フラフープの難しさと100°女
八方尾根に行ってきました。金曜日午前、八方尾根に着いてみると、大変暖かく道路の雪が融けかけています。うーーん、イヤな予感。午後何かが降るという予報だったので、ゲレンデに出てすぐに娘(仮称ケミ)を滑らせることにしました。
先日はハーネスを使ったのですが、今回はフラフープを利用してみることにしました。ハーネスよりもフラフープの方が、子供が後傾にならなくて良いというのを聞いたことがあったので。先日同様、内弟子Yが先に滑って手本を見せ、ワタシが後ろから、今度はフラフープを持ってコントロールします。先日の八海山での成功があったので自信満々に咲花第二トリプルリフトの降り場から滑り出そうとしました、ところが・・・。
ありゃりゃ、フラフープだとこんなに子供との距離が近いのか、ゲゲッ、この斜面って意外に急じゃないか。ヤバッ!と気付いた時には、もういくらプルークで制動をかけてもケミさんのスピードは緩みません。後で思ったのですが、慌てて娘の板を踏んでいたのかもしれません。コントロールを失ってケミさんは転倒。すぐ後ろのワタシはあわやケミさんを轢くところでした。やべー。~o~;;;;
うーん、フラフープは難しい。ワタシのオーラウンド板174cmはちょっと長過ぎたかと思い、内弟子Yと役割交代。急斜面の部分が終わった所から滑り出したこともあって今度は上手くいきました。
フラフープだと、子供との距離が非常に近くなります。結局、内弟子Yも自分のプルークの中でケミさんを滑らせていました。その辺のことが判らないうちに滑り出したのは失敗だったかな。土曜日にハーネスで同じ所を滑らせてみたのですが、ハーネスだと離れた所から子供をコントロールできるので親に余裕があります。少なくとも慣れないうちは、こちらの方が親は楽です。
あと、斜度感覚も我々の普通の感覚でイケイケになっちゃったらダメですね。思い出してみりゃ、自分が初心者の時にはちょっとした斜面でも急に感じていたんです。まして、ケミさんは二歳五か月なんだからね・・・。~o~;;;
結局、この日は内弟子Yのフラフープで二本滑らせました。ところが、二本目を滑っている最中に何か降り出しました。ぐげっ!三月初めの八方で雨かよー。
昼食後、ケミさんを託児所に預かってもらい、二人で滑りました。カッパは持ってきていたのですが、八方で雨に降られるわけはないと思い、宿に置いてきてしまいました。グラブも普通のグラブです。ところが、降るわ降るわ、土砂降りじゃないっすか。上に上がれば雪だろうと上がってみたけど、黒菱あたりまで上がってようやく湿気の多い雪です。ウェアもグラブの濡れ放題でした。最初のうちは大丈夫だったワタシも、濡れたグラブに堪えられなくなってきました。
もういい加減にして宿へ戻ろうよと言いかけたところで、内弟子Yがニコニコ笑って一言、「雨だと空いてるし、雪が柔らかくて滑りやすいですねー」。
うわっ、ダメだ、こりゃ。~o~;;;;;
同じマンションのスキー馬鹿ファミリーAちゃん家では、「ウチのスキー熱が50度だとすれば、ケミちゃん家は100度」ということになっているそうです。しかし、今日と言う今日はハッキリ悟りました。ワタシはせいぜい75度で、100度はこの女だったんです。~o~
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