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2011年4月30日 (土)

ある幸せな朝

 今朝は六時半に起床。昨夜、宮城県金の井酒造さんの「綿屋 純米大吟醸 美山錦」が空きそうになったので、少し過ごしてしまい、朝までほぼ熟睡しての目覚めでした。

 十分後、川の字の端で物音がしました。娘(仮称ケミ)が目を覚ましたようです。ケミは内弟子Yの方に頭を寄せて寝ていたのですが、パッチリ目を覚ましてワタシの方に向かってニッコリ笑います。

 それからおもむろに、内弟子Yの頭を、ポンポンと叩きます。「ママ、そろそろ起きてね」と言わんばかり。最近、ケミは、機嫌の良い朝は泣き声でなく、こんな風にママを起こそうとします。

 ところが、内弟子Yは朝の寝覚めの悪さにかけては人後に落ちない女なので、まず反応がありません。ケミは次第に「ばぁ」などと声を上げながら、「ボンボン」を「パンパン」にグレードアップさせていきます。

 「パンパン」が「バンバン」になってようやくYは目を覚まし、「ケミちゃんお願いだから、あと五分」などと言って再び布団にもぐりこみます。ワタシは、仕方なく、ケミを隣の部屋のハイ&ローチェアに移し、PCを出してこれを書いているというわけです。

 あ、Yがようやく起き出しました。コーヒーメーカーのスウィッチを入れ、パタパタと朝食の準備をしています。その間、ケミは布団の上にお座りをして最近お気に入りの木製玩具「スネ夫」(内弟子Y命名)で一人遊びしています。

 昨夜のケミは、九時頃寝つき、三回ほど目を覚ましたようです。最初のは、ワタシが抱き上げ、少しお尻をトントンと叩く程度で簡単に再び眠りに入ってくれました。二度目三度目は我々が就寝した後で、内弟子Yが授乳して寝付かせたようです。なんせ、パパは、「オヤスミ」を言って二秒後には爆睡していたらしく・・・。~o~;;;

 ひところに比べて収まってきたとは言え、ケミはまだ夜泣きをします。寝付かせるためのミルクは、数日間は上手く行ったのですが、もどしてしまうために止めています。寝付かせる時に、ミルクと母乳を両方与えると、飲み過ぎてしまうようです。

 こういう時、ミルクだけだと計量して与えるため、量をコントロールできるのですが・・・。母乳の最大の欠点は、量をコントロールするのが難しいことなんです。

 朝の光の中で、ケミがスネ夫と戯れています。こういう幸せな朝がいつまでも続いてくれると良いなぁと思いつつ、今日も、非国民のパパは特別授業に出かけるのでした。~o~

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2011年4月29日 (金)

嘆きの非国民

 今日は、国民の祭日なのだそうです。しかし、我々は当然、仕事です。毎年のことですが、この時期は労働強化週間。4/14の一学期開講以来、ワタシゃお休みは一日だけです。

 例年、GWは、「イミティションゴールド」などと言っていたのですが、今年は震災と計画停電の影響で、イミテイションほども輝きません。夏場に停電になる前のやれる時に授業しちゃおうということで、スケジュールが少し前倒しになった結果、GW期間中、お休みは一日のみ。ヤレヤレ。

 今朝も、「まあ、我々は、非国民だから」なんて、自嘲しながら仕事に出かけました。駅前は遊びに行く人で一杯です。まっ、しょーがないと思いながら、町田の校舎に向かいました。

 午前中の授業を一時間終えて、お弁当を買いに走りました。町田の校舎には車でお弁当を売りに来る業者さんが出入りしています。ここの弁当は安い上にオカズのバリエーションが豊富で栄養十分。人気の弁当屋なので、休み時間になったところで走って行ったというわけなのですが・・・・、弁当屋の車が、いないっ!!

 弁当屋さんも「国民」さんだったんですね。~o~;;;;;;

 かなーり、労働意欲がスポイルされてしまいました。明日も出来ない子のための特別授業だっちゅーのに・・・。

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2011年4月27日 (水)

変わっていく理由

 昨日は、午前中、時間があったので、ビデオのHDDに入っていた映像をDVDに焼いてみました。一昨年、内弟子Yと一緒に行ったNZスキー修行のビデオです。

 たかが一昨年と思っていたのですが、二人とも変わってしまったのにオドロキました。特に、滑りが・・・。内弟子Yがその時から比べて上手くなったのは当然なのですが、ワタシの滑りも全く今とは違います。なにしろ、一緒にビデオを見ていた内弟子Yが気づいたくらい違います。

 その頃の滑りは、確かにスピード感あって、かなりのぶっ飛ばしなのですが、切り替えが異常に早く、ターンの早い時期から股関節から折れてしまって、長い軸線が出せていません。うーーん、一昨年でコレかぁ。ナルホド、五年前が下手だったのは理解できるなー。

 二年の間にこれだけ変われたのは、もしかして、内弟子Yのおかげかもしれません。Yに教える中で、自分の練習が出来たってこともあるけど、彼女が一級を取る時に一緒に入った中里SSでのレッスンが良かったのかも。

 さて、変わると言えば、最近、変わったのは、なんと言っても、娘(仮称ケミ)です。娘は、昨日が6-7か月検診でした。体重7800g。健康そのものです。「ふっくらした愛らしい赤ちゃんですね」なんて、お医者さんにも言われたりして、内弟子Yはご機嫌でした。

 ここ数日、再び夜泣きが収まってきました。生活のパターンがどんどん変化していきます。今月の頭から離乳食を始めたのですが、これが順調に進んでいるせいかもしれません。なにしろ、本人がおかゆを食べたがります。おかゆを見せるだけで、椅子から転げ落ちそうなほどの大騒ぎ。一匙一匙、歓声を上げながら食べてくれます。

 なので、最初は白粥だったものに野菜ペーストを混ぜるようになり、今はお麩やら豆腐やらまで混ぜてます。それも、最初に比べればかなりの量をペロリといきます。明日か明後日のうちにはシラスを混ぜることになるかも。まあ、これだけドンドン食べるものが変わってくれば、生活パターンくらい変わりますよね。

