ささやかな救援ささやかな災害
今日は、葬儀後初めて、田舎の母の所に娘(仮称ケミ)を連れて行って来ました。
母は父の葬儀の後、すっかり元気を無くしてしまったらしく、昨夜、電話した時には、「お父さんのお葬式で疲れちゃったから、お前たちは明日は来なくて良いよ」などと言っていました。父と連れ添って56年。今日が57年目の結婚記念日なんだそうです。「よくあんな人と56年も一緒にいたねえ。57回目の結婚記念日は一人になっちゃったけど・・・・」
世間的には、地震の被災者の方たちに、いかに救援の手を差し伸べるかが問題になっているようですが、我が家的には、この57年目の孤独に蝕まれつつある母に救援の手を差し伸べるのが焦眉の急です。そして、その切り札は、我が娘ケミの笑顔以外にありません。
母は、ケミの「お座り」を大変喜んでくれました。ほんの束の間ですが、癒されてくれたようです。ケミの写真をたくさん置いてきました。今夜の母の底知れない孤独が、少しでも紛れるように。
後ろ髪引かれる思いで、八王子への帰途につきました。その車中でのこと。東名町田までは順調だったのですが、国道16号線が例によって渋滞し、ちょっとウンザリし始めた頃、後部座席から突然、「ブビピピ~」という音が響き渡りました。うわ、ウンチだぁ~。~o~;;;
ウチのケミさんは、ゆるゆるウンチも漏らさないという評判の紙オムツ「ムーニー」を愛用しています。これだと確かに漏らすことは少ないのですが、しかし、ウンチの量が多く、しかもウンチした後、ケミが身動きしたりすると、いかに「ムーニー」自慢ののギャザーと言えども安心していられなくなります。
渋滞の具合から言って、帰宅にはあと一時間近くかかります。ケミにちょっとでも暴れられたら、車中は大災害になる可能性が・・・。どうか、ケミさんあと一時間大人しく動かないで・・・と祈るパパとママの願いも虚しく、ケミはモゾモゾと暴れてしまった模様。~o~;;;;;
内弟子Yがとっさにケミの下に新聞紙を敷いて、最悪の事態だけは避けたのですが・・・、まあ、今日は救援部隊の主力としてよく働いてくれたので、このくらいは仕方ないかな。~o~
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