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2012年3月31日 (土)

喜ばしく平和で、ちょっと暗い春

 最近、春スキーの予定が家庭内の話題になっています。一学期の仕事の予定がいろいろ入ってきて、五月くらいまでのスケジュールが見えて来たからです。しっかし・・・、今年はあんまり滑れそうにないかも。

 ちょっとネットを覗いてみると、今年はまだまだ真冬並みの積雪量らしいです。かぐらなんて三月の終わりだってのに、積雪380cmとか。しかも、まだこの日曜日に寒波が来るらしいしねえ。

 今年は、まだまだゲレンデコンディションは良いのに、スキー場は次々クローズドしていきます。我がホームゲレンデ八海山なんて、25日クローズドで、もう夏営業の準備を嬉しそうに始めているらしいです。あそこのロープウェイは夏期の方が儲かるらしいので。

 他のゲレンデも次々クローズドしていきます。車山は4/1だし、富士見パノラマや苗場や尾瀬岩鞍あたりも4/8にはクローズド。岩鞍なんて今年はまだまだもう一月くらいは雪があるだろーに。まあ、さすがに苗場は、土日だけの営業を追加で二週ほどやってくれるようですが。

 ほんの数年前まで、各スキー場ともクローズドはこんなに早くなかったのにね。八海山だってクローズドは四月二週目だったし、雪の多い年は、GW営業が普通でした。ブログを読み直すと、2006年にもGW営業してくれています。ほんの六年前なのに、隔世の感があります。

 一方、ワタシの個人的事情も六年前とは変わりました。四月五月には暇だった土日に特別授業が入るようになり、仕事量が増えました。GWの特別講習なんて考えられずに「お休みは休もう」なんて言ってたのに・・・。

 加えて、昨年からオシメを替える場所のないスキー場には行けなくなって・・・。~o~;;;

 まさか、奥只見にはオシメ替え台は期待できませんからねえ。かぐらは12月には準備すると言ってくれていたけど、まだ、みつまたエリアにしか設置されてないらしいし。

 雪が多いのは結構なことだし、仕事が増えたのも家族が増えたのも喜ばしいことだし、スキーの日程の心配できるなんて平和で結構なんですけど・・・。スキーヤーとしてはなんだかちょっと暗い気分の春になりそうです。

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2012年3月29日 (木)

無理問答とお名前記念日

 昨日から本格的に春期講習が始まりました。長い休みの後の久々の本格的な授業なので、舌の回転は絶好調なのですが・・・、疲れるよ~~@@~。

 授業中にしゃべっていると、元気一杯なんですけどね、終わるとドッと来ます。年ですかねえ・・・。

 そう言えば、先日、同僚の英語の先生と予習にかける時間の話をした時のこと。その先生は、かなり前から予習を始めないと気が落ち着かないのだそうです。「そんなに前から予習したら予習したことを忘れませんか」と聞いたところ、「もちろん、前日に見直します」との返事。「ずいぶん時間を掛けるんですね。僕そんなにかけてませんよ」と言ったら、「そりゃ、先生は超ベテランですから良いですよ。私はまだせいぜい中堅ですから」とサラッと言われちゃいました。

 けっこう良い年だと思っていた方から、「超ベテラン」と言われて、正直、ちとショックでした。「超」をつけるって、よく考えれば、ジジイってことだもんね。~o~;;;

 考えてみりゃ、この仕事を始めてからずいぶん経ちます。ウチの古文の先生はベテランばかりなので、普段はそんなことを考えないけれど、もう24年目になりますかねえ。長いようで過ぎてしまえば短い時間でした。

 長く短いと言えば、ウチの娘(仮称ケミ)は、最近、コンスタントに10kgを越えるようになりました。9kgを越えるようになったのは、去年の10月だから、五か月前です。ナント、五か月間かけて、ようやく1kg成長しました。この五か月間は長かったっす。24年よりはるかに長かった。~o~;;

 上方落語「矢橋船」で、「丸う四角で長し短し」という謎掛けに、「つるべ縄、井桁の中に月の影」などと答える「無理問答」というのがあります。ウチのケミさんの五か月は、無理問答で言えば、「軽う重くて長し短し」ですかね。

 ちなみに、そのケミさんですが、今日の夕食時、ワタシの飲んでいた「八海山 越後で候 純米吟醸生原酒」のラベルに平仮名で書いてあった自分の名前を指さして、「○ー○」と自分の名前を確かに何度も言いました。自分の名前を言えたのも初めてだけど、自分の名前を読んだのは、当然、初めて。

 まだ、一歳半なのに・・・。天才でしょうか。~o~;;;;;;;

 何にしても3月29日はお名前記念日ってことですね。~o~

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2012年3月27日 (火)

トコトコガツガツの日常

 昨日は午後、一時間だけの特別授業がある日だったので、その前後に娘(仮称ケミ)のお散歩に付き合いました。ケミさんは、ここのところ急速に運動能力が向上しているようです。トコトコとかなりの距離を歩きます。昨日は、大人なら十分ほどの駅までの道を、約三十分ほどかけて歩きました。

 もっとも、歩道に置かれている彫刻によじ登ったり、お店に入っちゃったり、途中でかなり道草を食います。

 それで気づいたのですが、ケミさんは階段を一人で上ったり下りたり出来るようになったようです。もともと階段が好きで、階段を見ると上り下りしたがっていたのですが、大人の手を借りず手をつかずに上り下りするのを見たのは初めてです。うーん、進歩だ。

 そうやって気の向くままに散歩して、疲れると両手を広げてワタシの所へやってきます。抱っこしろという意志表示。もちろん、パパは簡単に抱っこはしません。ケミの進むのに合わせて後ずさりしてやると、ケミさんは半泣きになってパパを追いかけてきます。これが意外に速い。すぐに追いつかれてしまいます。んで、抱っこ。可愛いから仕方ないよね。~o~;;

 夕食は、オニギリパーティーでした。例のミュージックセキュリティーズで出資している宮城県七ヶ浜の「星のり店」さんから出資者特典のオニギリセットが送られてきていたので。親子三人で大き目のオニギリを九つ。ケミさんは大好きなオニギリを前にして興奮したのか、ガツガツと食べ始めました。両手に大きなオニギリ持って。~o~

 もちろん、一歳半の子に二つも食べられるわけがないのですが、この子は誰に似たのか食い意地の張った子なんです。うーーん、多分、亡くなったお爺さんに似たんだよな。~o~;;

 夕食後、早くも送られてきた夏期講習の予定表を確認しました。ふーん、去年と全く同じ仕事量か。二三日前に送られてきた新年度の時間割も、一コマ増のみだったので、新年度の仕事量は前年度から微増ってとこでした。

 実は、Kさんがいなくなったことで、かなり影響を受けるのではないかと覚悟していたのですが、ワタシに関しては、影響は最小限で済んだようです。去年あたりも限界近く仕事をもらっているので今さらガツガツ仕事を欲しがることもないのですが、ちょっと拍子抜けでした。まあ、娘と一緒にトコトコと歩いて行くのには好都合かな。~o~

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2012年3月26日 (月)

才能と満足感の反比例~料理とスキーとカガワの場合

 昨日、夕食時に内弟子Yがしみじみと、「アタシって、ホント料理上手くなりましたよね~。料理上手の奥さんで幸せだってブログに書いても良いデスヨ」とのたまいました。あはははは。~o~ ~O~

 内弟子Yの料理を知らない人のために言っておきますが、これは自慢ではありません。多分、Yの料理を食べたことのある人なら、思いっきり吹き出すでしょう。どうですか?吹き出したデショ、N君、Iさん。~o~

