« 人間の四分類と秋のドライブ | トップページ | 回った飛んだ・・・切られた »

2011年11月20日 (日)

ひとまず秋の総まとめ

 今日の午前中はデスクワーク。最後に残ったリクエストによる赤本の間違え探し、N本女子大をやってました。これで秋の恒例行事、赤本の間違え探しも一段落です。今年は週に1~2冊の淡々としたペースで仕事が進められました。毎年のノルマにしている大学にプラスしてリクエストを四校もこなしたのは、我ながらよくやったと思います。

 近年の傾向として赤本もひどい間違えが減ってきました。特に解答の間違えがなくなってきて、ワタシ的には、つまんねーーー。これじゃ赤本NG大賞をやる気にもなりゃしない。~o~

 そんな中、今年、大変健闘してくれたのが、H政大学の赤本執筆者さんでした。なにしろ、

  「ガ行上一段動詞「過ぐ」の連体形」(当然、「過ぐ」は上二段活用)

 などという恐ろしい解説が出てきちゃうんだから。この人、動詞の活用もろくに覚えてないんでしょうねえ。明らかな<原因理由推量>の「らむ」を、「単純な推量を表す」なんて言いきっちゃうし、どうなってんでしょう。

 10年度の問題でも、

  「うれしからむ」の「らむ」は現在推量の助動詞

 などというトンデモ解説が出て来るし・・・。ふつーの高一生でも、形容詞未然形の「うれしから」+助動詞「む」という判断ぐらい出来ると思うんだが・・・。~o~;;;

 あんまりにも単純で基本的な誤り過ぎて、去年はブログネタにもできなかったんだけど、基本的な誤りでも二年も続くとなると、ご立派かなと。この執筆者さんには、赤本NG大賞特別賞を差し上げたいと思います。~o~

 さて、その他に秋の恒例行事と言えば、日本酒です。「ひやおろし」「秋上がり」などという名前で、秋に出回ってくる酒を今年もずいぶんいただきました。まあ、今年は居酒屋さんに行ってない分、少ないとは思うけど、それでも、「春霞」「秀鳳」「松の寿」「千代むすび」「和和和」「房島屋 六号」「新政 六号」「金寶」「大江山」「義左衛門」と飲んできて、印象に残っているのは・・・。

 「金寶」も美味かったし、「春霞」も良かったけど、一番印象的だったのは、先週木曜に横浜そごうで購入してきた広島県榎酒造さんの「華鳩 雄町純米吟醸 ひやおろし」ですかねえ。

 広島県産雄町を58%に削って、日本酒度+3.5、酸度1.5。ほのかに米の香りがして、口に含んだ瞬間にパーッと爽やかな酸の刺激が広がり、軽やかな甘味とじっくりした旨味が広がります。これは本当に美味いです。「華鳩」ってこんなに美味い酒だったとは・・・。この間飲んだのは、多分十数年前、先代の杜氏さんの酒でしょう。

 今は若い杜氏さんと若い社長さんが、かなーりやる気出して作っている蔵元さんらしいです。こういう酒、応援したくなっちゃうなー。明日、さっそくもう一本買ってこようかしらん。~o~

|

« 人間の四分類と秋のドライブ | トップページ | 回った飛んだ・・・切られた »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ひとまず秋の総まとめ:

« 人間の四分類と秋のドライブ | トップページ | 回った飛んだ・・・切られた »