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2010年8月31日 (火)

秋の始まる(はずの)朝

 一昨日早朝、クライストチャーチを発ち、オークランドから帰国便に乗って帰ってきました。帰国便は、八月最後の日曜とあって修学旅行生のやレーシングキャンプの帰国と重なったこともあり満席でした。

 しかし、今回は板を二本持参した関係で、重量制限を逃れるため往復プレミアムエコノミーという贅沢をしたので、楽をして帰ってきました。ワイン美味しかったし。~o~

 帰国便の中では、田崎信也さんの日本酒の本を読んだり、録画しておいたW杯サッカーのDVDを見ながら居眠りしたり、PC使って二学期に使うプリントを打ち込んだりして過ごしました。帰国便も映画を一本も見ませんでした。なんか、見る気になる映画が入ってなかったんで。

 この中では、田崎さんの『日本酒を味わう』(朝日選書)に感銘を受けました。この本はすごい!日本酒に関する金言に満ちてます。この本に関しては近々、感想をまとめたいと思います。

 帰国してみると、毎年変わらずのことですが、日本の湿気は、ヤッパリすごい。温度の変化は対応できるのですが、この湿気には毎年ウンザリさせられます。まー、これとて慣れてしまえば、どーってことないんですけどね。

 一昨日は、内弟子Yの実家に一泊し、昨日帰宅しました。帰宅後の楽しみは恒例の贅沢セット。こればかりはNZでは何処へ行こうといくらお金を積もうと不可能です。ダイエーで購入した生ソバと豆腐、「てんや」の400円の野菜天盛り合わせ、あらかじめ購入してあった栃木県飯沼銘醸さんの「姿 無濾過生原酒」二合と、全部合わせても費用は千円ちょっとでしょうかね。でも、これがNZから帰国した日には超贅沢セットなんですよねー。~o~

 今朝は時差の関係で早起きしてしまいました。日中はまだ暑いとは言え、朝は涼しくなってます。秋だなー、なんて思いながら、雑用をこなしていたのですが、日が昇るにつれて、気温も・・・。どこ行ったんだー、秋ぃ~?! ~o~;;;;

 でも、今日の夜から二月期の授業です。仕事の季節が始まります。

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2010年8月28日 (土)

抑え切り使い切っての終了

 今日のマウントハットは曇り、時々晴れ。午前中、風が強く、山頂に上るサミット6は止まったまま。仕方なく中腹までのクワッドで練習。昼前中にベースよりも下部まで行くトリプルリフトのコースも開いたので、そこも活用しながら、ひたすら小回りの練習でした。

 しかし、この日のハットは変に気温が高く、ゲレンデの中腹から下は雪が柔らかくなって、まるで新潟の雪。これでは、今回やってきた車山対策の練習にはならないなぁ~。

 まっ、それもスキーってことでいっか、と思いかけていた午後二時半頃、突然、サミット6が動き出しました。大ラッキー。~o~

 さっそく上がってみると、整地メインコースの最上部は硬いままです。多少ガリガリですが、アイスバーンにもなってないし、これなら練習できるっ。下山のバスは四時出発ですから、残り一時間半です。必死でグルグル回りました。7~8本は乗れたと思います。全て小回り。疲れた~。~o~;;;;;

 数本、失敗はありましたが、最後には、なんとかメインコースの急斜面を暴走せずに抑えきって小回りできるようになりました。ポイントは多分、滑り出しの1ターン目でストックワークと体を落とし込む動きを丁寧に確認することと右ターン時の内膝の返しかな。

 それにしても小回りというのは疲れます。膝の周辺の筋肉がパンパンです。今週は小回りばっかりでしたから。おそらく、これだけ小回りを集中的に練習した一週間というのは、スキー人生で初めてです。これで小回りが上達しなけりゃウソでしょってくらい。すっかり体力を使い切って燃え尽きました。真っ白な灰かよ。~o~;;

 これで、NZスキー修行は終了。明日は日本です。暑いだろな~。

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2010年8月27日 (金)

試乗マニアの面目は、どっちだ・・・

 今日のマウントハットは晴れ。朝、山に上がってみると、当然リフトは動いています。よしよし。~o~

 昨日一日休んだことで、体の疲労感も取れ、今日は思い切って滑れます。元気いっぱいで山頂に昇るサミット6に乗りました。風の吹いた翌日なので、山頂からの整地のメインコースは雪が吹き飛ばされてかなりの硬さです。でも、この硬さって東京都技選の行われる車山に近いんですよね。練習になるなぁー。

 相変わらず、D社GS板は絶好調。よく切れて走ってくれます。ターン弧の調整も自由自在だし・・・。こんな良い板だったのか~。現役に復活させようかしら。~o~;;

 少し早めにお昼に入って、午後は小回りのトレーニング。B社SL板に履き替えて山頂に向かったのですが、なんか風が強いんですけど・・・・。

 メインコースの整地急斜面はすっかり雪が吹き飛ばされた上に、皆さんが横滑りするもんですから、ツルツルのアイスバーンがかなりの範囲で現れ、それ以外の所も一層硬さを増しています。グゲッ車山だってこんなに硬いのは・・・。まあ、無いわけじゃないな。練習練習。