 でも、食生活に伴って一番変わったのは、もしかしてウンチですかねえ。離乳食始めると臭くなるとは聞いていたけど、かなり強烈です。しかも、もう半固形。普通の大人の軟便くらいです。人間らしくなってきたなぁ、ウンチ。~o~

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2011年4月25日 (月)

ハズレ酒と日本酒振興策

 昨日は池袋で会議でした。会議自体はスムーズに進行、スムーズに済んだのですが、この季節、なかなか一日全部休みという日がありません。ウサ晴らしというワケじゃありませんが、会議に行ったついでに池袋東武デパートで日本酒を購入してきました。

 被災地の酒ということで宮城県金の井酒造さんの綿屋純米大吟醸と、もう一本、珍しい酒ということで群馬県松屋酒造さんの平井城桃色薫酒。んで、早速、昨夜、平井城を開けてみました。

 この桃色薫酒という酒は、特殊な酵母の働きで桃色発色した発泡系の酒ということだったので慎重に開栓したのですが、なんと、ハズレでした。

 日本酒の発泡系の場合、まだ、発泡系を作る技術が安定していないためか、時々、ハズレて全く発泡しないことがあります。今回のがまさしくソレ。開栓しても、グラスに注いでも泡一つ立ちません。あははは、まー、しゃーない。~o~;;

 味は、上澄みを飲む限り、ワイン系、それもちょっと安っぽい赤ワインって感じなのですが、濁りと混ぜることによって、いくらかコクと風味が出てきます。でも、まあ、この酸は日本酒とは思えません。アルコール度数が13度と低いこともあって、ゴクゴクとワイン感覚で飲んじゃいました。

 んで、このハズレ酒を飲んでみて思ったのですが、日本酒って何故1.8lと720mlなんでしょう。

 この平井城は、ハズレてしまったということもあり、日本酒としてイマイチだったのですが、低アルコールだったので大変飲みやすかったのです。飲みやすいというか、処理しやすいんですよね。四合瓶が無理なく空きました。

 ワインは、アルコール度数から言って、瓶一本が無理なく空きます。一人で飲んでも二人で飲んでも、なんとなく良い感じで開けられます。しかし、日本酒は、四合瓶を一人で開けることは出来ないし、まして、一升瓶は・・・。

 おそらく、日本酒は一合二合を燗にして飲むというのが基本的な消費パターンだったために一升瓶と四合瓶という現在の形になったのでしょう。しかし、大吟醸や生酒という開けたらすぐに消費しなければならないものが出てくると、もう少し、違う入れ物がほしいんじゃないでしょうか。また、旅館やペンションなどでも、もう少し、別の容量の器の方が消費しやすいはず。一人でペンションに泊まっている時に、四合瓶は頼みにくいです。

 ワインや、今回の低アルコール酒の消費しやすさを考えると、普通の日本酒の場合、アルコール度数からいって今の四合瓶の三分の二くらいの容量が消費しやすいんじゃないかと。480mlくらいの瓶があったら、自宅や宿などでの消費を促すことになって、究極の日本酒振興策になるかなと思いました。

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2011年4月23日 (土)

母性と眠気のはざま

 娘(仮称ケミ)は、今日でようやく七か月になりました。体重7.8kgほど。生育は順調です。まずはメデタイ。~o~

 しかし、めでたがってばかりもいられません。一時収まっていた夜泣きが、また始まってしまいました。日によってかなり違いますが、ヒドイ日は二時間続けて寝てくれないほど。

 完全母乳の子供は夜泣きしやすいらしいと聞きこんできた内弟子Yは、数日前から寝付かせる時だけミルクを併用しています。生後六、七か月になると、赤ちゃんの胃袋が大きくなって、母乳だけでは足りなくなりがちだからというのですが・・・。

 それなら、母乳と併用などしないで、ケミが十分満足するだけミルクを飲ませてしまえば良さそうなものなのですが、それはしません。どうも、母乳をやらずにミルクで済ませるのは、彼女の母性本能が許さないらしいです。

 実際、夜泣きの本当の原因はまだ解明されていないらしいし、ミルクの赤ちゃんが夜泣きしないわけではないので、ミルクへの切り替えを強制する気にはなれないのですが、でも、男としては、試しに一度くらい、寝付かせる時だけで良いからミルクのみにしてみたらどうなんだろなぁと思ってしまいます。やんわりとそんな提案をしてみるのですが、断固拒否されました。

 寝不足でフラフラになりながらも母乳にこだわって授乳し続ける内弟子Yを見ると、母性本能というのはすごいモンだなあと思わずにいられません。女性というのはかなりのお年になっても、赤ちゃんの泣き声を聞くと、それだけでオッパイが疼くものだと聞いたりもします。母性と赤ちゃんの結びつきって、特別なものなんですね、きっと。

 しかし、離乳食が順調に進んでいる今、ケミがやがて卒乳することを思うと、これから先は母乳をあげたがる気持ちをコントロールして、本能と上手く付き合っていかなきゃならないんでしょうね。

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2011年4月21日 (木)

言霊のさきはふ国

 一昨日の夜は吉祥寺、昨日の夜は町田で授業でした。仕事の後、久々に吉祥寺の居酒屋「わらう月」、町田の居酒屋「伊吹」を訪れました。

 どちらの居酒屋さんでも聞いた話なのですが、「東北の酒」がブームなのだそうです。一般的には、復興支援という意味でそれは良いことなんだろうけど、どちらの居酒屋さんでも、少し違う受け取り方をしていました。

 「わらう月」で聞いた話なのですが、酒を注文する時に、「何でも良いから『東北の酒』をくれ」と言うお客さんが多いのだそうです。「『何でも良いから』って言われてもねえ・・・」と苦笑いしてました。

 また、「東北泉」がちょっと人気なのだとか。「東北」ってついてるから。「でも、東北泉って山形ですから、ほとんど被害なかったんですけどね。『山形ですけど、良いですか』って聞いてみたくなるけど・・・」とのこと。

