番外品でした。~o~

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2009年11月16日 (月)

丸沼絶好調

 昨日は、丸沼二日目でした。昨日の丸沼は、好天に恵まれ放射冷却で雪が締まって午前中硬いまま。しかも、一昨日に比べてコースも少し広くなり絶好調なコースコンディションでした。

 午前中は、それなりに混んだのですが、それでも何時もの年と比べれば、まあまあ。バス輸送も出ましたが、あれくらいなら十分許容範囲でした。とても気持ち良く滑れました。

 レッスンの昼休みは、一昨日に続き全く休ませてもらえず、昼食はリフト上でのパンでした。結局、朝8時45分から滑り出して、午後三時半の宿の送迎バスまでトイレ休憩を除いて、ひたすらグルグルと滑り続けました。つ、つかれる~~。~o~;;

 午後はかなりボコボコになり、コブも出来ました。結局、全体としてちょっとは混んだものの、丸沼の二日目としては絶好調。素晴らしい二日目でした。内弟子Yも、この二日日間でかなり上手くなりました。特に小回りで長足の進歩が見られました。ただ、現在は全身筋肉痛だそうです。そりゃそうだ。~o~

 内弟子Yと言えば、帰宅途中、この日にゲレンデで見かけた有名スキーヤーの皆さんを説明していて、判明したのですが、内弟子Yは、五藤元デモに教わっていながら、「デモ」って何だか全く知らなかったんだそうです。「そんなにスゴい人なんだったら、早く言ってくださいよー」だって。~o~;;;;

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2009年11月14日 (土)

いつも通りでいつにない始まり

 今日は丸沼のオープン日でした。今年はいつになく丸沼のオープン日が遅く、今日になってしまいました。今年もいつも通り五藤デモのレッスンに入ったのですが、今年は、いつもと違って、内弟子Yと二人連れです。果たしてどうなることやら。

 丸沼のコースは昨年にもまして狭くなっています。つか、ここんとこ何年か同じようなこと書いてますね。でも、今年は明らかに昨年より狭いです。これじゃ、先週の軽井沢と変わりませんゼ、丸沼高原さん。しかも、気温が高くて朝から雪は柔らか。コース下半分は朝のうちにボコボコになってしまいました。にも関わらず、コースには人が多くて・・・。

 いったいどうなることかと思ったのですが、午前中に雨が降りだし、昼前にはドシャ降りになったりガスが出たり、悲惨な状況になってしまいました。ところが、それに伴ってコース上から人がいなくなっていきます。ラッキー。昼頃にはオープン日だといういのにガラガラでした。~o~

 午前のレッスン終了後、空いたゲレンデを内弟子Yとともにカッ飛ばしてしまいました。いつしか、雨も止み、ガスも晴れています。ワタシゃ二、三本滑って昼食という予定だったのですが、調子に乗った内弟子Yは、「お昼なんかいりません!」と言い張り・・・。結局、レストハウスで買ってきた肉マンをリフト上で二人で食って滑り続けました。バカだあー。~o~;;;

 内弟子Yは、午後のレッスンで五藤デモに滑りを褒めてもらい、すっかり有頂天でした。もっとも彼女はレッスンというものに入ったことがほとんどないため、アドバイスの大部分はそのままでは理解できなかったらしく、ワタシがリフトの上で「翻訳」して、ようやくなんとなく判った様子でした。

 でも、まあ、褒めてもらうことが多かったので、彼女にとっては良かったんじゃないでしょうか。もちろん、本当のところ、五藤さんが彼女の良い所を伸ばそうとしてかなり気を使ってくれていたんだと思いますけどね・・・。~o~;;;;

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2009年11月12日 (木)

美酒をめぐるカオス

 一昨日は、バタバタ仕事の後、吉祥寺のいつもの居酒屋「わらう月」で夕食を取りました。一杯目は宮城県山和酒造さんの「山和純米吟醸ひやおろし」。宮城県らしい若々しい爽やかさの中に辛味の刺激があって旨味が残ります。多分、所謂「辛口」が好みの人には高い評価を受けるのではないでしょうか。ワタシ個人もこういう「辛口」ならオッケー。

 二杯目に福島県曙酒造さんの「純米大吟醸 結」をいただいたのですが、二杯目をいただく前に、新入荷ということで「十四代 大吟醸 双虹」をちょっとだけ試飲させてもらいました。

