当たりはずれの夏
最近、夏向けの生酒を飲む機会が多いので、ちょっと覚書き。この夏、No.1の生酒は・・・、うーーーん、No1-3ってことで三つ!
・長野県長生社さんの「信濃鶴 しぼりたて 純米 無濾過生」
ジュワッと来る酸の刺激がいかにも夏向け。刺激だけでなく、深い甘旨味があり、香りも爽やかで夏の生酒としてはある意味、到達点。美味いよ~~。
・静岡県浜松酒造さんの「出世城 純米 無濾過生」
華やかな上立香。含むと軽やかな甘味とバナナ香。爽やかな旨味と風味は夏向けだな~。
・兵庫県本田商店さんの「龍力 神力特別純米 生原酒」
神力米の強さが生かされて、深い旨味の中に強い酸の刺激とキレ味。夏の食中酒としてはある意味最強。
反対に、イマイチだったのは、福岡県I亀酒造さんの「I亀 さわやか夏の純米酒」。夏を意識し過ぎて、サラッとなり過ぎた印象があります。夏酒だからといって、サラッとしているだけではツマラナイ、つか、それなら缶チューハイ飲んどけということになります。あくまで、日本酒の旨味がないとね。
夏酒も当たり外れがあって面白くなってきましたが、当たり外れと言えば、サッカーです。今朝、ちょっと早起きしてEURO12のグループリーグ、オランダvsデンマークを見直しました。見直して驚いたんですが、オランダって今さらながら強い!
まあ、ホント、今さらって感じだけど、あの攻撃陣はヤッパすごい!パススピードが速いし、攻撃がワイドで多彩。ロッベンやアフェライが絡んだ時のボール回しはホントにスピーディーで意外性があり、素晴らしいです。なんで、こんなチームが、グループリーグ一勝も出来ずに敗退したんでしょう。
ビデオを見てつくづく思うのは、サッカーって当たり外れがあること。どんなに素晴らしい攻撃で素晴らしいシュートまで行っても、シュートが枠に飛ばなきゃオシマイです。そういう意味で、この日のオランダの敗因は、ファンベルシーがハズレの日だったってことに尽きるかも。
ただし、攻撃に当たり外れがあることは、どのチームでも同じなんだから、大会に勝ち進むには、守備が大事ってことでしょう。今大会のオランダは良いチームだったと思うけど、攻撃陣が守備をサボり過ぎたかも。
結局、唯一のデンマークの得点は、ロッベンが全く守備しないのを見越したデンマーク左SDのボウルセンの攻め上がりからでした。ボウルセンの突破に右SBファンデルピールとボランチのファンボメルが引っ張られ、デンマークの左MFクローンデリをフリーにし過ぎました。
ボールを受けた時点で、あれだけスペースと時間を与えられたら、クローンデリにとって、CBのハイティンハをかわすことは難しくなかったでしょう。
サッカーは怖いと思わされる一戦でした。上手きゃ強いっってわけじゃないんだよなー。
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