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2011年9月28日 (水)

ギリギリでおめでたい日々

 ここのところ、模試関係と高二テキストのテストに関するデスクワークの締切が立て続けに襲ってきて、おまけに例の東大受験者のための添削、赤本の間違え探しと仕事が山積み。にっちもさっちも状態です。仕方なく、昨日は休肝日にして夜中に模試関係の仕事でした。

 しかも、ここのところの涼しさで娘(仮称ケミ)と内弟子Yが風邪をひいてしまい、そちらもバタバタしています。まあ、ケミさんはほとんど熱もなく鼻水が出る程度なんですが、内弟子Yが熱を出してしまいました。普段から暑がりで薄着好き、おまけに育児に忙殺されて睡眠・栄養とも不足気味だったんでしょう。昨夜は38度以上になりました。

 まあ、八王子の気候の変化をナメてたってことかもネ。~o~;;

 ところが、今日はワタシの授業が休みの日で、内弟子Yのご両親とケミさんのお誕生祝いの会食をすることが前々から決まっていました。そのため内弟子Yは、昨夜は薬を飲んで早寝。なんとかギリギリで熱を下げました。

 ワタシの方も、昨夜は午前二時頃まで仕事してどうにか模試関係に目鼻をつけ、二人ともギリギリの状態で今日の食事会を迎えました。

 食事会は、我々が「入門ご披露」をやった銀座の「O志満」さんを予約していました。残念ながら、今日、髭の板長さんはお休みで、ケミをお見せできませんでしたが、料理の方は相変わらず、美味しかったです。

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 写真はO志満名物の「治部煮」です。「松茸と鱧の土瓶蒸し」も美味しかったけど、やっぱ、ここへ来ると「治部煮」ですかね。

 今回のトピックスは、なんと言ってもO志満さんに石川県御祖酒造さんの「遊穂」が入ったこと。今までも地元石川の地酒を置いてたんだけど、「遊穂」は無かったんです。

 さっそく、「遊穂」の純米を頼んでみましたが、きわやかでキレイな酸が美味しいです。ちょっと、家へ帰ってから飲んだ栃木県松井酒造さんの「松の寿 純米生 とちぎ酒14」に酸の質が似てるかも。

 「遊穂 純米」には満足だったんだけど、次に頼んだ石川県の「Sの里 純米」は、ちょっと淡麗辛口過ぎたかもしれません。今さら、ただの淡麗辛口にこんな値段は払いたくありませんゼ。

 お食事会は無事に済み、帰宅したのですが、なんと、再び内弟子Yが熱を出してしまいました。もう、とにかく早寝してもらうしかないので、ケミさんと一緒に九時前に就寝させました。一方、ワタシの方は、帰宅後、また仕事の電話が入り、今夜もデスクワークです。やべー。~o~;;;;

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2011年9月26日 (月)

甲州街道はもう秋なのだ

 娘(仮称ケミ)の誕生日頃から涼しい日が続いています。今日はあまりの涼しさに、とうとう上着を着て仕事に行きました。暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、本当に暑さはケミの誕生日までです。思えば、去年もそうでした。ケミさんは日本中が涼しくなったその日に生まれたのでした。

 昨日は、田舎の母の所に行って来ました。母はもうすぐ84才になるそうです。ケミが動き回ってオイタをするのを喜んでくれました。田舎の母の所も相模湾に面した漁師町なのに、涼しくなっていました。秋です。

 というわけで、甲州街道は涼しい夜です。秋と言えば、日本酒の「ひやおろし」です。ちょっと前に書いた「春霞 ひやおろし」も、酢酸イソアミルのバナナ香がほのかに香って美味かったけど、山形県秀鳳酒造場さんの「秀鳳 美山錦 ひやおろし」もキレイで軽やかな酸が感じられ、美味いです。

 今、目の前にあるのは、鳥取県千代むすび酒造さんの「千代むすび 純米吟醸 氷温ひやおろし」と長野県古屋酒造店さんの「深山桜 和和和 純米吟醸ひやおろし」。

 「千代むすび」さんの方は、爽やかな上立香があり、ふくらみがあって酸が感じられ、スパリと切れます。ホントに美味い。強力米の特徴なのかもしれないけど、味キレが良いです。

 一方、「和和和」の方は、米らしい香りと人懐こい酸とコクがあって美味いです。どちらかというと、濃厚な旨味。雑味が強くないので、ワタシとしてもかなりイケます。美味いと思います。

