去る人来る米とのさまざま
恒例の早朝の育児日記です。今、午前五時半過ぎ。昨日、娘(仮称ケミ)関係のブログネタが無いと書いたから、というわけではないのでしょうが、今日はちょっとやってくれました。
昨夜のケミは十二時頃に授乳したのですが、飲んで一休みしている間にニッコリと笑いました。うわー、カワイイと我々が夢中になっていたところ、いきなりさっき飲んだおっぱいを戻してしまいました。
どうも、時々、慌てて飲むせいなのか飲んだ後の処理が拙いのか、ケミはおっぱいを戻すことがあります。そんな時は、なかなか授乳が終わらず、内弟子Yは苦労させられることになります。昨夜、結局、内弟子Yは二時近くまで悪戦苦闘した模様。「模様」というのは、パパは十二時過ぎには寝ちゃったので・・・。~o~;;;;
二時近くに、Yの方が音をあげて寝てしまい、その後ケミも寝たらしいです。次に泣いたのは五時半でした。まあ、こんな夜もあります。
昨夜は、仕事の後、いつもの居酒屋「わらう月」で夕食。一杯目は青森県三浦酒造さんの「豊盃 純米吟醸 生 亀の尾」。豊盃さんの亀の尾は珍しいとか。まず含んでフルーティな刺激。適度なリンゴ香が含み香となって漂います。あれー、豊盃ってこんな酒質だっけと不思議な感じがしますが、まあ兎に角、美味い。
二敗目は愛媛県石鎚酒造さんの「石鎚 純米 雄山錦」。「雄山錦」とは聞いたことがなかったので、店員さんに尋ねてみたのですが、「ひだほまれ」を親とする新しいお米だそうです。サラリと入ってきて、軽い甘さ、それでいてかなり濃厚な旨味も持っています。
そこから米談義になりました。最近、新しい米にチャレンジする蔵元さんが増えていて、「愛山」なんかもそうだけど、「山田穂」が一種の流行だとか。青森県西田酒造さんあたりが流行の切っ掛けらしいです。
「山田穂」は最近の我が家のブームでもあります。近所の加枡屋さんで購入してきた「秀鳳 純米大吟醸 山田穂」が内弟子Yの実家のお父さんに大ウケてしまい、現在、お父さん用に冷蔵庫の中に一本眠っています。
もっとも、「山田穂」は「山田錦」の親だから、古い米のリバイバルなんですけどね。まあ、新しいチャレンジであることには違いありません。
と新しいチャレンジの話をしていたら、次の話題は「去る人」の話。静岡県初亀酒造さんの名杜氏滝上秀三さんが引退なさるとか。石川県車多酒造さんの中三郎杜氏も引退なさるとか。能登杜氏四天王も「開運」の波瀬正吉さんが亡くなり、中さんが引退となると、寂しくなります。
「わらう月」では、滝上さんと中さんの仕込んだ酒を何点か冷蔵庫に保管しているらしいです。セットにしてネットオークションに出したらどう?・・・なんて冗談でこの日の夕餉は終わりました。
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