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2010年6月26日 (土)

目の玉ひっくり返しても

 アリジャパン、やたーーーーーーーーーー!!!!!って、今更ですか。~o~;;;;;

 一昨日の夜は横浜で九時まで仕事の上、この日に限って質問が続き、帰宅は11時過ぎ。それでも12時過ぎにはベットに入り、3時半に目覚ましがなる前に起床。デンマーク戦終わってから再び寝て、7時半には起きて仕事に行き、昨日は一日仕事。帰ってきて夕食を取ったら、何も出来ずに寝ちゃいました。

 つーことで、ブログ更新なんて出来なかったと。~o~;;;

 今日になってデンマーク戦の録画を見直しました。やはり、何度見ても3-1で勝ちますねえ。~o~ ~O~

 でも、3-1というスコアほど実力差があったかというと疑問です。開始直後、デンマーク攻撃陣のポジションチェンジと早いパス回しに振り回されていた時間帯に、もし、失点していたら・・・、結果は逆になっていたかもしれません。

 しかし、そこを際どく踏みとどまり、素早く対応出来たのがこの日の一番の勝因でした。受身になることを恐れて攻撃的な4-2-3-1の布陣でスタートしたものを、わずか開始10分で今までの4-3-2-1に戻したのが岡田さんの素晴らしい判断。しかも、トップ下トマソンのダイアゴナルの動きにDFラインが翻弄されていると見るや、阿部をマンマーク気味に付けてこれを封じてしまうとは、この日の岡田采配は冴え渡ってました。

 加えて、この日のイレブンの落ち着きは目を見張るものがありました。遠藤のパスの緩急は絶妙で、取れそうで取れない緩いパスはデンマークディフェンスをあざ笑うようでした。松井のライン際のドリブルも微妙に時間稼ぎになって相手の焦りを誘ってたし。

 中澤、闘利王コンビは落ち着いた守備で194cmのFWベントナーに全く仕事させなかったし、引くべき時に素早く引いて守備ブロックを作るので、さしもの"ロケット"ロンメダールも何も出来ませんでした。後半36分にPKの一点と引き換えにトマソンが負傷してからは、デンマークには得点の匂いさえしなかったですもん。

 逃げ切り方も素晴らしかったです。松井、遠藤、本田、稲本の落ち着いたボールの持ち方、微妙な時間の稼ぎ方は、一年前にウズベキ相手に青息吐息で逃げ切った、あのナイーブなチームと同じチームとは思えません。まー、矢野君じゃなく稲本君を入れたのが良かったかもしれませんが・・・。~o~

 しかし、このチームに心配事がないわけではありません。例えば、大久保。この日も動き回って前線を活発化させたり、前半の松井の惜しいボレーシュートへのアシスト、三点目につながる本田へのパスなど、見事な活躍でしたが、悪い癖である意味のないラフプレーがこの日も出てしまいました。

 後半開始直後、DFライン裏に抜け出す際、競っていたSBヤコブセンの顔面を手の甲で叩いたプレーは、主審が見ていたら間違いなくイエロー。間違って肘が入っていたら、一発レッドもある危険なプレーでした。2-0で勝ってるチームの選手がやることじゃありません。もし、退場で流れが変わっちゃったりしたら・・・、フランス大会の時のベッカムぐらいバッシングされてますゼ、きっと。

 決勝トーナメントでは、この日主審を勤めた人の良い南アフリカ人なんて出てきません。それに、審判もGLのビデオを見て研究してくるから、もう、大久保はブラックリストに入ってるんじゃないでしょうか。

 もうちょっと大人になってくれよ、ヨシト。~o~;;;

 まー、でも、何はともあれ、今はメデタイです。マスコミ各社も大会前とは掌を返して、チームと岡田さんを大絶賛している模様。一部、夕刊紙なんて、ちょっとムカつくくらいの豹変ぶりです。でも、それも全て許せるくらい、今はただメデタイメデタイ。~o~

 ちなみに、タイトルは最近の内弟子Y語録。「鼻の穴に入れても痛くないほど可愛いデス」などと並ぶ大ヒットでした。でも、引っくり返すのは「テノヒラ」にしといた方が痛くないぞ、多分。~o~ ~O~

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