 どうも、例の久慈さんのyoutube映像以来、「東北」が一種の魔法の言葉になっているようです。「東北」とついてさえいれば売れるって感じなんですね。でも、それってどうなんだか・・・。

 「伊吹」の大将などは、「東北の酒ばっかり売れているので、西の酒蔵が干上がっちゃうんですよ。ウチは『ガンバレ西』って感じ」なんて言ってます。「『東北の酒』で良い商売しちゃう居酒屋もあるみたいだけど、ちょっとね」とのことでした。

 どちらの居酒屋でも異口同音に口にしていたのは、茨城が気の毒だということ。「東北」という言葉の枠組みには入らないので、「東北の酒」ブームからは外れ、でも、秋田・山形・青森などよりよっぽど大きな被害を受けた被災地なんです。

 それと、「東北の酒」ブームの大消費地、東京に販路があり商品が残った大手の蔵は良いのですが、本当の被災地の小さな蔵は売るべき商品もなくなってしまったし、地元の消費に頼っていたため東京への販路もなく・・・。何だかこのブームは歪んでいる気がします。

 こういうブームの場合、言葉が先行するのは止むを得ないのかもしれないけど、言葉だけに頼っていると復興の実は上がらないと思うのですが・・・、言葉の霊力が物を言う国なんですね、日本って。~o~;;;

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2011年4月19日 (火)

大入り満員の日々

 一昨々日の土曜日は、ミクシィ仲間の企画で、「被災地の酒持ち寄り花見の会」に行って来ました。昼少し前に、高円寺からバスに乗って杉並区和田堀公園へ。和田堀公園の桜は、すっかり見頃を過ぎていました。何組か花見の人達がシートを広げていましたが、肝心の桜は、ほぼ散っていました。まあ、まだ残っていた花びらが僅かにチラチラ舞うのを見るのも、風情ってモンかしらん。

 11時45分くらいに乾杯。ワタシの持参した福島の「国権」と、主催者のcongiroさんが持って来た福島県浪江町鈴木酒造さんの「土耕ん醸」、同じく福島県の「季風」などをチビチビと味見しました。チビチビというのは、あまりガバっとは飲めない事情がありまして・・・。~o~;;

 12時20分に花見の席を立って西永福の駅まで歩き、立川へ。実は、1時半から立川で、毎年恒例、出来ない子のための特別授業があったのでした。昨年は、この立川の特別授業は生徒の絞り込みが上手く行ってエクセレントだったので期待していたのですが・・・。

 もちろん、前もって大人数にならないようにとこちらの希望は伝えました。にも関わらず・・・、なんだって七十人も集めちゃうんでしょう。教室、大入り満員。~_~;;;;;

 まあ、今年は特別授業の設定が一週早かったって事情もあるんだろうけど・・・。でも、校舎事務が本気になって努力してくれたとは思えないんですがねえ。これじゃ、どっかの校舎の無能丸投げ職員と変わりませんゼ。「先生、お願いします」と講師に丸投げしてくるだけで、効果的な授業が出来ると思っているんだろーか・・・。

 仕方なく、七十人という人数に合わせた授業をしました。それなりに上手く運営出来たので、満足した生徒さんもいたんでしょうけど、その陰に、面倒を見てあげられなかった本物の「出来ない君」達が、何人もいたんじゃないだろーか。

 一昨日の日曜は、内弟子Yと娘を家に残して、かぐらへ。他のスキー場が早々と閉まってしまったこともあり、かぐらはゲキ混みになるだろうと予想して、早く家を出たのですが・・・。みつまたの駐車場に8時半着。ところが、目の前で駐車場が満車になりやがって・・・。

 田代スキー場の駐車場にもどって、そこからシャトルバスで再びみつまたへ。メンドくせー。9時10分にロープウェイに並び始めた時は、「ロープウェイ待ちは40分です」などと言われ、すっかりやる気をスポイルされてしまいました。

 結局、ロープウェイ待ちは20分で済み、10時にはかぐらで滑り始めました。かぐらまで上がってみると、かぐらの混雑は、この季節の例年通り。クワッド待ちも5分くらいでした。少し早い昼食を取ろうと11時にレストハウスに入ってみたらゲキ混みでしたが、食事を済ませてゲレンデに出てみると、もうゲレンデは空いてました。午後はリフト待ちもほとんど無し。まあ、この程度なら、大入り満員も我慢できるかしらん。

 肝心の滑りの方なんですが、わずかに残った小回り道の整地で、卓也レッスンの復習をしました。上手く行ったり行かなかったり・・・。卓也マジックが切れかかってるってコト?! ~o~;;;

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2011年4月16日 (土)

すべては元に

 一昨日、一学期の授業が開講しました。再び、仕事の日々の始まりです。内弟子Yもワタシも、果たして元の生活にもどれるのかしらと心配していたのですが、意外に簡単に元の生活してます。

 一昨日は、昼、あざみ野、夜、移動して横浜での授業でした。一学期の開講日は、久々の授業でこちらもちょっとドキドキなのですが、まあ、普通にいつもの「買ってはいけない」話。夜の横浜の高校生の授業も、まあ、およそ例年通り。

 んで、いつもの通りに、坐久丸さんへ。いつも通り坐久丸さんはマニアック。最初に「会津娘」を頼んだのですが、「会津娘」飛ぶように売れてしまって、すでに売り切れだそうです。やはり、被災地の酒ってことですかねえ。代わりと言ってはナンですが、一杯目は岡山県田中酒造場さんの「宙狐 純米生原酒 山田錦」。うーーん、んまい。こんな酒がまだあったのか。

 糖度が低く、いわゆる辛口なのですが、輪郭のくっきりした際やかな味わい。もしかして山廃なのかなぁと思わせる爽やかな酸です。

 二杯目は栃木県渡辺酒造さんの「旭興 生酛純米 とちぎ酒14 九割五分磨き」。以前、オドロキの美味さだった玄米仕込みを、渡辺さんが「糠クサい」と嫌って、改良したものだそうです。うーーん、こいつぁ、確かに美味い。香ばしい含み香はそのままに、玄米仕込みよりも洗練されスッキリした中に個性的な旨味。最初、冷や、二杯目燗にもしてもらって飲んじゃいました。燗も美味いけど、この酒の個性は、冷やの方が際立つような気もします。