 彼女の場合、出発点がおそろしく低かったので、毎日昼食と夕食をコンスタントに作っているだけで、上達を実感して満足するらしいのです。三年前には夕食の準備に朝からドタバタと追われてようやく一食作っていたものを、今や、子供の世話をしながら昼夜の二食作れるわけだから、確かに手際の点では大変な上達なんでしょうね。味は・・・、まあそれなりに安定してきたのかな。~o~;;;;

 「スキーは上手くならないけど、料理はどんどん上手くなってますよね」というのが彼女の実感らしいです。うーーん。

 彼女は、料理もスキーも出発点が低かったのですが、この数年でスキーの方は間違えなく素晴らしく進歩しています。でも、五年前にワタシが教え始めた時から、彼女は全く常人とは違っていました。フィジカルの才能というよりメンタルの才能に恵まれていたからです。彼女の一番の才能は、スキーが大好きでいくら滑っても飽きず、向上心を抱き続けられることでしょう。

 メンタルの才能があるからこそ自分の進歩のスピードがまどろっこしいのかもしれません。でも、一般的にはすごいスピードで上達してるんですけどね。今度、三年前くらいの滑りのビデオを見せて冷水を浴びせてやろうかな。~o~

 一方、料理は、嫌々でも毎日やらざるを得ないから、ある程度は手際が良くなるんだけど、嫌で仕方ないらしいんですよね。嫌々やっていると、やっぱ上達には限りがあるわけです。まあ、本人は、嫌いなことだから逆に少しの上達でも満足感があるらしいけど。

 結局、努力を継続できるメンタルの才能の大きさは、上達の満足感の大きさと反比例するってことなんでしょうか。大好きな教科の偏差値が20ポイント上がるより、大嫌いな教科の偏差値が5ポイント上がる方が満足するってことですね。~o~

 さて、傑出した才能といえばサッカーの香川君です。今朝のニュースでは、ブンデスリーグでまた二得点をあげたとか。YouTubeに画像が出てますが、ものすごいボレーシュートと華麗なヒールパス。ホントーにキラキラ輝いてます。今やブンデスきってのスター選手になってるんじゃないかな。

 でも、彼は、今出ているNumber誌のインタビューで、「エリートとか天才とか言われることがあるけど、それは逆に、ムカつきますよね」なんて答えてます。

 もしかすると、彼もフィジカルよりメンタルの才能の方が巨大な人なのかもしれませんね。 

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2012年3月25日 (日)

ふと思いついて1.5年

 八王子に帰って募集のための特別授業の日々です。一日の仕事時間は少なく、昨日なんか一時間だけ、今日も二時間だけ。そんな仕事のために自宅に縛られているのは、本来ならまっぴら御免なのですが、娘(仮称ケミ)の顔を見ていると、頑張らなきゃと言う気になります。あーあ、お父さんだなぁー、オレも。~o~;;

 つーことで、おもむろに娘の話なのですが、ケミさんは、一昨日、一歳六か月になりました。1.5Birthdayです。今朝、「出産・育児」のカテゴリーの記事をちょっと見直してみたのですが、うーーん、長い一年半だったなぁー。

 生まれたばかりの頃、こんな小さな手でストック持てるようになるのかなんて心配していたのですが、今ではゲレンデに行くと、ワタシのストックが大のお気に入りで、休憩所の中で二本持って振り回します。あぶねーよ、ヲイ。~o~

 昨夜、一緒にお風呂に入ってバスタブに掛かった娘の手を見て、コイツ大きくなったなあとしみじみ実感しました。ケミさんは手が大きいです。その大きな手でバスタブの縁をつかみ、一人でバスタブから出ようとよじ登ります。よじ登るところまでは一人で出来るのですが、一人で下りられません。あぶねー。~o~

 一年前に苺の一滴で始まった離乳食も、今や、ほぼ大人と同じ物を、ちょっと手伝ってやれば一人で食べられるまでになりました。先日は八海山で、コンビニオニギリのビニールを取り、牛乳パックにストロー刺して持たせたら、一人でバクバク飲み食いしてくれました。いやー、手がかからなくなった。~o~

 一年前に始まった夜泣きも、今はすっかり無くなり良く寝てくれます。だいたい午後九時頃就寝で午前七時前起床というパターンが定着しつつあります。おかげで、夜の仕事のない日はワタシも九時頃床に就いたりするため、以前からは考えられないくらい早起きになりました。

 考えてみると、子供のおかげでワタシも随分健康的になりました。早寝早起きの規則正しい生活になったし、居酒屋さんにも行かなくなっちゃったので夕食が九時過ぎということもなく、そのおかげなのか、最近、体重はコンスタントに65kgを切ります。結婚前は70kgオーバーだったのにね。

 もしかすると、今年の「復活の日」はそのおかげかもしれません。滑っていて体が軽いもの。

 ケミさんを背負って滑ると想像できるのですが、今の体重から10kg増えて75kgにもなったら、体が重すぎてマトモに滑れないし、絶対腰か膝をやっちゃいますね。今でも、ケミさんを背負って滑った翌日は腰に疲労感ありますから。

 もし、結婚せず、当然、子供も出来ず、以前の生活を続けていたら・・・、今頃はその75kgに近づいていたかもしれません。それを考えると、ちょっとゾッとしますね。~o~;;

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2012年3月23日 (金)

ファットスキー事始めとキャピキャピ老嬢

 一昨日は今シーズン最後の八海山でした。天候はほぼ一日雪。この時期によくある最後の恵みの新雪でした。

 

 前日夜からの雪で、朝のペンション駐車場で25~30cmほど積もっていました。これならイケるかもとファットスキーを持ち出したのですが、当りでした。八海山山頂は軽い新雪が膝ぐらいまであり、しかも、時期が時期ということかパウダージャンキー君達も来ていません。のーんびり上がったのに、エキスパートコースにまでノートラックが残っています。ラッキー。

 

 久々にパウダーを堪能させてもらいました。チャンピオンも楽しかったけど、エキスパートはコース脇にノートラックが残り、コース真ん中のコブラインの上も適度なボコボコが刺激になって、たのしー!~o~

 

 ロープウェイ三本ほどで内弟子Yと交代、Yも久々のはっちゃけスキーで生き返ったようでした。八海山常連は、こんな日があるから止められません。

 

 この日は、八海山常連でテクニカル受験中のFさんとロープウェイで何度かご一緒しました。なんでも、レンタルしてファットスキー初体験とのこと。最初の一本は、外足が引っかかるし、疲れるとボヤいていました。

 

 ファットスキーで新雪滑降をする場合、整地と同じように滑ろうとすると、そんなふうになりやすいものです。ある程度の深雪では、板を体から離さないようにしないと、外足を雪にもっていかれてバランスを崩しやすくなります。また、整地のように動こうとすると疲れるだけでつまりません。ファットスキーを信用して普段よりも縦長にラインを取り、余計なことをしないでただ落ちて行く感じでブッ飛ばしちゃうと楽しいんですよね。

 

 Fさんも、何本目かでコツをつかまれた模様。最後には、ニコニコで、「来シーズンは買っちゃおうか」なんて言ってました。検定向けのマジメな滑りも良いけど、やっぱ、こういう楽しみが無くちゃね。

 

 一昨日夕方、八海山ペンションYを引き払いました。こんなに早い時期に、スキー場がクローズドしていないってのに、八海山を引き払っちゃうなんて何年振りだろう。

 

 八海山を引き払って、何故か苗場に移動しました。内弟子Yが、苗場を滑ったことないなどというもので。まあ、行ってみたら、彼女も思い出したようですが。~o~;;

 

