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2012年4月 9日 (月)

廃墟の寒さ岩鞍の暖かさ

 金曜日に会議と補講が終わり、一学期開講までヒマが出来ました。内弟子Yの風邪もどうにか治ったし、当然、我が家は雪国です。~o~

 まず、苗場に向かいました。我々は、国土系エリアシーズン券を持っているし、苗場は4月8日の日曜まで通常営業しているはずなので。ところが・・・。

 行ってみると、なんだかガラガラに空いています。通常営業最後の日曜なので混むのではないか、と恐れていたのですが、なんだろ、この人気のなさは・・・。三月下旬に来た時も、寂しいと思ったのですが、今回は、駐車場からゲレンデへの橋を渡った時点で、内弟子Yがつぶやきました。「廃墟みたいデス」

 なにしろ、動いているリフトが第五クワッドと筍平とゴンドラのみ。レストランも閉まっているところがほとんどです。ホテルは一応営業しているようですが、どこかの大学の研修の子達がウロウロしているくらいで、スキー客なんているのかいな・・・。

 一昨日は一日雪が降っていたので、娘(仮称ケミ)を外に出すわけにいかず、ホテルの中でいられる所を探したのですが、腰を落ち着けられるのは、営業していない「ピザーラ」の隣のP-ラウンジくらいです。しかも、このP-ラウンジ、電気ついてなひ・・・。

 外では真冬並みの雪が降り続く中、電気も暖房もない部屋の薄暗いソファに家族連れスキー客が座り込んでいる様子は、まるで何かの避難所のようでした。さしもの内弟子Yもモチベーションが下がったらしく、「アタシ、こんな寂しい所で滑りたくありマセン」

 そこで、まずワタシが滑ったのですが、この日は本当に真冬並みの雪で、ゲレンデは四月とは考えられない軽い新雪です。しかも、ゴンドラを上がるとお客さんが少なく、男子リーゼンにも女子リーゼンにもノートラックが残っていました。こうなると、テンション上がっちゃいます。あはははは。さいこー。~o~

 Yと交代してやったら、「滑りたくありマセン」と言っていたクセにゴンドラが止まるまで滑り続けました。バカだぁー、コイツ。

 土曜は、なぜか尾瀬岩鞍でした。今シーズン、二度計画して二度ともキャンセルになっていたAちゃんファミリーとのご一緒スキーを実現させるためです。ギリギリまで何処に行くか迷って、尾瀬岩鞍を選んだのは偶然なのですが、これが当たりでした。

 岩鞍スキー場は、子供連れの車をホテル前の駐車場に入れさせてくれます。キッズルームはちゃんとしているし、なんと岩鞍ハウス内の託児所でケミさんとAちゃんを預かってくれました。公式サイトでは三歳からってなってるんですが・・・・。まあ、現場の判断てことで。

 なんか、子連れに気を使ってくれている感じで、家族で来やすいですねー。

 おまけに、この日が営業最終日だっていうのに、まだまだ雪があります。ゲレンデは真冬並みの良いコンディションです。晴れて適度に暖かく天候にも恵まれました。ケミさんもAちゃんと一緒だと機嫌良く過ごしてくれます。もー、目一杯、ご一緒スキーを楽しんでしまいました。Aちゃん家も我が家も大満足。

 営業最終日ということで帰り際にはリンゴをもらいました。苗場の廃墟が寒々しかっただけに、岩鞍の暖かさが一層身に沁みた一日でした

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