 しかし、ここまで硬いと谷回りを作って丸い弧を描くなんて洒落たことは言ってられなくなります。ターン前半はとにかく回して、後半が長くなっちゃうなぁー・・・。でも、こんな雪でも暴走しなくなったのは進歩なんでしょうかねえ。

 午後は友人H谷さんと一緒に滑ったのですが、さすがマウントハットがホームゲレンデと豪語するH谷さんだけあって、アイスバーンを見事にこなして普通に小回りしているように見えます。うーん、こういうのも慣れの問題なのかなあ。

 二人で何本か滑るうち、風はどんどん強まり、サミット6降り場では普通に降りると風に押し戻されるため、リフト係がリフトから降りる人の背中を押したりしています。こりゃー、このリフト止まるなと思っていたら、案の定、二時過ぎに止まりました。

 その後は中腹までのクワッドで滑ったのですが、H谷さんに、試乗用のHart Circuit9.2LTを借りて試乗してみました。うーん、悪い板じゃないけど、どーも自分のD社GS板に比べて、若干扱いにくいなぁ、トップ部が長いような・・・。

 その旨をH谷さんに言って、D社GSと並べてみたのですが、9.2LTが183cm、D社GSが182cmであるにも関わらず、ビンディングの位置を合わせてみると(ブーツサイズは全く同じ)、テール部は9.2LTが0,5cmほど短いのに、トップ部は9,2LTが1.5cmほど長いです。うーん、ヤッパリ。試乗マニアの面目躍如です。

 多分、会社側が何を重視するかで決まってくることなのでしょうが、D社GSはGS板としてはどちらかというとコントロールし易さを重視しているのに対し、9.2LTは基礎大回りの中でもやや走りを重視しているのでしょう。

 ついでに、「9.2LTの方が新しいだけあってやや張りがあるね」などと余計なことを言って、両者をあおってみたら・・・、ゲッ、9.2LTの方が全然柔らかい。

 やっぱ、D社GSは四年ほど使っているとは言え、GS板。9.2LTは来シーズンモデルの試乗板とは言え、基礎板ですからねえ・・・。余計なことは言わなきゃ良かったネ。試乗マニアの面目丸つぶれなのでした。~o~;;;;

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2010年8月26日 (木)

天空のランチエリア

 最終日まで身がもつのかなどと心配していたら、心配いらない事態になってしまいました。

 メスベンの町は昨夜から雨が降り、朝まで降っていたので、山は新雪が期待できるかなどと呑気なことを考えていたのですが、ゲレンデに着いてみるとリフトが動いていません。強風でオンホールドとのこと。空は晴れているのに。

 仕方なく、レストハウスで待機していました。午前中に一時風が弱まり、リフト営業を始めたのですが、ほんの数分営業したところで風が強まり、ほとんど吹雪のようになりました。当然、リフトは再びストップ。結局午後一時半に本日のクローズドが決まりました。

 その間、我々はひたすらレストハウスで待機し、昼飯を食い、唯一動いている初心者用のマジックカーペットの超緩斜面をタラタラと二本ほど滑って時を過ごしました。まあ、早い話、ほとんど昼飯を食っただけです。~o~;;;

 我々が帰る際にも空は晴れていましたが、風は強いままでした。マウントハットでは先週、風が強くなりすぎて下山する道路がクローズドになり、1200人が取り残されてレストハウスで一晩過ごすという事件が起こったばかりだったので、ちょっと心配しました。マウントハットでは何年かに一度、こういうことが起こるのだそうです。ワタシは幸か不幸か、そんなトラブルに巻き込まれたことはありませんし、NZに通って14年で、耳にしたのも初めてです。なにしろ、山に行ってからクローズドなんてのも今回が初めての体験だったし。

 実は、友人H谷さんが、そのレストハウスお泊り1200人の中に含まれるという幸運(?)に恵まれたのだそうで、話を聞いたのですが、夜の間、マウントハットにはとんでもない強風が吹き荒れ、トイレに行くにも、ロープを伝わって行かないと吹き飛ばされそうだったとか。レストハウスにはそんな時に備えて食糧の備蓄があるらしく、朝晩の食事はちゃんと提供されたのだそうです。 

 閑話休題。そんなわけで昼間の間抜けな時間にメスベンの町に帰ってきて、今、コレを書いています。帰路、ちょうど強風に雲が吹き飛ばされて空は青く晴れ、カンタベリー平野の緑がキレイに見渡せました。マウントハットは通称「天空のスキーエリア」と呼ばれますが、「天空のスキーエリア」の面目躍如の絶景でした。まあ、この絶景くらいしか今日の良いことは無かったかなぁ。~o~;;

 しかし、ちょうど疲れも溜まっていたので、良い休息になったと言わなければならないんでしょうね、たぶん。

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2010年8月25日 (水)