 昨日は、昼、町田、夜、八王子でした。ここでも、相変わらず、「買ってはいけない」話でした。昨年、某有名講師Aに教わっていたという子に、「A先生、どこが間違ってるんですか」などと聞かれてしまいました。仕方なく、説明いろいろ。いろいろ説明していると、改めていい加減な人だなぁとの認識を新たにしてしまいます。生徒さんも納得しくれた様子でした。 

 某京○書房の『新修古典文法』についても、各クラスで注意をうながしているのですが、どうも、ひところに比べて、この本を使っている高校は減少しているように感じられます。少なくとも、いわゆる進学校では使わなくなっているような気がします。高校の先生方もこの本の実態に気づいたってことでしょうか。元のマトモな文法書にもどったってことでしょうかね。

 そんな中、ワタシの母校である神奈川の県立校は、まだ使っているらしひ・・・。~o~;;;

 いろいろな物が元にもどっている春ですが、今朝、ワタシのマイミクである元教え子のブログを見たところ、福島県富岡町の桜並木のYoutube映像を紹介していました。原発から10km圏内です。あまりに静かで美しく、あまりにショッキングな映像。言葉もありません。その子の出身地だそうです。

 福島にも春は訪れ、元のままの桜が見囃す人もないままに咲いています。どうか、少しでも早く、全てが元にもどってくれますように。

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2011年4月14日 (木)

桜の国への帰還

 今日から一学期の仕事です。一週間ぶりに東京へ帰ってきました。

 月曜の内弟子Yと交代で、火曜はワタシが山田卓也デモのレッスンに入れてもらいました。いやー、感動のレッスン。四番目を飯酒盃デモのレッスンと争うかもしれません。つか、ピンポイントに欠点を矯正してもらったという点では、今回のヤマタクが上かな。もし、このまま小回り上手くなっちゃったら、ベスト3の一角に食い込むかもしれません。

 火曜午前中のレッスンのテーマは、大腿部のしぼりだったのですが、コレがワタシにハマってしまいました。大腿部のしぼりを意識して小回りすると、ギュンギュン切れます。そーか、カービングショートってこういうものだったのかと感動。

 昨日はフリーだったので、復習してみました。レッスンは、Headの試乗板だったので、まさか板のおかげじゃないだろなと自分のBlizzardで小回りしてみたのですが、やっぱり今までにはないキレ。カーコマだけでなく、普通の小回りでの板の返り方が全く今までと違います。うわー、この板ってこんなに高性能の板だったのかー、今まで、性能を発揮させられなくてスマン。~o~;;

 ワタシにピンポイントだっただけでなく、他の方も上手くなっていた模様。その日に全体に与えるテーマがシンプルで判りやすく、たくさん滑る中で一人一人へのアドバイスが的確。語り口もソフトで言葉遣いも丁寧だし、適度に気配りしてくれる感じがとっても快適です。うーん、ナルホド、人気のレッスンだけのことはあります。休日のキャンプの定員は秒殺で埋まっちゃうとか。今回、入れたのラッキーだったなぁ。

 昨日は、午後二時まで交代で滑りました。午前はワタシ一人で滑り、午後は娘(仮称ケミ)を一本リフトに乗せて、バイオレットコース下の展望台で子守りしながら内弟子Yの滑りを見ました。

 ケミは、鹿沢に続いてリフトを体験しましたが、普通に乗ってくれました。リフトだけでなく、一昨日はソリもちょっとだけ体験したらしいです。最初、Yが娘をソリに乗せると言い出した時には、まだ早いと反対したのですが、平らなところで紐を引っ張るだけだからと言うので許可したら・・・。

 「平らなところでケミを乗せて引っ張ってたら、ツマラなそうに泣くから、アタシが抱いて斜度のある所を滑っちゃったんです。ソリって意外にスピードが出るんですねー、ケミ大泣きしちゃいましたー」だと・・・。~o~;;;;;;

 午後二時に丸沼を後にして、帰京しました。一週間、山に籠っていたら、下界はもう春真っ盛りなんですね。関越道沿いは一気に花盛り、八王子の桜も満開です。こうして昼間ドライブするとしみじみ判るのですが、日本って国は、桜の国なんですねえ。~o~

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2011年4月12日 (火)

親バカ天国スキーバカ天国

 鹿沢での大会終了後、尾瀬丸沼に移動しました。開いているスキー場が少ない中、丸沼は営業してくれているので。

 定宿のKのみテラスさんに着いてみると、月曜からの山田卓也キャンプの方が前泊していました。キャンプの定員に一名空きがあって入れるというので、急遽、入れてもらうことにしました。つわけで、昨日は、一日内弟子Yがヤマタクに教わることになってしまいました。

 山田卓也デモ、まだワタシも教わるチャンスがなかったのですが、何度かお見かけして、きっと良い人なんだろなと思っていましたが、想像以上にナイスガイでした。ウチの娘(仮称ケミ)も可愛がってもらいました。もっとも、ケミは人見知り中なので、ヤマタクに抱かれて大泣きしましたけど。~o~

 昨日の丸沼は、月曜だというのにかなりお客さんがいました。やっぱり他が開いてないから。そんな中、レストハウスに赤ちゃんが、ケミを入れて三人。近づいてみると、三人とも同じくらいの月齢です。赤ちゃんを抱いたお母さんと話をしてみたら、二人とも七か月だそうです。

 そのうちの一人と話している最中に、近づいて来たお父さんと顔を見合わせて、お互いビックリ。八海山SSのベテランイントラCさんでした。へえーー、Cさんってこんな若い奥さんと結婚してたのかぁ、まあ、ワタシゃヒトのこと言えないケド。~o~;;

