大人なのは誰だ前篇
先週の金曜は、夏期講習の申し込みで仕事は休み。そこで、金土日と昼はかぐら、夜は八海山でした。八海山ペンションYで、ちょうど毎年恒例アスパラ祭りをやっていたので。
金曜は、かぐらに昼前に到着。平日とあって駐車場も空いています。まずワタシがかぐらに上がりました。かぐらゴンドラまでは、まだバス輸送になっていません。五月末のこの時期にバス輸送になっていないのは、ワタシの記憶によれば・・・、あんまり無いような気がします。
もちろん、ゴンドラコースは万全だし、ましてや、かぐらメインコースの雪付きは万全です。サイドに掘られたコブラインの底にも土は出ていないし、コースの真ん中は、圧雪をかけてくれたらしく、この季節にはあり得ないような整地。雪はやや柔らかですが、大回りを楽しめました。
クワッドのコースを三本滑って三俣へ下り、内弟子Yと交代。今日はこの人にたくさん滑らせなければなりません。というのは、来期大回り板のテストをしたいからです。
今まで、内弟子Yは一昨年の夏に購入したF社のジュニアレーシングの板を履いていました。しかし、当初から、この板は回り過ぎて広いスペースを使いにくい板でした。もし、車山の都技選に来期出場するのであれば、大回り用をどうしても用意せねばなりませんでした。しかも、このジュニアレーシングが天然ロッカー、つまり反ってきちゃったので。
そこで、ワタシが昔使っていた180cmのF社GS板R=21を履かせてみることにしました。もともと男子のレーサーが使う板なのですが、もうワタシが70日ほど使って少しヘタってきていたので、体重のないYにはまさに使い頃ではないかと。子供用レーシングから大人用レーシングへの変更とは言え、ちょうど同じF社レーシング板なのでテイストもデザインも以前の板に似て馴染みやすいはずと考えたんですが・・・。
しかし、初めての本格的GS板で初めてのR=21、しかも春の柔らかい雪とあって、いくら内弟子Yと言えども少しは苦戦するのではないかと心配して待っていたら・・・、「スゴク気に入りました。今までのよりはるかに安定感あるし、曲りたい所で曲れマス」だと。
翌日、土曜は八海山からの通いでした。悪天候の予報もあって、駐車場は半分ほどの入り。ゴンドラまではバス輸送になっています。バス輸送になっているなら大丈夫かと思い、娘(仮称ケミ)を連れてかぐらまで上りました。案の定、かぐらゲレンデまでスムーズに連れて行くことが出来ました。午前中は、昨日に続いてYの大回り用テスト。ワタシはケミをオンブして、斜面の下でビデオ撮影でした。
ナルホド、見事に使いこなしてます。土曜の和田小屋前の斜面は、サイドにコブラインが二本出来て、やや狭くなっており、しかも少しボコボコ。決して大回りしやすい状況じゃなかったと思うのですが、スムーズに大回りしてきます。あー、才能のあるヤツってヤダなぁ。~o~;;;
しかも、最後の数本は、次の課題として、ワタシもヤマタクに教わったばかりの「大腿のしぼり」を意識させてみたら、また、簡単に進歩しやがって・・・。今までの滑りが子供用板での子供滑りだとすれば、この日の最後の一本は大人用板でやった大人の滑りでした。
昼過ぎに内弟子Yとともにケミを連れて三俣へ下り、午後はワタシだけがかぐらまで上って滑走。先ほどまで普通に大回り出来たかぐらメインコースは、もう、すっかりボコボコになってました。ちょっと悔しくてコブパラしまくってしまいました。なんか、我ながら子供だなぁ。~o~;;;;
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