シアワセが過ぎると

 今日も良い天気でした。午後三時過ぎに少しガスがかかりましたが、ゲレンデ全体がガスに覆われていたわけではないので、十分に滑れました。昨日に続いて、ナショナルチームのトレーニングによって多少ゲレンデは狭くなりましたが、昨日よりもリフトは空いていたし、雪は十分にあってコンディションは良好。

 そんな中、午前大回り午後小回りのトレーニングでした。大回りは初日から続いてD社のGS板が好調です。どうしましょう。もう引退させるはずの板なんですが、使いやすすぎます。困ったなぁ。~o~;;;

 小回りは、SL板の限界を思い知った後なのですが、こちらに持参している水落亮太デモのDVD「縦に落とすショートターン」を参考にトレーニングしてみました。ある程度、この板の使い方が判ってきたような・・・。

 ポイントは骨盤の向き、ターン後半の我慢、それにストックワーク。猫背にならないよう骨盤を立てて構えに入り、ターン後半、板がたわむまで一タイミング我慢して、ストックを外に突き、板が走るのに合わせて微妙に体を落とし込むこと。わへー、言葉にしてみてもワカラン。~o~;;;

 まあ、なんとなく体は判ったような気がしています。一応、マウントハットの一番の整地急斜面、Platter Splatterでも、暴走しなかったし、アレで良いんじゃないかなぁ。なんとなく板に血が通ってきたような気がします。自在に操れている気がしてきました。

 良いフィーリングをつかめてくると、つい、練習に熱が入り過ぎ、時間ギリギリまでほとんど休まず小回りし続けてしまいました。んで・・・。

 一般的に、受験生に対して、「勉強できる幸せを感じなさい」ということを言います。実は、この言葉、ワタシ自身は授業では言ったことがありません。しかし、今日は、間違いなく「練習できる幸せ」を実感しています。ただ、ちょっとシアワセが過ぎて、今、全身ヘロヘロ。疲れまくりです。こんなペースで練習しては、最終日まで身がもつのかしらん。~o~;;;

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2010年8月24日 (火)

今さらのショッキングな試乗

 マウントハット二日目の今日は、昨日と打って変わって一日快晴でした。雪もハットにしてはそれほどアイスバーンにならず、滑りやすかったし。

 ただ、ちょっとリフトが混みました。これは、あちこちの国のナショナルチームがトレーニングに来ているということもあってのことです。カナダ、スイス、ノルウェイが来ていた以外にも何か国かいたみたいです。おかげでオンビステバーンの山に向かって右サイドはセパレートされたポールトレーニングバーンになってしまい、午前中はちょっと滑りにくかったのですが、レーシングチームが昼前に撤収してしまうと、もー、滑り放題。ひたすら小回りの練習でした。ちと疲れました。

 そんな中で、スキーキャンプで来ていた友人H谷さんから試乗用のHart Circuit9.2STを借りて、何本か滑らせてもらいました。感想を一言で言うと、「今さらだけどショック!」。

 今回のマウントハットには、今シーズンの整地小回り板でもあり、来シーズン使用する予定でもあるのBlizzard Worldcup SLを持ち込んでいるのですが、9.2STの方が、BliのSLよりも使いやすいんです。

 正確に言うと、今取り組んでいる谷回りを見せる小回りを急斜面でやろうとすると、9.2STが圧倒的にやりやすいんです。9.2STは谷回りでトップを噛ませてやれば、強い旋回力で板が体の下に回り込んでくれるので、暴走しません。逆に、BliのSLは、こちらが意識的に回さない限り、体の下までは回り込んでくれず、しばしば暴走になってしまいます。

 考えてみれば、当たり前のことで、SL競技は早くゴールに到達することが目的なのですから、板は下へ下へと加速するように作ります。BliのSL板も必要以上に切れ上がることをせず、下へ落ちていきたがるように作ってあります。でも、それって基礎競技では暴走って言うんですよね。

 その暴走したがる板に、もともと暴走癖のあるワタシが乗ってるんだから、こりゃ暴走して当たり前か。~o~;;;

 ただし、一昨年までのワタシの滑りであれば、さほどこの欠点は表にでませんでした。一昨年までは谷回りを見せて丸い弧を描くなんてことは考えていなかったから。だから、三年前の試乗会でこのSL板にほれ込んだのは、間違えではなかったはずなんです。でも、今取り組んでいる滑りには、こういう本格的SL板は合わないのかなぁ。

 確かに、SLレースでも理想的には谷回りを作って丸い弧を描くターンの方が速いはずなんだけど、実際のレースでは理想的なターンが出来る旗門は少なく、レースでは谷回りなんてことより速いことがひたすら優先されます。早い話が谷回り無しでスウィングさせちゃっても旗門に入れりゃ良いわけです。

 そういう速いことが目的の板と、谷回りを見せて丸い弧を描くために設計された基礎小回り板では、谷回りを見せる基礎風の滑りをした時に扱いやすさの違いが出て当然なんでしょうねえ。うーーん、こりゃ予約してあるBli SLRに期待するしかないかなぁ。

<付記>

 ホテルの無線LAN不調のため、昨夜書いた記事をアップできませんでした。アップは25日ですが、書いたのは24日なので日付は24日にしておきます。

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2010年8月23日 (月)