 実は、苗場に行ったもう一つの理由は、託児施設があり託児して二人で滑れるからです。プリンスホテル内の託児所は、苗場のペンション「ハイジ」(皆川賢太郎選手実家)が、プリンスホテルの空き部屋にテナントとして入って運営しているものです。少し値段がお高いのが玉にキズですが、施設はキレイだしゲレンデに近いし、悪くないと思います。

 

 託児して二時間ほど二人で滑ったのですが、平日の苗場がこんなに寂しいとは思いませんでした。なにしろ、リフトが動いていません。ホテル前は三本だけ。ゴンドラも一本だけで、上部と合わせてもリフト五本とゴンドラ一本しか動いてないんです。あの無数にあるリフト支柱が無意味に放置されている様は、無残としか言いようがありません。

 

 まあ、その程度のお客さんしか来ていないので、仕方ないのかなぁ。

 

 苗場と言えば、スキーバブルの象徴のようなゲレンデで、キャピキャピと派手な印象があります。今でも、昔のキャピキャピの面影は残っているし、苗場プリンスも老朽化したとは言え健在、おまけにプリンス従業員の接客まで昔のまま。~o~

 

 にも関わらず、この閑散ぶりは、うーーん。どうなんだろー。

 

 ホテル前はまだお客さんで賑わっているのですが、男子リーゼンなんて、何度行っても滑っているのは我々だけで、他のお客さんほとんど見なかったですし、第三ゲレンデあたりも「超」がつくくらい空いてます。まあ、こちらはストレスなく大回り出来てありがたいんだけど・・・。

 

 喩えは悪いのですが、昔のキャピキャピ娘が、キャピキャピはそのままで老い衰えてしまったような印象。スキーバブルを見てきた身としては、何だか複雑な思いを抱かずにいられない日でした。

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2012年3月21日 (水)

祭りと別の競技会

 昨日は、今シーズンの八海山最後のビッグイベント、八海山技術選でした。一昨日、肩の荷をおろした内弟子Yは当然参加。そして、ワタシも参加しました。

 全体の人数は少なかったのですが、ペンションYの常連さん達はみんな参加して、祭り気分は盛り上がりました。しかし、我々は、技術選とは別の競技会を戦わねばなりませんでした。我々二人が参加するということは、娘(仮称ケミ)をどうにかしなければならないということ。我々が戦ったのは、ケミさんリレーです。~o~

 まず、主催者にお願いしてワタシをローテーションから外してもらい、各種目の最終滑走者に固定してもらいました。各種目とも女子が先に滑りますから、これでYとワタシの間には必ず三十人前後の選手が滑ることになります。問題はワタシが滑った後ですが、種目の変わり目はスタート地点が移動したり整備が入ったり、前走が滑ったりするので、内弟子Yのスタートまで少し時間があるはず。

 受付後、ケミさんを背負ってロープウェイを上がり、交代でアップ。この日の八海山は快晴で、キレイなバーンでした。これなら、我々のリレーも上手くいくだろう。

 まず、内弟子Yが最初の種目であるフリーを滑ります。ワタシはスタート地点でケミさんを背負って待機。内弟子Yは滑走を終えるとリフト乗り場に急行してリフトを上がり、スタート地点に滑って戻ってきます。そこで、ケミさんを受け渡し、今度はワタシがスタート。滑走後、リフト乗り場に急行してグルッと回ってスタート地点にもどり、ケミさんを受渡してYが次の種目を滑る。

 というのが当初の目論見だったのですが、途中からペンションYの奥さんK子さんがスタート地点に来てくれてケミさんを背負ってくれたので、助かりました。我々だけでこのリレーをやっていたら、多分、途中で破たんしたでしよう。ホントにギリギリのタイミングだったので。

 でも、K子さんに背負ってもらうだけだとケミさんは泣き出してしまうかも知れず、そうなったら、スタート地点の緊張感ぶち壊しですから、我々は、競技会の間、慌ただしく大会コートとリフトをグルグル回り、常にどちらかがケミさんの傍にいてケミさんをあやすようにしました。コレは正直、忙しかったデス。

 ケミさんが良い子でいてくれたこともあって、何とか最終種目までケミさんリレーは成功。最後の種目コブ小回りを滑ってきた内弟子Yにケミさんを託した時には、本当にホッとしました。ヨカッター、終わったー。

 って気分になったんだけど、実は、まだ大会は終わってません。最後にワタシのコブ小回りの演技が残ったんですよね。~o~;;;;;

 最後のコブ小回りは、本当にリラックスして解放された気分でした。この日初めて、祭りに参加できた気がしました。滑りの方も、やはりこの一本が一番の出来でした。

 大会が終わった時には、我々も変な充実感に満たされていました。滑りたがりの内弟子Yにしては珍しく、昼食に缶ビールが乾杯しちゃったほど。

 大会の成績の方は、まあ、良いんじゃないでしょうか。~o~~O~

 そんな中でも内弟子Yは、前年度優勝者に二点差まで迫る四位で、この日の八海山賞の賞品「清酒八海山」一升瓶をゲットしてました。まあ、リレーで忙しくて緊張している暇がなかったんでしょう。~o~

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2012年3月20日 (火)

モチベーション続く幸せ

 いやー、テクニカルプライズって難しいですねー。~o~;;;

 昨日の石打は雪が降ったり止んだりでした。朝のうちは小止みになっていたので、娘(仮称ケミ)を背負ってチロルゲレンデに上がり見学&ビデオ撮り。雪がひどくなったらレストハウスに入る予定だったのですが、結局最後まで見てしまいました。途中、ちょっと吹雪になり心配したのですが、ケミさんは背中で大イビキでした。この子逞しくなるわー。~o~

 検定開始の少し前に着いたのでアップのために検定バーンを二三本滑らせました。あれ?!なんだか、内弟子Yの動きが変です。なんだってあんなにゆっくり滑ってるんだろ。もう少し直滑降を入れてスピードを出すようにアドバイスしました。この時は、内弟子Yの中で何が起こっているのか、ピンと来ていなかったので・・・。

 最初はフリーでした。この種目は事前講習で大変上手くいったので、期待していたのですが・・・。アレ?!なんか動きが硬いなぁーーー。ゴールしてワタシの前まで滑ってきたYの顔色を見てちょっとオドロキました。顔面真っ青で、唇が紫です。ヤバい。

 「今のおかしくなかったですか、どうだったですか」としきりに気にするのですが、正直に、事前の時より数段悪いとは言えず、悪くない出来だからガンバレ、と言って送り出しましたが・・・。

 種目が進むに従って、少しずつ緊張が取れ、少しずつ体が動くようになってきたのでちょっと期待。特に種目の合間の時間にコブラインを滑らせたところ、上手くトップを落として滑らかに滑ってきていたので、最後のコブで逆転合格・・・を期待したのですが。

 いざ本番になったら、二ターン目から思いっ切りズリズリ。なんで、あんなに安全に降りてきちゃうんだー。

 イヤハヤ、小心者というのは、どうしようもないものなんですね。内弟子Yの検定には何度も付き合っていますが、今回が一番ビビりまくってました。でも、あんなに顔面蒼白になっちゃう人間に、普段通りの滑りをしろって言っても、そりゃ無理ってモンですよね。~o~;;

 発表後、たまたま帰り際にジャッジの方にお会いし、「昨日は良い滑りだったのに、残念だったね」と声をかけていただきました。それでなんとなく救われた気がしました。後でビデオを見比べたところ、事前講習ではゆったりと切り替えて軸が出来ているのに、本番の大回り系は、左ターンの切り替えを急ぎ過ぎて、股関節から折れる悪いクセが出ています。そのため、左ターンの谷回りが短く、ターンが左右不均等になっています。

 これは以前からの悪いクセだったのですが、ここのところ、上手く修正出来て、出なくなっていたのに・・・。やっぱり緊張すると悪いクセって出ちゃうんです。内弟子Yにはビデオを見せて納得させました。