 娘さんは、今日がゲレンデデビューだそうで、奥さんが抱っこして滑り、Cさんは奥さんに抱っこされた娘を、並んで滑りながらビデオ撮りしていたそうです。「モノスゴク親馬○に見えました」とは傍で見ていた内弟子Yの証言。まあ、ウチもヒトのこと言えないだろうケド。~o~;;;;

 内弟子Yは、ヤマタクのレッスンがとてもお気に召した様子でした。ところが、その間育児していたワタシの方は・・・。

 ケミは良い子でいてくれたのですが、ここのところ、ウンチを三日ほど溜めていたんです。気になって、オヘソの周りの「の」の字マッサージを入念にやってみたら・・・。休憩室にお座りさせたケミのお尻の辺りから、ブチュブチュという音がするので、オヤ、もう効果が表れたかと、オシメ替えに入ったワタシの指にヌルっとした手触りが・・・。~o~;;;

 さしものムーニーもあれほどの量のウンチは支えきれなかったということです。背中のギャザーの堤防が大決壊してましたぁー。~o~

 ワタシがケミのウンチ処理に追われている頃、内弟子Yの方は、ヤマタクにコブを教わって大変ホメてもらっていたようです。「一本滑るたびに上手くなった」とは同じキャンプの参加者の方のお言葉です。キャンプ終了後、久々にニッコニッコのハイテンションのYだったのでした。~o~

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2011年4月11日 (月)

吾妻はやⅢ

 一昨日の娘(仮称ケミ)は、九時前に寝つき、夜中に二度ほど泣きました。仕方なく、二度授乳したのですが、短時間で簡単に寝てくれました。なにしろ、授乳したはずの内弟子Yが朝になって授乳したことを覚えていないくらいなので。~o~;;;;

 内弟子Yは、九時に娘とともに寝て、朝の六時まで寝続けました。なにしろ、二度の授乳中も寝ていたらしいので。睡眠十分のはずなのですが、朝から鼻声でボーッとしています。まあ、多少のボーッはいつものことなんですが・・・。でも、こりゃ風邪がぶり返したかな。

 熱を測らせてみると平熱だったので、スキーに出かけました。なにしろ、今日、彼女は草技術選に初出場するもんで。

 この日、鹿沢スノーエリアでは、「東日本大震災復興支援大会」という物々しい名前の草技術選が開かれました。この大会、ホントは「ナビスコカップ」のはずなのですが、大震災でナビスコさんがスポンサードを自粛しちゃったもんで、急遽こういう名前になったと。~o~

 参加者なんて50人もいないんじゃないかと思っていたら、やっぱり、スキー馬○は不滅ですねえ。ゲレンデに行ってみると、けっこう人がいます。結局70人くらい参加したんじゃないでしょうか。その中には、当然、ワタシのスキー○鹿仲間である、畏友H氏、Iさん、NZ仲間のH谷さんなどお馴染みの面々も。

 大会はリフトを一本上がったバーンで開かれたので、我が娘ケミは生まれて初めてリフトに乗るはめになりました。パパとしてはちょっと怖かったのですが、ケミの方はケロっとしてました。結局、大会中ずーっと、ケミはジャッジ席のテントで観戦していました。まあ、ほとんど目をつぶっていましたが。~o~

 ワタシとYは、片方が滑って片方が抱っこ、ゴールするとケミ受け渡し、という神業的な作業で二人とも三種目の演技をこなしました。まあ、出場するクラスが上手いことズレていくれたので出来るだろうとは思っていたのですが、これほど上手くいくとは・・・。インスペクション中、ケミをオンブしてくれた大会スタッフの方、ビデオを撮ってくれた八海山仲間のAちゃんのご協力のおかげですが、一番の功労者は、良い子でいてくれたケミでしょうね。

 んで、成績ですが、ワタシの方はマアマアこんなもんかと。上級者の出場するチャレンジクラスは、若い人で上手い人が多く、上位は東京都予選で代表一歩手前までいくYさんが三位に入った以外は十代二十代だったんじゃないかな。スキー界のためには良いことでしょう。まあ、我々年寄には、ちとキビシイ結果ですが。

 内弟子Yは一二級の人が出場するコンフォートクラスで、なんと、三位に入り表彰状をもらってきました。もっとも、コンフォートクラス女子は出場者五人なんですが・・・。

 今朝はあれほど体調が悪そうだったのに、滑り出すと元気になるのは、まあ、いつものことか。大会終了後は、最終種目の小回りで失敗したのを盛んに悔しがっていました。「あんなに失敗して出場した意味があったんデスか?」なんて言いやがって。

 バカだな、オマエの場合、そうやって悔しがってることが大会出場の一番の意義じゃねーか。~o~

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2011年4月 9日 (土)

吾妻はやⅡ

 昨夜は、宿で加湿器を借り、湿度を十分にして寝たところ、娘(仮称ケミ)は一昨夜のようなことなく比較的寝てくれました。もっとも、加湿器を少し掛け過ぎて湿度が高くなりすぎたのか、暖房を消して寝たにも関わらず、夜中に一度泣いたケミの額が汗で光っていました。乳児を連れた旅は、本当に部屋の温度湿度が気になります。なにしろ、文句を何も言わずに、いきなり「びぇーーーーっ!」ですからね。~o~;;;

 おしなべて、乳児は体温が大人より高めで、微妙に暑がりのようです。その感じがなかなかつかめずに、暑がらせてしまったことが何度もあります。昨夜もそうだったかも・・・。

 ともあれ、夜中の授乳は一回だけで済んだので、内弟子Yは少し楽だった模様。今朝には、飛び跳ねて元気いっぱいでした。まだ、少し慎重にしていた方が・・・などと、こちらは思うのですが、「もう治りましたーーっ!」

 つわけで、今日はスキーでした。内弟子Yは、明日、鹿沢で行われる草技術選の練習会に参加。ワタシゃ鹿沢のレストハウスで育児。練習会の昼休みと練習会終了後に、バトンタッチして滑らせてもらいました。

 と、我々が能天気なことをやっている間にも、日本は動いているようです。例の「Save The 東北の酒」のサイトに、福島県浪江町の鈴木酒造店さんの消息が掲載されました。全く何も残らなかったところから、気力だけで立ち上がろうとしています。スゴイ!なにしろ、鈴木酒造店さんの酒の名前は「土耕ん醸」ですから。~o~

