よろづのあはれの二年
昨日は娘(仮称ケミ)の二歳の誕生日でした。二年前の9月23日木曜日にケミさんはこの世に現れました。最初のうちは、小さくてか弱くて、何時あちら側に帰ってしまうかと不安だったのですが、あれからもう二年経ちました。
昨日、内弟子Yの実家に来て、お祖父ちゃんお祖母ちゃんとともに誕生日を祝いました。一家揃って近くの公衆大浴場に行って、ワタシが体を洗ってあげた後、お祖父ちゃんにケミさんと一緒にお風呂に入ってもらったのですが、一緒にお風呂に入ることの少ないお祖父ちゃんは浴槽にケミさんを入れるのも不安だったらしく、浴槽の中でずっとケミさんを支えていようとして嫌がられ振りほどかれたとか。
お祖父ちゃんのイメージは、何時あちらに帰ってしまうかと不安だった頃のままだったんですね。でも、今やケミさんは堂々たるこの世の住人。なにしろ、広い浴場の中をシッカリした足取りで歩き回り走り回り、ちょっとくらい滑って転んだってニコニコしてすぐに起き上がります。一人前の子供になったんだなー。~o~
昨年は、一歳を内弟子Y手作りのゼリーで祝ったのですが、今年は、普通のお誕生ケーキで祝いました。近所のケーキ屋さんkeiさんに生クリーム少な目と注文して作ってもらったケーキをバクバク食べまくって、ケミさんご満悦。
一昨日、我々がちょっと食卓に肘をついて顎に当てていたところ、ケミさんはすぐにそれをマネし始め、昨日は、もう得意ギャグにしてお祖父ちゃんお祖母ちゃんを笑わせてました。ケミさん、そりゃ、「アィーン」だよ。~o~ ~O~
昔、どっかの坊主が、「子ゆゑにこそよろづのあはれは思ひ知らるれ」などと書いてますが、ケミさんが生まれた時に、八海山常連の歌舞伎町の帝王Oさんから、「子供が生まれて初めて人生が始まる」と言われたことを思い出します。
まさに、ケミさんゆえにいろんな感情を経験できた二年間でした。今では、ケミさんのいない人生は考えられません。それまでの50年は、何だったんでしょうかねえ。~o~;;;
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