 結局、彼女の場合、76点以上の滑りをコンスタントに出来なければ、本番で75点の滑りは出来ないということなんでしょう。

 コレはずいぶん損な性分にも思えるのですが、ただ、考えようによっては、検定をスキー上達のモチベーションとして長く使えるのは、幸せだとも言えます。プライズテストなんて取得したところで何の利益があるわけでもなく、スキー上達の目安でありモチベーションを与えてくれるものに過ぎません。だったら、人より長く、それを利用できるのは、幸せかなと。

 つまり、普通の人なら、75点以上の実力になればテクニカルが取れてしまうのに、彼女は76点以上の技術を習得するまでテクニカルという刺激を利用できるわけです。まあ、これを幸せと考えてもらうしかないですね。

 本人も夕食時にはすっかり納得し、前向きになってくれました。今回の検定で良かったのは、内弟子Yにこの打たれ強さが出てきたこと、それに、ケミさんの逞しさを確認できたことかな。~o~

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2012年3月19日 (月)

今シーズン最大のおめでとう

 昨日は石打丸山スキー場で、内弟子Yのテクニカル検定事前講習でした。天気予報は一日中雨だったのですが、午前中は降らないでいてくれたので、娘(仮称ケミ)を背負ってチロルゲレンデに上がりました。

 石打テクニカルは、全種目チロルゲレンデの一枚バーンでやってくれるので、娘を背負って見学するのに非常に向いています。まあ、そんなことに向いている検定というのも変ですが・・・。~o~;;

 午前中、整地三種目を見学しビデオ撮影しました。たくさんの人が滑るのを続けて見ているといつも思うことなのですが、基礎の検定ですから目指している滑りは一つのはずだし、テクニカル検定ですから皆さんかなり上手いのに、一人として同じ滑りの人はいません。人間の体ってホント一つ一つ違うんですねえ。一人一人個性があって見ていて飽きませんでした。

 それと、大回り小回りを揃えるのって難しいモンなんですね。合格しそうな上手い人をチェックしていたのですが、大回りが上手いと小回りはそうでもなく、小回りが上手いなと思うと大回りはノーチェックだったり、揃って上手いという人はなかなかいません。

 そんな中、我が家の受験生は、かなり両方揃ってるような気が・・・。まあ、師匠の欲目ですかね。~o~;;;

 午後は天気予報通り、雨が降りだし、一旦はチロルゲレンデに上がってみたのですが、見学不能と判断。無料休憩所でケミさんを遊ばせていました。ケミさんは最近、ゴミ箱に「ポイ」を覚え、「ポイしようね」とゴミを渡すと喜んでトコトコ捨てに行きます。暇を潰したいパパは助かっちゃうなー。~o~

 事前講習を終えて八海山ペンションYに帰ったところ、ビッグニュースが待っていました。ナント、我がスキー友達、歌舞伎町の帝王Oさんが、昨日行われた八海山一級検定で合格したそうです。スゴイっ!

 何がスゴイかというと、この人、太平洋戦争が始まる前に生まれてるんですよねー。~o~;;

 しかも、かなりのお年になってからスキーを始め、大きな病気をいくつも乗り越えての栄冠。つい先週も救急車のお世話になったと聞いていたのに・・・。

 一昨日、滑っているのを見た時、何時もより足が楽に動いているようだったので、「Oさんは病院へ行ってくると上手くなるね」なんて言ってたんですが、ホントに病院でスキーを教わってきたのかもしれません。

 八海山で十数年、お付き合いがあるのですが、本当にスキーが好きな人で、上手く滑れた時に子供のように目をキラキラさせて喜ぶのを見ていると、本当にスキーって良いモンだなぁーと思わされる人です。

 昨日の夕食時には、ペンションYの宿泊客全員で乾杯してしまいました。ご当人は、とっくに帰京しているのですが・・・。まあ、これもOさんの人徳ってことで。~o~;;

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2012年3月18日 (日)

なんだかあったかなんだか感謝

 昨日は、内弟子Yを連れて石打丸山スキー場へ行って来ました。石打丸山で行われるテクニカル検定の下見です。Yが、石打丸山スキー場に行ったことがないというもので。

 本当のところ、Yはワタシのレースの見学で石打に来たことがありますし、ここを滑ったことがあります。ただ、このYという女は、一度滑ったくらいだと、キレイサーッパリ忘れるらしく、石打も苗場も野沢も、本人は行ったことがないと言い張っています。それぞれ一日ずつ一緒に滑ってるんですけどねえ。~o~;;

 昨日は降ったり止んだりの雨でした。気温も高めでなんだかあったかでした。朝のうちの小止みの時を利用して、ワタシも娘(仮称ケミ)を背負って検定バーンまで上がり、ビデオを撮りました。うーーん、やっぱり上手くなってやがる。

 石打の検定は、多分、スクール前のチロルゲレンデで行われるのですが、幅の広い一枚バーンであるのに加え、なんといっても八海山よりも整備がよく(つまり普通のスキー場の整備)、滑りやすいのですが、それにしても上手くなってる。泣きながらでも丁寧に低速をやってもらった効果なのかしらん・・・。~o~;;

 ビデオを数本撮った後、雨がひどくなったのでYだけは練習。ワタシは無料休憩所で雨を避けていました。ケミさんは無料休憩所をトコトコ散歩。

 ちょうど、ボードの子達が昼食を取っていました。イマドキ風の恰好の若い子だったので、大丈夫かしらんと思ったのですが・・・。ケミさんを大変可愛がってくれて、ドラゴンボールを模ったスーパーボールをくれました。うーん、なかなか良いヤツらだなー。~o~

 その子達によると、ウチのケミさんはラップのCMに出て来る「クルミちゃん」にソックリなんだそうです。そー言われてみると・・・。この子達、見る目あるなー。感謝感謝。~o~ ~O~

 午前中で練習を切り上げ、午後は八海山にもどり、今度はワタシが滑りました。雨のおかげでガラガラに空いてるし、適度にボコボコ。午後の二時間ほどロープウェイをグルグル回って六本、かっ飛ばしで滑り続けちゃいました。さすが八海山、たのしー。~o~

 ちょうど、例のネイティブリンクスSSもレッスンに来てていて、帰り際に例のS先生ともお会いして、笑顔で挨拶されてしまいました。うーーん、なんだか感謝。~o~

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2012年3月17日 (土)

薦めない理由とスキー上達法

 娘(仮称ケミ)は元気になったし、仕事も終わったしってことで八海山に来ています。昨日は快晴で暖かだったので。ケミさんを背負って、内弟子Yの練習をビデオ撮りしてました。今、そのビデオを見直してるんだけど、コイツ、今シーズン、上手くなったなぁー。まあ、ちょっと師匠バカ入ってるかもしれないけど。~o~;;;;

 今シーズンは、何回かレッスンに入ってるんですが、入るたびに何か得ているようです。特に良くなった小回りは佐藤麻子さんのレッスンのおかげだと思うけど、三月初めの「教え下手」の人のレッスンさえ、ちゃんとタメになってる感じ。

 思うに、レッスンとフリーのバランスが良かったんでしょうね。低速のレッスンばかりだとアレコレ細かく考え過ぎて混乱するだろうし、フリーでかっ飛ばしてるだけだと自分が気持ちよくなるだけで細部が洗練されてこないし。内弟子Yの場合、低速のレッスンで得た感覚をフリーの中で生かすことが、たまたま出来ているのかも。

 実は、ワタシ自身も、今シーズンはそんな体験をしています。十二月にガンガン低速をやってもらったことで、ターン後半のエッジを緩める感覚が身につき、それがその後のフリーの滑りの中で使えている気がします。多分、今シーズンの大回りの進歩は、あのトロトロの日々のおかげなんでしょう。

