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2011年1月16日 (日)

簡単に行かない愉悦

 レベルアップ講習会二日目の今日は、小回りのトレーニングでした。天候は朝のうち晴れ。気持ち良い天気で始まりました。

 小回りバーンのスポーツマンコースは、昨夜の新雪が5cmほど積もっていました。マテリアルを新たにしたおかげで、今年は少し小回りに自信をもっていました。少なくとも最初の二、三本までは。

 ところが、次第にスポーツマンコースの上の新雪が剥げていき、下の硬い雪が露出していきます。げげ、かなーり青氷じゃないっすかぁ。~o~;;;

 どーも、今年の車山は青氷になっている所が多いです。車山は人工雪であることに加えて気温が低いところから、硬い雪になりやすく、とりわけ午後などは青氷が露出することも珍しくないのですが、午前中からこんなに青氷とは・・・。もしかして、今年は雪を作る時期に温かく、急に寒気が来たってことなのか、青氷が多く、スポーツマンコースのかなりの部分が青氷です。

 その頃から天候の方も雪となり、寒い寒い。無茶苦茶寒いです。なんでも山頂部はマイナス17度とか。

 さすがに、スポーツマンコースの急斜面で青氷の小回り道は簡単ではありません。つか、こんな所で、「止めるエッジングにならないように」と言われても、どうしたら良いやら・・・。でも、上手い人はちゃんと止めないエッジングで小回りしてるんですよねー。こういうコンディションになると、テクニックの差は非常にハッキリと現れます。

 まー、簡単に行かないです。でも、だからこそ、面白いんですよね。マテリアルを替えたくらいで全て上手く行ってしまったら、面白くないモンね・・・と負け惜しみを言ってみたりして。~o~;;;

 その時いただいたアドバイスを忘れないように、いただいた順番で書き留めておきます。

 ・体の落とし方は良いが、横移動出来るともっと良い。

 ・スポーツマンコースは上部で深く回し込んでコントロール、中盤が滑りを変えて行かなければならないところが難しい。

 ・脚の曲げから曲げではなく、前半で脚を伸ばしてシルエットを見せる方が良い。

 ・エッジをアイスバーンにぶつけない。エッジを決めて細いシュプールで滑るのではなく、自分が思うより、太いシュプールを描くつもりで。

 ・板を体からいっぺんに離さないこと。ターン中盤から脚を伸ばしていく。

 ・テールを使って回し込んでいくイメージの方がスピードコントロールが安定する。

 午後二時過ぎから、ヴィーナスコース下で中斜面小回りのトレーニングでした。途中かなり良い感じになったのですが、良い感じになると、それなりに失敗するもののようです。こちらの方もアドバイスを書き留めでおきます。

 ・脚を伸ばして舵取り、板は自然に返ってくる。

 ・この種目はもらったと思っていると、上体が突っ込みミスをする。上体を立てること。

 ・脚を伸ばして止まっているように見える時がある。

 まあ、でも、この種目はおおむね良いかも。やっぱ課題は、急斜面のアイスバーン小回りですかね。もうちょっと練習かなあ。佐藤久哉元デモにも、「今日一日でずいぶん急速に進歩したので、上手く行く回数を増やすよう、このイメージで練習してください」とのお言葉をいただきました。久哉さんに、こんなこと言われちゃ練習するしかないですね。~o~

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