« 忘れていた痛みの日々 | トップページ | 喪中欠礼に関する旗色鮮明のススメ »

2011年1月 4日 (火)

ふつーにうまい

 昨日は内弟子Yの実家のご両親とお兄さんご一家を、我が家にお招きしての新年会でした。料理持ち寄りのパーティだったので、いろいろ持ってきていただいたのですが、実家のお父さんが、千葉県寺田本家さんの「五人娘 純米酒」を持ってきてくれました。

 寺田本家さんは、非常にユニークな蔵元さんで、本なども執筆なさってより自然な酒を志向しているらしく、酒にいろんな能書きが付いてくるのですが、正直言って、能書き抜きで普通に美味いんじゃないでしょうか。

 「自然志向」などと言ってみたところで、完全に自然に任せてしまったら現代の酒は出来ませんし、そもそも「自然」であることや「昔のまま」であることには何の価値もありません。「自然」だったり、「昔のまま」だったりすることを謳うこと自体、なんだか妙な気がします。

 酒自体は、熟成酒かと思うほどの琥珀色に熟成香が香ります。2010年の10月出荷なので、熟成させてないBY21なのでしょう。無農薬米のためなのかどうなのか、熟成香の割に澄んだ味わい。やや乳酸が強く、たくさんは飲めないかも。ところが、ぬる燗にすると、燗上がりしてより香りが立ち、乳酸が収まって旨味が出てきます。多分、燗にすべき酒なんでしょう。

 これだけ普通に美味いんなら、能書きは止めて酒に全てを語らせれば良いのに。能書きを付けること自体、ひどく「不自然」で雑念に満ちていると思うんですがねへ・・・。~o~;;;

 この正月は、この「五人娘」以外に、八海山で八海醸造さんの「越後で候 赤ラベル」と「越後で候 青ラベル」をいただきました。「青ラベル」は、昔から出している「八海山」の原酒です。ほのかに麹が香り、濃厚な味わい。ややコッテリしているので、微妙に割水した方が美味い気がしますが、これを割水すると、多分、単なる「八海山 本醸造」になっちゃうんでしょうね。~o~;;

 一方、「赤ラベル」は、今年から出た新商品。純米吟醸の原酒だそうです。こちらの方は品の良い吟醸香が香って、キレイな中にジワリと湧く酸が美味い!今年の八海山での酒盛りはコレにしようかなぁ。所謂、端麗辛口を脱却した八海山の新境地・・・なのかもしれませんが、まあ、とにかく「ふつーにうまいっ!」。~o~

|

« 忘れていた痛みの日々 | トップページ | 喪中欠礼に関する旗色鮮明のススメ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ふつーにうまい:

« 忘れていた痛みの日々 | トップページ | 喪中欠礼に関する旗色鮮明のススメ »