ホコリを失う日と誇り高き酒
今週は仕事が夕方にしかないので、昼間は自宅でゴロゴロと雑用をこなしています。今日は、明日の雑誌回収に備えてスキー雑誌の整理。つか、まー、先日同様、捨てさせられてると。~o~;;;
仕事部屋の床にはこの数年、スキー雑誌が散乱してホコリを被ってました。それは内弟子Yが同居し始めてからも見逃してもらっていたのですが、とうとうそこにメスの入る日が来てしまいました。数年前のスキージャーナル誌をまとめて紐でくくり、最近の物を壁に沿って並べて、終わったところで内弟子Yに掃除機でホコリを吸い取ってもらったのですが・・・・。うわー、床が光ってる~~@@。
仕事部屋の床がこんなに見えて、しかも光ってるのなんて、ここへ引っ越して以来・・・かも。~o~;;;;;
整理しながら少しジャーナルに目を通したのですが、八方尾根の丸山仁也さんのインタビューが目に留まりました。若き日の丸山さんがグルノーブル五輪出場後、ナショナルチームのコーチに対して、「こんなトレーニングで本当に強くなれるのか」と尋ねたんだそうです。するとコーチいわく、「わからない」。それで、丸山さんはナショナルチームから引退することを決めたとか。
「正直なのかもしれないが、選手としては『強くなれる』と答えてほしかった。強くなれると信じているからこそ、選手はしんどい時に頑張れるんだ」という意味のことを丸山さんはおっしゃっています。
うーん、コレは予備校屋としてのワタシには心に沁みる話です。なにしろ、ワタシゃ学習法の相談をされると常識的なことしか言わないし、「間違ってなければマル」なんて頼りないことを正直に言っちゃうからなぁ。~o~;;;
さて、夕方の仕事が終わって、今日の趣味の日本酒は近所の酒屋「加枡屋」さんで数日前買ってきた三重県木屋正酒造さんの「而今 特別純米 九号酵母無濾過生」と、今日購入してきた「而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生」、栃木県飯沼銘醸さんの「姿 純米吟醸 袋吊り瓶囲い」。
まず、「姿」ですが、上立香華やかで含むとふわりと甘みがあり、酸度1.6のキレイな酸がジワッとくる良い酒でした。うーーん、んまい!
んで、「而今 特別純米」に進むと、こちらは「姿」に比べてサラリと入ってきますが、キレイな酸が沸いてきて、うーーん、コレもんまい!どちらが良いかは、好みの問題でしょうねえ。
どちらの酒も、昨日、八王子そごうで試飲させていた某酒造の大吟醸一升10000円也と比較して、全く遜色ありません。「姿」は一升3600円ほど、「而今特別純米」に至っては一升2700円ですからねえ・・・。こういう酒を飲んじゃうと、うっかり高い酒を買えないんですよねえ。
んで、最後にちょこっとだけ、「而今 千本錦」を含んでみたのですが・・・・、!!!!!!
ジュワッとキレイな酸が沸くこの感覚は・・・うーん、超エクセレント!どうも若干ガスを含んでいるらしいのですが、その具合が絶妙。やってくれるな~、而今。
「而今」とは、「過去に囚われず未来に囚われず、今をただ精一杯に生きる」という若き大西杜氏の覚悟を示す言葉だとか。大西杜氏、今、一番輝いている杜氏さんの一人でしょう。誇り高き酒「而今」。あやかりたいモンです。
ま、あやかる前にもっと飲みたいケド・・・。~o~;;;
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