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2011年3月31日 (木)

古めかしい枠組み

 今日で春期講習は一段落です。吉祥寺、八王子ともまずまずの結果でした。特に、吉祥寺の子供たちは、受け止め方もハイレベルで、「受験のためだけではない知識が、自分のためになったと思います」なんて言ってくれたりして・・・。予備校屋冥利に尽きるこんなアンケートは、今やウチの予備校でも吉祥寺校だけでしょうね。

 さて、その吉祥寺なのですが、例年、この時期に吉祥寺の授業をすると、駅前から校舎まで大変な人ごみの中をかき分けて行くことになります。井之頭公園の花見シーズンなので。

 ところが、今年は全くそんなことがありません。例の花見宴会「自粛」要請の結果ですね。この「自粛」要請に関しては、ネット上でも賛否両論のようですが、ワタシに言わせれば、これは言葉の問題です。

 「自粛」という言葉には、「みずから進んで控えめにする」という意味しかありません。これでは、何故、花見の宴会をみずから進んで止めなければならないのか、まるで判りません。しかも、自ら進んですることを要請するってことになると・・・。~o~;;

 我々、古典屋からすれば、今回の「自粛」は、ハッキリ言って「服喪」です。東北大震災で亡くなった方たちのことを思うからこそ、派手なことを控えようという気になるのです。

 名前を与えることは、その概念の枠組みを決めることになります。まあ、ただ単なる枠組みの問題なのですが、今回は、「服喪」という古めかしい枠組みを使った方が、日本人の心性に叶ったんじゃないでしょうか。

 吉祥寺の花見「自粛」も、「震災で亡くなった方の喪に服すため、宴会を控えてください」と言えば、すっきりしたんじゃないですかね。少なくとも、ウチでは、内弟子Yは、その方がスッキリすると言ってますゼ。

 まあ、「自粛」にしても、「服喪」にしても経済活動が停滞するという実態は変わりませんけどね。~_~;;;

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2011年3月30日 (水)

愛と善意あふれる日々

 一昨日から本格的に春の講習が始まりました。午前は吉祥寺、夜は八王子で同じ授業です。

 春の講習の最初は何時でも、「買ってはいけない」バナシです。こういう話は、時に単なる他の予備校屋の悪口のように聞こえるので、注意が必要です。本当のことを語るというだけでなく、こちらに何の含むところもなく、純粋の善意から言っていることなのだというのを表現しなければなりません。ちと疲れる作業ですが、今回もなんとか上手くいったかな。

 善意と言えば、最近、いろんなところに愛と善意があふれています。これほど日本中が愛と善意に包まれているのも珍しいんじゃないでしょうか。新聞でもTVでも被災地に向けての愛と善意のオンパレード、海外からも日本に向けて愛と善意が注がれているようですし、町を歩けば、どこに行っても募金活動です。

 そのこと自体は素晴らしいことだと思うのですが、その表現法に少し引っ掛かりを感ずることもあります。

 上手く表現したなぁと思うのは、例えば、昨日のJリーグチャリティゲーム。ゲームの設定自体も悪くなかったし、選手の皆さんとても爽やかに愛と善意を表現していたと思いますが、中でもキングカズってヤッパリすごい!カズがゲームの中でゴールするのって、今や年間でもそんなに多くないはずなのに、あのゲームで、ゴールしてカズダンス踊れるんだから・・・。流行り言葉でいえば、「持ってる」ってヤツですかね。~o~

 一方、表現が下手だなあと思うのは、駅前で街頭募金やってる人、特に若い子達。善意でやってるのは判るし、一生懸命なのも判るんだけど、ああも大声で悲壮感たっぷりに叫ばれちゃうと、誰も怖くて近寄れないんですけどネ。~o~;;

 これは他の募金の時でも感じるんだけど、募金ってどんなに善意からの行為でも、押しつけがましいとか高圧的とかって受け取られてしまうと、成果を上げられないと思うんですが・・・。

 ってことで、ワタシんちでは、今回の募金はもっぱら、ものを言わないネットと銀行とコンビニです。

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2011年3月27日 (日)

ささやかな救援ささやかな災害

 今日は、葬儀後初めて、田舎の母の所に娘(仮称ケミ)を連れて行って来ました。

 母は父の葬儀の後、すっかり元気を無くしてしまったらしく、昨夜、電話した時には、「お父さんのお葬式で疲れちゃったから、お前たちは明日は来なくて良いよ」などと言っていました。父と連れ添って56年。今日が57年目の結婚記念日なんだそうです。「よくあんな人と56年も一緒にいたねえ。57回目の結婚記念日は一人になっちゃったけど・・・・」

 世間的には、地震の被災者の方たちに、いかに救援の手を差し伸べるかが問題になっているようですが、我が家的には、この57年目の孤独に蝕まれつつある母に救援の手を差し伸べるのが焦眉の急です。そして、その切り札は、我が娘ケミの笑顔以外にありません。

