奥只見三昧試乗三昧・・・のむくい
昨日は、一昨日に引き続き奥只見でした。朝から雨。途中小止みになった時もありますが、ほぼ一日中雨でした。上下合羽です。今年、十数年ぶりにNorth Faceの新しい合羽を購入したので、それを着用しました。しかし、それが、あんなことになろうとは・・・。
奥只見は一昨日に続いて、というか一昨日以上に空いてました。レッスン客はたくさん来てたんですが、レッスン以外の人っているんかいなと思うほどガラガラ。
そんな中、ワタシゃ一昨日に引き続いて試乗会です。まず一昨日良かったV社のV-Werksの二種類の板を乗り比べたのを皮切りに試乗三昧でした。バーンは、雨に洗い流され、この季節にしてはキレイだけど、柔らかい雪質でした。
・Volkl V-Werks CODE 178cm R=18.6 122-78-104
11-12モデルのCDを超軽量化した板。確かに、CDと持ち比べるとハッキリ軽いのが判る。しかし、この軽量化はどうだったか。軽量化したため、CDでは感じられたある程度の走破性が犠牲になったかもしれない。少し、バーンの荒れを拾いやすいようだ。CDのフレックスがそのままなのだろうか、返りの軽さも同じ。RTMに比較するとシッカリ感はあるのだが、しなやかさに欠ける恨みがある。多分、このシッカリ感は、キレイに圧雪されたバーンや硬い雪なら高い評価につながるのだろうが。
・Volkl V-Werks RTM 176cm R=18 124-84-111
素材の組み合わせを工夫して超軽量化した板。CODEと比較するとかなりしなやか。これはあおってみるとハッキリする。この日の柔らかい雪には、CODEよりこの板の方が合っていた。大回りはしなやかにたわんで走り、小回りもしやすい。センター幅がこれくらいになると、小回りでエッジを切り替える際の違和感が出るものだと思うのだが、全くそんな感じがせず滑らか。コブでも、気持ち良く走るし軽さが生きて先落とししやすく扱いやすい。もしかすると、この日の奥只見のようなゲレンデにピッタリ合う板なのかもしれない。思わず、購買意欲をそそられてしまいそうだが、お値段はけっこうするらしい。硬いバーンでどうなるか興味深いところ。
・Salomon BBR 8.0
完全なイロモノ板なので、昨年から気になっていたのだが、ようやく試乗。結論、「んで、何がしたいの?」。「意外と普通に乗れた」という言い方もあるのかもしれないが、この形にして何がしたかったのか、全く不明の板である。形を考えずにインプレッションを並べ挙げれば、「エッジがルーズだけど、普通に大回り出来る」「意外に切れ上がってくれないけど、なんとか小回り出来る」「コブではエッジのルーズさを利用しようと考えないとツライ」などということになるか。よーするに、エッジがルーズで切れ上がり感のない普通の短めの板。開き直って、目立てば勝ちと思って滑ったら、案外気持ち良かった。板で目立つのが嫌いな人には最悪の板であろう。
などなどと試乗して、コブをたくさん滑っているうちに、突然、あれっ!?右足が動かないっ!
慌ててストップして良く見たところ、右足のブーツが左足のウェアの裾の破れ目に入り込んで引っかかたのでした。ぐげっ!この合羽、買ったばっかりなんですけど・・・。~o~;;;
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