 しかし、だからと言って、低速練習ばかりをやってれば上手くなるかというと・・・それは違うでしょうね。低速で得た感覚は高速の中で使えるようになって初めて役に立ったと言えるのだから。

 この低速練習と高速フリーのバランスって、古文の学習で言えば、文法の勉強と読解演習みたいなものです。文法の勉強をしないと細部が洗練されずいつまでも進歩しにくいんだけど、文法の知識を生かす読解演習をしなければ、文法が役に立ったとは言えないわけです。

 そういう意味では、先日、昔の記事についたコメントで名無しの人に質問された『やさしい古文』という参考書は、ちょっと低速練習が少ないのかも。単語の説明と超基本文法の後、いきなり有名な文章が並び、そこに注と訳がつくという構成は、スキーで言えば、ちょっとハの字を教えておいて、後はどんどん有名なスキー場の名物ゲレンデを滑っちゃおうみたいな感じなんでしょうか。

 まあ、生徒さんに力があればそれでも上手くなるだろうけど、もう少し、丁寧に低速練習を織り交ぜないと、あんまり進歩は見込めないような気がします。

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2012年3月14日 (水)

健康健全のよろこび

 昨日はドキドキ状態だったのですが、今朝はスッキリ目覚めました。仕事を終えて帰宅後、休肝日にして葛根湯飲んで早く寝ちゃったのが正解でした。検温してみても全くの平熱。ヨカッタ。

 まあ、昨日の夕方の体温だって36度台だから、大丈夫って言って普通に過ごしちゃっても良かったんですが、大事をとって「葛根湯・休肝日・早寝」の健康三拍子を決め込んじゃって良かったと思います。

 なにしろ、ここでワタシがインフルにでも罹ったりしたら、我が家の今シーズンは終わっちゃいますからね。~o~;;;

 娘(仮称ケミ)は今日も平熱で、病み上がりのため多少元気はありませんが、それでも、今日はお外へ短い散歩に出かけました。ようやく我が家も健全な生活に戻れたかな。

 健全と言えば、昨日、仕事に行った吉祥寺の校舎ですが、今年もかなり立派な合格実績だったようです。ウチの中でも小さな規模の校舎なのですが、国立難関校に関して言えば、ちょっとした全国展開の予備校を凌ぐくらいの合格実績をこの校舎だけであげてしまいます。ウチの予備校の中でも優良校舎の筆頭でしょう。ということは、全国の全ての予備校の校舎の中でもトップクラスってことかな。

 何故、そんな実績を上げられるのかと言えば、モチロン、特別優秀な古文の先生が教えている・・・せいではありません~o~;;;;。教えている先生の顔ぶれは他の校舎とあまり変わり映えはしないんですが、それで実績があがっちゃうのは、一言で言えば、全てが健全だからでしょう。

 マジメでモチベーションの高い生徒さんが集まり、職員さんが仕事熱心で、生徒さんへの面倒見が良く、また、講師に対しても良い雰囲気で接してくれるので、我々も大変働きやすいんです。まあ、ウチの先生達はマトモな実力派が揃ってるから、働きやすい健全な環境さえ整ってくれれば、このくらいの実績は出るってこと・・・ですかねえ。~o~;;

 昔、このブログで書いた「正しい予備校の選び方」が正しかった裏付けになってくれる校舎です。こういう所で校舎の立ち上げから仕事出来たのは、ちょっと嬉しいかも。

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2012年3月13日 (火)

ホッとしてガッカリしてドキドキ

 昨日、インフルエンザだということが判明した娘(仮称ケミ)ですが、昨夜は本当に良く寝てくれました。朝、起きてドキドキしながら検温・・・37度!!へ・い・ね・つっ!!~o~

 ものすごくホッとしました。食欲はまだ平常には戻っていないし、機嫌もあまりよくないけど、とりあえず、ホッとしました。やはり、この冬はケミさんを寒い所へ連れまわしていたので、我々能天気夫婦も、普通の風邪(と思っていた)で熱がいつまでも引かないのは、マズいなぁと気が咎めていたのでした。

 今日は、さすがにまだケミさんを外出させるわけにいかないので、一日、自宅でケミさんのお相手をしています。ケミさんの看病の合間に執筆していた来期教材のテストも今朝ほど完成。教材の仕事も全て終わって、本当にホッとしています。

 夕方の仕事まで、本当にノンビリと過ごせる日なのですが、先ほどネットを見たところでは、ケミさんの看病の間、ずっと気にかけていた佐藤麻子さんのデモ選ですが、残念な結果になったようです。内弟子Yは心底ガッカリしていました。「どうしてぇ!?あんなに良い人なのに~~」って、オマエ、人の良さでデモ選ぶわけじゃないゾ。~o~

 とややガッカリ気味の我が家に、ついさっき、ちょっと緊張が走りました。念のために午後もケミさんの熱を測ったついでに、ワタシのも計ってみたんですが、平熱よりもすこーしだけ高いかもぉ。~o~;;;;

 なんせ、内弟子Y、ケミさんと続けてインフルに罹り、我が家はこの一週間、インフルの菌で満ちていました。ケミさんには何度も何度も目の前で咳の直撃をされています。いくら予防接種したとは言え、ワタシだけ全く無事というのは考えにくく・・・。

 今、内弟子Yが薬局まで慌てて跳んで行って、葛根湯を買ってきました。それを飲んで、これから夕方の授業に出かけるのですが、さーて、明日は・・・ドキドキですね。~o~;;;;;

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2012年3月12日 (月)

バッドタイミングの重複

 今朝も娘(仮称ケミ)のお熱は下がらず、それどころか逆に38度台後半まで上がってしまいました。さすがに、これは変だということになり、かかりつけの小児科へ行ったところ、ナント、検査の結果、ただの風邪ではなく、インフルエンザだったことが判明してしまいました。

 熱性けいれんで運ばれた救急病院を木曜に訪れ、確かにインフルエンザの検査はしたのですが、タイミングが悪いと検査に出ないのだそうです。うーーん、なんとも・・・。

 実は、この冬、ケミさんはインフルエンザの予防接種をしていません。離乳食を始めた幼児の場合、アレルギーを引き起こす食材は、一つ一つ、アレルギーの有無を確認しながらゆっくり与えて行かなければならないのですが、ちょうど予防接種の時期が卵アレルギーの有無を確認しているタイミングと重なってしまいました。ワクチンって卵で作るので・・・。

 加えて、かかりつけの小児科医が、インフルエンザワクチンを幼児に接種する有効性に対して懐疑的なお考えの方だったこともあって、迷った末に、我々だけが予防接種を受け、ケミさんの予防接種は見送っていたと。

 どうやらそれで、インフルエンザをもらってきた内弟子Yにはハッキリした症状が出ず、そこから感染したケミさんの方にだけ症状が出てしまったということらしいです。なんとも、タイミングの悪いこと。

 不幸中の幸いだったのは、ケミさんの罹ったインフルエンザはB型で、これはA型に比べて重症になりにくいのだとか。インフルエンザ脳症などの可能性も低いらしく、発症して一週間程度で治る模様。明日か明後日には治るのではないかとのことでした。ヤレヤレ。

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2012年3月11日 (日)

このまま行ってくれなかった・・・けど

 昨夜、高熱を出した娘(仮称ケミ)ですが、今朝はさっぱりした感じで、38度前後まで熱が下がりました。食欲はイマイチながら、昼食とオヤツはまあまあ食べてくれたので、期待していたのですが・・・。結局、夕方になって体温は38度半ばまで上がってしまいました。夕食も食欲なさそう。

 もう、こうなると贅沢は言っていられず、とにかく何でも食べてくれそうな物を食べさせるしかありません。カボチャスープを数口、我々の食べているスパゲティを数本、子供用野菜ジュース、ベビーダノンを一口。

 それだけ食べて寝付いてくれたので、明日に期待するしかありません。なんとか明日は熱が下がっていますように。

 さて、もう一方の方も思うようにはいきませんでした。今日の一種目目までなら首位だったのですが、得意なはずの小回りで抜かれてしまいました。残念。

 まあ、二位でも立派だと思います。明日からのデモ選に期待。

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2012年3月10日 (土)

このまま行ってくれない!