まっ、しょーがねー初日

 今日がマウントハットの初日でした。朝の天候は晴れ。しかし、マウントハット自慢のオフビステゾーンはすべてクローズドでした。雪の状態がややアイスィだった模様。

 しかし、今回は初めからすっかり練習モードなので、オフピステは関係ありません。オンビステの雪は最高。午前中は大回りから丁寧に練習しました。最初の数本、いつものように左足首が緩み、右ターンで失敗がでます。しかし、それは最初から承知の上のこと。次第にそれも出なくなっていくのは、やはり何時もの通り。

 今回、大回り用はD社のちょっと前のGSモデルR=23を持ち込みました。最新の大回り用を持ち込むには雪の状態が不安だったので。しかし、このR=23は使いやすいです。簡単に曲ってくれます。つか、アールの大きなGS板を曲げる技術だけは以前より進歩しているのかなぁ。このR=23なら、普通に中回りも出来ますから。

 ところが、午前11時前頃からガスが微妙に出始めます。ガスを避けて早めに昼食を取り、張り切って小回りの練習・・・のはずだったのですが、ガスは切れたり掛かったり。まあ、そのおかげで丁寧に練習する気にはなれました。かっ飛ばす気にはなれなかったので。

 三時半過ぎまでそんな状態で、最後はガスで全く見えなくなりました。まっ、今日はしょーがねーか。

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2010年8月22日 (日)

十四年前の記憶

 今年もやって来ました、ニュージーランド・メスベン。今年は正直、来られないと思ってましたが・・・。

 昨日はまたまた内弟子Yの見送りを受けてきました。やはり、空港で見送られるのは不思議な気分です。修学旅行生などもいて機内は混んでましたが、プレエコを使ったので快適。またまたワインが美味しくてつい飲み過ぎ、目を覚ましたら、もう朝食の準備してました。~o~;;;

 しかも、強い追い風を受けたとかで予定より45分も前にオークランド到着。なんだか年々NZは近くなってるみたいな気がします。映画を一本も見なかったなんて、何年振りだろ。

 メスベンに到着してガイドのG太君にホテル内部を案内してもらっている間に不思議な感覚に襲われました。今年から、フェロースキーツアーはメインで使う宿を替えたので、このホテルは初めて泊まるはずなのに、なんだか見たことがあるような・・・。

 スキーロッカーを見た時に全て思い出しました。ここは、14年前、ワタシが初めてNZに来た時に泊まった宿です。14年前の七月、六日間だけ休みがあったので、ニュージーランド六日間スキーツアーというのに申し込んだのでした。

 当時は、とにかくニュージーランドに日本人がたくさん来ていて、いろんなスキーツアーがあったんです。もうどこやら名前も忘れたツアーで初めて来たのがこのホテルでした。

 それにしてもマウントハット六日間って、今考えるととんでもなく無謀なツアーです。ツアーの全日程が六日ってことは、滑走可能日二日間だけ。ちょっと風が吹いたら、ゲレンデに立つことさえ出来ませんゼ。今なら絶対申し込まないだろうなぁ。つか、昔だって事情を知っている人は絶対申し込まなかったに違いありません。当時、ワタシゃNZ素人だったのでねえ。

 そんな無謀なツアーだったにも関わらず、このツアーは結果的にメチャ楽しかったんです。なにしろ、メスベンに着いた日にガイドから、「今まで天気悪くて今年はヘリスキーが一回も飛んでないんだけど、運試しに申し込んでみませんか」と言われ、全くそんな予定なかったのに申し込んでみたら、翌日、つまり滑走初日は大快晴。嵐の後の快晴って、ヘリスキーには最高なんですよ。この時のメスベンヘリスキーは良かった~。~o~

 その翌日のゲレンデ滑走日も快晴。二日しか滑れなかったけど大満足だったのでした。アレでNZにハマっちゃったんですよねー。もちろん、これはたまたま運が良かったワケで、次にハットに来た時は、滑走可能日六日でクローズドが二日半。最初の時にこんな天候だったら、二度とNZには来なかったでしょう。思えば、あの14年前の七月の好天がワタシの人生を狂わせちゃったかも・・・。~o~;;;

 そんな印象深いツアーで使った宿なのに、その後まったく、名前も場所も忘れていました。こんな狭い町の中なのに。ワタシのニュージーランド通いの節目になりそうな今年、再びここに泊まって14年前のことを思い出すことになったのも、何かの因縁かもしれません。

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2010年8月20日 (金)

夏を流す雨

 一昨日、昨日は午後だけ横浜で授業でした。例年だとワタシはお盆前後で夏期講習終了なのですが、今年は、ちょっと遅くまで仕事を引き受けてしまいました。まあ、あんまりワタシらしくないのですが、今年は秋からいろいろ出費がかさむようになるようですし・・・、当面の紙オムツ代くらいは働いたかなぁ。~o~;;

