一進一退の末の霹靂
ここ数日、体調不良の中でなんとか仕事をこなしています。金曜日に出来た口内炎は、週末にチョコラBBを飲みまくった結果、徐々に収束し、昨日あたりはほぼ完治したのですが、どういうわけか昨日から咳が出始めました。
このところ何日か変に涼しい日が続いているのと、月曜日に娘が夏風邪を引いて少し熱を出したので、それをもらっちゃったのかもしれませんが、ワタシゃ風邪引かないタチなんですけどねえ。
やっぱ、この季節だけは、馬○じゃないってことなのかも・・・。~o~;;;
それでも、一学期の日程は順調に消化されていきます。昨日あたりは授業中咳き込んだりもしましたが、それでも授業の進行だけは順調。今年も、どうにか各クラス、キリの良いところで一学期を終えられそうです。
EURO2012の方もベスト4がほぼ予想通りに出そろい、昨日はスペインvsポルトガルの準決勝でした。予想外にポルトガルが頑張ったのと、スペインの思わぬ不調とで、途中、ちょっとどうなるかと思いました。なにしろ、スペインのパスが回らないんです。パスが回らずシャビを途中交代させるスペインなんて初めて見ました。ティキタカのリズムは最後までポルトガルの守備に寸断されたままで、PK戦までもつれましたが、ヨレヨレになってのスペイン勝利でした。
さて、今朝は準決勝のもう一方、ドイツvsイタリアでした。この大会、ドイツは絶好調で無敗。ここのところ大きな大会でドイツがイタリアに勝っていないとはいうけれど、これは鉄板だろうと思っていたら・・・。
今朝、五時に起きてTVをつけてみたら、FWカッサーノが交代するところでした。アレ?! 負けてるのにFW引っ込めちゃうの?! と思ったらイタリア2-0ですとぉ!
おまけにもっともっと驚いたのは、そんな状況でもイタリアが攻めています。パスをつないでつないで全体を押し上げ、最後にFWバロテッリがシュートした時には青いユニフォームが何人もゴール前になだれ込んでいきました。ありえねー!いっぺんに目が覚めました。
前半で2-0なんかになったら、後はゴール前でひたすらカテナチオ。攻撃はFW二人の速攻だけってのが、イッターリアのおカルチョだったはずのなのに・・・。
イタリアはスタイルを攻撃的に変えたとは言っていたけれど、対ドイツの準決勝でそれを貫けるとは思いませんでした。いやはやプランデッリさん、おみそれしました。
今週のサッカーマガジンで西部謙司さんが、アリゴ=サッキが新戦術を持ち込んだ時も、結局、イタリアは守備とカウンターのチームだったと書いていますが、プランデッリはサッキ以上のメンタリティの改革を成し遂げたってことでしょう。
なんだか、咳も引っ込んじゃったような気がします。「晴天の」ではないけど、確実に「霹靂」でした。
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