テクニックへの目覚めスピードへの目覚め
一昨日は、「いくぞー」と五時半前に家を出て、かぐらの駐車場は七時半前。今週こそは空いていてくれという我が家の願いも虚しく、先週よりは少しマシかな程度のところに車を止めさせられました。まあ、ロープウェイ待ちは先週ほどでもなく二十分ほどで済み、やはり今週は空いていると思ったのですが・・・。
まず最初ワタシが滑ったのですが、なんだかリフトすごい混雑です。クワッド待ちは最初から10分近く。コレ、先週より混んでませんか~。~o~;;
と思ったのですが、土曜日のリフトがゲキ混みだったのは午前中だけでした。どうも、早朝から来て午前券で帰った人がけっこういた模様。昼からは、それほどストレスのない混み具合でした。
天気は快晴。クワッド正面のテクニカルコースは、下半分は土。上半分はなんとか滑れました。メインコースは雪付き万全ながら午前の段階ではコブが出来ていず、一番下の壁左サイドにラインが残ってました。ジャイアントは所々アヤしいところがあるけど、かなり楽しいコブラインが出来てました。
リフトが空き始めたタイミングで、ワタシが娘(仮称ケミ)を背負ってビデオ係になり、内弟子Yを滑らせました。先週起こした「革命」をしっかり安定させるために。ところが・・・。
なんだかYさんの様子が変です。真っ直ぐにコブに入っては爆裂。また真っ直ぐ入ってコースアウト。うーーん。「別の競技」をもう忘れたかっ。
と思ったのですが、どうも単に忘れたというわけではなさそうです。Yは、かぐらのシーズンが始まってから、古い板を持ち出して使っていました。F社の古いジュニア用レーシングで、もう先端が天然ロッカーになってたんです。ところが、先週の革命的にトップ部を使うコブ滑りは、コイツには負担が大き過ぎたのか、どうも先週よりチューリップが大きく開いてしまった模様。先落としをしてもトップが雪面を捕えてくれないようなんです。
こういう場合、多分ワタシなら、より強くトップを雪面に押し付けるためにテールを引き上げるような動きを使うか、さもなければ脚部の捻りを使って自力で捻り回しながらエッジをくわせるか、どちらかだと思ったので、コブのない斜面で低い姿勢のまま捻り回すトレーニングをさせてみました。
その見本を見せている最中に判ったのですが、ワタシゃこういう脚の捻りを無意識にコブの中でも使ってるんです。普段のコブ滑りでは、意識しているのはコブの裏にトップを張り付けることだけなんだけど、無意識に捻ってるんですね。内弟子Yは、その無意識の動きが出来ていないので、トップのエッジが食わなくなった時に対応ができなかったと。
さらに、この脚部の捻りによる小回りは、子供を背負って荒れているかぐらを滑る時に便利です。えぐれたラインコブでは仕方ないんだけど、ちょっとしたコブならコブの隙間でコブに当たらずにターン出来るので、背中のケミさんにショックを与えず安全に滑れます。
とまあ、今さらワタシが自分のテクニックに目覚めても無意味なんですけどね。特に子供背負うためのテクニックは、意味ねー。~o~;;;
閑話休題。Yは、脚部を捻る動きを嫌々ながら練習。なんとかアウトせずにラインを滑れるようになりました。
日曜は、七時半前に駐車場入りしたのですが、やはり土曜と同じくらいの混雑。朝のリフト待ちもほぼ同様でした。さすがにリフトは11時頃から空き、比較的ストレスのない中でYを滑らせました。Yは最後にはトップ落としと捻りの動きを融合させて、トップの食ってくれない板でもラインコブをこなせるようになりました。ヨカッタ。
でも、来シーズン、新しい板で滑ると、どうなるんだろ・・・。まあ、技術の幅が広がったというふうに捕えておきましょう。~o~;;;
日曜は四時までYを滑らせました。本当はもう少し早く帰らなければならなかったのですが、まあ、今シーズン最後になりそうなので。
四時にかぐらを後にし、みつまたへ下るゴンドラコースをケミさんを背負いながら滑り降りました。ケミさんは最近お歌を覚えて、歌えるようになってきたので、ワタシが「ちょうちょ」を歌いながらターンしました。ところが、ターンのリズムと歌のリズムが合って、ちょっと気分よくなり過ぎちゃったか、スピード出過ぎ。背中でケミさんが「きゃああ~~」と声を上げました。
シマッタっと思ったら、隣を滑ってきたYが「あら、ケミちゃんニコニコ喜んでる」。悲鳴だと思ったら、実は、ハイスピードに歓声を上げていたのでした。ケミさんは、もうすぐ一歳と八か月なのですが、早くもスピードに目覚めちゃったのね。~o~
| 固定リンク
コメント