 昨夜は、「このままいってくれ」と思ったのですが、なかなかこのままというわけにいきません。

 昨日の夕方、快方に向かうと思われた娘(仮称ケミ)ですが、夜、再び高熱を出しました。咳もひどくなり、夜中な何度も咳き込みました。高熱からか、我々のどちらかにしがみ付きたがり、夜中にしがみ付いて、ワタシの顔を自分の顔の方に向けてから、おもむろに咳き込んだりして。

 自分の子じゃなかったら、殴るよ。~o~

 今日も、一日、看病の日でした。その甲斐あってか、昼には食欲も出てきたし、午後には機嫌も良くなり、熱も38度台半ばまで下がってきたのですが・・・。

 夕方、ちょっとケミさんがグッタリしているので、計ってみたら、げげっ、またまた40度台です。

 先ほど、病院に相談の電話をしましたが、クーリングして様子を見てくださいとのこと。仕方ないですかねえ。穏やかに寝てくれないケミさんを、子守唄を死ぬほど歌って半ば無理矢理寝付かせました。

 さて、「このままいってくれ」のもう一方も、なかなか「このまま」では済みません。今日の準決勝が終わって、麻子さん、一点差の二位だそうです。明日の決勝は二種目。五点差に五人がひしめいています。

 両方とも一筋縄でいかないけど、明日こそ、なんとか頑張ってくれー、と祈るパパなのでした。~o~

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2012年3月 9日 (金)

このまま行ってくれ、娘たちよ!

 昨日は娘(仮称ケミ)を病院に連れて行きました。検査の結果、インフルエンザではなく、ただの風邪だそうです。

 ただ、この風邪がなかなかしぶとい。内弟子Yが例のレッスンのミーティングで浦佐からもらってきた風邪らしいです。Yの方も今日までスッキリしなかったのですが、ケミさんの熱もなかなか下がりません。昨日は一日、40度近い熱でした。今日も午前中は朦朧とした感じで、ワタシやYの傍に来ては泣いてばかりいました。

 正直、かなり参りました。頼みの食欲も徐々に衰え、昨日の夕食は固形物をほとんど取らなかった模様。今日の午前中も、大分グズっていました。

 実は、我が家は今朝からスキーに出かける予定だったのですが、そんなことは言っていられません。一日中ケミさんの看病です。なるべく添い寝して昼寝させました。

 その甲斐があったか、ケミさんは夕方から少しずつ元気を取り戻しました。まだ、少し熱はあるけど、兎に角食欲が戻ってきて、夕食は、食べたい物ならかなりバクバクと食べてくれました。ヨカッタ。一安心です。どうか、このまま行ってくれー!

 さて、夜に入って、このまま行ってくれーをもう一つネットで発見してしまいました。スキーの全日本技術選は、今日で三日目なのですが、ナント、今日終わったところで、我が家の一番のひいき、佐藤麻子選手が女子のトップです。

 昨年末から二度も教えていただいている内弟子Yは、当然大感激。教わっていないワタシも、なにしろ、娘がこんな良い子に育てばいいなーと思っている方ですから、モチロン、応援しています。

 がんばれー、麻子!このまま明後日まで、突っ走れーっ!

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2012年3月 8日 (木)

恐ろしい夜と健康の古典的理由

 昨日は我が家にとってとんでもなく大変な一日となりました。

 月曜日には微熱のあった内弟子Yですが、風邪がなかなか治りきらず、水曜には平熱に戻ったものの、ダルそうにしていました。ところが、それがとうとう娘(仮称ケミ)の方にうつってしまいました。

 水曜朝、ケミさんの様子が変なので熱を測ってみると38度台あります。マズいなぁと思っていたのですが、平熱が37度台のケミさんにとっては微熱だし、この感じではインフルエンザではなかろうと病院には連れて行かず、自宅で安静にさせていましょうということになりました。

 しかし、内弟子Yが買い物で外出するたびに自分の上着を持ってトコトコとやって来ては外出をせがむケミさんが不憫で、午後の買い物は一番近いマーケットだからと連れて行ってしまいました。

 ケミさんは近所の道も嬉しいらしく、あちらこちらと寄り道をしては遊んでいます。マーケットでも買い物カゴを持ちたがり、買い物カゴを引きずってトコトコ歩く姿が買い物のオバサン達に大好評だったりしたこともあり、つい、ちょっと買い物ですぐに帰るはずが長引いてしまいました。どうもこれが拙かったかも。

 帰宅してケミさんの様子がダルそうなので熱を測ってみると、げげっ、40度あります!ヤバいなあ~。

 あまりにダルそうなので、夕食はどうだろうと思ったのですが、意外なほどの食欲で、出した物をペロリと食べてしまいました。まあ、これなら安心か・・・。

 と思って油断していたところ、食後十分も経たないうちに、ケミさんの様子が急変します。抱っこするワタシの腕にしがみつき、全身がガタガタと痙攣を始めました。目は開いているのですが、焦点が合わず、見ている間に顔色が土気色になっていきます。

 小心者の内弟子Yは気が動転し、どうしようどうしようとウロウロするばかり。急いで八王子市から配布されている「小児救急のかかり方」という冊子を見ると、どうやらこれは「熱性けいれん」と呼ばれる物らしく、熱の上昇期に起こるもので「通常は良性の病気で後遺症もなく年齢とともに消失します」とあるのを見て少し安心。

 けいれんそのものは二分ほどで収まり、これで一安心と思ったのですが、布団に横にしても、なお、目の焦点が定まらず、呼吸も安定しません。うーーん、これは救急病院に相談しよう。

 Yに電話させたところ、救急車を呼ぶよう勧められたとのこと。小心者のYはすっかり取り乱してしまい、「救急車って何番ですかー?!」などと叫んでいます。

 救急車はすぐに来てくれて、三人で近くの救急病院へ。やはり「熱性けいれん」との診断でした。しばらく様子を見てから帰ってもらってかまいませんと言われましたが、この「熱性けいれん」と言うヤツは、最初の痙攣が収まってからも、周期的に全身が震えます。見てもらった医師によると、こういう意識がはっきりしている震えは「けいれん」ではないのだそうですが、この「けいれん」ではない震えってのが、抱っこしている腕の中で、何度も起こりました。

 救急病院で様子を見ている間だけでも二度起こりました。寝ていた子供が、突然、泣き声を上げて何か憑いたかのようにガタガタと震え出します。しばらくすると収まって、また静かな寝息を立てて眠ります。これの繰り返し。

 正直言って、父親にとってもこれはかなり怖いです。非常に強く全身が震えるし、その時の子供のしがみつき方は尋常ではないからです。もし、医師に言ってもらっていなければ、ワタシも気が動転したと思います。救急車呼んで良かったとホントに思いました。担当の医師も、「けいれんしたら救急車を呼んでもらった方が良いです」と言ってくれましたが、ホント、そう思いました。

 救急病院から帰宅後、ケミさんは何度か「震え」を起こしましたが、十一時前には小康を得て眠ってくれました。今もよく寝ています。熱は夜の間に少し下がってくれた模様。ヨカッタ。~o~

