バラバラ雪試乗と二本板記念日
八海山は、昨日の午前中、雪でした。重く湿った新雪です。仕方なく娘(仮称ケミ)を下の無料休憩所にいさせて、まずワタシが滑りました。
こういう状況でもあり、時間もあるので八海山のレンタルで新しいV社板の試乗をしてみました。もっとも、来期ではなく、今期のなんですが、V社は来期ほぼ継続だって話だし、そもそもワタシゃ今期の板もろくに試乗してないしね。以下、レポートです。バーンコンディションは、どちらも硬いバーンにモサモサの新雪が載って荒れている「バラバラ雪」の状況。
・CD Sidewall 178cm R=18.6 122-78-104
ロッカー構造を取り入れた基礎オールラウンドのトップモデル。持ってそれほど重くないが、履くとさほど軽くは感じない。荒れている中でもある程度の走破性は感じられる。切り替えで体をしっかり落とし込めると、前半の捉えの良さが感じられて大回りも悪くないが、小回りが大変しやすい。178cmという長さが感じられないほど。しかし、フロント部分に入っている補強材のためなのかメタルのためなのか、あるいはロッカー構造のためなのか、やや返りが軽く、不整地ではそれがやや過剰に感じられる。小さなコブでも軽くビョーンと返ってしまうのでコブパラには向かない。また、コブ小回りもやや返りが強く、難しいかもしれない。キレイに圧雪された整地だけ滑るなら、オールラウンド性が高く、しなやかで素晴らしい板という評価になると思うのだが。
・GD Sidewall 170cm R=17.4 113-68-95
基礎大回り用のトップモデル。持っても履いても軽い。昨日の荒れたバーンでは軽さが仇となり、やや安定感に欠けるところがあって乗るポジションが少しシビアな感じ。板のしなやかさは感じられるし、CDほどではないが小回りもしやすい。多分、キレイに圧雪されたバーンなら、良い板なんだろーなー。長さのこともあるかもしれないが、コブでもCDより使いやすいと感じた。昨日の雪では軽さがマイナスに働いたが、晴れた日ならいろんな意味で軽さがプラスに働くはず。コブのあるスキー場でオールラウンドに使うには悪くないと思う。
午後は、内弟子Yと交代してワタシが子守りでした。この日のケミさんはいつもよりお外で雪遊びをしたがりました。幸い、二時過ぎから晴れたので、雪上を歩かせたり、雪玉を作って遊んだり。
ラーメン屋に降りる急な坂をお尻で滑りたがるので、それならソリにとも思ったのですが、この日はあいにくソリを持ってきてななくて、うーーん、と困った末、まずワタシがスキー板を履いて、ケミさんを抱き、ちびっこゲレンデを滑ってみました。スピードを出しても全く怖がらないので、姿勢を低くしケミさんの目線の高さに合わせてみたのですが、まだ怖がらないので・・・。
最後は、ケミさんをワタシの板のトップ部に立たせ後ろから支えて滑ってみました。けっこうスピード感あったと思うんだけど、まったく怖がりません。わははは、初二本板滑降です。~o~ ~O~
もし、ケミさんが悲鳴をあげて嫌がっていたら「虐待」って言われるのかなあとも思いましたが、喜んでいたようだから、良いでしょう。とりあえず、2月29日はケミさんの二本板記念日デス。~o~
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