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2010年7月 6日 (火)

ガラと神の手の行く末

 デスクワークが一息ついて、準々決勝の録画を見られるようになりました。パラグアイvsスペインを見たのですが、スゴイですねー。よくぞアリジャパンはこんなチーム相手にPK戦まで戦ったモンだ。

 つか、このスペイン戦で、逆に岡田さんの戦術が正しかったと証明されたってことでしょう。パラグアイはボールを保持してマトモに攻めて来る相手に対しては無類に強いってことです。スペインでコレなんだから、日本ごときが、「勇気を出して攻撃的にパスを回して」なんてやったら、カウンターの餌食になって前半で3-0くらいかも・・・。~o~;;

 とにかく、スペイン戦のパラグアイは素晴らしかったです。モノスゴイ運動量でハイプレスを掛けてショートカウンター。引く時はチーム連動して守備ブロックを作って守るのでさしものスペインも、前半はつけこむ隙がほとんどありませんでした。まー、スペインの方はエースFWフェルナンド・トーレスの不調がヒド過ぎたみたいだけど。

 あわやという所までスペインを追い詰めました。もし、57分に得たPKをFWカルドーソが決めていたら、もし、スペインGKカシージャスが大当りの日でなかったら・・・。

 83分にビジャのゴールで勝ち越して、さすがにコレで勝ったとスペインがボール回して時間を潰そうとした終了間際、FWバリオスのシュートの跳ね返りにエース、サンタ・クルスが詰めた時には、一体どうなることかと思ったのですが、「聖イケル」様はさすがに際どく跳ね返しました。~o~

 この一戦で、パラグアイはまた世界にグアラニー魂を見せ付けることになりました。グアラニー族ゆかりの根性をガラ・グアラニーというらしいのですが、世界一の根性サッカーです。今日の朝日朝刊で福西さんもパラグアイを絶賛してましたが、ホント、日本代表もああいうチームを目指したら良いんじゃないかしらん。マジメに全員で動き回ってディフェンス&ショートカウンターって日本人には合うスタイルだと思います。

 ちなみに、この試合はPKがドラマチックに乱れ飛んだ試合でした。57分のパラグアイのPKの直後、59分にはスペインがPKを獲得して失敗。双方のGKが見せ場を作ったのですが、なんと、PKを与えた主審は、あのグアテマラ人だーー。~o~;;

 ところで、パラグアイの隣国、ウルグアイが南米勢で唯一、準決勝にのこりましたが、準々決勝ガーナ戦の延長戦ロスタイム。FWスアレスが絶体絶命のシュートを手で止めて、PK戦にもつれ込み勝利したんだそうですが、ウルグアイ国内ではスアレスを大絶賛しているのだとか。さすが狡猾さを好むお国柄

 こんなところにも国民性が現れるもんですね。~o~ 

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