やり切ってほしい日々
火曜日に週刊サッカーマガジンを購入したところ、鈴木隆行選手の特集でした。鈴木君、水戸でJリーグに復帰するのだそうです。
鈴木選手と言えば、2002日韓W杯初戦ベルギー戦のつま先のゴールで有名ですが、ワタシも一応アントラーズサポーターのつもりなので、当然、それ以前から知っていました。独特の風貌と言動、泥臭いプレースタイル、ベルギー・セルビア・アメリカなどマイナーな海外リーグへの移籍など、非常に個性的な選手です。こんども超個性的なJ復帰です。なにしろアマチュア契約だっていうんだから。
そんな彼のモットーは「やり切る」だそうで、練習でも私生活でもやり切らなければ気が済まないのだとか。是非、地元茨城のために完全燃焼してほしいと思います。
そんな彼のインタビューを読んだせいでもないんでしょうが、昨日は「やり切れ」と説教してしまいました。昨日質問に来た生徒さんが、今使っている参考書を持参して、「何かもっとおススメの本はありませんか」などと聞いてくるので。
ワタシゃ参考書というものは、「間違ってなければ○」だと思っています。参考書なんて、多少の効率の良し悪しや判り易い判り難いや見易い見難いはあると思いますが、「買ってはいけない」一部の本を除けば、あとは本人のやる気です。本人がやる気を出して、最後までやり切ってくれれば、それなりに効果はありますし、いかなる良書と言えども途中で頓挫してしまうのでは意味がありません。
そういう趣旨の説明をしたのですが、なかなか納得してもらえないようでした。うーーん。ウチの予備校で出版している本でも何か一冊推薦しておけば、彼はスンナリ納得してくれたんでしょうかねえ。結局、「今使っている本をやり切りなさい。その上で何かやりたかったら相談に乗ります」というような結論を言い渡しました。生徒さんは何だか不満そうな様子で帰りましたが・・・、どーしたもんだかね。
さて、もう一つやり切ってほしいこと。娘(仮称ケミ)は、この何日かでたいへんな進歩を遂げています。ハイハイのスピードが上がり部屋中這い回ってオイタしまくりですし、離乳食に対する食欲も旺盛で、毎日、こんなに食べるかなぁという量を食べ切ります。それに、以前に比べると夜の睡眠も、いくらかまとめて取ってくれるような・・・・。~o~;;
そんなケミさんのために子供手当が振り込まれました。別に、ウチはこれがないと子育てできないわけではありませんが、この子供手当って政策について、いろんな議論が出ているようですが、やり切ってくれませんかねぇ。
昨年の出生率はわずかながら上向いたそうですし、実際、周りを見回しても、生まれたての赤ちゃん、目につきます。ワタシの友人たちにも、去年から今年にかけて子供が出来た人が大変多くいます。まるで小さなベビーブームであるかのように。こういう現象に子供手当政策がどこまで影響しているかは判りませんが、出生率が上昇しなければ、日本は、経済・文化のどちらの面でも行き詰ってしまうこと、火を見るより明らかなんですから、今は、出生率を高めるためなら、どんな手立てでも取るべき時期だと思います。
震災からの復興も大事ですが、せっかく上向きかけた出生率をさらに高めるチャンスを見送って良いはずがありません。政権なんてどうでも良いから、少子化対策はやり切りましょうよ、首相。
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