祭りと別の競技会
昨日は、今シーズンの八海山最後のビッグイベント、八海山技術選でした。一昨日、肩の荷をおろした内弟子Yは当然参加。そして、ワタシも参加しました。
全体の人数は少なかったのですが、ペンションYの常連さん達はみんな参加して、祭り気分は盛り上がりました。しかし、我々は、技術選とは別の競技会を戦わねばなりませんでした。我々二人が参加するということは、娘(仮称ケミ)をどうにかしなければならないということ。我々が戦ったのは、ケミさんリレーです。~o~
まず、主催者にお願いしてワタシをローテーションから外してもらい、各種目の最終滑走者に固定してもらいました。各種目とも女子が先に滑りますから、これでYとワタシの間には必ず三十人前後の選手が滑ることになります。問題はワタシが滑った後ですが、種目の変わり目はスタート地点が移動したり整備が入ったり、前走が滑ったりするので、内弟子Yのスタートまで少し時間があるはず。
受付後、ケミさんを背負ってロープウェイを上がり、交代でアップ。この日の八海山は快晴で、キレイなバーンでした。これなら、我々のリレーも上手くいくだろう。
まず、内弟子Yが最初の種目であるフリーを滑ります。ワタシはスタート地点でケミさんを背負って待機。内弟子Yは滑走を終えるとリフト乗り場に急行してリフトを上がり、スタート地点に滑って戻ってきます。そこで、ケミさんを受け渡し、今度はワタシがスタート。滑走後、リフト乗り場に急行してグルッと回ってスタート地点にもどり、ケミさんを受渡してYが次の種目を滑る。
というのが当初の目論見だったのですが、途中からペンションYの奥さんK子さんがスタート地点に来てくれてケミさんを背負ってくれたので、助かりました。我々だけでこのリレーをやっていたら、多分、途中で破たんしたでしよう。ホントにギリギリのタイミングだったので。
でも、K子さんに背負ってもらうだけだとケミさんは泣き出してしまうかも知れず、そうなったら、スタート地点の緊張感ぶち壊しですから、我々は、競技会の間、慌ただしく大会コートとリフトをグルグル回り、常にどちらかがケミさんの傍にいてケミさんをあやすようにしました。コレは正直、忙しかったデス。
ケミさんが良い子でいてくれたこともあって、何とか最終種目までケミさんリレーは成功。最後の種目コブ小回りを滑ってきた内弟子Yにケミさんを託した時には、本当にホッとしました。ヨカッター、終わったー。
って気分になったんだけど、実は、まだ大会は終わってません。最後にワタシのコブ小回りの演技が残ったんですよね。~o~;;;;;
最後のコブ小回りは、本当にリラックスして解放された気分でした。この日初めて、祭りに参加できた気がしました。滑りの方も、やはりこの一本が一番の出来でした。
大会が終わった時には、我々も変な充実感に満たされていました。滑りたがりの内弟子Yにしては珍しく、昼食に缶ビールが乾杯しちゃったほど。
大会の成績の方は、まあ、良いんじゃないでしょうか。~o~~O~
そんな中でも内弟子Yは、前年度優勝者に二点差まで迫る四位で、この日の八海山賞の賞品「清酒八海山」一升瓶をゲットしてました。まあ、リレーで忙しくて緊張している暇がなかったんでしょう。~o~
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