 いやー、ニッポンの秋ですねー。~o~

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2011年9月24日 (土)

国民の皆様ありがとう

 昨日は普通に仕事でした。例によって「非国民」の我々は国民の祝日には全く関係なく仕事がありました。

 んで、国民の皆さんは祝日だったのですが、今日は何の日なのかなと考えてみたら、なんと、ウチの娘(仮称ケミ)の生まれた日でした!実の父親のワタシでさえ普通に働いているのに、日本国民の皆さん全員で祝ってくれてたんですね。~o~

 それにしても、思えばあの日から一年経ったんです。アレは大変な日だったよなー。

 午前中ワタシは町田で授業だったのですが、内弟子Yはケミさんを連れて近所の神社に行っていました。丁度、赤ちゃんを対象にした「泣き相撲」という神事をやっているということだったので、一歳になった記念イベントとして盛大に泣いてきたんだそうです。

 町田で授業後、夜の授業までの間にケミさんの誕生会をささやかに行いました。内弟子Yは、普段料理というものがあまり好きじゃないのですが、この日はさすがに頑張って、特製の誕生日ケーキ、ならぬ誕生日ゼリーを作りました。P10002061_2


これだとケミさんが食べられるので。

ローソクは、ケーキ用品の店で売っていた「1」です。一応、親子三人で吹き消しました。まあ、ケミさんは吹いていたかどうかあやしいのですが・・・。~o~;;

んで、ケミさん一人でほとんど完食。~o~

P10002131_2 パパとママは一匙ずつ分けてもらった程度でした。この子はコレがオヤツで、夕食はちゃんと食べてるんですから、食欲だけはホントたいしたものです。

 夜の授業の後、去年の九月以来のケミの写真を見ました。昔はコレでも「カワイイカワイイ」って言ってたんですけどねえ。今見ると・・・、今の方が圧倒的に可愛いです。~o~

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2011年9月22日 (木)

嵐の夜の回想

 昨夜は、あまりにひどい暴風雨で外出できず、夕食はどうしようかなんて言ってたら、同じマンションに住んでいる内弟子Yのママ友、Aちゃんママからお誘いがあり、Aちゃんの家でちょっとした持ち込みパーティーということになりました。

 Aちゃんパパはスキーマニアで元ザウス常連なので、久々にザウスの思い出話に花が咲きました。なんでも、当時、長野に住んでいたAちゃんパパは、当時から八王子在住だったAちゃんママを拾って、車でザウスに通っていたんだそうです。

 当時は、ワタシの知り合いでも、神戸や名古屋から車で通ってた人なんていたから、まあ、珍しくはなかったんだろうけど、今考えると、スゴイですよねー。

 Aちゃんパパはワタシのことを覚えてくれていたのですが、ワタシゃ当時、ザウス常連番付では前頭程度で、常連さんとしてはたいしたことありませんでした。横綱は、後にかぐらスキースクールでイントラをやることになるO君と千葉の小学校の先生のYさん。この二人はザウス営業日には毎日来ていたという話でした。いったい、年間いくら掛かったんでしょうかねえ。ザウスでは年間パスというものを一般には販売していなかったので、毎日通っていると、モノスゴイ出費になっていたはずなんです。

 ザウスの年間パスは、ザウス史上一枚だけでした。ザウス最末期に一枚だけ試験的に発売されたんです。ネットでオークションの形になったその年間パスを購入したのは、ワタシの知り合いで八海山常連さんだったNさんでした。ただし、このNさん、あまりに高額で落札したため、その年、冬になっても山に行けず、ザウスで滑ってたらしひ・・・。~o~;;;

 記憶に残る常連さんというと、ワタシが「ザウス三奇人」と呼んでいたのが、「直っかりおじさん・踊るスノーブレードマン・ロシアのおばさん」。このうち「直っかりおじさん」はAちゃんパパも覚えてたけど、変わった人でした。Atomicの本格的GS板、ダウンヒル用のストックで、ひたすらザウスレッドコースを直滑降してたんです。最初、レーサーが何か特殊なトレーニングをしてるのかと思ったんだけど、それにしてはスタンス狭いし、突っ立ったままだし、何者なんだろー。