 この季節、各酒造とも忘年会シーズン、ボーナスシーズンに備えて、大吟醸を出荷するのだそうです。まあ、「双虹」なんて、ボーナスでも入らなきゃ注文しないでしょうからねえ。定価でも1.8Lで10500円です。ネットでプレミアムのついたものを購入すれば、五万円以上するというシロモノ。もちろん、「わらう月」は定価で仕入れているのでしょうが、それにしても居酒屋値段では・・・。うーん、このご時世だと、年に一度の贅沢品ってことでしょうねへ。~o~;;

 試飲させてもらって言うのもナンですが、確かに美味いです。一切の雑味を感じさせず、甘い含み香がサラリと喉の奥へ消えて行きます。

 でも、その後で「結」を飲んでみて思ったのですが、この辺りの酒って、値段と味の関係は微妙ですねえ。「結」は、曙酒造が、蔵元さんの個人的なお友達「五ノ井酒店」にのみ出している限定品なので、ネットを調べても定価が判らないのですが、スペックから言えば、恐らく「双虹」の半値以下でしょう。でも、そんなに劣ってないと思うんですが・・・。

 雑味の無さキレイさという点では、明らかに「双虹」が上なんですが、「結」の人懐こい米の香りと甘味も捨てがたいし・・・、結局、好みの問題じゃないのかなぁ。

 だとすれば、余程、自分の好みにフィットしてしまった人以外は、無理に十四代を求める意味ってないんじゃないのかなぁ、と思います。ネットのプレミアム値段は論外だし、偉そうに抱き合わせ販売するのもなぁ・・・。

 そう言えば、昨夜行った「伊吹」さんには、十四代の抱き合わせ販売でトラぶっていた小売店さんの社長さんが謝罪に見えていました。そこでいただいた群馬県龍神酒造の「龍神 純米生」も、軽い甘味で美味しかったです。十四代に比べれば、抱き合わせにされかねないほど無名の酒ですけどね。

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2009年11月10日 (火)

バタバタ進む日々

 一昨日の日曜は、軽井沢に行っていました。一昨日の軽井沢は、モノスゴク混んでました。今までで一番。なんでも、前日の土曜は良いコンディションだったらしいです。しかし、日曜は、朝からリフト15~20分待ち。ゲレンデもレッスンなど入っていて混んでました。

 午前中は、それでもただ流れに任せて滑っていただけだったのですが、午後から、内弟子Yが急斜面を担ぎ上げしようと言い出して・・・。結局、リフト一本につき一回担ぎ上げで、4~5回は担ぎ上げをやらされました。あんなに混んでちゃ仕方ないとは言え、ワタシゃ登りはニガ手なんじゃー。~o~;;

 衝突事故も起きたようで、ナント、警察が来てました。つことは、傷害事件ってことになったんでしょうね。剣呑剣呑。

 一昨日は帰路の高速道路まで大渋滞で、帰宅したのが遅く、昨日はようやく起きて仕事。一日仕事でした。バタバタと疲れまくりました。

 今日は、のんびりするつもりだったのですが、朝からデスクワークがあって、しかもタイヤ交換に行かねばならず、バタバタ。つい先ほど仕事から帰ってきました。疲れたーー。

 でも、これで何時雪が降っても大丈夫。つか、早く降ってくれー。

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2009年11月 7日 (土)

体育オヤジと猿マネ小僧の日本

 最近、先日行われたナビスコカップ決勝表彰式での川崎フロンターレの選手の態度が問題になっているようです。二位に甘んじたことを不服として表彰式でガムを噛んでいたり、掛けられたメダルを外したり、握手を拒否したりしたのだそうです。川崎フロンターレはクラブとしてJリーグに謝罪し、準優勝賞金を返還したとか。

 そうかと思うと、昨日は、野球の日本シリーズでサヨナラホームランを打った選手が、ヒーローインタビューを受けた際、ガムを噛んでいたことが、ネット上で問題にされていました。

 ハッキリ言って、どちらもピント外れの批判だという気がします。だって、彼らはプロスポーツ選手です。それぞれの競技でお客さんを満足させるパフォーマンスを見せられれば、ガムごときで非難される所以はどこにもないはず。

