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2010年8月26日 (木)

天空のランチエリア

 最終日まで身がもつのかなどと心配していたら、心配いらない事態になってしまいました。

 メスベンの町は昨夜から雨が降り、朝まで降っていたので、山は新雪が期待できるかなどと呑気なことを考えていたのですが、ゲレンデに着いてみるとリフトが動いていません。強風でオンホールドとのこと。空は晴れているのに。

 仕方なく、レストハウスで待機していました。午前中に一時風が弱まり、リフト営業を始めたのですが、ほんの数分営業したところで風が強まり、ほとんど吹雪のようになりました。当然、リフトは再びストップ。結局午後一時半に本日のクローズドが決まりました。

 その間、我々はひたすらレストハウスで待機し、昼飯を食い、唯一動いている初心者用のマジックカーペットの超緩斜面をタラタラと二本ほど滑って時を過ごしました。まあ、早い話、ほとんど昼飯を食っただけです。~o~;;;

 我々が帰る際にも空は晴れていましたが、風は強いままでした。マウントハットでは先週、風が強くなりすぎて下山する道路がクローズドになり、1200人が取り残されてレストハウスで一晩過ごすという事件が起こったばかりだったので、ちょっと心配しました。マウントハットでは何年かに一度、こういうことが起こるのだそうです。ワタシは幸か不幸か、そんなトラブルに巻き込まれたことはありませんし、NZに通って14年で、耳にしたのも初めてです。なにしろ、山に行ってからクローズドなんてのも今回が初めての体験だったし。

 実は、友人H谷さんが、そのレストハウスお泊り1200人の中に含まれるという幸運(?)に恵まれたのだそうで、話を聞いたのですが、夜の間、マウントハットにはとんでもない強風が吹き荒れ、トイレに行くにも、ロープを伝わって行かないと吹き飛ばされそうだったとか。レストハウスにはそんな時に備えて食糧の備蓄があるらしく、朝晩の食事はちゃんと提供されたのだそうです。 

 閑話休題。そんなわけで昼間の間抜けな時間にメスベンの町に帰ってきて、今、コレを書いています。帰路、ちょうど強風に雲が吹き飛ばされて空は青く晴れ、カンタベリー平野の緑がキレイに見渡せました。マウントハットは通称「天空のスキーエリア」と呼ばれますが、「天空のスキーエリア」の面目躍如の絶景でした。まあ、この絶景くらいしか今日の良いことは無かったかなぁ。~o~;;

 しかし、ちょうど疲れも溜まっていたので、良い休息になったと言わなければならないんでしょうね、たぶん。

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コメント

何とも羨ましい!!!

初めてのニュージー。最高でした
食べて飲んで滑って
あっという間の滞在でした。
これはイイ練習が出来ますね
晴れた日のカードローナにはスポーツマンを連想させるような斜面があり、(スポーツマンよりも滑りやすかったけど)思わず気持ちよく小回りしちゃいました~

ニュージーに住みたいというのがよくわかります。
来年も行きたくなっちゃった

投稿: 雪猫 | 2010年8月27日 (金) 18時03分

でしょっ。~o~

今年は、クィーンズタウン方面は雪の少ない年だったようなので、雪の多い年なら、もっともっと楽しいんですよ。雪猫さんだったら、トレブルコーンスキー場なんか気に入ってもらえると思います。

 是非、今度は旦那様とご一緒にどうぞ。~o~

投稿: Mumyo | 2010年8月28日 (土) 19時29分

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