 たいていはコブが出来る前に帰ってしまったのですが、ある時、コブが出来た後滑ったのを見て、疑問が解消しました。曲りたくても曲れない人だったんです。~o~

 いろいろ変わった人達もいたけど、みんなザウスが大好きだったんですよね。あの人達は、今、どうしてるんだろーーー。~o~

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2011年9月21日 (水)

サッバリと静かな夜

 ここのところ、フルに授業&デスクワークで一杯一杯でした。昨日は仕方なく、授業の後、休肝日にしてデスクワーク。夜中過ぎまで原稿書きでした。

 例のK先生の代わりの雑用なのですが、ウチの模試を受けてくれた高校の先生向けの原稿です。ワタシが最も苦手にする「大人向け」の仕事。まーーったく気乗りがしないので、集中して仕事に取り掛かるまでが大変でした。

 なんとか自分の考えと高校の先生にウケそうな話との折衷案をひねり出し、原稿がまとまったのは午前三時過ぎでした。あーーー、疲れたー。

 今朝は眠い目をこすって起き出すと外は雨、つか嵐だよ、コレ。台風が近づいていて、今日上陸するとか。そうなると、マトモに授業できるかどうか心配です。

 午前中の立川の授業は普通に行われたのですが、二時間目が終わったところで早くも午後は休講という決定が出ました。休講になると、どこかで補講せねばならず、我々講師も学校の事務方も、大変困るのですが、仕方ありません。

 結局、午後七時近くまで、八王子は大変な暴風雨でした。今は台風一過。なんだかサッパリした静かな夜です。今日は眠いし、早く寝よー。~o~

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2011年9月18日 (日)

楽園を離れて

 一昨日の午後から丸沼に入り、昨日、プラスノーを滑って、今日の昼、帰京しました。

 本当は、一日プラスノーするのに二泊というのは、ずいぶん贅沢な話なのですが、なにしろ、明日の敬老の日は普通に仕事だし、今日の午後にはやらなければならないデスクワークがあるので昼までに帰らねばならないし、娘(仮称ケミ)のことを考えるとあまりハードな移動はこなせないこともあるし、それにそもそも、最近、丸沼に行くのはプラスノーのためというより、「Kのみテラス」さんのに泊まるのが半分以上目的だったりするので。

 相変わらず、「Kのみ」さんの食事は美味いです。夕食のメニューが本当に洗練されてきました。昨夜のステーキのポルチーニ茸のソース美味しかったし、秋刀魚料理、美味かったー。ちょっとした煮物なんかでも細かい配慮が行き届いている感じで、素晴らしいのですが、ウチのケミさんにも気を使ってくれて、またまたケミスペシャルのお粥がうまそー。P10001831
 

 かぼちゃとオクラと削り節入りのお粥なんですが、大人が食べても美味しいらしいです。ワタシゃケミさんが恐ろしくて食べていませんが、ちょっといただいた内弟子Yが絶賛してました。

 ケミさんは当然完食&最高の笑顔でした。どうやら、「Kのみ」さんが物凄くお気に入りの様子。帰る時の不機嫌そうな寂しそうな顔といったら・・・、パパママはちょっと切なくなりました。~o~

 昨日のプラスノーは、かなり快適でした。三連休の初日なので混むと思っていたのですが、意外なほど空いてました。午前はリフト待ち皆無、午後、少し人が増えたけど、リフト待ちは最大で一分程度。今年からガーラでもプラスノーをやっているせいなのか、雨模様のためか、それとも、昨日運動会だった小中学校が多かったからでしょうか。

 何にしてもラッキーでした。一日フルに滑れました。最後に小回りのビデオを撮ってもらったのですが、うーーん、どうも内膝の返しが甘いなー。どうしても時々、膝下三角が出てしまいます。プラスノーゆえのエッジグリップの甘さのせいにして良いのかどうか。

 畏友H氏も岡田利修選手のキャンプに来ていました。なんだか絶好調っぽいです。相当滑り込んでいる様子。ウラヤマシイ。

 さて、今日は、昼に帰ってきて仕事です。赤本の間違え探しJ智大編を作ろうとしていたのですが、そこへ学校から電話。またまた例のK先生の代わりの雑用が一つ舞い込みました。おまけに、例の東大対策の添削答案まで送られてきて・・・あああ、仕事だらけじゃん。

 これからしばらくは丸沼にも行けません。あああ、ここんとこ年々、この季節は雑多な仕事が増えてきていています。秋の楽園は遠くなる一方だなぁー。 

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2011年9月16日 (金)