 しっかし、この間の風邪の時も思ったのですが、内弟子Yが風邪をひき、子供がこれだけの熱を出しているにも関わらず、ワタシゃ健康そのものです。なんでだろ?あれだけ近くでケミさんのお咳を浴び続けてるのに、出る物と言えば、花粉症のくしゃみくらい。もしかして、昔から言い伝えられているアレが理由なんでしょうか。

 (スキー)馬鹿は風邪ひかない!~o~

 してみると、スキーに行っていながら風邪をひいた内弟子Yは、まだまだ修行が足りませんねえ。~o~

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2012年3月 6日 (火)

再び試乗会のススメまたは雨に歌えば

 再び八海山に来ています。

 日曜に父の一周忌があったため一旦帰京していました。月曜火曜と空いていたので、一泊でどこかへ滑りに行こうかと相談していたのですが、内弟子Yはスクールのレッスンに当たったのか体調不良。~o~;;;

 というのは冗談で、まあ、風邪ですかね。熱はそれほどないので心配ないのですが、今回は大事をとるということで、ワタシだけ滑りに来ました。

 実のところ、一人で行くというのは気が進みませんでした。Yの体調のこともありますが、なんと言っても、娘(仮称ケミ)のことが気がかりで。ケミさんの方もそんな空気を察したのか、昨日の朝は抱っこをせがんで、なかなか出発させてくれませんでした。うーーん、行くのヤメようかなぁ~。~o~;;

 などと家を出る時は確かに思ったのですが、一人で出かけて来てみると、正直、なんとも解放感があります。昼食の時も、ケミさんの食べられない物が食べられるので、ラーメン屋にしようか蕎麦にしようか、それとも、回転寿司にでも入るか、なんだかちょっとワクワクします。~o~

 天候は雨。どうやら日本中雨だったらしく、八王子から新潟まで雨でした。八海山もひんやりと雨です。おまけに強風でロープウェイが止まっています。本来なら多少なりともやる気をスポイルされるのですが、なにしろ貴重な一人スキーの日ですからね。時間ギリギリまで前倉ゲレンデを楽しませてもらいました。

 んで、こんな日だからってことで、再び、八海山レンタルで来期板の試乗をしました。八海山レンタルでは、シーズン券所持者に対して、3時間1000円、同じメーカーなら時間内乗り換え放題でB社N社V社の来期板を試乗させています。先日はV社を試したので今回はB社。

 八海山は天候のこともあって本当にガラガラ。お客さんまばらな状態だったのですが、その割に前倉ゲレンデは荒れていました。圧雪はしたはずなのですが、雪が柔らか過ぎたのと、雨の影響なんでしょうか、キレイに見えてデコデコなバーンでした。やや滑りにくい状況。

 ・G-Force Supersonic IQ  167cm R=14.5 121-72-103

 B社の基礎オールラウンドのベストセラーで、ナント08-09からの継続モデル。今年コスメを変更したが、基本的なスペックは五年間変わっていないはず。2009年春にも何度か試乗したのだが、驚いたことに、その時とは全く違う感触だった。当時のインプレッションでは、「しなやかに雪面に張り付く」なんて書いてるんだけど・・・、こんな板だっけ?! 板自体が大変軽量で返りが軽いこともあって、この日のようなデコデコの雪では小さな凸凹を拾ってしまい、どうもあまり具合良くない。走りや抜けといった部分もイマイチ。軽くて操作性の良い素直な板なので、一級くらいの人が使うには良いんだろうけど、正直物足りなさが残った。

 ・SLR Magnesium IQ 167cm R=13.5 121-68-105

 現在小回り板に使用中の11-12モデルの継続モデル。コスメが変更されただけと思われる。当然だが、ものすごく使いやすい。こんな雪でもキチンと踏んでやれば、ある程度安定しているのはさすが。小回りでも必要なだけ走ってくれる。つか、今期のワタシの滑りはこの板に合わせて調整したんで、当然ですね。

 ・Magnum80 CA  172cm R=17 122-80-107

 ロッカー構造を取り入れたオールマウンテンタイプ。軽く扱いやすくセンター幅太いけど、キチンとしたエッジング感があり、こんな雪でも安定している。センター幅の関係で小回りには多少違和感があったけど、特にやり難いわけでもなく、この日のような難しい雪で真価を発揮する板かも。レースや競技会向けじゃないけど、遊びで一台持つなら悪くない。欲を言うなら、八海山のような深雪のスキー場で遊ぶには、もう少しセンター幅が欲しいかな。

 試乗を終えてしみじみ思ったのですが、やっぱり自分で試乗してみないと板は買えませんね。以前も書いたけど、その時の自分の感覚はその時の自分にしかわかりませんから。

 三年前に試乗した時には、Supersonicも良い板だと思ったんですけどねえ・・・。確かに、当時も少し物足りないとは思ったけど、それほど悪い印象はなかったのですが、やっぱり三年間でこちらのテクニックが変わったってことでしょうか。現在のワタシが使っている技術にはあまり適さない板なのかもしれません。

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2012年3月 4日 (日)

教え下手教わり下手、その二

 昨日、八王子に帰ってきました。

 内弟子Yのスキースクール二日目。Yを八海山麓スキー場まで送りながら、朝、S先生にお会いしたら、何て言おうか考えていました。

 「僕は教師生活があなたより長いので言わせてもらいますが、生徒の様子を見て説明を変え、練習を変えることが出来なきゃ教師とは言いませんよ。それが出来ないなら、本やビデオの方がマシです」「もう『浦佐』の看板はないんですから、少しは教え方を工夫して新しい生徒に来てもらわなきゃいけないんじゃないですか。常連でなきゃ我慢できないレッスンなんてしてたんじゃ先細りですよ」「折角、スキーに来てるのに自分は二日間全く滑らずに子守りして、挙句の果てに、もうこのキャンプ止めたいなんて言われる夫の情けなさも察してくださいよ」

 もう、頭の中はS先生への言葉がどんどんエスカレートしていきます。ヤバいなぁ、オレ。

 ところが、ゲレンデに着いてS先生の顔を見たら、何も言えませんでした。悪い人じゃなさそうだし、今日こそは上手くまとめてくれるんじゃないかしらん。

 Yをレッスンに送り出し、三本ほどソリ遊びをさせてからケミさんを連れて西松屋まで買い物に出かけました。買い物を済ませてもどろうとすると、ワタシの携帯型リモコン(携帯電話ともいう)にYからの連絡が入りました。「アタシ、もうダメです~」。

 S先生、午前中は緩斜面のリフトに三本乗っただけで、二日目だってのにひたすらパーツ練習だったそうで、その間、Yはひたすらダメ出しされ続けた模様。「みんなお昼食べてるけど、アタシ、もうあの先生と一緒にいたくないから別のレストハウスにいマス」。泣き声になってます。

 練習上手くいかないからって泣くヤツも泣くヤツだけど、生徒が泣くまで基礎練やらす先生も先生です。この人達、徹底的に教え下手教わり下手なんだよね。困った人達だなー。

 ゲレンデに駆け付けてみると、Yは意外に平静にもどっていました。昼休みに急斜面をグルグル滑って欲求不満を解消したとのこと。なんとか練習に送り出しました。

 午後は小雨模様だったので、ケミさんを連れて宿にもどり、再びYからレッスン終了の連絡が入って迎えに行きました。迎えの車に乗せてすぐにケミさんは寝てくれたので、ケミさんを車に残してYのもとへ。今度はさすがにYの顔も暗くありません。二日目の午後は普通に滑らせてくれたんだそうです。「パーツ練習で出来なかった荷重の移動が、パラレルにすると出来ますねえ」と驚かれたとか。んなこたぁ、レッスン開始前に確認してくださいよ~。

