人間の四分類と秋のドライブ
一昨日、恒例、授業アンケートが送られてきました。前期は、教科平均をほんのわずかに上回ったのですが、後期、数字自体は向上したものの、教科平均には小数点以下の微差で負けてしまいました。
うーーーむ、とは思うものの、ワタシだって、現役浪人とも50%以上の子が「大変満足」しているんですからねえ。悪いはずはないんですが、なんせ、ウチの教科平均は異常なもんで・・・。ま、前期より数字自体は向上しているので良しとしましょう。~o~
講師の側のアンケートの受け取り方にはいろいろあるようですが、おおむね、自分に優しく受け取っておいた方が良いようです。
昔、新聞記事か何かで読んだのですが、元南海ホークスのエースで日本シリーズ四連投四連勝を成し遂げた名投手杉浦忠を称して、バッテリーを組んでいた野村克也が、「他人にも自分にも優しい男」と言ったそうです。その伝でいくと、人間の性格には、「1.他人に優しく自分に優しい」「2.他人に厳しく自分に優しい」「3.他人に優しく自分に厳しい」「4.他人に厳しく自分に厳しい」の四つがありそうです。
恐らく、人間としては3が理想なのでしょうし、受験生としては3か4じゃなきゃ成功しないのでしょうが、予備校屋に向いているのは絶対に1か2です。実際、同業者の方を見ていると、2の人が多いですし、成功している人にも2のタイプが多い気がします。結局、自分に優しい人間じゃなきゃ勤まらないような異常な仕事なんですね。~o~
同僚のアンケートの感想を聞いていて、「自分の授業を評価しないのは、生徒に力がないからだ」なんていう人は、典型的な2のタイプでしょう。ちなみに、ワタシゃ絶対、1のタイプですね。生徒さんの居眠りも許しちゃうけど、自分の誤字も許しちゃうモンなあ。~o~;;;
我が同居人、内弟子Yは、へらへらしたいい加減な女のように世間には見られていると思いますが、実は、ひそかに4のタイプです。他人の過失にかなり厳しく、ワタシなど、何度逆鱗に触れて怒られたことか。~o~;;;;
そんな内弟子Yが、今日、娘(仮称ケミ)を連れてドライブに出かけるのに際して、ケミさんのオシメセットと上着を持ち忘れて出発するという失態を犯してしまいました。いつもと違うパターンの早朝の出発だったので、仕方ない面があると思うんですが、よほど自分を許せなかったらしく、一日中、「ごめんナサイ、ごめんナサイ」と言い続けていました。
「馬鹿だな、オマエ。そんなこっちゃ、絶対、予備校屋に成れねーぞ」となどというのが、秋のドライブの車中の話題になっちゃうのも、我が家ならではですねえ。~o~
| 固定リンク
コメント