秋の日のなんとなく

 今日は仕事が久しぶりにお休みの日。昨日、横浜での夜の仕事を終えてから、休肝日にして夜中までかかってデスクワークを一段落させたので、ホントに久々に時間があります。でも、こういう日に限って、ブログに書きたいまとまったネタってないんですよね。仕方ないので最近書こうかと思って書けなかった小ネタをいくつか。

 最近、ウチで飲むことが多いのですが、その中で美味かったのが、横浜そごうで購入してきた秋田県新政酒造さんの「新政 純米吟醸 生 日本名酒会限定」。新政は協会六号酵母発祥の古い蔵元さんですが、どうやら若い後継者がものすごくやる気を出してるらしく、秋田の若手蔵元集団「Next5」のメンバーなんだそうです。

 この酒も非常に新鮮な美味さの酒で、甘ずっば系の酸と炭酸系の酸が良いバランスで、刺激がある中で旨味十分。珍しく、もう一本買いに行こうかと思わせる酒です。

 同じ「Next5」のメンバー、栗林酒造さんの「春霞 ひやおろし」も美味いです。良いバランスだと思います。ただ、昨日が休肝日で飲んでないんで、細かいこと忘れました。~o~;;

 この二つは良かったんだけど、冷蔵庫で持て余してるのが、和歌山県のRで出してる「S子のさけ」という酒。女性杜氏が自分の名前を冠する酒ってよくあって、たいてい美味しいんですけどね・・・。多分、辛口好きの人が評価するのかもしれません。ワタシとしては、この残暑の中で燗にしなきゃ飲めない酒はツライ。~o~;;

 さて、話題変わって、今朝の新聞に文化庁の国語世論調査の記事が載ってました。ラ抜き言葉の浸透がさらに進んでいるとか。確かに、ウチの生徒さんでも、答案に「見れる」とやってしまう子、多くなってます。しかも、今までなら指摘すれば理解してくれていたのが、指摘されても何が悪いのか判らない子が増えてきたかも。

 そろそろ認めてあげても良いような気もしますが・・・、まだまだ先なんでしょうね。ラ抜きが市民権を得るのって。

 そりゃそうと、「姑息」が「一時しのぎ」って意味だったって・・・うーーん。ワタシ的にも、うーーん。~o~;;;;;

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2011年9月14日 (水)

んで、働いてましたがの日々

 「働け!」と書いてしまったので働いてました。この間の土日は、赤本の間違い探しと高二教材の確認のテスト作成、それに高校の合唱部OB会の通知作り、マジメに働きましたが・・・アレ?! コレ、ほとんどお金にならない仕事じゃん。~o~;;;

 月曜火曜はフルに始まってしまった授業と育児で振り回されました。中でも吉祥寺の高校生のクラスが充実してます。もともとマジメな子達なんだけど、二学期に入っていよいよ気合が入ってきた感じ。授業中の目が輝いてるし、質問も積極的。なんで、こちらはちと疲れます。

 現役はここから激しく追い込んできます。浪人の子たちは判ってるのかいないのか、相変わらずクラス落ちを引きずってる子などもいるようで、困ったモンだ。

 困ったものと言えば、ここんとこ暑さがぶり返してきました。八月末の涼しさはどこへ行っちゃったのか、毎日、暑いです。その残暑にやられたのかどうなのか、娘(仮称ケミ)の食欲に陰りが出てきました。

 ケミさんは四月に離乳食を始めて以来、食欲旺盛で、何でもバクバク食べてきました。あんまり食欲旺盛なので、お給仕する方が忙しくで困るくらい。なにしろ、ちょっとでも手を休めたり、マゴついたりすると大声で怒るんだもん。誰に似たんだよ、この食い意地わっ。

 ところが、ここ何日かそれほどガツガツと食べなくなっていました。集中力が続かずに途中で飽きちゃったりして。まあ、でも、それが普通なんじゃないのなんて思ってたし、八月に前歯が三本ほど生えてきたので、茹でた人参やサツマイモなどをステック状にして与えるなど、少し硬いものを与えたりしていたから、それが理由かもしれしれないなんて言っていたら・・・。

 今朝は、サツマイモステックを一本食べた後、いつものようにウドンを子供茶碗に一杯食べさせようとしたところ、三分の一ほどで拒否。仕方なく、バナナで舌を変えて、再びウドンを与えよう・・・としても拒否。この手は食事でグズった時に有効だったので、最近、よく使っていたのですが。うーーん。

