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2009年11月 5日 (木)

止まりたい気持ち止まりたくない気持ち

 昨日、軽井沢で接触事故を目撃しました。ゆっくり滑っていた女性を後ろから来たレーサーがかわしきれず、撥ね飛ばしてしまったんです。この事故自体は、女性の側にそれほど大きなダメージがなく、無事に済んだらしいのですが、その時に内弟子Yとレーサー気質について話し合っていて思い出したことがあります。

 昔、ザウスで、急斜面の下で立ち止まりたがる基礎スキーヤーに対して、レーサーが苦情を言ってコース途中で立ち止まり禁止にさせたことがあったのですが、その時、インターネット上で基礎スキーヤーとレーサーで論争になったんです。論争自体は、はっきり言って不毛の罵り合いで終わったのですが、その時に思ったのは、この人たち、それぞれの止まりたい距離が違うんじゃないかってこと。

 レーサーは普段のトレーニングからポールを滑ります。ポールの中では転倒しない限り立ち止まることは厳禁です。そのため、多少ミスしても、ある程度長い距離を滑りきることになります。一方、基礎スキーヤーは、イントラの見本の通りに滑ります。イントラは生徒から見える範囲で止まりますから、斜度変化があればたいてい止まります。つまり、斜面一枚分、ロングターンなら二、三ターンしか滑らないんです。生徒さんも普段からその距離で止まる練習をします。

 すると、どうしても、止まりたい距離が違ってくることになります。レーサーはポールコース一本分、基礎スキーヤーは斜面一枚でどうしても止まりたくなるはずなんです。これは、心の中に自然に起こってくる欲求です。よほど意識して変えない限り、そうなっているはずです。

 だから、ザウスや今回の軽井沢のコースのような狭いコースでは、その違いを頭に入れておかないと、危険なことになります。レーサーは基礎スキーヤーの止まりたがる地点を意識していないと追突するし、基礎スキーヤーはレーサーが止まりたがらないということを知らないと、追突されることになります。

 また、普段、広いゲレンデで滑る時も、自分の欲求と反対のことをやってみることが、案外、良い練習になったりします。基礎スキーヤーは、止まりたくなった時に意識的に滑る距離を伸ばしてみることで、斜度変化や雪質の変化への対応力を養うことになりますし、レーサーだって、時には短い距離で止まって自分の滑りをチェックすることが必要になるはずです。

 なーんてなことを昔はマジメに考えていたんですけどねえ・・・。最近、あんまりこういうことも考えなくなったなぁ。つか、そんなこと考える必要ないくらい、普通のゲレンデが空いてるってことですか。~o~;;;;

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コメント

お久しぶりです。
そして、
ご結婚おめでとうございます。

もう、スキーシーズン始まっているのですね。
立冬でも私にはまだまだ、遠いゲレンデです。
ブログ読んでイメージトレーニングさせて
頂きます。
距離感の違い、あるのですね。
参考になりました。
ゲレンデでお会いできる日を楽しみにしてます。

投稿: RolSub | 2009年11月 7日 (土) 19時06分

 ありがとうございます。
もうハイシーズンが近づいてます。
「イメージトレーニング」と言わず、
その気になってくださーい。~o~

投稿: Mumyo | 2009年11月 7日 (土) 20時32分

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