話せる環境のシアワセ
昨日は一昨日に引き続いて横浜の授業でトラブルがありました。講習時間内で行った演習テストの解説をし終えて、さて教壇を降りようとしたところで一番前に座っていた子が、「先生!今、解説した答、模範解答と違ってます」だと・・・。
ナルホド違ってる・・・。~o~;;;;
「うーん、これは明日解説しましょう」と言って教室を出ました。この問題、実は、自分では十分準備して解説したので自分の出した解答には自信がありました。普通であれば、こういう場合は、「模範解答が間違ってます」と言い切りたいところなのですが、今回、ちょっとそれが出来ません。空欄補充問題だったので。
空欄補充問題ってのは、古典の原文という絶対的な正解が存在しています。例え理論的に導いた答であろうと、原文には勝てません。こりゃ訂正しかないなぁ。
もちろん、理論的に導いた別解が存在するということは、問題の不備です。これは、某W大の大昔の過去問なんですが、W大さん昔はけっこうこの手のことあったからなぁ。
ま、もちろん、渡されている模範解答をキチンとチェックしなかったワタシが悪いんですけどね・・・。~o~;;;
こういう場合、予備校屋にとって、訂正とお詫びってのは非常に難しいものなんです。ですが、今回に限っては少し気が楽でした。これまでの授業が上手く行っていて悪い雰囲気じゃなかったし、この講習を取っている子のレベルが高いのは、演習テストの出来を見て確認していたし。あれだけレベルの高い子達なら、キチンとした理屈で説明してやれば理解してくれるはずです。
生徒を信頼できる環境だったので、今朝、訂正とお詫びの話をするのは比較的楽でした。まあ、不幸中の幸いというところでしょうか。
話をしやすい環境と言えば、昨日、ネット上でナデシコの熊谷さんの失言が問題になったとか。まあ、自分がどれほど有名人になったのか認識してなかった彼女の側に問題はあるけど、でもああいう失言をしてしまえる環境って、実はナデシコの強さの秘密なんじゃないでしょうか。
多分、チームの中では、監督批判に近いような内容の冗談を楽に言えるんじゃないでしょうかね。だから、お酒の席になった時に、ついチーム内でやるように冗談言ってしまったら、気の利かない男子学生が真に受けてツイートしちゃったと。
多分、ああいう冗談を言える信頼関係がナデシコの強さの秘密なんです。でも、これからは、熊谷さんも少し、気を付けなきゃね。うっかりしてると、酒席の冗談がツイッターという拡声器で全国に流れちゃう有名人なんですから。
それにしても、ツイッターって、ヤな道具ですねえ。ワタシゃツイッターは大嫌いです。多分、日本から無くなってほしい物ベスト10の上位に入ります。
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