 でも、横浜で会った人気講師Nさんは、「夏期講習、あと三十コマです」なんて言ってましたから、まあ、こういう人に比べりゃはるかに早く終わっちゃったわけなんですね。

 横浜では高二の東大志望者のための講座だったのですが、まずまずの反応、まあまあのアンケートでした。事前に渡された資料によると、とっても出来る子達が集まっているようだったので、ホントはもう少し期待していたのですが・・・、御茶ノ水でやった二回の授業とほぼ同じくらいの数字に終わりました。ワタシの授業だとこんなものなんでしょうかね。

 質問に来た子の話を聞いていて、ちょっと驚いたのですが、古文はとてもよく出来る子なのに、平氏政権では清盛が将軍か王様のような地位にあると勘違いしていた模様。平氏政権は貴族の政治システムを踏襲しただけだから、清盛は臣下として公卿合議体制のイニシアチブを持っていたに過ぎないと説明してあげたら、驚いてました。うーん、日本史の知識が全くない子って東大志望者でもいるんですね。これからはこの講座でもそういう話を少ししなきゃダメかなぁ。

 横浜から帰ってみると、八王子は土砂降りの夕立でした。「車軸を流す」とは喩えられますが、夏の全てを洗い流しそうな勢いで降り続きました。涼しくなったのはけっこうなんですが、傘持ってなかったんでねえ・・・。~o~;;;

 何はともあれ、今年の夏は終わりです。今日、ちょっと雑用をこなして、いよいよ明日から、「冬」の世界デス。~o~

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2010年8月18日 (水)

秋の気配をたずねて・・・

 昨日、一昨日とオフだったので、一人で丸沼に行ってきました。秋の気配をたずねて・・・。

 などという風流なことをワタシがするはずもなく、もちろん、目的はプラスノー&Kのみさんの料理です。でも、やっぱこの季節の丸沼は涼しかったりもしますけどね。最高気温で25度くらいだそうです。

 一昨日は到着が夕方になり、着いてすぐに夕飯だったのですが、テーブルについていきなり、丸剥きトマトが出てきます。ちょっとオドロキ。しかし、Kのみさんのことなので、当然、中に細工があり、サラダの詰め物が入っています。以下、アボカドとマグロの赤身とピータンを使った中華風の前菜も美味しかったし、イカとホタテと舞茸にカレー風ソースのかかった料理も素材それぞれの香りが生きて見事でした。

 最近、こちらの料理は、「料理の美味しいペンション」という範疇からはみ出して、「スキーも出来て泊まれるレストラン」になりつつあるような気がします。それを言ったら、Kのみの奥さんは、「ホメ過ぎ、ホメ過ぎ」とあわててましたが、実のところ、料理目当てのリピーターも増えてるんじゃないかと思います。同宿のご家族もそんな感じだったし。

 昨日は快晴の中、プラスノーでした。日差しが強く、日なたに出ると暑さは感じるのですが、リフトを降りると渡ってくる風は秋だったりして、それなりに爽快。平日のことでガラガラに空いてるし、悪くない気分です。

 しかし、プラスノー自体は、やはり快感度の低い遊びです。スピードが出ませんからねえ。でも、何本か滑るうちに徐々に感じが掴めくると・・・、まあ、それなりに面白いかも。~o~;;

 特に、午前中に八海山つながりのKさんに会って、エッジを研いでもらってからは、足場がしっかりして動けるようになり、良い練習ができました。やっぱ、ブラスノーはエッジ命ですね。

 今シーズン、丸沼スキー場は、昨年始めたエッジ研磨のサービスを再び止めてしまいました。なんでも、エッジを研ぎすぎるとプラスノーのマットが減るからだという噂なのですが、ホントにそんな馬鹿げたこと考えてるんでしょうか。それではプラスノーというスポーツの面白さを自らスポイルしていることになってしまうのですが・・・。

 もし、マットの減りが早くで困るのなら、エッジ研磨サービスの料金を多少値上げしてその分をマット代に充てれば良いんじゃないんですかねえ。

 Kさんとともにリフト終了まで練習してきました。もし、このままエッジ研磨サービスが復活しないなら、来年はワタシもエッジシャープナーを持ち込まざるを得ませんね。

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2010年8月15日 (日)

リアルゆらぐ夏

 昨日今日と仕事はオフ。内弟子Yの実家へ行っていました。いやー、八王子以外もあんなに暑いとは・・・。~o~;;

 特に、今日の帰り道は首都高の渋滞につかまって、悲惨でした。こんなに暑いと魂が現実世界から抜け出して、何がリアルなのかよく判らなくなりそうです。おまけにこんなに暑い日、汗ダラダラで帰ってきたのに、今日は休肝日っ!び、び、びーーるぅ・・・。~o~;;;

 と思って、ノンアルコールビールのKirinとSuntoryのものを一缶ずつ買ってみたのですが、Kirin のものもSuntoryのものも一杯目はけっこうイケます。ビールらしい匂いがしてビールらしい刺激があって、いかにもビール。こんな日に一杯だけ、キンキンに冷やしたヤツに騙されてやるのは悪くないなあ。