 母は、ケミの「お座り」を大変喜んでくれました。ほんの束の間ですが、癒されてくれたようです。ケミの写真をたくさん置いてきました。今夜の母の底知れない孤独が、少しでも紛れるように。

 後ろ髪引かれる思いで、八王子への帰途につきました。その車中でのこと。東名町田までは順調だったのですが、国道16号線が例によって渋滞し、ちょっとウンザリし始めた頃、後部座席から突然、「ブビピピ~」という音が響き渡りました。うわ、ウンチだぁ~。~o~;;;

 ウチのケミさんは、ゆるゆるウンチも漏らさないという評判の紙オムツ「ムーニー」を愛用しています。これだと確かに漏らすことは少ないのですが、しかし、ウンチの量が多く、しかもウンチした後、ケミが身動きしたりすると、いかに「ムーニー」自慢ののギャザーと言えども安心していられなくなります。

 渋滞の具合から言って、帰宅にはあと一時間近くかかります。ケミにちょっとでも暴れられたら、車中は大災害になる可能性が・・・。どうか、ケミさんあと一時間大人しく動かないで・・・と祈るパパとママの願いも虚しく、ケミはモゾモゾと暴れてしまった模様。~o~;;;;;

 内弟子Yがとっさにケミの下に新聞紙を敷いて、最悪の事態だけは避けたのですが・・・、まあ、今日は救援部隊の主力としてよく働いてくれたので、このくらいは仕方ないかな。~o~ 

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2011年3月26日 (土)

そろそろ小声でおめでとう

 ここのところ、暗い話ばかりだったので、そろそろ明るい話を書きましょう。

 最近で、一番明るいおめでたい話は、スキー友達O君(元八海山ペンションD常連)に息子さんが誕生したことです。奥さんのKちゃんとも、よくゲレンデでお会いしてたし、内弟子Yもゲレンデでお世話になったりしてたので、気にしていたのですが、大震災の約一週間後、元気な男の子が無事生まれた模様。娘(仮称ケミ)にとっても同級生のお友達誕生はメデタイ!

 次にめでたいのは、教え子の合格報告です。あざみ野の校舎の子だったのですが、今日、わざわざ町田の校舎まで報告に来てくれました。志望校のW大S経学部に見事受かったそうです。ただし、何時一学期が始まるやら、本人も判ってない様子でした。まあ、とりあえず受かってしまえば、良いですよね。

 その次にめでたいことは、つい先ほどネットで見たのですが、福島県会津の曙酒造さんが出荷を再開したとのこと。あの震災でお酒が800本破損したそうですが、しぶとく残った酒があったんですね。すばらしい。

 福島県は、今でも大変でしょうが、これからもしばらく大変な時期が続くことでしょう。風評被害に負けずに頑張れ、会津、頑張れ、福島!

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2011年3月25日 (金)

潮騒の宿からのながめⅡ~世の中の見え方

 昨夜、父の本通夜があり、先日の潮騒の宿「Mの浜」に再びおじゃましました。本当にここはかなり良い民宿です。静かな浜を見下ろす眺望も素晴らしいし、朝食だってのにおかずの品数豊富で一つ一つの質が高いですし、女将さんも良い人だし、思いがけないことから、定宿候補を一つ見つけてしまいました。まあ、ワタシゃ海辺に来ることなんてあんまりないんですけどネ。~o~;;;

 この部屋の窓からの眺めは、先日書いた通り、絶景なのですが、部屋によってかなり眺望は異なります。小さな宿だけに、そこが多分この宿の最大の欠点でしょうね。波の寄せる砂浜を見下ろせる部屋と、ほとんど何も見えない部屋があるようで・・・。~o~;;

 ながめと言えば、この四、五日前から、うちの娘(仮称ケミ)はお座りが出来るようになりました。最初は、八海山ペンションY常連のお子さん(生後九か月ほど)と一緒にいるうちに、その子の真似をしただけらしく、座らせてもすぐにコテンと倒れてしまったのですが、昨日あたりは、かなり安定して座れるようになりました。

 座れるようになってみると、横に見えてた世界が縦に見えるってことで、世の中が今までとは全く違ってみえるらしく、今は、座らせるたびに興味深そうにまわりを眺め回しています。これから、ずっと、この子はこの見方で世の中を眺めていくんでしょうねえ。

 さて、ケミの見方が変わったというだけでなく、世の中の眺めの方もこの数日、何だか今までと違うかもしれません。今日は父の葬儀があったのですが、葬儀の前に一言。「このたびの東日本大震災の被害者の方のために参列者一同黙祷を捧げましょう」だそうです。

 いやまあ、黙祷すること自体は反対する理由ないんですけど、何も父の葬儀の前にやらなくても・・・。

 と思っていたら、今や、世の中、こういうのばかりです。ちょっと駅から自宅のマンションまで歩くだけで、あらゆるお店に、「この度の東日本大震災の被災者の皆様にお見舞いを申し上げます」の張り紙が貼ってあります。夕刊を見ると、芸能欄文化欄のコラムは判で押したように、「この度の大災害で被災された皆様にお見舞い申し上げます」で始まってるし、揚句、夕刊に載っている映画の広告全てに、「この度の・・・・」。~o~;;

