眠れぬ夜の空飛ぶオランダ人
昨日、一昨日とあざみ野で午後、夜の六時間連続授業です。移動なしなので比較的楽なはずなのですが、やっぱ六時間はちとシンドイかな。
今夜は内弟子Yが検診のため実家に帰っており、そのおかげで羽根を伸ばして・・・、いや、そうではなく、まあ、その、なんというか、さみしい夜を送っているんですね。~o~;;;;;
んで、ずっと見たかったW杯のビデオの中から、ブラジルVSオランダの準々決勝を見ながらの晩酌だったのですが、途中でうたた寝してしまい、夜中に起きてベットへ入ったのですが、今度は眠れなくなり、ビール片手にビデオの続きを最後まで見たというわけなのですが、いやはやなんとも、という試合ですねえ。
前半の早い時間帯でブラジルが得点し、前半はブラジルペース。このまま勝つんじゃないかと、結果を知っていても思うほどだったのですが、後半なんとなくオランダが盛り返し始めて、ハプニング的なオウンゴール(記録上はスナイダーの得点に訂正されたが、事実上OG)で同点になり、コーナーキックから逆転ゴール。あとはグチャグチャの試合になって・・・、んで寝ちゃうんですね、ワタシ。~o~;;
起き出した後、最後まで見たけど、最後はフェリペ=メロの退場があって、焦りまくる10人のブラジルと、これまた逃げ切ろうと焦るオランダでガラガラポンのような蹴り合いとなり、そのままジ・エンド。なんだかなーという試合でした。
結局、今回のブラジルって、勝ちに入ると無類に強いんだけど、たまたまのゴールでも逆転されちゃうと、もうどうにもならないんですね。ドゥンガのセレソンは守備的でつまらないという批判を勝ち続けることで沈黙させてきたわけだけど、その分、負ける恐怖がいつものセレソンより強いのでしょう。最後の五分は焦りまくってハチャハチャ。全くパスもつながらないし、自慢のディフェンスさえバラバラ。オランダが冷静なら、三点目、四点目が楽勝で決まっていたところでしょう。ところがオランダも見えてきた勝ちに焦って、トドメをさせず、ヨタヨタと守りきるという体たらく。
サッカーマガジン誌によると、このゲームのオランダには、「汚い!」という批判が英仏のメディアから上がったとか。ロッベンがダイビングを繰り返してゲームの流れを壊したというのですが・・・。なるほど、そう言われりゃ、ダイビングっぽいかなー。前半のブラジルSBバストスのタックルで空飛んじゃったプレイとか。
でも、アレは単体で見たら、仕方ないかと思いますけどね。主審の西村さんは良く見ていたんじゃないかと、日本人の贔屓目じゃなく思いますが・・・。
フランスのメディアの中には、西村主審に対して、「日本はお金入りかばんを置き忘れても、翌日に交番で見つけることができるような国、概して正直な国民性に慣れていたために、巧妙極まりないズルを見抜けなかった」なんて分析した人もいたそうな。うーむ、日本人としては・・・、(苦笑)ってところですかね。~o~;;;
多分、こういう英仏メディアの主審批判って、このだらしないゲームの責任を主審一人に負わせているような気もします。つか、恐らく、主審批判した人は、ブラジルに勝ってほしかったんでしょう。ワタシだって、この試合のブラジルには、ちょっとイライラしましたから。
ちなみに、イタリアとスペインのメディアには、この手の主審批判はなかったとか。これも、ちょっと愉快。スペインはブラジルに勝ってほしくなかったんだろうし、イタリアは・・・、「ロッペンってなかなか良いね」とでも思ったのかしらん。~o~
などと書いて場合じゃない、今日も午後はシンドイ仕事なんだから、寝なきゃっ。~o~;;;
| 固定リンク
コメント