親孝行者たちの日々
昨日は、娘(仮称ケミ)を連れて田舎の親の所に行って来ました。
車のベビーシートに娘を乗せて、相模湾に面した漁師町まで二時間半ほど。ケミは最初こそ少し泣きましたが、おおむね良い子にしていました。田舎の両親の家に着くと、ケミのお祖父ちゃんとお祖母ちゃんは既にお待ちかねでした。
ウチのオヤジは四年前にすでに枯れていたのですが、最近、米寿を迎えてますます枯れ、枯れ過ぎて一時は生きる気力までなくなりかけて弱気になっていたらしいです。そんな話を聞いていたので、どうしてもケミを早く見せたかったのですが、非常に喜んでくれました。ケミを抱いて、よく回らなくなった口で、「この子は器量良しだ」と言ってくれました。
ケミの方は、何が何だか判らず、キョトンとしてました。でも、お祖父ちゃんに生きる気力を取り戻させてくれたようです。帰り際に挨拶した時、オヤジの目に生きていく力が戻っていたように思います。しっかりした声で応えてくれました。ヨカッタ。
ずっと親不孝を続けていたワタシにとって、ケミが生まれたことは、多分、最後で最大の親孝行だったのかもしれません。
帰りの道中、ケミは車の中でずっと良い子にしていてくれたのですが、東名の事故渋滞で帰宅に時間がかかり、結果、八王子近くなって少し泣かれてしまいました。そのためか、帰宅してからも少し泣き止みませんでした。
ところが、八時頃に寝かしつけると、この子なりに疲れていたんでしょうねえ、延々と眠り続け、なんと、朝の六時半頃まで十時間以上連続睡眠。十一時半に就寝した我々も七時間寝られました。多分、ケミと一緒に寝るようになって、七時間連続で寝たのはワタシも内弟子Yも初めてです。なんて親孝行な娘なんだー。~o~
ケミちゃん今夜もよろしくネと祈るパパとママなのでした。
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