 いや、別に、自発的にお見舞いを申し上げているんだったら良いのですが、何だか、世の中全体が、それを言わなきゃ不謹慎、非常識って空気になってませんかねえ。災害を受けた方のために祈るのもお見舞いの気持ちを持つのも良いことだと思いますが、みんな一斉にお見舞い申し上げるのって変じゃないですか。ましてや、他人がそれをしないからと言って、不謹慎だご時世に合わないなどと怒り出すというのに至っては・・・。

 良くも悪くも、こういうのが日本的ってことなんでしょうか。

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2011年3月23日 (水)

濃密な終わりの日々

 日曜は父の火葬の日でした。寒い日でしたが、火葬場の中は妙に暖かく、不思議な肌合いの空気でした。父は、一時間半ほどで白い骨だけになって出てきました。骨上げの係の人が、「骨のしっかりした方ですね」とホメてました。

 父は、確かに良い骨格をしており、骨密度も高そうでした。なにしろ、鯵の干物くらいなら頭からバリバリいっちゃう人でしたから。喉仏がキレイに残っていました。喉仏って、本当に仏像のような形をしているのだと初めて知りました。

 日曜のうちに相模湾に面した漁師町から八海山へ五時間かけて移動しました。移動してみると、八海山のペンションYではシーズン打ち上げ宴会の真っ最中。本当のシーズン終了は月曜なのですが、今年はペンションの都合で日曜に第一次打ち上げなのでした。

 皆さんに追いつけるように短時間で飲みまくり食べまくり、短時間で燃え尽きて12時過ぎには就寝。はあ、イソガシ。~o~;;

 翌月曜は、今シーズンの八海山クローズドの日。今年はこの日に八海山技術選が行われました。ワタシ的にはちょっと八技選どころじゃないコンディションでしたが、八海山に居ながら八技選に出ないわけにもいきませんから。

 出場するからには頑張るぞー、と張り切ってゲレンデに向かったのですが、スタート地点に選手が集まる頃からゲレンデをガスが覆い始め・・・。

 あまりに濃密なガスのため、大会コートを下げてセパレートAの急斜面で行うことになったのですが、そこに選手が集合すると、今度はセパレートAをガスが覆って・・・。ガスの中で小回り種目だっていうんですが、いくら滑って行ってもジャッジが見えず、ゴールゾーンに入ってからようやくジャッジの姿を確認。てことは、ジャッジも我々選手の姿を確認したのはゴールゾーンの中なんでしょうね。~o~;;;

 このコンディションで大回り種目はあまりに危険ということで、さらに大会コートを下げ、なんと、第一リフト沿いの緩斜面で残り三種目を行うハメになりました。

 多分、事情を知らない人が見たら、何をやっているのか理解出来なかったでしょうね。何かの大会にしては斜面緩過ぎるし、一、二級検定にしては参加者みんな上手すぎ。選手が必死で漕いで出て行ってもすぐにスピードの死んでしまう軟雪の緩斜面を、上級者が懸命に滑ってるんですから、他人事だったら、ワタシでも笑っちゃいます。

 でも、まあ、これはこれで楽しかったかな。この低速の中で、どうしたらジャッジに上手さをアピール出来るか、かなり頭を使いました。

 んで、まあ結局、これは負け惜しみなのですが、今シーズン、まだ一回もホットワックスを掛けていない板で大会に出るなんて、ナメたことをしちゃいけませんね。~o~;;;;

 火曜は八王子の自宅に帰ってきて、マンションのディスポーザーの清掃をしてもらい、今日の水曜は朝から富士見パノラマに出かけました。例によって、内弟子Yと交代で滑っている最中に、内弟子Yの母から連絡がありました。

 「東京の水道から乳児の安全基準を超えた放射性物質が検出されたから、急いで水を買いなさい!」

 これはさすがに慌てました。すぐにスキー場から撤収してカーラジオに必死で耳を傾けたところ、八王子では当該浄水場の水を使っておらず、おまけに検出されたのはヨウ素131。ヨウ素131の半減期は8日しかないので、事実上、どの地域であっても長期摂取は不可能です。さらに、おまけに完全母乳の母親は関係ないとのこと。なーんだ、どういう角度から見てもウチは無関係です。

 ちょっとホッとしましたが、同時に、子供を持つってことは大変なことだと思い知らされました。それにしても、この数日、いろいろあり過ぎです。疲れた~。~o~;;

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2011年3月20日 (日)

潮騒の宿からのながめ~これから戦う相手

 昨夜、父の仮通夜があったので、相模湾に面した漁師町に来ています。父の家から少し離れた民宿に泊まっているのですが、今朝は潮騒で目を覚ましました。窓の障子を開けると、海に浮かぶ朝日、入り江にかかる橋、打ち寄せる波が見渡せます。平和な漁師町です。

