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2012年12月12日 (水)

久々の鱗

 一昨日の吹雪から一転して、昨日の丸沼はグッドコンディションでした。天候は曇り時々晴れだったのですが、一昨日降った雪をキチンと踏んでくれているのでバーン状態は最高、なにより視界が良いのが嬉しいです。

 しかも、一昨日よりはるかに空いてます。一昨日の月曜は日曜からの残りなのか、レディスデイのせいなのか、けっこう人がいて、時々大回りをするのにストレスを感じたのですが、昨日は全くノンストレス。

 そんな中、徳竹剛デモの「ガンガンキャンプ」は、本当にガンガンでした。このキャンプでこんなにガンガン滑らせてくれたのは初めてです。

 そんな中で、いくつか発見がありました。まず、大回りのスタンス。ワタシはもともと密脚のクセがあり、それこそ一級受験中から、スタンス広げろー広げろーと言われ続け、アレコレやった末にようやく少し広めのスタンスを取れるようになりました。

 この密脚というクセは、なかなか矯正が大変で、レーシングをやったり、意識的に硬いバーンを滑ったりすると、徐々に治って行きます。ということは、柔らかい雪のゲレンデでいくら練習してもなかなか治らないということ。なにせ、柔らかい雪というのは、狭いスタンスでズラして滑った方が楽なので。ワタシの場合は、ザウスに通うようになって、改善されたかと思います。

 閑話休題。そうやって折角広くしたスタンスなのですが、昨日、「もっと狭くして!」と言われてしまいました。あはははは。~o~ ~O~

 その方がシルエットがキレイに見えるからとのことでしたが、こういうのも時代の流れなんでしょうか。まあ、ケースバイケースなんだろうけど、少なくとも、基礎の競技会では、狭い方がイマドキらしいです。

 さらに、切り替えの後、「もっと外を意識して」というので、少しカカトで押しずらすように滑ってみたら、それで良いのだそうです。実感としても、それでターン後半に板が抜けて走ってくれるので、悪くないフィーリングです。

 実際のところ今までも、いろんな人からターン前半にズラすということを聞いてはいたのですが、そのなことやったらスピードをロスしてもったいないというのが頭から離れず、なんとなく取り組めませんでした。でも、今回、やってみて、徳竹デモに褒められて、説明を受けて、初めて納得がいきました。いやー、本当に久々に「目から鱗」の感動でした。~o~

 小回りも、イタリアンパパで取り組んでいたものにちょっと調整を加えて滑ってみたら、褒められました。頭の中も整理されてきた感じで、あとは、練習あるのみかも。

 昨日、低速練習で感じていたフィーリングが滑りの中で生かされてきているのかなあとも思います。昨日低速練習で、今日実戦的滑りというのが、トレーニングのベストバランスだったのかもしれません。昨日の吹雪が結果的に良かったのかも。

 なんにしても、実り多いキャンプでした。徳竹デモに感謝。

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