 そんな根性のある人がいるかと思うと、どうしょうもない人たちもいるわけで、福島県いわき市で酒屋をやっている人のブログによると、福島県民だからとホテルの宿泊を断ったり福島ナンバーだからと給油を断ったりする輩がいやがるとか。もーーー、どーしょーもないですね、こんなヤツら。「天罰だから花見自粛しろ」とホザいた大馬鹿都知事候補の方と、人間の程度は同じレベルでしょう。

 こういう大災害が起こると、日本て国は素晴らしい人達が暮らしていらっしゃると感ずる一方、どーしょもねーヤツらも生きてやがるなぁと、痛感せずにいられません。

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2011年4月 8日 (金)

吾妻はや

 実は、昨日から鹿沢にスキーのために来ています。鹿沢国民休暇村の「子育てママの休日」というパックを利用して。

 昨日は昼過ぎに自宅を出て、夕方、鹿沢に到着。国民休暇村って、どこも混んでいると聞いていたのですが、さすがに、というべきか空いています。宿泊客は我々を入れて、多分、四組くらい。

 国民休暇村の夕食はバイキングです。娘(仮称ケミ)を連れてテーブルに付きました。バイキング大好きの内弟子Yは大はしゃぎです。宿泊客が少ないせいか、やや寂しい感じですが、料理はけっこう豪華な感じ。ワタシも目移りがして、つい、あれもこれもと取ってしまいました。

 我々が楽しく食事を取っていると、少し離れた隣で食事していた男性が近づいてきて、ケミに微笑みかけました。「かわいいねー。何か月?」

 独特の平板なアクセントは、あきらかに茨城訛りです。娘のことを答えてから、「どちらからいらしたんですか」とうかがったところ、やはり、茨城県日立市でした。なんでも、生後一年数か月のお子さんを、こちらに避難させにきたとのこと。

 子供も奥さんもご一緒ではなかったので、多分、奥さんの実家にでも二人を預けた帰りなのでしょう。これから、自分だけ日立に帰るとのこと。さっき、ケミに投げかけた微笑みは、きっと、置いてきたお子さんと奥さんを思ってのことなのでしょう。痛ましい話です。Yとは、「我々は家族三人でいられて幸せだねえ」と話し合いました。

 夕食後、午後九時にはケミを寝かしつけてYは入浴。ワタシはケミの寝ている部屋と障子を隔てた窓際の板敷でPCを見ていました。ところが、突然、ケミの泣き声が。障子を開けてみると、ムッとするほど部屋が暑くなっていました。うわー、暖房が利き過ぎだぁ。

 慌てて暖房を切り少し空気を入れ替えてケミを再び寝かしつけ、我々も十一時前には床についたのですが、温度は下がったものの、一旦暖め過ぎた空気は湿度が低く、喉が渇きます。なんだか、ヤバいなぁと思っていたら・・・。

 最近、よく寝てくれていたケミなのですが、その夜はキッチリ二、三時間置きに泣きました。喉かわいたんでしょうねえ。そのたびにゴクゴクおっぱいを飲んだ模様。内弟子Yはすっかり消耗してしまいました。こちらが油断してました。スマン、Yよ。

 今日のYは朝から体がだるそうです。体温を測ってみると、やや熱があります。風邪だなぁ、こりゃ。今日はスキーを休ませました。滑りたがりのYは、「アタシはこんな所に寝に来たんじゃないのにィ」と悔しがっていましたが、仕方ありません。嬬恋村まで下って、病院に連れて行きました。嬬恋とは、ヤマトタケルが「吾妻はや」と妻を慕ったことに由来する名前なのですが、イヤハヤ・・・。~_~;;;

 病院で薬をもらって、Yは快方に向かっている模様。まあ、ここんとこ、ケミの夜泣きで消耗していたので、溜まっていた疲れが出たということなのでしょう。一学期が始まる前に、この「吾妻はや」の地で養生してもらえたら、結果的にはそれで良かったことになると考えるしかありません。

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2011年4月 7日 (木)

2006年の衝撃

 昨日は、何度も衝撃の走った日でした。

 まず、朝のこと。ちょっと暇だったので、過去のスキーのビデオでも見てみようかと、五年前の八海山技術選のビデオを見たのですが、かなーり衝撃でした。たかが五年前なので、今とたいして変わらないだろうと思っていたら・・・。

 ぐげー、オレはこんなに下手だったのかーー。~o~;;;;

 大回りが特にヒドイです。上体が落とせないので膝下だけの切り替えになり、谷回りを全く作れていません。うわー、こんなんでクラウンだったなんてー。

 つか、映っているいる選手、つまり八海山の知り合いの人達、みんな今よりはるかに下手です。つことは、みんな、この五年で上手くなったんだねー。~o~

 それと、今と比べて際立って違うのが、お客さんの数。五年前だって全盛期に比べりゃかなり少なかったはずだけど、それでも明らかに今よりスキー場はにぎやかです。こんなに華やかだったんですねえ・・・。つか、今が地味過ぎなのか。~o~;;;

 昼前に、ちょっと車を走らせて、八王子周辺の酒屋を見て回りました。「Save The 東北の酒」サイトを見ていたら、被災地の酒が飲みたくなって。もちろん、近所の酒屋さんでも東北の酒はあるのですが、被害の深刻だった岩手・宮城・福島の酒はそんなに置いていないので、その辺りを探してみようかと。

 まず、橋本にある「酒のおおぶち」さん。こちらは、今回ネットで場所を調べて、行ってみてビックリ。今まで何度も来ているブーツ屋さんのすぐご近所で、おまけにかなりマニアックな酒屋です。特に、相模原市ということで、地元の「相模灘」の品ぞろえがスゴイ!感激です。もちろん、岩手・宮城・福島の酒もけっこう置いてありました。岩手の「南部美人」と福島の「国権」を購入。