 親父は、もう何年も前から「俺ぁ、もうやるべきことは全部やったから、何時死んでも良いんだ」と言って、自分が死んだ時の準備をしていましたし、少しも苦しむことのない大往生だったので、我々兄弟は、皆、穏やかに父の死を受け入れることができました。まぁ、残された母の心のケアがちょっと心配ですが・・・。

 母の孤独がこれから我々の戦う相手です。

 さて、こんな田舎に来ても、地震のこと、停電のこと、原発事故のことなどがよく話題になります。

 昨夜、潮騒の中で考えたのですが、多分、我々日本人がこれから戦わなければならない相手は、まず電力消費です。いくら計画停電などと言っても、これをこれから何年も続けるわけにいきません。原発がもうあてにならない以上、消費を抑えるしかありません。ワタシのマイミクでそちらの関係のお仕事をしている人によると、エアコン、シャワートイレ、食器洗浄機、衣類乾燥機、ホットカーペット、それに待機電力などにより、家庭の消費電力はバブル期より増加しているのだとか。

 これらの与えてきた快適性が、これからの我々の敵になります。

 そして、もしかすると、それよりも緊急性の高い相手が、原発に関するデマ。少しの間にずいぶん親しい人達から、いろんな話をうかがいましたから、よほどたくさん飛んでいるんですね、デマ。

 それらの中には、ある程度の事実も含まれているのかもしれませんが、ほとんどは一年経たないうちに、笑い話のネタに出来るような荒唐無稽のものだと思います。今、具体的に書き込むのは、却ってデマを広めることになるといけないのでしませんが、そのうち笑い話として紹介できる・・・と信じたいです。

 災害時にはよくあることだと思いますし、特に原発事故の被害は、まったく目に見えず大半の人にとって理解できない技術の果てのことなので、ある程度デマが飛ぶのは致し方ないのですが、それでも、我々は、精一杯理性を働かせ、見えざる放射能の恐怖と戦って、それらが伝播することを防がねばなりません。

 そうしなければ・・・、日本の社会の安定は崩壊してしまいます。こういう時に、一番怖いのは人間、人の心に住む「恐怖」という鬼だと思います。

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2011年3月18日 (金)

今日滑っているワケ、または、感動のレッスン番外篇

 実は、今、八海山にいます。しかも、今日、浦佐スキー場で滑ってきました。

 「『今年ばかりは』という心境」ってのは何処行っちゃったんだ~、とお叱りを受けそうですが、ウチの場合、ちょっと特殊な事情があって葬儀をすぐには行えないんです。おまけに、停電騒ぎで、すぐには火葬にできず・・・。んで、結局、しばらくヒマになっちゃったと。

 さらに、おまけに停電になると、東京の高層マンション住まいは不便極まりなく、エレベーター止まって外出できないし、水道止まるし、地上よりも大きく揺れるし。買い物に行くと、スーパーには食料品トイレットペーパーテッシュなどがなくなってます。

 乾パンだの缶詰だのがなくなるのは理解できないでもありませんが、パン、カップ麺、米なんかを買い溜めして何になるんでしょう。パンはそんなに日持ちしないだろうし、カップ麺、米は電力がないと食えませんゼ。トイレットペーパーテッシュペーパーだって東京に入ってこなくなるわけないのに・・・。

 というわけで、葬儀までこんなにヒマがあるんだったら、住みづらい東京で我慢してないで、新潟に避難しとこうかということになりました。んで、せっかく新潟に行っといて、滑らないってのも不自然ですからねえ。~o~;;

 八海山スキー場は、東北電力の計画停電発表直後に、平日の営業休止を決めちゃったので、近くでやってるスキー場、ってことで浦佐。

 浦佐スキー場は浦佐駅の裏にあり、スキースクールが無かったら、ただの裏山スキー場で面白くない所なのですが、ここは名にし負う基礎スキーのメッカ。せっかくここで滑るなら、内弟子Yはスクールに入れちゃえってことで、午後の常設レッスンに入れちゃいました。

 今日の浦佐は我々が行った時点では、お客さん三人。ペンションYから行った我々を入れても、ゲレンデ全体でたった六人。内弟子Yはうまいことマンツーマンレッスンになってくれました。しかも、女性のイントラさん。きっと満足してくれるんじゃないかと思っていたら、レッスン終わってから感動したような顔で帰ってきて、「入ってヨカッタです~。ハッキリ言って滑りが変わっちゃいました~」だと。

 レッスン後、滑らせてみたら、ホントに切り替えがスムーズになって、上手く内傾角が取れるようになってました。どうも、うまいこと「感動のレッスン」に巡り合ってしまった模様。

 ホントは新潟に避難してきたはずで、今日、浦佐に行ったのは暇つぶしのはずなんですが、まあ、「感動のレッスン」に巡り合うには、このぐらいの偶然が必要なんでしょうかね。~o~

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2011年3月16日 (水)

深草の野辺の桜し心あらば

 ここ数日、右を見ても左を見ても、暗い話題ばかりです。地震の犠牲者の方々のことを思うと、

  深草の 野辺の桜し 心あらば 今年ばかりは 墨染めに咲け

 (深草の野辺の桜よ、もしお前に心があるならば、今年の春だけは喪服の墨染めの色に咲いてくれ)

