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2012年12月11日 (火)

折れそうな心折れない支え

 昨日から、昨年も入った徳竹剛デモのガンガンキャンプでした。天候は雪。ひたすら雪です。丸沼でこれほど雪に降られたのは、記憶にないほど。昨夜から今日にかけての雪で、ペンションの駐車場に停めた車がスゴいことになりました。右下の画像は、雪おろしの途中です。一番乗ってる部分で、1m以上あります。

P10305421_4 視界が悪いこともあって、午前中は昨年同様「ガンガントロトロ」でした。吹雪の中でのトロトロはちょっとツラくて心が折れそうだったけど、昨シーズンはあのトロトロのおかげでちょっと進歩したんだと思うと、我慢できます。

 昼休みのこと。内弟子Yと交代してワタシが娘(仮称ケミ)のお相手をしました。ケミさんは、ここのところ本当に進歩して、ぬり絵セットなど与えておくと勝手に遊んでくれます。内弟子Yと一緒に食事は済ませているというので、ワタシだけ、ケミさんの向かいで食事を取りました。

 もしかして、ケミさんがまだ食べるかと思い、ウドンとタコ焼きというケミさん好みのメニューを選択し、「ケミさん、これ食べてみる?」と何度も尋ねたのですが、「ケミ、ママと食べたの」と答えるだけで、まったく食べる様子がなく、ぬり絵を続けているので、こりゃ楽だわいとすっかり食べ終わって、「じゃ、パパは片づけてくるからね」と言った瞬間・・・。

 突然、しかめツラになったケミさん、「ケミ、ごれ゛たべたがっだー、たべだがっだのにー」と泣きわめきだしました。ぐげー。さっきはまったく食べる様子なかったのにー。こりゃワザと困らせてんだー。~_~;;;;;;;;;

 最近、時々、こういうことがあるとは内弟子Yから聞いていましたが、目の前でコレをやられると動揺して、三ポイのYでなくてもちょっとムカっときます。そうして、自分の娘に初めてムカっときてる自分が悲しくなります。しかし、腹が立つ以上に、ここで甘い顔を見せては、この子のためにならないという気持ちが起こってきます。

 心を鬼にして泣きわめくケミさんを放置、ワザとそっけない態度で食事のトレーを片付けに行きました。ケミさんは、「ばば、がえ゛っで、がえ゛っでよー」と泣きわめきながらワタシの後を付いてきます。食堂は昼時で満員に近いんですが、他人の目なんて気にしている場合ではありません。

 食堂の外で、ちょうど帰ってきた内弟子Yと合流。ケミさんを抱き上げてあやしていたところ、食堂のオバちゃんが同情してくれて、食堂の中から唐揚げと芋チップスの乗った皿を、「これ食べさせてあげて」と持ってきてくれました。丸沼のオバちゃんに感謝。~o~

 ワタシはレッスンの集合時間だったので、そのまま滑りに行ってしまったのですが、後で聞いたら、支配人らしき人が、なおも泣いているケミさんにシールを持ってきてくれたそうです。レッスン終了後に、ケミさんが、「ケミ、泣きやんだの。シールもらっちゃったの」とうれしそうにしていました。

 ケミさんは、その時以外はとても良い子にしていてくれるので、我々に不満はないのですが、時々、アレがあるのかと思うと、ちょっと悲しくて心が折れそうになります。

 周囲の人がケミを見守ってくれている、支えてくれると思わなけりゃ、ちょっとツライかも。~o~

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