大人なのは誰だ後編
土曜のスキーが終わって、八海山に戻りました。八海山ペンションYでは、すでにアスパラ祭りのバーベキューが用意されつつありました。常連の方たちもたくさん見えていて、成長した娘(仮称ケミ)を見せつつご挨拶したのですが、どうもケミの顔が不自然に紅潮しています。つか、こりゃ日焼けか!?
この日は一日曇りであったため油断していました。ワタシゃ午前中、ケミを背負って斜面の下でビデオ撮ってたんです。やべー、ケミさんに日焼け止め塗ってなかった・・・。
ウチのケミさんは、パパに似ていると言われることが多いのですが(この日のバーベキューでは、たまたま見えていたペンションD常連の女性達から、『パパそっくりー』と大受けしてしまいました ~o~;;)、パパに似ない色白で、それが可愛かったのに・・・、鼻の頭が真っ赤です。
内弟子Yも、「ママ失格デス」としょんぼりしてました。鼻を赤くしてニコニコと笑っているケミが不憫です。我々が気を使ってやらねばいけなかったのに、つい、自分のスキーに夢中になって・・・、我々はまだまだガキだなぁ。
翌日、日曜は朝から雨でした。関西方面に近づいていた台風が梅雨前線を刺激して、かなりの降りです。こりゃ、今日のかぐらは空いてるぞー。~o~
かぐらというスキー場は、イマドキ珍しいくらい子育てに不親切なスキー場で、オシメ替えや授乳の場所は一切ありません。本来、乳児を連れて行って一日過ごせる場所ではないのですが、バス輸送だし、空いてりゃオシメ替えくらいなんとかなるかも。
「今日は空いてるから、かぐらまでケミを連れて行ってみるか?」と、Yに提案してみたところ、「ダメですヨ。こんな日に二人とも滑ったらウェアがビショビショに濡れて、ケミちゃん抱けませんから」とそっけなく断られました。うーん、コイツ大人だ。
おまけに、「今日は私がケミちゃんを見てますから、○○さん滑ってきてクダサイ」などと、コイツに似合わない殊勝なことをのたまいます。もちろん、そんなこと言われて、「じゃあ僕も滑るのを止めよう」などと言わないのがワタシなわけで・・・。~o~;;;;;;
結局、内弟子Yは三俣の定宿「Fミリーヒュッテ」にお邪魔して子守り。ワタシだけ最終日のかぐらを滑ることになりました。なんだか、Yさん、昨日から妙に大人ですねえ。
ところが、車に荷物を積み込んだ後、ケミを背負ったYがペンションの玄関から雨の中を走り出て、後部座席へ乗り込もうとした瞬間、ゴツン、びえ~~~~っ。
慌てて乗り込もうとしたため、ケミの額をドアの縁に打ち付けてしまいました。幸い、ゴムの柔らかい部分だったので、ケミさんの頭には大事なかった模様。最初は驚いて泣いたケミさんも、すぐに泣き止み、ニコニコし始めましたが・・・。Yよ、やっぱりキミはコドモ。~o~
かぐらは、この雨の中、お客さんが来ていました。駐車場が半分ほど埋まっています。11時半頃から1時半前まで二時間弱、ガスが薄く掛かって視界も悪く、ややボコボコになった斜面は、それほど滑りやすくなかったのですが、今シーズン最後のかぐらを堪能しちゃいました。雨時々土砂降り。滑り終わったら、合羽の中まで全身びしょ濡れでした。
結局、我が家で一番ガキなのはワタシで、一番大人なのは・・・、どんな目に合わされてもニコニコ笑ってドジなパパとママを許してくれるケミさん、君なのかもしれないね。~o~
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