 と口ずさんでしまうところですが、実は、個人的にもそんな事情が生じてしまいました。

 今日の早朝、電話があり、ウチの田舎の例の枯れた父が、突然、身罷ったそうです。享年88才。朝起きて、習慣になっている血圧測定を自分でやってノートに記録した直後、急性心筋梗塞で苦しむ暇もなく逝ってしまったそうです。

 救急病院からもどってきた父の遺体は、四十年前に自分で建てた家の広間に、まるで最初から予定されていたかのように収まりきって眠っていました。運慶が彫った仏頭のような顔が、死んでみると、意外に大きく見えました。

 実は、先週の木曜、東北大地震の前日、ふと思い立って、娘(仮称ケミ)を連れて田舎の父を訪れていたのでした。ケミの順調な成長を大変喜んでくれて、生きる気力を持ってくれているように見えただけに残念でもあり、また、最後にもう一度、ケミを見せることが出来て良かったとも思っています。

 本当に、今は、「今年ばかりは」という心境です。

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2011年3月15日 (火)

買い物ブギと停電体験

 帰りたくないと書いておきながら、帰ってきてしまいました、八王子。やはり、ウチのことが心配なのと、仕事の郵便物を受け取らなければならないのと、まあ、その他もろもろの事情で。

 帰るに際して、首都圏はガソリン不足、物不足だとの情報に基づき、六日町で買い物、給油をしていくことになりました。ところが・・・。

 六日町ジャスコに行ってみて、ちょっとオドロキました。我々は東京電力の計画停電に備えるべく、まず懐中電灯と単二、単三電池を買い求めようとしたのですが、どちらもすでにほとんど売り切れ。単三電池をいくつかかろうじて購入しました。

 さらに紙オムツ売り場も超品薄。購入しようと思っていた「ムーニー Mサイズ」はすでに売り切れ。これは、ジャスコに隣接している西松屋でどうにか購入できました。

 我が家のマンションは停電になると、断水してしまうことが考えられるので、水を買っていくことにしていたのですが、2リットル入りのペットボトル水売り場の棚はガラーンと空いています。隣のアクエリアスとかお茶の売り場には商品があふれているのに・・・。

 どうやら、新潟の人たちも災害に備えて買いだめを始めた模様。まあ、首都圏ではコンビニのパンだのオニギリだのカップラーメンだのまで品切れだそうなので、そこまで行ってないですけどね。他の食料品は品物一杯でした。

 しかし、日本のライフライン復旧の能力はかなりのものだと思うんです。水なんて買い溜めして何になるんでしょう。ライフラインが容易に復旧しないほどの災害が起こったら、自宅の水を持ち出す余裕もなく、避難しなきゃならないと思うんですけどね。

 まあ、慌ててパンだのオニギリだのを買いに走るよりはマシかな。首都圏は、ちょっとパニックがヒドイんじゃないでしょうか。

 帰宅してみると、我が家のあたりは第二グループとかで今日の18:20から停電予定とのこと。それまでにバタバタと用事を足し、18:20を迎えたのですが、結局、停電が始まったのは18:50頃。それから二時間停電して20:50には電気がつきました。

 停電中、驚いたのは、窓から見る八王子の街に意外に灯りがついていたこと。どうやら、同時に停電するのは、限られた区域のようです。全市同時停電なのかと思っていたので、やや拍子抜け。おまけに、我が家の娘は懐中電灯の薄明かりでも、全く怯えたりすることなく、ケロっとしてました。こちらは嬉しいオドロキ。~o~

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2011年3月14日 (月)

帰りたくない今夜のワタシ

 今日の八海山は、昨日に増してお客さん少なくガラガラ。リフトは第二第三と止まっていますが、ロープウェイは動いています。天気が良いけれど、気温が上がり過ぎることもなく、絶好のスキー日和でした。雪は緩んできたものの、適当な柔らかさで滑りやすく、一日楽しいスキーでした。

 スキーは楽しかったんですが、入ってくる情報はどこもかしこも真っ暗です。TVからの被災地情報が暗いのは当然として、計画停電が行われるはずの東京に関して、誰に聞いても悲惨な話しか出てきません。

 あちこちのガソリンスタンドが開店休店状態で、開いていても20リットルだけの限定販売なのだそうです。スーパーマーケットに人々が食糧品を求めて押しかけ、入場制限が行われているとか。

 ガソリンにしても食糧にしても、新潟にいて他人事として見ている我々からしてみれば、東京が品不足になる理由は考えられず、人々が押しかけているというのは、単に一時的なパニックに陥っているとしか思えないのですが、実際に東京にいれば、そんな気にもなるんでしょうね。

 こちら、新潟はガソリンにしても食糧にしても全く問題なし。八海山の辺りは地盤が良いらしく、余震情報があった時にも全く揺れません。ここは、TVやネットから覗き見る日本とは本当に別の国です。