 でも、二缶買ったのは失敗でした。飲むにつれて薄っぺらい刺激と酸っぱさがイヤになり、最後は飲みきれなくなりました。やはりリアルビールにはかないません。

 そう言えば、昨日の朝刊に、バーチャルリアリティの世界で女子高生の恋人と交際するゲームの愛好者が、ゲームの舞台と設定されている熱海の老舗温泉宿を大挙して訪れて、熱海の方でも街を挙げて歓迎しているという話が出ていました。こーゆーのはどーなんだろ。

 こういう仮想現実と現実の区別が希薄になった人は、『源氏物語』にのめりこんで現実と『源氏』の区別がつかなくなった『更級日記』作者の例を挙げるまでもなく、まあ、昔からいたはずなんだけど、あんまり実人生の方で幸せにはなれないと思うんですがねえ。

 しかも、宿の人が「お二人さまですね」と言ってくれたり、夜具を二組敷いてくれたりするサービスが受けているらしいんですが、うーみゅ・・・。~o~;;

 全て自前の空想でまかなっていた孝標女などと異なり、機械工学の助けを借りた上に斜陽化した観光地の人々の助けまで借りなきゃ仮想現実を構築できませんかねえ。今時日本人は、現実に対応できないだけじゃなくて空想する力までもひ弱になっちゃってるんだろうか。

 まったくアルコールの飲めない人が、ビアガーデンに頼み込んで、毎晩ノンアルコールビールを大ジョッキにつがせて飲んでるみたいなモンなのかなあ。虚しくならないんですかねえ。

 そんなことにお金使うくらいなら、スキーでもしてみたらどうでしょう。よほど生きている実感が感じられると思うんですけどねえ。

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2010年8月14日 (土)

夏 一段落・・・

 昨日一昨日は、午前中、立川、夜はお茶の水で高二の東大志望者の講座でした。両方ともアンケートはまあまあ。でも、もうちょっと上手く盛り上げられたかなぁ。いくつかテキストの改善点すべき点も見つかったし。

 まあ、なにはともあれ、これで夏期講習は一段落です。今年はデスクワークも早々と片づけたし、のんびりとした休日です。世間じゃお盆とかだそうですが、我々、全くかんけーないっす。昨日までは普通に仕事。今日は普通に休みです。

 昨夜は、栃木県松井酒造さんの「夏の寿 純米吟醸 無濾過生 山の天然水仕込み」で晩酌でした。夏向けに山の天然水で割水したのだそうですが、十分な旨味を残しながらも、割水が良いせいか口当たりが非常に柔らかく、夏向けです。サラサラと飲めてしまう感じは新鮮でした。夏向けに工夫された日本酒の中では出色かも。

 今朝は、本当に夏も一段落という感じで、少し涼しい八王子だったのですが、日が昇るにつれて、やはり・・・、夏だ~~@@。

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2010年8月12日 (木)

ウチの小姑クンたち

 一昨日昨日と暑さが戻ってきました。戻ってこなくても良いのに・・・。~o~;;

 それとともに夏期講習も再開。朝は立川。夜は御茶ノ水で授業です。朝が近い所だと楽だ~。おまけに立川は一度やったテキストなので、そういう意味でも楽をさせてもらってます。

 夜は、高一の東大志望者のための講座。これも自分で作ったテキストなので楽勝。高一でこんな講座を取る子はマジメな子が揃っているし、昨年、受講する層の変化を感じ取っていたので、今年もその線で基本的な文法の話を中心にしたところ、やはりアンケートはエクセレントでした。

 しかし、そんな楽勝ムードにちょっと水を差されてしまったのが次のようなアンケートの記述でした。

  「下達」は「げたつ」ではなく「かたつ」と読むのが正しいと思う。

 教材は『花月草紙』。松平定信が医者の心得を論ずる文章です。その中で、定信は、若い医者は誉められて思い上がると下手になるが、それは小さな子供が字を誉められて却って下手になるようなものだと論じます。その「下手になる」の意味で「下達」を使っているんですが・・・。

 確かに「上意下達」という熟語の中では「かたつ」と読みます。それはさすがにワタシも知っているのですが、しかし、「上達」の対義語として「下達」とするのは、大漢和など引いても載っていないし、定信公の造語じゃないかと思われます。それならどっちでも良いかなと何の気なしに「げたつ」と読んでしまったのですが、うーん、やっぱ「かたつ」なのかなぁ。

 つか、ウチの受講生ってすごいですよね。高校一年生にしてこんなお生意気な指摘をするとわ・・・。~o~;;;;

 この手のお生意気な指摘は時々あります。例えば、平安京の構造を説明する中で、「羅生門」と書いてしまったことがあります。すかさず、

  「羅城門」が正しい。

 いや、これはいくらワタシでも知ってるんですがね。つまり、「羅城門」はもともと城郭の門なので、「羅城門」と書くのが語源としては正しいんです。でも、古典作品の中では「羅生門」と書くことも多く、「らせいもん」と読むこともあります。そもそも、平安京に城郭はないからねえ。