 次に、高尾にある「奈良酒店」さん。ものすごく小さな酒屋さんで驚いたのですが、冷蔵庫を覗いたところ、岩手県宮古市の菱屋酒造さんの酒、「千両男山 山廃仕込み 純米原酒」が一本残っていたのを発見。すげー、レア。さらに驚いたことにこいつが18BYつまり、なんと今朝のビデオと同じ年、2006年に仕込んだ酒であること。

 2006年に仕込んで、出荷が2009年11月てことは、蔵で二年半寝かせたんですね。それからさらに、「奈良酒店」の冷蔵庫で一年半眠って、たった一本残っていたのを、今、ワタシが発見しちゃったと。なんだか、運命的です。

 しかも、この菱屋酒造さんは、今度の地震と津波で大変なことになった蔵です。多分、東北の蔵元さんの中でも被害と言う点では、一、二でしょう。なにしろ、「Save The 東北の酒」サイトに載っている写真を見ると、蔵のあるはずの場所に、大きな船が・・・。

 ショッキングな映像です。こんな目にあった蔵の酒を、手に入れてしまったなんて・・・。ちょっとどうして良いやら、判りません。

 仇やおろそかに飲めないなと感じています。

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2011年4月 5日 (火)

だいじょうぶだぁー~花見のススメ

 だいじょうぶなのかなぁ、と懸念していたら、大丈夫でした。娘(仮称ケミ)は、昨夜も、全く同じパターンでよく寝てくれました。よかったー。~o~

 今日はケミを連れて、田舎の母の所に行って来ました。前回の訪問に比べて、母の声にやや生気がもどってきました。ケミも、お祖母ちゃんの前でよく笑うようになり、母の孤独を大いに慰めてくれたと思います。こちらも、大丈夫です、きっと。よかったー。

 もう一つ、大丈夫なこと。東北の蔵元さんたちが、立ち上がろうとしています。

http://save-sake.com/top

 こちらは、まだまだ前途多難ですが、でも、人間が無事で、立ち上がろうという意志のあるところには、必ず未来が開けるものだと思います。

 しかし、その意志を妨げようとするのも、また人間です。

http://www.youtube.com/watch?v=UY0FtSqrMBc

http://www.youtube.com/watch?v=RcKCKO8ppbA&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=hHucTlBohfg&feature=related

 最近、私生活があわただしくて知らなかったのですが、例の「花見自粛」の話を聞いた時、まさか、あの人が言い出したとは知らず、「まさか、あの人が、『天罰だから自粛しろ』なんて言い出したんじゃないよなあ」と言って、内弟子Yと笑ったものでした。ジョークのつもりだったんですが、ホントだったんですね。~o~;;;;;

 「自粛」じゃなく、「服喪」にしたらと書きましたが、もう「服喪」なんて言ってる場合じゃありませんね。上記、youtubeの蔵元さんたちの悲痛な声を聞いたら、花見をしないわけにはいきません。

 「東北を応援する花の宴」「頑張れ東北!チャリティー花見」なんて題を掲げれば、制止する無粋な人もいますまい。もうドンドンやっちゃって大丈夫。もちろん、飲むのは東北の酒に限ります。できれば、岩手・宮城・福島の酒。

 それにしても、「天罰だから花見自粛しろ」なんてことを言い出す人間が首長に再び選ばれそうなのは気がかりです。東京は東北に喧嘩売ってることになりますゼ。

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2011年4月 4日 (月)

もうだいじょうぶなのかなぁ・・・

 地震の話ではありません。ウチの娘(仮称ケミ)の夜泣きの話です。

 昨夜のケミは、前日と同じように八時から寝付かせに入り、九時前に寝つきました。その後、我々がお茶を飲んでいる間に少し声をあげましたが、そのまま寝ていてくれました。我々は、少し用心して十時過ぎには就寝。

 ワタシがハッと目を覚ますと、午前一時半でした。ケミは静かな寝息を立てています。その後、ワタシは一時間おきぐらいに目を覚ましましたが、ケミは静かな寝息を立てるばかり。結局、カーテンの外が白みつつある午前五時過ぎに泣き声をあげるまで、ケミはグッスリ寝てくれました。

 午前五時過ぎに授乳。お腹が一杯になると再び寝て、次に起きたのは、ワタシが部屋のカーテンを開けた午前七時でした。これは、ほぼ一週間前に夜泣きを始める前のパターンです。「たまひよ」のサイトでも、かなり長期続くような例が多く、近所のケーキ屋Keiさんでも「半年くらいは・・・」とおどされていた夜泣きですが、ウチのケミさんは一週間で卒業・・・してくれたんでしょうか、本当に。~o~;;

 我々の間でも、「もう大丈夫なのかなぁ・・・」と首をひねっています。もし、このまま大丈夫だとすると、何が良かったんでしょう。「たまひよ」サイトでいろいろ対策を考えたのが良かったんでしょうか。それとも、一昨日の朝、泣かせるだけ泣かせて放置していたのが良かったんでしょうか。

 さあて、明朝、どうなっていることか・・・。~o~;;;;

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2011年4月 3日 (日)

一回戦の大勝利

 一昨日から始まった「夜泣き」との戦いですが、早くも大勝利です。昨夜は本当によく寝てくれました。ヨカッタ~。~o~

 「たまひよ」のサイト等でいろいろ研究した結果、

・昼もなるべく寝かせる。そのため、積極的に散歩に連れ出す。

・午後は刺激を与えないため、TVやPCの画面を見せず、刺激の強い遊びも控える。

・夜は、八時を目安として早めに寝付かせる。

・必要以上におっぱいをくわえさせず、添え乳はしない。

などなどを取り決めて夜に臨みました。

 8時頃から寝付かせに入り、授乳。9時頃寝付いた娘(仮称ケミ)は、11時頃、泣き声をあげました。そこで、今までなら内弟子Yがおっぱいをくわえさせたのですが、ここは我慢と押しとどめ、ワタシが寝室に入って、上下動の抱っこ&子守唄。子守唄2セットでなんとか再び寝付いてくれました。布団に置いた後、少し泣きましたが、これも子守唄で乗り切り寝付かせに成功。