 学校からは、今週の授業は中止なんてありがたい情報も伝わってくるし、帰りたくないです、ワタシ。

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2011年3月13日 (日)

世界最大の悲しみの中の小さな和み

 マグニチュードが8.8から9に訂正され、今回の地震が世界最大規模の悲劇であったことが明らかになってきました。そんな今日なのですが、実は、我が家は八海山にスキーに来ています。まぁ、ウチにいてもTV見ているだけだし、TV見ていても電力を無駄に消費するだけだし、意味ないですし・・・。

 八海山に来てみると、スキー場はガラガラに空いているのですが、やはり、いつもの常連さんたちは来ています。日曜だってのに、お客さんはほとんど知り合いばっかり。濃い~メンバーです。

 昨日の夜中過ぎまで東京で仕事して、今日のお昼頃スキー場に駆け付けたEちゃん夫妻によると、高速道路から見える途中のスキー場は、お客さんほとんどいなかったそうです。「ここが一番お客さん来てる」だそうで。やっぱ、八海山って異常に濃い~お客さんばっかりだから・・・。~o~;;;

 八海山のゲレンデは、全く被害ありません。今朝は、チャンピオンコースからセパレートAを通って尾根コースまで、非常にキレイに圧雪を掛けてくれていて、快適に大回りできました。八海山を上から下までノンストップで大回りしたのなんて、どれくらい振りだろ。ロープウェイノンストップを四本もやってしまいました。天気が良く温度も高かったため、雪が緩んで昼間は止まる雪でしたが、内弟子Yも二時間半ほど滑り込みました。

 ゲレンデも宿も無料休憩所も常連さんばかりで和んでいます。つか、みんな東京へ帰ったり、TVをつけたりすると、和んじゃいられない状況だって判っているから、余計に和やかになちゃうのかも。

 スキー場も、明日からリフトの一部を営業しないことになりそうです。まあ、節電てことで。でも、節電以上に、お客さんが来る見込みがないってことでしょうね。

 新潟長野のスキー場も、いつになく冷え込む春になりそうすです。

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2011年3月11日 (金)

無事です

 一家無事です。

 ちょうど車で外出中に地震に遭いました。今、高速道路のSAです。高速が通行止めになっているので、SAで開通待ちしていますが、一家無事。つか、こういう時、高速のSAはかなり居心地が良いです。娘(仮称ケミ)は大変元気。娘の元気な笑顔を見ると、我々もホッとします。こういう時、赤ちゃんを見ると癒されますねえ。~o~

 ワタシの両親とは早く連絡が取れたのですが、内弟子Yの茨城の実家とは電話がつながりにくく、しばらく心配させられましたが、先ほど電話がつながり、無事が確認できました。ヨカッタ。

 仕事上、仙台在住の友人がたくさんいるのでそちらが心配。T先生、ご無事でしょうか。

、ともあれ、このブログを見る知り合いの方々への我が家の無事の報告でした。

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2011年3月 9日 (水)

南の島に吹きつける風

 昨日、何気なくTVをつけて、「とくダネ」という朝の情報番組を見ていた時のこと。キャスターの小倉智昭がNZ地震についてオープニングトークで得意そうに語っているのを聞いて、ちょっとイヤな気分になりました。

 小倉さんが言うには、NZは日本と同じように地震大国だと思われていて、耐震建築の研究も進んでいるという報道があるけど、それは違う。NZに住んでいた大橋巨泉によると、NZは地震が日本より少なく、そのためNZは地震に対する備えがなくて、プレートの上に住んでいながら耐震構造も緩かったんだというんですが。

 これは確かに事実だと思います。NZは日本ほど地震が頻発するわけではありません。したがって、耐震建築の研究が進んでいるという報道にはワタシも首をかしげていました。でも、今この時に、そんなことを鬼の首取ったように得意げに言われても・・・ちょっと困ります。というか、ワタシのNZ在住の友人たちが聞いたら、多分、泣いて悔しがることでしょう。

 ワタシのクィーンズタウン在住の友人モトさんは、フェロートラベルのガイドをしながら地元でB&Bを営んでいるのですが、クライストチャーチの震災が一段落した後、彼女のB&Bはキャンセルの嵐に遭っているのだそうです。所謂、「風評被害」です。

 中越震災の時もそうでした。震源地の小千谷、長岡地区に対して、八海山は距離的に近い位置にありながら、ほとんど被害を受けませんでした。直下型地震で、狭い範囲にしか被害を与えない地震だったからです。しかし、震災の後のシーズン、お客さんは減少しました。「中越地震」という名称であったため、中越地区全体が風評被害を受けたんです。

 クィーンズタウンは、クライストチャーチから500kmも離れた街なのですが、同じNZ南島中部で、クライストチャーチを経由して街に入ることが多いため、近い場所のように見られてしまうのでしょうか。QT自体にはまったく地震の被害はないのに、早くもキャンセルの嵐。観光の街QTの経済は大打撃を受けること必至です。