 ワタシゃハッキリ言って、このテの漢字の用法には無頓着です。つか、漢字はニガテです。というのは、古典作品の文章中では、上記の「羅城門」のように漢字の用法は案外ルーズなことが多く、それに慣れてしまっているということがあります。まあ、昔は文部科学省やら衒学的な国語学者なんて小姑のような存在は無かったですからね。

 古典の教師としては、「御衣」を「おおんぞ」と読むか「おんぞ」と読むか(平安時代には「おおんぞ」が正しい)の区別にはこだわりたいけど、近世造語「の「下達」の読みなんてどうでも良いかなと・・・。

 でも、やっぱ、国語の教師ですからね。お子さんたち対しては、一言説明義務があるかなと、ちと反省したのでした。どんな事情があるにせよ、年若き小姑クンたちに信用がなくなると、話を聞いてもらえませんからね。

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2010年8月 9日 (月)

おさめの雨

 一昨日、昨日と八王子祭りでした。甲州街道の歩道は終日屋台が出て大混雑。車道も午後2時から夜9時過ぎまで車両通行止めにして、太鼓隊やら山車やら神輿やら大騒ぎでした。甲州街道に面した我が家のリビングはものすごい音の洪水。臨場感あります。

 しっかし、我々健康だからこの大騒ぎに耐えられますが、このマンションに病人がいたら、その家族はどうしたんだろー。「ウチは病人がいるのでお静かに」って言って聞いてもらえるとは到底思えないしねえ・・・。~o~;;

 今まで八王子祭りの日はほぼイコール夏期講習で仕事の日だったので、そんなこと気にならなかったんですが、これからはそんなことも気にしないといけないってことですかね。

 さて、その夏期講習ですが、こちらも昨日で一区切り。昨日の町田の高二講座は、なんと受講者二人のうち一人が、よんどころ無い事情で最終日を欠席。一日マンツーマンでした。まー、こりゃ仕方ないことでしょうか。

 夜の八王子は、とても気持ち良くしゃべれていたのでアンケートに期待していたのですが、ほぼ期待通りでした。六割ほどが「大変満足」。三割ほどが「満足」。「不満」は皆無でしたから、まあ、このテキストにしても良い方でしょう。

 毎度のことながら感心するのは、授業をして面白いテキストだってこと。生徒さんのウケも良いし、本当によく考えて作られています。さすがカリスマA師。惜しむらくは、現代の生徒さん相手には、やや不親切で難易度の高すぎるセクションがあること。会話のカギ括弧くらい付ければ良いのに。再来年担当する時は、勝手にカギ括弧付けちゃおうかしらん。

 さて、講習が終わって帰宅してみると、八王子祭りはクライマックスを過ぎて終わりかけてました。シャワーの後、ベランダに出て祭りの余韻を楽しみながら缶ビール。風も爽やかだったりするし、んんんん、良いモンですネ、ニッポンの夏です。~o~

 昨夜から今朝にかけて、祭りの興奮を収めるような雨が降りました。今日はオフの日なのですが、本当に爽やかな気候です。さすがにもう夏は終わりってことなんでしょうか。そう言えば、昨夜は、NZでも大雪が降ったらしく、今朝のMt.Huttは昼頃までオンホールドが掛かってました。積雪230cmだとか。夏期講習後のNZに期待できそうです。~o~

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2010年8月 6日 (金)

ハッパキラキラ

 今日から八王子は八王子祭りで、ウチの前の甲州街道は大騒ぎです。朝から屋台が並んでるし、スピーカーが大音量で音頭を流してます。

 ♪太陽の街、八王子~♪という新八王子音頭が繰り返し流れています。八王子二年目の内弟子Yは、なんだか判らないうちに、この曲が耳にこびりついたようで、「ハッパキラキラキーラキラってなんだか無意味なところが良いデス」とかだそうで、大変気に入った模様。

 八王子に住んで二十二年のワタシも、この歌の歌詞を知らなかったのですが、ネットで検索してビックリ。作詞いずみたくで歌っているのは佐良直美だって。ぐわー、『世界は二人のために』でレコ大取ったコンビです。

 さて、そんな世間様とは無関係に、講習は続きます。昨日から午前が町田で夜は八王子。移動の量が少なく、しかも勝手知ったるテキストなので楽勝です。もっとも、町田の問題文のつまらない高二の講座は、受講者がたった二人。これもちょっと驚いたけど、そのうち一人が一時間目にうつらうつら軽く居眠りした時にはどうしようかと思いました。

 まー、さすがに起きてもらったし、二度と居眠りしませんでしたけどね。~o~;;;

 夜の八王子は、毎年やっているカリスマA師作のテキスト。人数もまあまあ集まっているし、みんなマジメなので、非常に気持ちよくしゃべれます。もう、十数年前から指摘していた注の間違いに対して、やっと訂正連絡がきました。なんで、いまさら・・・・。まさか、作成師本人がやっと気づいたとか・・・。~o~;;;;

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2010年8月 4日 (水)

様々におどろかれぬる日々

 ここんとこ数日、風がすごいです。もともと風通しの良い我がマンションだけでなく、八王子の町全体をビュービュー吹きぬけている感じです。秋風なのかと思い、暦を調べてみたのですが、まだ旧暦六月の下旬でした。今年は8/7が立秋で8/10が旧暦七月一日、秋の始まりです。道理で、風は吹いてるけど暑いわけだ。