 仕方なく、うどんの具のシラスを二三匹拾ってはバナナに付けて与えたりしてみたのですが、そんなんじゃ食べる量は知れてるしなぁ。

 結局、こうなると、好物のバナナと海苔が頼りです。結局、いつものようにバナナは一本食べてくれましたし、海苔も少しは食べてくれました。しかし、全盛期の食欲じゃないなぁ。内弟子Yもいろいろ悩んでいるようで、さて、どうしたものか。八月の一番暑い盛りにもバクバク食べてたのに、今さら夏バテかよ・・・。

 と思って心配していたら、昼も夜も普通に食べてくれたそうで、まずはホッとしました。特に、夜は、食事の途中で眠くなったにも関わらず、舟を漕ぎながらも完食したそうな・・・。~o~

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2011年9月10日 (土)

働け!ウンチと熟成酒のために

 四月に離乳食を始めてどのくらい経ってからか、ちょっと忘れましたが、気まぐれから娘(仮称ケミ)に小さく切った海苔を与え始めました。

 最初は小さく切った一切れだったのですが、今や娘の一番の大好物で、毎日、全型の海苔1~2枚分を食べます。食後やオヤツには絶対欠かせません。特にロングドライブで時間をつなぎたい時は、我が家の必需品で、これがないとパパもママも育児不可能です。

 そのおかげなのか、ケミさんは胃腸の調子が大変良く、離乳食を始めた頃に、ちょっと便秘っぽかったのもすっかり影を潜めて、今では、毎日、真っ黒いウンチを大量にします。尾籠な話で恐縮ですが、どうも、海苔が「つなぎ」の役割をするらしく、大量に海苔を食べた日はウンチが真っ黒でなめらかです。これなら、出しやすいだろーな。~o~;;;

 そのケミさんがお世話になっているのが、例のミュージックセキュリティーズの投資支援対象になっている宮城県七ヶ浜の「星のり店」さん。震災前に出来て倉庫に残っていた海苔をネット注文で販売していたので、購入していたのでした。

 EM栽培という特殊な栽培法の海苔で、ちょっと独特の風味があり、美味いです。もっとも、我々はほとんど食べてないんですけどね。前回購入した分は、ケミさん一人で食べ尽くしてしまったので。~o~

 追加注文を出したのですが、どうやら在庫がもうすぐなくなるらしく、ちょっと心配です。星さん、早く復活してくれー。

 さて、そのミュージックセキュリティーズの対象企業のラインナップに、とうとう「2006年の衝撃」の酒「千両 男山」の菱屋酒店さんが加わりました。あの熟成酒の酒蔵ですからねえ。やっぱ、投資せざるを得ないだろーなぁ。

 つわけで、娘のウンチと熟成酒のためにも、パパは稼がなきゃネ。~o~

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2011年9月 8日 (木)

まあ、いいや。祝!

 今日は昼間あざみ野、夜横浜で一日仕事の日。今夜のなでしこジャパンの試合を録画予約して、出かけました。

 今夜、本来なら横浜の居酒屋さんに行くはずなのですが、録画を見るために早めに帰宅、シャワーを浴びて、さあ、録画を見ようとしたのですが・・・、アレ!?

 録画されてないじゃん!!!!!!

 あまりのことに唖然として声も出なかったのですが、ネットで結果を確認して、とりあえずホッとしました。~o~ ~O~

 まあ、結果オーライ。

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2011年9月 6日 (火)

収まるバタバタ収まらないバタバタ

 昨日は二学期第一週の最後の日。プリントを刷らなければならない最後の日でもありました。朝イチの横浜だったので、プリント印刷の分だけ朝早く出かけて印刷した・・・はずだったんですが、ヤッパリ超バタバタになりました。こんな朝に限って、印刷機のヤツが紙詰まりなど引き起こしやがるモンで。~o~;;;

 職員さんの助けを借りまくってどうにかプリント無事配布しましたが、来年からは何とかしなければっ、と日記には書いておこう。~o~

 横浜の生徒さんは相変わらずマジメな子が多いのですが、どうも気になったのが、2クラスあるコースの下の方のクラスの子。何年か前にも触れたことのある問題ですが、どうも、二学期開始時は下のクラスの子が、どよ~~んと暗いんだよなあ。

 まだまだこんな時期に合否が決まるわけではなく、下のクラスの子はこれから頑張らなきゃいけないのにねえ。現在下のクラスにいることが問題なんじゃなく、下のクラスに落ちて気落ちしたりバタバタした気分になっていることの方が問題なんだが・・・。

 気落ちしてる場合じゃないゾッ!集中しろっ!ここで集中できないヤツが落ちていくんだゾッ!

