« 2006年の衝撃 | トップページ | 吾妻はやⅡ »

2011年4月 8日 (金)

吾妻はや

 実は、昨日から鹿沢にスキーのために来ています。鹿沢国民休暇村の「子育てママの休日」というパックを利用して。

 昨日は昼過ぎに自宅を出て、夕方、鹿沢に到着。国民休暇村って、どこも混んでいると聞いていたのですが、さすがに、というべきか空いています。宿泊客は我々を入れて、多分、四組くらい。

 国民休暇村の夕食はバイキングです。娘(仮称ケミ)を連れてテーブルに付きました。バイキング大好きの内弟子Yは大はしゃぎです。宿泊客が少ないせいか、やや寂しい感じですが、料理はけっこう豪華な感じ。ワタシも目移りがして、つい、あれもこれもと取ってしまいました。

 我々が楽しく食事を取っていると、少し離れた隣で食事していた男性が近づいてきて、ケミに微笑みかけました。「かわいいねー。何か月?」

 独特の平板なアクセントは、あきらかに茨城訛りです。娘のことを答えてから、「どちらからいらしたんですか」とうかがったところ、やはり、茨城県日立市でした。なんでも、生後一年数か月のお子さんを、こちらに避難させにきたとのこと。

 子供も奥さんもご一緒ではなかったので、多分、奥さんの実家にでも二人を預けた帰りなのでしょう。これから、自分だけ日立に帰るとのこと。さっき、ケミに投げかけた微笑みは、きっと、置いてきたお子さんと奥さんを思ってのことなのでしょう。痛ましい話です。Yとは、「我々は家族三人でいられて幸せだねえ」と話し合いました。

 夕食後、午後九時にはケミを寝かしつけてYは入浴。ワタシはケミの寝ている部屋と障子を隔てた窓際の板敷でPCを見ていました。ところが、突然、ケミの泣き声が。障子を開けてみると、ムッとするほど部屋が暑くなっていました。うわー、暖房が利き過ぎだぁ。

 慌てて暖房を切り少し空気を入れ替えてケミを再び寝かしつけ、我々も十一時前には床についたのですが、温度は下がったものの、一旦暖め過ぎた空気は湿度が低く、喉が渇きます。なんだか、ヤバいなぁと思っていたら・・・。

 最近、よく寝てくれていたケミなのですが、その夜はキッチリ二、三時間置きに泣きました。喉かわいたんでしょうねえ。そのたびにゴクゴクおっぱいを飲んだ模様。内弟子Yはすっかり消耗してしまいました。こちらが油断してました。スマン、Yよ。

 今日のYは朝から体がだるそうです。体温を測ってみると、やや熱があります。風邪だなぁ、こりゃ。今日はスキーを休ませました。滑りたがりのYは、「アタシはこんな所に寝に来たんじゃないのにィ」と悔しがっていましたが、仕方ありません。嬬恋村まで下って、病院に連れて行きました。嬬恋とは、ヤマトタケルが「吾妻はや」と妻を慕ったことに由来する名前なのですが、イヤハヤ・・・。~_~;;;

 病院で薬をもらって、Yは快方に向かっている模様。まあ、ここんとこ、ケミの夜泣きで消耗していたので、溜まっていた疲れが出たということなのでしょう。一学期が始まる前に、この「吾妻はや」の地で養生してもらえたら、結果的にはそれで良かったことになると考えるしかありません。

|

« 2006年の衝撃 | トップページ | 吾妻はやⅡ »

コメント

こんにちは。
わたしも、先日日帰り温泉のクーポンつかって、休暇村鹿沢高原にいってきましたー。
そして、同じく人がいなかったです。
その分ゆっくり温泉が満喫できてヨカッタです。
ちなみにつかったクーポンはぷら~りhttp://pura-ri.jp/というのなんですが、これ登録するとタダで日帰り入浴できますよ(^^)v

投稿: むねりん | 2011年4月18日 (月) 15時01分

ども、書き込みありがとうございます。
この時期の鹿沢休暇村は人が少なくて、とっても良いですよね。~o~

 もっとも、土曜夜だけはけっこうお客さんいたので、日によるんでしょうけど。

投稿: Mumyo | 2011年4月18日 (月) 17時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 吾妻はや:

« 2006年の衝撃 | トップページ | 吾妻はやⅡ »