彼岸此岸とピザ屋の会話
昨日、内弟子Yの実家で「お彼岸」のことが話題になって、ネットで調べたりしたのですが、春分、秋分の前後に太陽が西方浄土のある真西に沈むことから、「彼岸」と名がついた・・・ことになってるみたいですね。知らなかった・・・。
帰宅して調べたところ、岩波の『仏教語辞典』には、「春分と秋分に、西に沈む太陽を通じて弥陀の西方浄土を観じたことに由来するともいう」というちょっと微妙な書き方になってます。『日本国語大辞典』には、「大同元年(806)、崇道天皇(早良親王)の霊を慰めるために初めて行われた」とありますから、元は怨霊を鎮めるために始まったってことのようですが。
まあ、事の真偽はともかく、ウチの娘(仮称ケミ)のが生まれた日です。したがってオメデタイ日。~o~
あちら側からやって来たケミさんは、この二年ですっかり此岸に定着し、昨日、八王子に帰ってきてからも、しっかりした足取りでお散歩。ワタシは駅前の本屋に用事があったので、親子三人連れだって放射線通りを歩きました。ひと頃、ワタシと一緒だと抱っこ抱っこになっていたケミさんですが、ここ数日、抱っこをせがまなくなりました。
途中、ケミさんは、いつものように菓子屋の前で入りたがります。所謂お菓子という物を買ってあげたことはないのですが、どういうわけか菓子屋には惹かれるようです。あの包装の色遣いが子供心を惹きつけるんですかねえ。
「パパはちょっとお仕事の用事があるから、今日は入れないんだ」と言って通り過ぎようとすると、しばらく顔をしかめてグズクズしていたのですが、内弟子Yの説得で歩き出してくれました。お利口だねー。
でも、しばらくは、ちょっと泣きそうな顔で歩きます。コレがまた、カワイイんです。~o~
本屋からの帰り道、放射線通りのピザ屋「SECONDO」で夕食でした。ちょうど、店内は十数人の宴会で盛り上がっていて、ちょっと子連れではどうかと思ったのですが、思いの外、ケミさんはフィットしてくれました。こちらのお店は、子連れだと子供にジュースのサービスがあり、ケミさんはそれがお目当てです。
ジュースはアッと言う間に飲み干し、ピザもシッカリ食べてくれました。「パパと一緒に食べよう」と同じ物を手にすると喜んで食べてくれます。「おいしいねー」なんて言いながら。
ひと頃少し人見知り気味だったのが最近なくなり、隣の席の宴会の人達に愛嬌を振りまいて、「カワイイカワイイ」と評判でした。帰り際に、「その子、なんでそんなにカワイイんですか?」などと真顔で聞かれても、親バカのワタシゃ答えようがないわな。あははははー。~o~;;;
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