 もっとも、旧暦の初秋というのは、まだ相当暑さが残っていてる時期なわけで、『古今和歌集』巻第四秋上の巻頭歌、

  「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」

は、立秋の日に詠んだってことだけど、夏と全く変化のない気候自然の中で、風の音に秋の訪れを感じてハッと驚くという歌だから、まさしくここ数日のような天候を詠んでいるのかもしれません。

 今日は、八日間続いた講習も一休み。ほぼ完全にオフの日です。昨日までの吉祥寺での文章のつまらない高二講座は、最終日に上手くしゃべれたこともあって好評でした。苦労しただけにちょっとビックリなくらい。ウチの講習は初めてという子に「授業の雰囲気がなごやかで、居やすかった」なんて書いてもらったり、商売敵の某大手に通ってる子から、「また来ますのでよろしく」と書いてもらったり。~o~

 暑い日々ですが、なんとなく夏が過ぎていきます。ふと気づいたら秋風というさっきの歌じゃありませんが、ふと、気づいたら来期の板を予約してたりして。~o~;;;

 ふと気づくとウチの冷蔵庫の日本酒も充実していて、けっこう良い酒飲んでます。一昨日は山形県秀鳳酒造さんの「秀鳳 純米大吟醸 愛山 無濾過生」をいただきました。華やかな上立香、生らしく爽やかな含み香と酸、品の良い旨甘味。あー、贅沢だなー。

 先日、車山の麓で買って来た長野県大澤酒造さんの「勢起 純米大吟醸 槽しぼり」は、開栓した日はやや硬い印象だったのですが、数日経って旨味が乗ってきた感じ。また、昨日、近所で買ってきた鳥取県千代むすび酒造さんの「千代むすび 純米吟醸 強力 おおにごり」は、夏らしい発泡の刺激がタマリマセン。発泡が収まった後も爽やかな旨味があって、ついつい過ごしてしまい・・・。

 昨夜は夜中にPCの前で、「おどろかれぬる」ことになったりして。~o~;;;;

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2010年8月 2日 (月)

第十二回無名講師日記アクセスランキング

 後期テキストの校正を終えて、ちょっと暇があるので例によってアクセスランキングです。

 10'4/1~7/31は、総アクセス数18788。アクセスランキングはこんなでした。

1.トップページ              8126

2.予備校                 502

3.スキー板試乗              476

4.スキー                   441

5.「良心」の死~『古文研究法』小西甚一著 (07'6/2)    361

6.古文の参考書               216

7.古典文学                  207

8.日本酒                    163

9.月やあらぬの日々(10'4/2)            150

10.お試しアパッチ(09'2/23)              139

 前回に比べて、全体的にアクセス数が減少していますが、これは前回が異常だったんでしょうね。昨年同時期の第九回に比べると、若干増えている模様。

 そんな中、古文の参考書、古典文学系が健闘しています。ベストテン圏外でも、11位「薦めない理由~『古文の読解』小西甚一著」、16位「句読点幻想その二」なんてところが頑張ってるかな。特に「句読点幻想二」なんて四年も前の記事です。ちょっとビックリ。

 それと、新しいところで、12位「毎度おなじみ09-10総決算と跡目争いの始まり」。これはまあ、目新しい話題ってことですか。~o~;;

 久々にバックナンバー一ヶ月モノがベストテンから陥落しました。もっとも13位に「2010年05月」、15位に「2010年03月」が入っているので、たまたまってことなんでしょうけど。

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2010年8月 1日 (日)

ジゾウを待ちながらの日々

 昨日、今日と午前御茶ノ水、夜吉祥寺の計六時間授業です。この暑い時期に移動付き六時間はちょっと堪えます。

 午前の御茶ノ水は例年通りの高二生の東大志望者の講座。まあ、自分で作った勝手知ったるテキストなので授業は楽なはずなのですが・・・。初日比較的上手くしゃべれたと思ったのに、どーも生徒さんの反応がイマイチ。反応の良い時間と仏頂面の子が目立つ時間があってちょっと心配したのですが、アンケートは好評でした。

 特に、受験をはみ出した学術的な説明の部分に興味を持ってもらえたのは嬉しかったかも。宮崎や岡山など地方から出てきた子がたくさんいたので、スレてないってことなのかな。

 夜は吉祥寺で高二の出来る子のための講座。ここんとこ毎年やっている文章のつまらない講座です。やっぱり苦戦。生徒さんはみんなマジメなのになあ。

 さて、タイトルですが、昨日の内弟子Yの寝言から。「アタシは遊園地でおジゾウさんをさがしてるの」。

 朝食時に聞いたら、友達と二人で遊園地でお地蔵さんを探す夢を見たんだそうです。んで、ちょうどその時、TVで、八王子の河川敷で象の化石が発見されたというニュースが流れました。「ハチオウジゾウ」と名づけられたとか。

 いや、まあ、単にそれだけです。~o~;;;;;;

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