受験前夜にやってはいけないこと
昨日は、一日育児でした。熱のある娘(仮称ケミ)を昼寝させるために添い寝したのですが、ケミさんの目がパッチリ開いているのに、ついつい自分の方がうつらうつらと先に寝てしまい、ふと目を覚ますと娘の方が寝ています。隣で寝ているパパにつられて寝ちゃうんですね。
そんなことを午前午後夕方と三度も繰り返してしまいました。おかげさまで、娘はともかくワタシは休養十分で絶好調!~o~
夕方、最終の送迎バスまで滑っていた内弟子Yが帰ってきました。なんだか暗い顔しているので聞いてみたら、「もーなんだかわからなくなっちゃいました。二級からやり直したいデス」だと。
なんでも、昨日のチャンピオンコースは、一度圧雪した後、急に気温が下がったため、硬くしまった上にゴロゴロが散乱する最悪の状況だったとか。そこで小回りをやって暴走し、いろんな人にアドバイスをもらって考えているうちに、自分の滑りを見失って、検定バーンでも上手く滑れなくなったとか。もー、馬鹿だなーコイツ。
チャンピオン上部の急斜面がそんな状況になったら、誰だって上手く滑れるわけないんだから、慌てることないのに。だいたいそもそもそんな所を、たかがテクニカル検定の小回りで使うわけがないのです。
いろいろもらったアドバイスだって、よーく聞き直してみれば、普段ワタシがコイツに向かって言っていることを別の表現にしただけ。普段、「内足の力を抜いて内足を畳みなさい」と教わっているところを、「外足を伸ばせ」と言われたとか、普段、「ターン弧が深くなるまで一タイミング待って、スピードコントロールしなさい」と教わっているところを「自分の前まで板を回せ」と言われたとか、よーく考えりゃ同じことだろーに。
コイツは本当に検定に弱いヤツなんですが、その理由がよく判ります。これを大学受験に例えるなら、試験近くになって本番で出るはずのない超難問を解いて自信を失い、慌てた挙句に今まで使ってなかった参考書を見て普段の授業と違う説明に驚き、こんなこと知らなかったーとアタフタするようなもの。
受験生の皆様、受験前夜に絶対こんなことやっちゃいけませんヨ。~o~
今までやってきたことを信じて、自分が上手く滑れた時のことをよーく思い出し、そのイメージの滑りを繰り返し練習して定着させ、自信たっぷりで試験に臨む。
それが出来りゃ、少なくとも実力は出せるはずなんですけどねへ。~o~;;
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