 日本のマスコミは地震の被災地を興味本位で取材します。そのこと自体は、一般人の被災地に対する関心を喚起して募金活動などにもつながるので、必ずしも悪とは言えません。しかし、地震のあった地域に対して、耐震建築の遅れている危険な所だということを必要以上に強調した報道をするのは、現地で復興に向けて必死に立ち上がろうとする人たちに足払いを食わせることになるのではないでしょうか。

 NZは確かに耐震建築の点において日本ほど進んでいないと思います。しかし、それは地震そのものが日本ほど多くないからであって、これからNZに旅行することが日本にいるより危険だということにはなりません。したがって、NZは耐震建築の遅れた国だと日本の皆さんにことさら伝えることは、あまり視聴者にメリットをもたらすことではありません。にも拘らず、彼がオープニングトークにこの話題を選んだのは、結局、自分が他のマスコミとは違うのだと自己主張したかっただけなのではないでしょうか。

 しかし、その結果、南の島には風評被害という冷たい風が吹き付けるのです。

 本当なら、ワタシとしてはここで、震災地復興のためには募金なんかより、NZに旅行してお金を落としてあげるのが一番だと言うべきところなのですが、何せワタシ自身、家庭の事情でこの夏はNZに行けそうになく、なんとも・・・。

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2011年3月 7日 (月)

少しは大人のインプレッション

 昨日今日と尾瀬岩鞍スキー場で来期板の試乗でした。もっとも、試乗したのは、もっぱら内弟子Yなんですけどね。ワタシゃその間、娘(仮称ケミ)のお相手。~o~

 来期、ワタシの方は板の購入予定がないのですが、内弟子Yの愛機F社Jr.レーシング板が天然ロッカーになってしまい、まあ、早い話が反ってしまったので、小回り用の板を購入しなければならなくなったもんで。

 昨日は、アルペンの試乗会でした。今までも試乗会に内弟子Yを連れてきたことはあったのですが、今まではたいてい、「色が好きじゃありマセン」「デザインがヤデス」くらいしか言わなかったんですが、今回、少しはマシなインプレッションを口にするようになりました。

・H社 C9.2ST VF-S   スカスカでヤです。デザインもWordで打ち出したまんまみたい。

・Vl社 Platinum PSi  滑りにくくないけど、お金出して買うほどじゃないデス。

・F社 RC4 Superior  重いけど、嫌いじゃないデス。色が好きじゃないケド。

 まあ、彼女にしては少しは大人なコメントかな。~o~;;;

 ちょっと解説を加えると、C9.2STについては、昨年までサンドイッチだったものをキャップ構造にして、乗り味がやや安っぽくなったことを「スカスカ」と表現したんだと思います。Platinum PSiは、この日彼女が試乗した中で一番オールラウンドな板だったので、こんなインプレッションになったんでしょう。Superiorは、もともと現在の愛機と同じF社だったので、F社テイストに対する慣れが好意的なコメントにつながったかと思います。

 今日は、岩鞍スキー場のレンタルが有料で貸し出している来期板を試乗しました。内弟子YはO社のKo's FX-FMに試乗したのですが、オガに対する予備知識を何も与えていないにも関わらず、かなり的確なコメントが出てきました。「マイルド。失敗が少なくて無難デス」。ゴモットモ。~o~

 結局、内弟子Yの来期小回り板は、F社SuperiorとO社FXを中心に、あと何度か試乗させて検討していくことになりそうです。

 ちなみに、彼女は岩鞍スキー場を滑るのは初めてだったのですが、ゲレンデは大変気に入った模様。しかし、「授乳室がないし、オムツ替えの場所も暗過ぎてやり難いデス」とのことでした。

 岩鞍は、今年からホテル内に子供の遊ぶスペースを設けたりして、子供連れに対するサービスを考え始めたようなのですが、それにしては、授乳スペースがなく、男女トイレの中にオムツ替えのためのベビーベッドが置かれているものの、大変暗くて作業がし難いです。おまけにベビーベッドの柵にオムツを替えられている子供が足を突っ込んでしまいやすく、ワタシもケミの足を抑えるのに苦労しました。どうも、子育ての経験のない人が設置したんでしょうね。

 折角、子供連れに配慮してくれるようになったのに、惜しいなぁ。

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2011年3月 4日 (金)

誰かのための賜物

 一昨日の夜から八海山は雪。昨日の朝はペンションの駐車場で20cmほどの積雪でしたが、一日中降り続いて、この時期にしては珍しいくらいの良いコンディションでした。今シーズン、ファットスキーを使う機会はもうないと思っていたのですが、正月以来のファット日和。天からの賜物です。

 内弟子Yと交代で滑らねばならなかったので、わずかな時間でも無駄には出来ません。ほとんど休まずにロープウェイのコースをグルグル。なんとかロープウェイを五本、リフト二本分滑りました。休まずに滑ってみて今さら分かったのですが、新雪って、ホントは太腿の筋肉に来るものだったんですね。今まで、そんなことあんまり感じなかったんだけど。

