滑り出しにご用心
昨日は八海山で八海山技術選という草技術選でした。帰宅は夜中過ぎでしたが、関越道の大渋滞を避けるため途中のSAで寝て渋滞をやり過ごしたので、今朝は比較的爽やかに起きられました。
朝、昨日撮ってもらったビデオを見直したのですが、うーーん、それほど悪くない滑りじゃないですか、オレ。今シーズン取り組んでいた谷回りを見せる滑りがある程度表現できています。
昨日の八海山は晴れ。ゲレンデ上部は朝のうち視界が悪く、小雪もちらつきましたが、大会の始まる頃にはほぼガスが晴れました。昨夜10~20cmほど降った雪をキレイに踏んでくれたので、視界も雪もこの季節の八海山ではなかなかお目にかかれないベストコンディションでした。まー、つまり言い訳のきかない状況。
最初の種目フリーは、スタート順が早くキレイなバーンだったこともあって比較的気持ち良く出来たのですが、リズム変化から抜け出す右ターンで板の走りに内膝の返しを合わせられず、一瞬外足を上げてしまいました。自分ではマアマアの出来と思ったのですが、結局、最終的にはそれが命取り。イマイチの得点でした。
二種目め大回りは、思い切って今シーズンの滑りを見せてやろうと意気込んでスタート。そこそこ上手くいったと思ったのですが、得点もそこそこで終わってしまいました。ビデオを見ると、スタート直後の右ターンからの抜け出しで、まだスピードが乗っていないのに無理なクロスオーバーに入ってバランスを崩してます。うーーーん。
三種目め小回り整地も、スタート直後のスピードに乗っていない数ターンの動きが硬く、上手くクロスオーバーできていません。後半は、今年のテーマである谷回りを上手く表現できていたのに・・・。
四種目め小回り不整地。もうトップとはかなり離されている感じだったので、なんとか畏友H氏には勝ちたいモンだと思ってました。手元の計算では一点負けているはずなので、なんとかここでひっくり返さねば・・・。
チャンピオンコースは昨日までの深いコブが新雪で埋まり、そこへ全員でデラをかけたため、ハッキリしたコブがほとんどなく、ただうっすらと凸凹になっています。インスペクションで、どうにかワンライン、ゴールまで続くコブラインを発見し、そこを滑りました。(結局、男子選手のほとんどは同じラインを滑るはめになりました)
意気込んでスタートして三ターン目で大きく飛ばされ、あわや、というところをどうにか立て直し、あとは普通にゴール。やっちゃったー。~o~;;;
ビデオで見ると、スタート時に力み過ぎて姿勢が高くなっています。そのため、三つ目の少し大きなコブを吸収できませんでした。立て直してからは力みが抜けて膝を柔軟に使っていますから、惜しまれるのはスタート直後。普段はあんなことないんですけどねえ。~o~;;
後からスタートしたH氏もお付き合いで失敗してくれたので、コブは同点。あー、一点負けたと思って表彰式に臨んだのですが・・・。実は大回りの得点を見間違えていて、トータルでワタシが二点勝ってました。~o~;;;;;;
H氏との勝負はどうにか勝たせてもらったのですが、総合順位はイマイチの四位でした。優勝者は途中からダントツになっちゃっんですが、今朝ネットで調べたら、某雪有り県の全日本技術選補欠になっていた選手でした。なるほど、全日本レベルであったか・・・・。
今回、順位的にはイマイチでしたが、ある程度、今シーズンの課題を表現できていたので、マアマア満足。修正点もハッキリしています。右ターンからの抜け出しのクロスオーバーでやや立ち上がり気味になることと、スタート直後の慎重さ。
こういう草技術選の場合、コースが短いこともあり、スピードの乗っていないスタート直後の滑り出しには特に気をつけなければなりません。そんなことは判っていたのつもりだったのに・・・。まだまだ修行が足りませんかねへ。~o~;;
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