 どうも、こういう批判を見ていると、プロスポーツというものに対する誤解があるような気がします。彼らは別に青少年の道徳的規範になるためにスポーツをしているわけではありません。そりゃあ、こういうプロスポーツ選手が青少年の良き手本になるのは、称賛されるべきことでしょう。でも、だからと言って、彼ら全てに聖人であれと求めるのは、少しピントが外れていないでしょうか。

 どうも、こういう批判をする人達は、プロスポーツを学校体育の規範と勘違いしているような気がします。つか、日本って、何時までたっても、スポーツは学校の体育教育の延長としてしか見られてないんですよね。変なの。

 一方、これらの選手達のやったことも褒められたモンじゃありません。件の野球の選手は単にメジャーリーガーの猿マネでしょうし、川崎の選手もユーロ2008決勝のドイツの選手のマネなんじゃないでしょうか。ただ、外国のマネしてカッコつけたかっただけのように感じられます。

 特に、川崎の選手諸君は理解しておかなければならないことがあります。アレは、ドイツがやったからカッコ良かったんだってこと。

 ゲルマン魂という恐るべき負けじ魂を世界中に知られていて、しかも、「サッカーは90分経ったらドイツ人が勝っているスポーツだ」とまで言われる勝負強さと実績があるからこそ、ユーロ2008決勝のドイツの態度には、世界中の人がうなづいたわけで、Jリーグで昨日今日成り上がってきたチームがマネしたって笑われるだけです。

 もし、悔しさを表現したかったなら、誰かのマネにならないような自分達独自のパフォーマンスを用意しなきゃならなかったんじゃないのかな。つか、本当に本当に悔しかったら、猿マネしてカッコつけることなんて出来ないだろーに。

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2009年11月 5日 (木)

止まりたい気持ち止まりたくない気持ち

 昨日、軽井沢で接触事故を目撃しました。ゆっくり滑っていた女性を後ろから来たレーサーがかわしきれず、撥ね飛ばしてしまったんです。この事故自体は、女性の側にそれほど大きなダメージがなく、無事に済んだらしいのですが、その時に内弟子Yとレーサー気質について話し合っていて思い出したことがあります。

 昔、ザウスで、急斜面の下で立ち止まりたがる基礎スキーヤーに対して、レーサーが苦情を言ってコース途中で立ち止まり禁止にさせたことがあったのですが、その時、インターネット上で基礎スキーヤーとレーサーで論争になったんです。論争自体は、はっきり言って不毛の罵り合いで終わったのですが、その時に思ったのは、この人たち、それぞれの止まりたい距離が違うんじゃないかってこと。

 レーサーは普段のトレーニングからポールを滑ります。ポールの中では転倒しない限り立ち止まることは厳禁です。そのため、多少ミスしても、ある程度長い距離を滑りきることになります。一方、基礎スキーヤーは、イントラの見本の通りに滑ります。イントラは生徒から見える範囲で止まりますから、斜度変化があればたいてい止まります。つまり、斜面一枚分、ロングターンなら二、三ターンしか滑らないんです。生徒さんも普段からその距離で止まる練習をします。

 すると、どうしても、止まりたい距離が違ってくることになります。レーサーはポールコース一本分、基礎スキーヤーは斜面一枚でどうしても止まりたくなるはずなんです。これは、心の中に自然に起こってくる欲求です。よほど意識して変えない限り、そうなっているはずです。

 だから、ザウスや今回の軽井沢のコースのような狭いコースでは、その違いを頭に入れておかないと、危険なことになります。レーサーは基礎スキーヤーの止まりたがる地点を意識していないと追突するし、基礎スキーヤーはレーサーが止まりたがらないということを知らないと、追突されることになります。

 また、普段、広いゲレンデで滑る時も、自分の欲求と反対のことをやってみることが、案外、良い練習になったりします。基礎スキーヤーは、止まりたくなった時に意識的に滑る距離を伸ばしてみることで、斜度変化や雪質の変化への対応力を養うことになりますし、レーサーだって、時には短い距離で止まって自分の滑りをチェックすることが必要になるはずです。

 なーんてなことを昔はマジメに考えていたんですけどねえ・・・。最近、あんまりこういうことも考えなくなったなぁ。つか、そんなこと考える必要ないくらい、普通のゲレンデが空いてるってことですか。~o~;;;;

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2009年11月 4日 (水)

前方後円墳日和なのだが

 昨夜は軽井沢に一泊し、今日は昨日に引き続いて軽井沢でした。今日も内弟子Yのいわゆる「前方後円墳日和」。昨日よりもやや暖かくなりましたが、絶好のスキー日和でした。しかし・・・。

 なんで、こんなに混んでるんだーーー?!