 やんなっちゃうなあと思いながら、Yを滑らせてビデオ撮影してみてちょっと驚きました。前日の朝ビデオ撮った時に比べて、明らかに上手くなってます。今まで、Yは右ターンで外傾を取り過ぎるクセがあり、右ターンの軸を作れなかったてのすが、ちゃんと右ターンの軸が出来てるじゃないの。

 レッスン前に見た雑誌の記事の効果なのか、それとも我慢して受けていたレッスンの効果・・・ですかねえ。

 教え下手教わり下手などと思っていたのですが、もしかして、この二人、ホントは教え上手教わり上手だったのかもね。~o~

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2012年3月 3日 (土)

教え下手教わり下手、その一

 昨日一昨日とワタシゃ一日中育児でした。というのも、内弟子Yをネイティブリンクススキースクールのキャンプに入れるためです。

 ネイティブリンクスというのは、昨年までの浦佐スキースクールのスタッフが立ち上げたスクールで、事実上の浦佐スキースクールです。決まったホームゲレンデを持たず、このあたりのゲレンデを間借りしてレッスンする、いわば「流浪のスキースクール」。

 内弟子Yは、昨年、浦佐で「感動のレッスン」を受けているので、ちょっと期待していました。あのレッスンが現在のYの滑りの出発点だったわけですから。おまけに今度は、昨年教わったN先生よりもはるかに格上のSAJデモの某S先生が担当だったので、期待はイヤが上にも高まったのですが・・・。

 一昨日、レッスンの行われる八海山麓スキー場にYを送り、そのままワタシは娘(仮称ケミ)を乗せて買い物に行きました。快晴で暖かく、のんびりした日でした。後部座席で時々泣き声を上げるケミさんを、最近お気に入りのお煎餅でなだめすかして、どうにか買い物を終わらせ、ゲレンデに帰ってみると、内弟子Yが暗~~い顔をしています。「難しいデス」。

 実は、Yは、この前日、八海山スキー場で育児をしながら読んだ雑誌で、吉岡大輔のロングターン中の目線に関する記事を見て午後それを試し、非常に良い感触を得ていたのでした。朝、レッスン前にビデオ撮りをして、ターンのつなぎがかなりスムーズになっていたので、今回のレッスンで何を言ってもらえるか、ちよっと期待していたのですが・・・。

 担当のS先生は、兎に角、最初の一本目からパーツ練習なのだそうで、斜滑降から始まり、斜滑降からストップ、斜滑降から山回りなどなど。午前中はほとんどまともにターンしてないとのこと。大変細かく教えてくれているようでした。まあ、午後のレッスンはどう展開するのか、それでも期待してワタシとケミさんは一旦宿に帰りました。

 夕方、ミーティングの行われている浦佐の宿にYを迎えに行きました。Yは昼よりもさらに暗~~~い顔で、ションボリしていました。「あたし明日もうこのレッスン受けたくありマセン。代わってもらっちゃダメですか」。バカモーン。どこの世界に、上手く滑れないから生徒交代なんてスクールがあるってんだっ。~o~;;;;;

 なんでも、S先生、一日中、パーツ練習で、しかも、その練習がどういう意味を持つのかをあまり説明せず、説明に使う用語も独特で全く理解できないとか。「とにかく難しいデス。あたしダメダメです」だと。

 Yはスキースクールというものに本格的に入ったことがなく、パーツ練習などというものもしたことがないので、上手く行かないのは当然なのですが、しかし、生徒がこれだけ説明に首を捻り、レッスンメニューをこなせずに落ち込んで暗い顔してたら、担当の先生、気づかないんですかねえ。それとも、もう、出来ない生徒の暗い顔には慣れちゃったってことなんでしょうか。

 しかも、説明を理解できないのはYだけではなく、一緒に受けてる常連のお客さんも、時々ボヤいている模様。うーーーん、こりゃ困ったことになった。S先生、スキーは上手いのに、教え下手なんだ・・・。~o~;;;

 嫌がるYをなだめすかして、翌日も受講させることにしました。二日間のキャンプなら、二日目にまとめに入るはずで、それを受けなければ一日目の我慢が無駄になってしまいます。Yの我慢は自業自得だけど、ワタシゃ一日中、子守りしてたんですゼ。無駄にされちゃかないませんヨ。

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2012年3月 1日 (木)

バラバラ雪試乗と二本板記念日

 八海山は、昨日の午前中、雪でした。重く湿った新雪です。仕方なく娘(仮称ケミ)を下の無料休憩所にいさせて、まずワタシが滑りました。

 こういう状況でもあり、時間もあるので八海山のレンタルで新しいV社板の試乗をしてみました。もっとも、来期ではなく、今期のなんですが、V社は来期ほぼ継続だって話だし、そもそもワタシゃ今期の板もろくに試乗してないしね。以下、レポートです。バーンコンディションは、どちらも硬いバーンにモサモサの新雪が載って荒れている「バラバラ雪」の状況。

・CD Sidewall  178cm R=18.6  122-78-104

 ロッカー構造を取り入れた基礎オールラウンドのトップモデル。持ってそれほど重くないが、履くとさほど軽くは感じない。荒れている中でもある程度の走破性は感じられる。切り替えで体をしっかり落とし込めると、前半の捉えの良さが感じられて大回りも悪くないが、小回りが大変しやすい。178cmという長さが感じられないほど。しかし、フロント部分に入っている補強材のためなのかメタルのためなのか、あるいはロッカー構造のためなのか、やや返りが軽く、不整地ではそれがやや過剰に感じられる。小さなコブでも軽くビョーンと返ってしまうのでコブパラには向かない。また、コブ小回りもやや返りが強く、難しいかもしれない。キレイに圧雪された整地だけ滑るなら、オールラウンド性が高く、しなやかで素晴らしい板という評価になると思うのだが。

・GD Sidewall 170cm R=17.4  113-68-95

 基礎大回り用のトップモデル。持っても履いても軽い。昨日の荒れたバーンでは軽さが仇となり、やや安定感に欠けるところがあって乗るポジションが少しシビアな感じ。板のしなやかさは感じられるし、CDほどではないが小回りもしやすい。多分、キレイに圧雪されたバーンなら、良い板なんだろーなー。長さのこともあるかもしれないが、コブでもCDより使いやすいと感じた。昨日の雪では軽さがマイナスに働いたが、晴れた日ならいろんな意味で軽さがプラスに働くはず。コブのあるスキー場でオールラウンドに使うには悪くないと思う。

 午後は、内弟子Yと交代してワタシが子守りでした。この日のケミさんはいつもよりお外で雪遊びをしたがりました。幸い、二時過ぎから晴れたので、雪上を歩かせたり、雪玉を作って遊んだり。

 ラーメン屋に降りる急な坂をお尻で滑りたがるので、それならソリにとも思ったのですが、この日はあいにくソリを持ってきてななくて、うーーん、と困った末、まずワタシがスキー板を履いて、ケミさんを抱き、ちびっこゲレンデを滑ってみました。スピードを出しても全く怖がらないので、姿勢を低くしケミさんの目線の高さに合わせてみたのですが、まだ怖がらないので・・・。

 最後は、ケミさんをワタシの板のトップ部に立たせ後ろから支えて滑ってみました。けっこうスピード感あったと思うんだけど、まったく怖がりません。わははは、初二本板滑降です。~o~ ~O~

 もし、ケミさんが悲鳴をあげて嫌がっていたら「虐待」って言われるのかなあとも思いましたが、喜んでいたようだから、良いでしょう。とりあえず、2月29日はケミさんの二本板記念日デス。~o~

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