などというお説教は、ワタシのガラではなく、そもそもこちらがプリント騒ぎでバタバタしている週なので、何にも言わずに授業しちゃったけど、何か言わなきゃいけなかったのかねえ。~o~;;

 さて、バタバタと言えば、なでしこの皆さん、ようやくバタバタが収まってきました。タイ戦韓国戦と、ややバタバタしてたのが、昨日のオーストラリア戦は落ち着いてきて韓国戦のようなパスミスが少なかったようです。

 もともと、中国の競技場のピッチがあまり良くないらしく、地面のデコボコを芝を伸ばしてゴマかしているようなピッチだとか。あんまり、なでしこのパスサッカー向けのピッチじゃなさそうです。

 しかし、それを割り引いても、パスミスが多かったですね。多分、個々の選手のコンディションがイマイチだったのと、W杯でパスサッカーを世界中から賞賛されて、ちょっと良いとこ見せようとし過ぎたかも。華麗にワンタッチパスを出したらそこに誰も走ってなかった・・・みたいなミスが韓国戦では目立ちました。

 まあ、彼女たちの場合、その「良いとこみせよう」は、個人個人の目立ちたがりというより、女子サッカーを盛り上げようという思い嵩じてのことだと思うので、仕方ありませんかね。

 でも、それだけバタバタしていても、ちゃんと結果は出して三連勝なんだから大したモンです。次の北朝鮮戦で引き分け以上ならオリンピック出場も決まるでしょう。男子もあやかってほしいなぁ。

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2011年9月 3日 (土)

野分の余波さまざま

 台風は高知県に上陸した後、日本海側へ抜けて行くらしく、関東にはそれほど大きな影響はなかった・・・はずなのですが、昨日から今日にかけていろいろと余波がありました。

 まず、ウチの娘(仮称ケミ)なのですが、またまた台風babyでした。まあ、さすがに七月の時ほどではないけれど、興奮したのか、夜中過ぎに寝室中を這い回りました。

 実は、月曜に田舎の母の家に行って以来、ちょっと不安定でした。「後追い」がもどってきていて、内弟子Yはやや悲鳴をあげかけていました。もしかして、またお墓に行ったのがマズかったんですかねえ・・・。

 それが台風の興奮と重なっちゃったモンで。いや、マイッタ。昨日今日と、かなりの「後追いっ子」でした。パパが抱いても泣くけど、ママが抱くとピタリと収まるてヤツです。くそー。

 でも、さきほどは昼寝が出来ずにグズっていたのをワタシが抱いて例の子守唄をワンコーラス。歌いきらないうちに寝てました。~o~

 まあ、こういうのも成長の一過程ということなんですかね。最近は、いろんなことが出来るようになり、

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読書なんかもします。~o~

 今日は、昼食中にアレが食べたいコレが食べたいと指さしてお給仕を指示しました。ナマイキです。おまけに、指示に従わないとメチャ怒ります。まーったく、誰に似たんだか・・・。~o~;;

 さて、野分の余波の話をもう一つ。どうも、男子のW杯予選も、女子のオリンピック予選も波乱の出だしです。

 まあ、勝ってるわけだから波乱とは言えないのかもしれないけど、昨日の男子の北朝鮮戦なんて、台風の影響でピッチが悪いのは判るんだけど、選手転びまくってたし、シュート外しまくってました。特に本田の代わりの柏木君。あそこまでフカシまくると、下が悪いという言いわけでは済まないような・・・。

 昨日も悪くなかった清武君をスタメンで使うか、さもなければ、同じく良い出来だったマイク=ハーフナーをワントップにして李君をトップ下に下げるか。何か工夫しないとダメですかねえ。

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2011年9月 1日 (木)

嘲弄するのは誰か~『源氏物語』に関する些細なこと

 久々に古典文学ネタです。

 かなり前から気になっている箇所がありました。実は、ワタシがウチのテキストに使っている文章なのですが、『源氏物語』行幸巻、常陸宮の姫君(通称「末摘花」)が、玉鬘の裳着を祝おうと祝儀の品を送ってくる場面です。