 ワタシにとっても久々の新雪滑降だったのですが、内弟子Yには、本当に久々の新雪です。二時間ほど滑り続けて、無料休憩所に戻ってきた時は、全身雪まみれで、こぼれんばかりのニコニコ顔でした。コケまくったんだそうです。新雪でコケるのがよほど嬉しかったんでしょうねえ。~o~

 昨夜は、降りしきる雪の中、浦佐毘沙門堂はだか押し合い祭でした。恒例「一般福物撒与」に今年も参加してきました。今年は、家長として福物を取ってこなければなりません。つか、内弟子Yに娘の分を取ってくるように言われてたモンで。

 例によって格闘系争奪戦の末、小さな木片をなんとかゲット。お父さんは辛いヨ。~o~;;;;

 今日も一日雪でした。今日の内弟子Yはレンタルのファットスキーでかっ飛びまくったようです。やはりニッコニッコの雪まみれで帰ってきました。

 昨日今日、八海山スキー場で一番楽しんだのは、間違いなくコイツでしょうネ。~o~

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2011年3月 2日 (水)

出た!

 昨日、「出そうで出ない」などと書いたら、出てしまいました。余計なものまで・・・。

 今朝の娘(仮称ケミ)は、普通に目覚めたのですが、いつも朝は機嫌の良いケミが、何故かイマイチなご機嫌。ちょっと様子がおかしいので熱を測ってみると、37度7分か8分ほどあります。もともと平熱が37度1分なので、うーーん、熱が出てしまったってことかい。

 もしや、ウンチが出ないせいかとも思ったのですが、雑誌やらネットやらで調べてみると、赤ちゃんの場合、二、三日ウンチが出ないことは珍しいことではないらしく、そんなことで熱が出そうにはありません。どーも、こりゃ予防接種のせいかも。

 やはり、ネットで調べてみると、Hibや肺炎球菌ワクチンの予防接種で発熱することが時々ある模様。普通、一日か二日で治まるらしく、まー、あんまり心配いらないかな。

 それより、ウンチの方が気になるので、ウンチが出ない時の対処法、「ヘソの回りの『の』の字マッサージ」や「薄い砂糖水」などを試してみたのですが、すぐには結果が出ません。仕方なく内弟子Yが授乳していると、物凄い大音響とともに芳しい香りがっ。オシメを開けてみると、実に濃厚かつ見事なウンチでした。~o~

 その後、予想通り熱の方も治まってくれました。ヨカッタヨカッタ。

 つーことで、昼過ぎから久々に八海山に出かけてきました。新潟は雪の予報なモンで。~o~

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2011年3月 1日 (火)

出そうで出ない日々

 この週末は、富士見パノラマスキー場で開かれた「大人の技術選」というのに出ていました。この大会、以前は、デサント主催で東京都のシニア大会と連戦の形で開かれていたのですが、最近は、全く違う時期に行うようになり、出場していませんでした。今年は、富士見での東京都シニアが行われなかったこともあり、内弟子Yと娘(仮称ケミ)を置いて遠出しにくい事情もあって、この大会に出ることにしました。んで、結果は・・・出そうで出ないですねえ。~o~;;

 栂池で実験してみた飯酒盃流の滑りを、ここでも試してみたのですが・・・。自分では、そこそこ滑れたんじゃないかと思っても、点数が出そうで出ません。びみょーに不満な結果です。練習量が足りないってことですかねえ。特に、フリーに関しては、何とか点数を出す工夫を考えなければならない結果でした。

 しかも、大会中に、解答速報の解答例を訂正したいなどという連絡を受けたりして・・・言い訳にはならないけど、集中しにくかったことも確かです。某東北大さんが、またぞろヘンテコな出題をしてくれちゃったモンで、ちょっとイライラしていたかも。

 大会の方は、結局、賞品をやっともらえる程度の成績でした。まあ、救いは、賞品が必要なものだったこと。負け惜しみじゃなく、一位の商品であるO社の基礎板をもらってたら処分に困ったところでした。

 昨日の月曜は全国的に雨。ちょっと迷ったのですが、内弟子Yと娘を連れて再び富士見へ。先日、効果のあったレッスンに内弟子Yを入れるためです。富士見も雨とあってレッスンの生徒さん少なくて、狙い通りマンツーマンになってくれました。結果、Yは、午後二時間のレッスンで見事にスムーズな大回りを取り戻してくれました。まーったく、簡単に結果の出せるヤツです。~o~

 今日の火曜は、午前中、ケミを予防接種に連れて行きました。今回は、三種混合とHibと小児用肺炎球菌ワクチンの三本でした。三本も注射されると、さすがの金太郎娘も泣きますね。午後は、確定申告を提出。今年はYが全面的に書類作成したので早いです。

 なんとなくマッタリと一日過ごしました。ケミは相変わらず元気で何の心配もなさそうなのですが・・・。なんと、昨日今日の二日間、ウンチが出ていません。元気で機嫌は良いし、母乳もシッカリ飲んでるし、ウンチくらい出そうなんですが・・・この「出そうで出ない」が、我が家的には現在の最大の悩みなのでした。~o~;;;

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