人間になることの切なさ後編
午前四時半頃には授乳を終えて、再び眠りについた娘(仮称ケミ)でしたが、朝の六時半頃に再び泣き出しました。ワタシも内弟子Yもこんなに早く泣くとは思わず、やや意表をつかれてあわただしくオムツ替えにかかったのですが、その時悲劇は起こりました。
オムツ替えも最初のうちは慎重にしていたのですが、この頃は少し慣れてきて・・・ケミのお尻の延長線上の物は片づけてからオムツ替えにかからねばならないのに、油断していたのか、あるいは、その時は二人とも少し寝ぼけていたかもしれません。
ケミのお尻を持ち上げて、お尻を拭いている時に見事な発射角度で噴出した「ソレ」は、1mほどの茶色の弧を描いて、我々の寝ていた掛布団に着弾。当然、その途中にあるもの全てが被弾。~o~;;;;;;;
一瞬凍りついてしまった我々ですが、Yは即座に片づけを始め、ワタシはとりあえずオムツ替えを続けました。ケミは火のついたように泣き続けるので、仕方なくワタシはそのままあやし、Yは全ての洗濯に走り回り・・・。
普段はオムツ替えの後は授乳なのですが、そんなことは言ってられません。しばらくおっぱいはお預け。当然、オムツを替えてもらったらご馳走にありつけると思っていたケミは、最初のうち泣き続けたのですが、走り回るYの声の調子が高ぶっているのに気付いたらしく、「アタシのせいなの?!」というふうにトボケたようなキョトンとした顔で泣き止みました。
人間になるってことは、つまり、ヤラカシちゃった時にこんな顔をすることでもあるんですね。これも、まあ、考えようによっては「他人を気遣いながら生きる切なさ」ですか。~o~;;
そのトボケた顔のあまりのカワイさに、怒るに怒れないパパとママなのでした。~o~;;;;;;
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