ひらめきたちと好結果たちの日々
一昨日は、夜明け前から娘(仮称ケミ)が泣き出し、再び寝付くことなく仕事に出かける時間となりました。我々は二人とも朦朧としたまま一日を始めなければなりませんでした。
横浜での授業を終えて帰り際に、懸案事項の解決策がひらめきました。そうだ、もう飲んじゃおう!
実は、例の”2006年の衝撃”の酒、岩手県菱屋酒造さんの「千両男山 山廃仕込み 純米原酒」を何時何処で誰と飲むか、ずっと悩んでいたんです。なんだか、一人で簡単に飲むことが出来ないような気がして・・・。まあ、随分シアワセな悩みなワケですが。~o~;;
んで、ひらめいたのは、今、ウチで自分一人で飲んじゃえということ。これから夏に向けて気温が上がるのに、これ以上、常温で放っておくことは出来ないし、さりとて冷蔵庫に一升瓶をこれ以上入れることは内弟子Yが許さないだろうし、娘の夜泣きで二人とも消耗し、しかも仕事の忙しいこの時期に、居酒屋に行って夜更かしするよりは早く帰ってウチで晩酌は悪い話じゃないなぁ。
本当は、この「千両男山」さんの蔵が復活する時まで待とうかとも思ったりしたのですが、ちょっと、もう待てないかも・・・。
つことで、一昨日昨日と、二晩続けて飲んでみました。実は、この酒にはそんなに期待していなかったのですが・・・うーん、予想をはるかに超えて、んまいっ!
BY18だけあって薄い琥珀色に染まった酒を含むとまろやかな口当たり。直後にジワッと酸の刺激が走って、同時に香ばしく適度な熟成香と旨味と微妙な苦味が押し寄せます。クリのような風味。んまいっ!味キレも良く、原酒なのに何杯でもイケてしまいます。燗もしてみましたが、まろやかになり過ぎてやや物足りなく感じます。常温が一番、この酒の風味を楽しめるようです。
こんな良い酒を作る蔵ということになると、より一層強く、復興を願わずにいられません。一日も早く、酒造りを始められますようにと願いながら、杯を重ねてしまいました。
さて、一昨日は内弟子Yの方にもひらめきがありました。いつも利用しているコーヒー豆屋さんでの会話をヒントにして、寝る時の常夜灯を消してみたんです。
実は、ケミが生まれて以来、ずっと就寝時は常夜灯をつけて寝ていました。内弟子Yはもともと寝室を真っ暗にして寝る習慣がないので、何の違和感も感じなかったようです。ワタシ的には、寝づらかったのですが、夜中に授乳やオシメ替えをする時、ケミさんをうっかり踏んづけたりしたら大変なので、アイマスクをして我慢して寝ていました。
しかし、赤ちゃんも真っ暗な方が寝やすいらしいという話を聞いてきて、一昨日の夜、藁にでもすがる気持ちで試してみたら・・・、劇的効果でした。~o~
二日続けて寝つきがよくなり、四時半くらいまで授乳せずに寝てくれました。ここのところ続いていた夜明け前の寝グズリもしません。大ラッキー。内弟子Yは久々にまとめて眠れたとかでスッキリしています。ワタシも寝やすくてグッスリ眠れるし、なーんだ、こんな簡単なことで良かったんだー。~o~ ~O~
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