 我々も、11時半には就寝。少し寝苦しい緊張の夜を過ごしましたが、ケミは寝明け前に少し泣き声をあげたのみ。それを無視して寝たふりを決め込んだところ、無事再び寝てくれました。5時半頃、カーテンの外が白みだすのを確認した時は、ホッとしました。結局、ケミは6時半まで寝てくれました。~o~

 内弟子Yはこのところ夜泣きに振り回されていたため、こんなに寝たのは久しぶりだそうです。ワタシも、夜中に何度も目を覚ましましたが、比較的眠れました。少なくとも、一昨日に比べれば天国と地獄です。

 しかし、この勝利が、所詮一回戦の勝利に過ぎないということは判っています。これからまだしばらく、「夜泣き」との戦いは続くのでしょう。とりあえず、大事なのは今夜でしょうねえ。

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2011年4月 2日 (土)

子守唄の本義と涅槃の幻

 ここ何日か、娘(仮称ケミ)の睡眠が安定しません。どうも、父の葬儀あたりからのようです。

 最初は、最近、夜中に目を覚ますなぁという程度でした。ウチのケミさんは、二か月頃から、夜、大変寝るようになり、あまり夜の睡眠で困らせなかったのですが、どうも、ここのところ様子が変でした。

 異変に気付いたのは、内弟子Yでした。内弟子Yは、夜中にケミが起きた時には必ず授乳して寝かしつけていました。最初はそれで寝てくれていたのですが、次第に単なる授乳では寝てくれなくなり、寝ながら授乳する添い乳をするようになりました。

 それでもなかなか寝てくれず、内弟子Yが音を上げ始めました。おっぱいを吸い続けられるのって体力を消耗するんだそうです。この期に及んで、我々も認めざるを得なくなりました。これは「夜泣き」ってヤツだ。

 「夜泣き」を「たまひよ」のサイトなどで見ると、皆さん、かなり苦労していらっしゃる模様。その中に、「夜泣き」は、子供が自分で睡眠のパターンを確立するようになる過程で起こることなので、親は睡眠パターンを確立するように努めるべきで、授乳しながら寝付かせるのは良くないという書き込みを見つけました。授乳に依存せず寝かしつけるのは大変だろうけど、我々もやってみるか。

 ってことで昨夜は授乳に頼らず寝かしつけてみよう第一夜だったのですが、こりゃあ、本当に大変です。~o~;;;

 昨夜のケミは、九時前に寝つき、夜中の三時過ぎ頃から目を覚ましました。最初は内弟子Yが寝かしつけようとしたのですが、上手くいかず、ワタシが抱っこして上下動&子守唄で寝そうになったので、しめたとばかりに置こうとすると、いきなり泣き出して・・・。

 再び、上下動の抱っこ&子守唄。今度は、なかなか寝てくれません。子守唄を何度も繰り返す中で悟りました。子守唄って、平和でのんびりしたものだと思っていたんだけど、そんなものじゃない。これは、夜泣きと戦う両親の武器として作られたものに違いない。

 赤ん坊はもともと体温の高いものなのですが、ひたすら泣き続けるため、ケミはちょっとした発熱体になります。上下動の抱っこをして歌い続けると、ワタシの顔に汗がたまり始め、何も見えなくなります。汗がポタポタと寝室の畳の上に落ちます。極真空手では、練習メニューとしてスクワットをすると、汗で道場に水たまりが出来るというのを読んだことがありますが、まさにそんな感じです。

 夜中に顔から汗を滴らせて、耳を聾するケミの泣き声の中、子守唄を歌い続けていると、何だかワケがわからず不思議な気分になります。もうワタシが子守唄を歌っているというより、子守唄がワタシ自身なのかケミが子守唄そのものなのか・・・陶然とした中で、なんだか幸せな気分になって、嗚呼、これは涅槃という境地なのではないかしらん。~o~

 突然、ひときわ大きなケミの声で涅槃の幻が破られます。おお、電光が春風を切っていくぅ~~。~o~;;;;;

 結局、ケミはその後、六時半まで泣きわめき続けました。暁頃からの一時間、絶叫するケミの傍らで、我々夫婦は呆然とうたた寝をしていました。夜が明けて、おっぱいを飲んだケミは、先ほどまで泣きわめいていたのも忘れて、ニコニコと上機嫌でした。この笑顔がカワイイんですよねえ。~o~;;

 ワタシは、朝から仕事に出かけ、昼過ぎに帰宅しました。昼間のケミはとても良い子で、昼食時、初めて離乳食のおかゆを一匙、機嫌よく食べました。そうして、また、夜を迎えてしまったのですが、さて、今夜はどうなることか。

 昔は、「夜の天使昼の小悪魔」なんて言ってたんですけどねへ。~o~;;;

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2011年4月 1日 (金)

第十四回無名講師日記アクセスランキング

 なんだか、あわただしい春ですが、恒例ですのでアクセスランキングです。10'12/1~11'3/31の総アクセスは22349。ベスト10のランキングはこんな感じでした。

1.トップページ              7914

2スキー板試乗              907

3.終わりの日のために~格闘系のビンディング調整(07'5/21)  706

4.良心の死~『古文研究法』小西甚一著 (07'6/2)    489

5.薦めない理由~『古文の読解』小西甚一著(10'4/23)  474

6.少しは大人のインプレッション(11'3/7)       384

7.古文の参考書                     329

8.スキー                                                        266

9.お試しアパッチ(09'2/23)              228

10.古典文学                                      180

 前回の第十三回と比べて、かなりアクセス数が増えていますが、昨年同時期の第十一回も多かったので、季節的なものなんでしょうか。トップ10の顔ぶれも、2位、3位、9位あたりは季節物ですかねえ。そういう意味では、6位の「少しは大人のインプレッション」はタイムリーだったのかも。でも、まともな試乗インプレッションだと思って検索した方はちょっとお気の毒かも。~o~;;

 ランキング外では、13位の「八海山オフビステの掟」(08'2/18)が目につきますが、これは、やはり、例の事故のせいでしょうね。

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