 末摘花は、裳着の祝いの品である小袿の袂に源氏宛ての和歌を入れて送ってきます。この末摘花という人は、『源氏物語』の中では道化役で、ここでも、古めかしくワンパターンの歌を送ってきて、源氏に嘲笑されます。

  わが身こそうらみられけれ唐衣君が袂になれずと思へば

 (我が身が恨めしく思わずにいられないのでした。あなたの袂に馴れ親しむほどお側にいられないと思うと)

 この歌が何故笑われる歌なのかは説明が難しいのですが、十一世紀初頭の感覚だとどうやら古めかしい歌らしいのです。

 この時代、この歌のように掛詞縁語の類をコテコテと用いること自体が古めかしいという感覚なのだと思います。また、「唐衣」という語も古めかしい用語のようで、紫式部は、末摘花に「唐衣」という歌語を多用させます。言ってみれば、末摘花の詠歌シーンは連続ギャクのようになっていて、際限なく繰り返される「唐衣」が笑いを誘うという仕組みになっているようです。

 この歌を目にした源氏は、自ら返事の和歌を詠みます。

  唐衣また唐衣唐衣かへすがへすも唐衣なる

 (唐衣、また唐衣唐衣、繰り返し何度も唐衣であることよ)

 この歌を目にした玉鬘の姫君は、

 「君いとにほひやかに笑ひ給ひて、『あないとほし。弄じたるやうにも侍るかな』」と苦しがり給ふ」

 (君はたいそう華やかにお笑いになって、『ああ、お気の毒なことよ。からかっているようでございますこと』とつらがりなさる)

 ということになるのですが、この「弄じたるやう」の主語が問題です。古注釈ではここには、「嘲弄なり」(細流抄)とある程度で、特に主体に言及しないようです。ところが、現代の注釈書では、「御冗談がすぎます」(『源氏物語評釈』玉上琢彌)、「おからかいになっいるようでございますわ」(小学館 日本古典文学全集)と源氏の動作とすることが多いようで、そのためか、現代の作家の現代語訳でも、「おかららいになっているようでございますよ」(円地文子訳)「からかっていらっしゃるようですわ」(瀬戸内寂聴訳)などと尊敬語で訳すことが多いようです。

 しかし、本文に尊敬語がない以上、尊敬語を補って訳すのは妙な話です。また逆に、玉鬘が会話文中で源氏に尊敬語を用いないとすると、それはいかにも奇妙なことです。

 念のために『源氏物語大成』で本文の異同を調べてみても、ここに尊敬語のついている伝本はありません。尊敬語がついていないことを重視すると、ここは、どうしても主語を玉鬘自身と取りたいところです。そして、それは文脈上、もしかしてまっとうなことかもしれません。

 というのは、末摘花は、玉鬘宛てに祝いの品を送るわけですから、本来、末摘花に返歌をするのは玉鬘のはずなのです。もちろん、末摘花の和歌は源氏宛ての内容なので、源氏が返歌をするのは自然なのですが、建前的には、玉鬘が祝いの品の受け取り手なのです。ですから、玉鬘が返歌をしても建前的にはおかしくないはずなのです。

 ここで玉鬘は、どうやら、そのことを言っているのではないかと思われます。つまり、『ああお気の毒なことよ。(そんな歌を返しては、まるで私が常陸宮の姫君様を)からかっているようでございますこと』とつらがったということなのでしょう。

 そのように取った方がこの場面の滑稽さは増すように思います。つか、源氏を主語にして「おからかいになっている」なんて訳をしたんでは、玉鬘の「苦しがり給ふ」情景は、ちっとも面白くないです。

 今回、このブログを書くのに、前掲「小学館 日本古典全集」を改定した「小学館 新編日本古典文学全集」を調べてみたのですが、この部分の訳から尊敬語が抜けて、「からかっているようでございますわ」になっています。もしかして、「新編」の著者達も「旧全集」の誤りに気付いたのかもしれません。しかし、それなら、思い切って、「私がからかっているようでございますわ」と主語を補ってしまえばはっきりしました。それに、その訳の方がこの場面、読んでて面白いですゼ。~o~

 私見では、こういう紫式部のユーモアセンスに関する研究って、まだまだ進んでいないような気がします。つか、学者さん達は頭が固すぎて、紫式部のギャグセンスに全くついていけてないのかもしれませんね。~o~

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