 ド平日だってのに、軽井沢は朝から混んでました。それでも、朝のうちは、レーサー中心にちょっと客が多いかと言う程度だったのに、午前十時頃には、昨日に近い長蛇の列でした。なんでだー。

 雪は朝のうち硬く滑りやすかったのですが、次第に荒れてきました。まあ、昨日ほどにはボコボコにならなかったけど。

 それにしても、混みました。レーシングキャンプがいくつか入っており、レーサーが多かったのですが、一般客やボーダーもいたため、それぞれのスピードがかなり違っており、コースは狭い廊下状なので、けっこう危険だったかも。ヤバそうな接触事故もありました。混んだわりには、何故か、昼食時のレストランは空いてましたが・・・。

 そんな中、内弟子Yとワタシのスキー修行は絶好調。内弟子Yはすっかり雪の感覚をとりもどしたようでした。久々に不整地大回りで、「キーン」という音を聞きました。営業時間目一杯滑って、二人とも心地よい疲労感で帰路に着きました。

 それにしても、ただの水曜日のはずなのに、なんであんなに混んだんでしょう???~o~

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2009年11月 3日 (火)

いきなり冬の始まり

 今朝、目を覚ましてPCをつないでみると、某mixiのコミュニティに雪のたよりがっ。まさかとは思ったのですが、かぐらスキー場のサイトを開けてみてビックリ。ライブカメラの映像は、真冬そのものでした。かぐらだけでなく、八海山も真っ白。丸沼もうっすらと雪をかぶっています。もちろん、ニセコなんてハイシーズンみたい。すげーーーっつ!~o~

 そんな中、今日はたまたま我々も国民の皆様と同じようにお休みで、昨年に続いて軽井沢へ初滑りに行きました。今日は爽やかに晴れた行楽日和でした。こんな日はただ車を走らせるだけでも気分の良いもんです。もっともこんな時も内弟子Yは感じ方が独特で、「今日みたいに気持ちの良い日は、前方後円墳でも見に行きたいですねっ!」だと・・・。~o~;;;

 軽井沢ICで高速を下りると、碓井峠は紅葉真っ盛りでした。昨年の同じ時期よりも紅葉が鮮やかです。しかも、路肩に昨晩降った雪がわずかに残っています。どうも、季節の進み方が昨年よりも順調なようです。よしよし。~o~

 朝、ゆっくり出てきたため、軽井沢プリンス到着は昼過ぎでした。祭日とあって混んでいて、リフト待ちは十分以上。でも、好天のわりに気温は低いままだったので、ゲレンデはそれほど悪い状態でもありません。まあ、カキ氷撒いて作ったコースだから、良い雪のはずはありませんが、ちょっとボコボコになっている程度でした。

 最初、「軽井沢で滑るなんて信じられません」と言っていた内弟子Yも、すぐにその気になり、営業終了の四時までしっかり滑りました。我々は薄手ながらちゃんとしたスキーウェアだったのですが、夕方は寒くなりました。初滑りとしては、まあまあ悪くない一日だったんじゃないでしょうか。

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2009年11月 1日 (日)

友きたりて平和

 今日の日曜は、八海山のスキー友達、I夫妻とN君が遊びに来てくれました。ちょっと前から決まっていた予定だったので、数日前から小心者の内弟子Yは緊張しっぱなし。おもてなしのメニューを考え、料理の手順を決めて今日を迎えました。

 今朝は内弟子Yとしては異例にスッキリ早起きし、パタパタと支度を始めました。んー、全てお見通しのI夫妻とN君に、今更気取ってみたところで仕方ないんだけどなぁ・・・。でも、一緒に起きたワタシは、デスクワークが進んだりして良かったかも。。~o~;;

 昨日から準備を進めていた料理も全て予定の時間内になんとか出来上がり、とりあえず、好評でした。良かった。つか、Iさん、N君、ありがとうございました。おかげさまで、今夜の我が家はとても平和です。~o~;;;;;;;;

 きっと美味しく飲んでもらえるのではないかと購入していた「天の戸 純米吟醸 亀の尾 生」も好評でした。こちらも良かった良かった。

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